P2040250
サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂です。
7世紀のロンゴバルド王国の記録に、この教会の存在が記されていることから、6世紀頃には既に存在していたと推定されてます。
ロンゴバルド王の戴冠式が行われたことでも有名です。


P2040251
1004年、最初の建物は火災によって消失してしまいました。
現在の建物は、11世紀に再建され、1117年の地震による大きな被害を受けた箇所をさらに再建して、1155年に完成したロマネスク様式の建物が原型となってます。


057
砂岩を使った重厚なファサード


059
長い間の風化によって劣化したので、19世紀に大掛かりな修復が行われました。


063
19世紀の修復はオリジナルな形を損なわないように工事が行われました。


P2040252
中央扉上の装飾


P2040253


P2040254
写真手前のものがオリジナルです。


P2040255


P2040257
向かって左の扉上の装飾


P2040258


P2040259


P2040260


P2040261


P2040262
向かって右の扉が通常開けられます。


P2040263
右扉上の装飾は19世紀に修復された箇所です。


P2040264


P2040265


P2040266


P2040267
聖堂内部に入りました。


P2040269
三廊式、ラテン十字形、ロマネスク様式の内部です。


P2040270
19世紀に行われた修復の結果、新しくなった箇所がかなり認められます。


P2040272
後陣への立ち入りが禁止されてます。


P2040273


P2040275
中央礼拝堂


P2040277
15世紀に描かれた後陣のフレスコ画「聖母戴冠」


P2040278
祭壇


P2040279
祭壇前飾りの箇所に描かれたフレスコ画


P2040281
クリプタが見えます。


P2040283


P2040282
レーニョ・ディ・ジャコモとジョヴァンニ・アンジェロ・デル・マイーのの作品(15世紀)


P2040285


P2040287
床のモザイク


P2040289
(つづく)