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顔を出しているのはアレッツォ大聖堂Cattedrale dei Santi Pietro e Donato の鐘楼です。


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丘の上に建ってます。
現在の鐘楼は、19世紀中頃に再建された三代目となるものです。


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この地に初期キリスト教会があったとされてます。
304年に殉教した当時のアレッツォ司教だった聖ドナートを奉献する、Colle del Pionta と呼ばれる旧大聖堂が現在の大聖堂の南西1㎞離れたところにありましたが、1203年、教皇インノチェンツォ3世が現在地への移転を決めたのです。


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その決定に基づき、1278年に創建され、1511年に一応の完成を見た建物が現在のドゥオーモの原形となってます。


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身廊部はほぼ創建時の姿をそのまま留めていると言われてます。


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ドゥオーモ広場


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身廊側入り口上ルネッタの彫刻が有名です。


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ニッコロ・ディ・ルーカ・スピネッリ(またはニッコロ・アレティーノとも呼ばれてます)の「玉座の聖母子と聖ドナートと教皇聖グレゴリオ10世と二天使」(1330)


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その彫刻の上に描かれたフレスコ画です。


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ファサードの写真掲載を後にしたのには理由があります。


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創建から600年以上経ってもファサードは着工さえされずにそのまま放置されていました。ファサードの建設は1901年に始められ、1904年に漸く完成したのです。新古典様式のファサードをよく見ると、身廊外観と比べるとややアンバランスな感じがします。


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ファサードの装飾は20世紀初めのものです。


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現代彫刻と言っても良さそうなルネッタの浮彫です。


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写真を撮りましたが、有難がって撮る必要がありません。


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身廊側のニッコロ・アレティーノの浮彫と比較すると雲泥の差です。


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三廊式、ゴシック様式の内部です。


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芸術作品が沢山あります。


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どれが見たいのか、予め予習していると見逃すことがありません。例え見たくても閉まっている礼拝堂があるのは仕方がありません。


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天井


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主祭壇と後陣


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「Arca di San Donato」(1362c)
14世紀後半に活躍していたシエナ、フィレンツェ、アレッツォの彫刻家が制作したと言われてます。


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中央の聖母子はジョヴァンニ・ディ・フランチェスコとベット・ディ・フランチェスコによって制作されたそうです。


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「聖母子」以外の主要部分は、アゴスティーノ・ディ・ジョヴァンニとアーニョロ・ディ・ヴェントゥーラによって制作されたそうです。


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実は裏側にも彫刻があります。後陣に立ち入らないと裏面を見ることが出来ません。後陣への立ち入りは時々制限されることがあるので注意が必要です。


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裏側です。


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彫刻のテーマは「聖ドナートの生涯」です。


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裏面にも彫刻があることを覚えておくと、行った時にうっかり見逃すことがないでしょう。


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後陣天井


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後陣のステンドグラス


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ステンドグラスの大部分は第二次世界大戦の爆撃によって崩落したので、戦後に作られた比較的新しいものです。


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サン・シルヴェストロ礼拝堂です。


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ジュゼッペ・セルヴォリーニの「聖レオーネ・マーニョと教皇聖ジョヴァンニ1世」(フレスコ)


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フランス人画家でアレッツォで没したGuillaume de Marcillat (1470-1529)の「慈愛の寓意と聖シルヴェストロと聖ルチア」(1516)


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この作品が見たくてドゥオーモに来るのです。


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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「マグダラのマリア」(1460‐66)


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グイド・タリア—ティの記念碑
グイドは、1327年にアレッツォで死去したアレッツォ司教です。


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ジョットの原画に基づき、アゴスティーノ・ジョヴァンニとアーニョロ・ディ・ヴェントゥーラが制作した「グイド・タリア—ティ司教の生涯」(1330)


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ジョヴァンニ・ディ・アゴスティーノの「Ciuto Tariati の墓」(1334)


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Maestro dei Vescovado の「磔刑(フレスコ)」


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14世紀後半の無名画家の「聖母子と聖クリストフォロと聖ジャコモ・マッジョーレの生涯」


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教皇グレゴリオ10世の墓


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墓の後ろにフレスコ画があります。


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右側廊


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左側廊


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ミサが行われる礼拝堂


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説教壇


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ピエロの作品をもう一度見ました。


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外に出ました。


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(おわり)