アレッツォのイタリア通りです。
教会の鐘楼が目立ちます。
1008年の記録にサンタ・マリア教区教会の存在が記されています。
アレッツォの市当局の保護と資金調達によって建物の再建が決定され、12世紀中頃に創建、13世紀に完成したピサ・ロマネスク様式の建物が現在の姿となってます。
鐘楼は1330年に完成しました。
グランデ広場から見た見事な後陣が有名です。
ファサードは3層に渡って連なるアーケードで飾られたピサ・ルッカ様式のもので、上部に行くに従って柱の間隔が狭くなってます。
ファサードの彫刻が大きな見所です。
中に入りました。
三廊式、ロマネスク様式の内部です。
左側廊
17世紀から18世紀にかけて、内部はいったんバロック様式に改修されましたが、19世紀にできるだけ元のロマネスク様式に戻す修復工事が行われ現在に至ってます。
右側廊
祭壇と後陣
階段を上って後陣に行くことができます。
傑作美術品がある後陣に向かいました。
マルガリート・ディ・アレッツォ(アレッツォ、1240c‐1290 1262から記録)の「彩色磔刑像」
ピエトロ・ロレンツェッティの多翼祭壇画(1320)
中央パネル
左
右
中央上
左上
右上
アンドレア・ディ・ネーリオ(1331‐1369)の「聖フランチェスコと聖ドメニコ」
ベネデット・アンテラミーの作品
これもベネデット・アンテラミーの作品です。
「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」
誰の作品でしょうか?
後陣から内陣を見たところです。
詳細不明
洗礼盤
洗礼盤の彫刻
彫刻がない部分もあります。
クリプタ
初代の建物の一部がクリプタになってます。
ベアート・カマルドレーゼの墓(16世紀後半)
聖水盤
感銘を受けました。また来たいと思いました。
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