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チェックインを済ませ、大きな荷物を自室に入れて身軽になったので、街歩きに出発しました。


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初めにドゥオーモに行きました。


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ペーザロ大司教区の大司教座が置かれたBasilica Minore e Cattedrale di Santa Maria Assuntaです。


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4世紀頃、この地に二つの初期キリスト教会が重なり合うように建っているとの記録があるそうです。7世紀頃、この場所に司教座教会が新たに建設された記録が残されてます。


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現在の姿は、12世紀に建設されたロマネスク様式の三代目の建物が原形となってます。


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その後、17世紀にバロック様式に改造されましたが、19世紀にジョヴァンニ・バッティスタ・カルドゥッチ(1806‐1878)の設計によって新古典様式の建物に改造されることになり・カルドゥッチの死後、後を引き継いだルイージ・ガッリによって20世紀に完成した建物が現在の姿になってます。


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1282年から1312年に建設されたファサードです。


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12世紀のライオン像


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こちらは16世紀のもの。
マラテスタ家、スフォルツァ家の庇護と寄進によって、財政的に豊かな聖堂でした。


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三廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。


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ロマネスク様式のまま。現在に至っている教会が如何に少ないことか。


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左側


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右側


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クーポラ


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主祭壇


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後陣のフレスコ画「聖母被昇天」(1950)


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ジャン・ジャコモ・パンドルフィ(1567‐1636)の「磔刑」(1613)


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ジョヴァンニ・サンティ派無名画家のフレスコ画(15世紀末)


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ペーザロの陶器で出来た天使(18世紀)


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詳細不明


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マルケの無名画家の「慈悲の聖母」(15世紀前半)


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詳細不明


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マルケの無名画家の「受胎告知」(16世紀)


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「ポポロの聖母」(14世紀)


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ジャン・ジャコモ・パンドルフィの「聖ルーカとベアータ・ミケリーナ」(1635)


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詳細不明


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地下のモザイクが見えるようになってます。


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6世紀のモザイク


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次は大司教館です。


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中にMuseo Diocesanoがあります。


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大司教館の扉が開いていたので、Museoは開館していると思い嬉しくなりましたが・・・・


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残念ながらMuseoは閉まっていました。


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開館日の開館時間の筈でしたが・・・・・
例のごとく、イタリア流なので、仕方がないと諦めました。


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次は市立美術館です。


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かって教会だった建物でしょう。


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通りの突き当りが美術館です。


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市立美術館については、明日から3回に分けて詳しく取り上げます。


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美術館前の広場に横たわる像


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展示作品は多いといえませんが、傑作が多くて来た甲斐がありました。


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歴史的建造物です。


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次はチェントロの教会巡りです。


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(つづく)