平日に開いている教会が非常に少ないペーザロです。その理由が分かりません。
ペーザロ観光ですが、海水浴や海遊びが好きな人にとっては夏がベストシーズンです。夏季ともなると、少なくても数日間滞在する観光客が歓迎され、1泊客は邪険に扱われます。
ホテルの殆どが夏だけの営業となり、10月中旬からイースターまでは休業となるので、海水浴嫌いにとってはハードルが高いと思います。
海水浴が旅の目的でない場合、海水浴に適さない4月、5月がペーザロ観光のベストシーズンでしょうね。
一見、開いているように思いましたが、中の扉が閉まっていました。
拝観したかったけれど、已むを得ません。
次は要塞です。
Rocca Costanzaです。
砦なのか、要塞、城なのかは、その大きさや規模にはあまり関係がないようで、最初に建設されたときの名称がそのまま踏襲されるようです。
ルネサンス期、ペーザロはスフォルツァ家の支配地でした。コスタンツァ要塞は、コスタンツァ・スフォルツァの命によって1473年から1473年にかけて建設されました。ウルビーノ公に仕えていた一流建築家ルチャーノ・ラウラーナが設計しました。
実は、この地に古いマラテスタ要塞があり、それを取り壊して、その上に新築されたのです。Roccaというのは、Rocca Malatestianaに由来します。
要塞は、ロッシーニ劇場と並んで、夏の各種音楽祭の主要会場として使用されてます。
音楽祭開催期間中だけ一般公開されているようです。
ポポロ広場に戻ります。
祭りの準備が進んでました。
郵便局の建物にある2つの像を見ることにしました。
ロッシーニ像
ペルティカーリ像
ジュリオ・ペルティカーリ(1779‐1822)は、詩人、作家ですが、ペーザロに居住して文筆活動を行いました。
サン・ジュゼッペ教会です。
見たいような美術作品がありません。
拝観したことが一度もありません。
サンタゴスティーノ教会です。
現在の建物は18世紀に再建された二代目のものです。
教会の内部と外に一部、初代の建物のものが残されてます。
14世紀のライオン像
教会巡りでは、教会内に入りたいと思ってます。
折角訪れても閉まっている教会が殆どです。教会巡りは効率が悪いのです。
ドゥオーモ以外は全敗ですね。
美術品を見るための教会巡りを止めたいと思ってます。
ここもダメでした。
ここも閉まっていました。
土曜日と日曜日だけ開くようです。
結局、拝観できたのはドゥオーモだけでした。
次はロッシーニ音楽院です。
音楽院の建物からブラームスのヴァイオリン・コンチェルト第1楽章フィナーレのカデンツァからオーケストラに移る部分を練習してました。曲のクライマックスです。
練習でしたが質が高い演奏でした。
音楽院中庭にあるロッシーニ像
話が変わりますが、ウイーンのボスコフスキースタイルで、ヴァイオリン独奏してから、ヴァイオリンの弓でオーケストラを指揮するのが夢です。ボスコフスキーは良いよなあ!(古過ぎですね)
マゼールさんが得意でしたが。
市立美術館で体力を使い果たしました。
夕方になると急に気温が下がってきました。
ホテルに戻ることにしました。
途中で果物を買いました。
日本のトマトは高過ぎです。
ペーザロの海
(おわり)
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