グラツィエ橋を渡った先に美術館があります。
Museo Stefano Bardiniです。Museoを博物館と美術館にするかは、展示の内容によって決めてますが、ここの場合は美術館にしました。
古書、古美術品などの売買で成功を収めたステファノ・バルディーニ(フィレンツェ、1836‐1922)が個人収集した作品が展示されてます。
美術館の建物は、ステファノ・バルディーニの邸宅で、彼の死後、邸宅と収取物がフィレンツェ市に寄贈されました。
ここは確か修復工事のため10年以上閉鎖されていましたが、2010年頃に漸く再開館となったと思います。
昔から月曜日が開館なので、行きどころに困る月曜日の行先として貴重な存在です。
説明プレートがない展示作品については、写真だけを掲載することにします。
美術館で買い求めた展示作品の本を見れば、勿論分かりますが、本を探すだけでも大変なので・・・・・
ティーノ・ディ・カマイーノの「La Carita」
説教壇?
ボケ写真、ご容赦を!
ドナテッロの「聖母子と天使」(1443)
ドナテッロの「リンゴの聖母」(1420‐22)
ピエトロ・ネッリ(フィレンツェ、1375‐1419記録)の「聖母子」
13世紀のトスカーナの無名画家の「彩色磔刑像」(1250‐75c)
アーニョロ・ガッディ(フィレンツェ、1369‐1396記録)工房の「ウミルタの聖母と二天使」
ウンブリアの親方の「聖母子」(13世紀末—14世紀初頭)
トスカーナの無名画家(チェンニ・ディ・フランチェスコ・ディ・セル・チェンニ?)の「磔刑」(14世紀末)
ルーカ・ディ・トンメの「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1370‐80c)
プセウド・ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「幼きキリストを崇拝する聖母と聖ジョヴァンニーノ」(1460‐70)
バルトロメオ・パッサロッティの「紳士の肖像」(1579)
バルダッサッレ・フランチェスキーニ通称イル・ヴォルテッラーノの「ヴィーナスとキューピッド」(17世紀中ごろ)
カルロ・ドルチの「ダヴィデ」(17世紀中ごろ)
バルダッサッレ・フランチェスキーニ通称イル・ヴォルテッラーノの「Ila con il vaso d'oro」(17世紀中ごろ)
ジャン・パオロ・パーチェの「紳士の肖像」(16世紀末)
ミケーレ・ジャンボノの「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1425‐50)
15世紀後半のシエナの無名彫刻家の「Maestro della Madonna Piccolominiの『聖母子』の複製彫刻」
ポッライオーロ工房?の「サン・ミケーレ」(15世紀後半)
バルトロメオ・ベッラ—ノに帰属する「聖母子」(15世紀後半)
ピサの無名彫刻家の「受胎告知を受ける聖母」(14世紀末‐15世紀初頭)
ベルナルド・ダッディの「彩色磔刑像」(1340年代)
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「天上の聖ベネデットと二聖人と天使たち」(15世紀末)
ジョヴァンニ・アンジェロ・ダントニオの「聖ピエトロと聖ビアージョ」(1460‐65)
Hans Clemerの「聖母子」(15世紀末―16世紀初頭)
ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョヴァンニの「ティトーネとアウロラ」(1635c)
ジャン・クリストフォロ・ロマーノの「ジローラモ・アンドレア―ジ像」(16世紀初頭)
(つづく)
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