広場からVia Renato Birolliに降りました。
港に船を係留する場所が十分にないので、道路に船が置かれてます。
昼食には少し早い時間でしたが、食べました。冬場なので殆どの店が休業中、それに対して観光客が結構いたので、食事難民に陥る可能性がありました。開店していた店は何処も大繁盛でした。
食べ終わって外に出ました。お味は論評に値せずでした。
悪天が続いて漁に出ることが出来なかったようで、新鮮な魚介類がなかったせいです。冷凍ものならあると言われたのですが、ご遠慮申し上げました。
海に船の姿がありません。
これでは魚が無いわけです。
開店しているお店が少なく需要が少ないことも、無理して漁に出ない理由でしょう。
新鮮な魚介料理を楽しみにしてましたが、当てが外れました。
この上に教会がありますが、この時間は閉まっているのでパス
駅に戻って、鉄道でコルニリアに向かうことにしました。
シャケトラ博物館は、昼食で飲んだワインが効いているので、パスしました。
ワインを1本飲み干すと堪えるようになりました。
何でしょうか、これ。
トンネルを通って駅に向かいました。
列車は頻発しています。
コルニリア駅に到着しました。列車はかなり混雑していましたが、ここでも大勢の観光客が下車しました。
駅舎
駅のホームからマナローラが見えました。
コルニリアは、チンクエ・テッレで最も人口が少ない村ですが、行政上はヴェルナッツァのコムーネに属し、同コムーネの分離集落Frazioneです。
5つの村で唯一海に面しておらず、かなり高い場所に位置してます。駅から若干距離があり、バスがありますが、この日は徒歩で上ることにしました。
酔っぱらっていたので、この上りはキツカッタ!
バスを利用すれば良かったと後悔しましたが、後の祭りでした。
マナローラがよく見えました。
マナローラの向こうに突き出た半島はリオマッジョーレでしょう。
山の斜面は葡萄畑になってます。
振り返ると駅が遠くに見えました。
急斜面です。息が上がりました。
雲行きが怪しくなってきました。
まだ晴れているところもありました。
苦労して上りましたが、それほど見どころがあるわけでもありません。
サンタ・カテリーナ教会
あちこち歩きました。
有難いことに天気が回復してきました。
丹念に見ても1時間もあれば見尽くせます。
1334年創建のゴシック様式のサン・ピエトロ教会です。教区教会でもあります。
駅に戻ることにしました。
今度はバスが通っている道を徒歩で下りました。
バスが下ってくるのが見えました。あれに乗れば良かったと後悔。
マナローラがよく見えました。
駅に辿り着きました。
ラ・スぺツィア行の列車が到着しました。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (4)
私からすればシニョレッリさんは健脚中の健脚です。
これらの村々をずんずんと歩き回っていらっしゃるのですから。
それもワインを一本あけて。考えられません。
私なぞ、モディカやラグーサでひいひい言っています。
「愛の小道が閉鎖中」と大騒ぎしてるのを見聞きしますが、代わりになるよい道があるのですね。
まち歩きの記事が好きです。これからも楽しみにしています。
コメント、有難うございます。
半年前までは確かに健脚だったと思います。
然し、年末に膝が痛くなり、膝の腫れのため発熱した時から変わりました。
今週末に出発します。秋に行ってから来年2月に行くのを最後にして、イタリアの旅から引退するつもりです。
酒も急激に弱くなりました。少し飲むと翌朝まで酒気が残るようになりました。
景気の悪い話ばかりで恐縮です。
芸術的には、チンクエ・テッレは殆ど何もありませんが、毎週月曜休館の美術館が多く、処し方に困る月曜日に行くと何とか有意義に過ごせるとの思いから時々行くくらいです。
そんなさみしいこと言わないでください…と言うのは私の勝手とは思いつつ、
でも、イタリア旅行をすべておやめになるのではなく、縮小なさってはいかがかと。
これまでのような行きにくいまち、交通不便なまち、坂の多いまち、などとは少し距離を置き、
過ごしやすいまち、大好きなまち、にはまだまだ通い続けてほしく思います。
お酒も少し減らせばよいのですよ。…なんて、お節介すぎでしょうか。
でも、シニョレッリさんの美術の旅を支持し、応援してる人はいるんです。
どうかご健康に留意され、末永く私たちを楽しませてくださいね。
励ましのコメントを賜り、勇気づけられました。有難うございます。
でも何事も潮時があります、仕方がないですね。
去年のブログに書いたと思いますが、旅の最初の晩に「あと何日で帰国できるか」と思うのですから困ります。