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アンコーナに行けば、市立絵画館が置かれている、この建物に必ず来ます。
2011年、修復工事と称して、休館となって久しいのですが、再オープンの話が一向にないので、気になって仕方がありません。


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クリヴェッリ、ティツィアーノ、ロレンツォ・ロットなどの貴重な作品を所蔵しています。


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2015年、再オープン予定とアンコーナ市HPに掲載されたこともありましたが、その記述は何時しか消去されたようで、その後、何の音沙汰もありませんでした。
2016年に関係者向けに内覧会のようなものが開催されましたが、正式オープンの話は一向に聞こえてきませんでした。
2017年になって、一般公開が再開されたことを知ったのです。ただ、木曜日夕方、金曜、土曜、日曜だけの開館で、毎週月曜から水曜まで休館(グループや学校関係の入館者については、予め連絡すれば開館)なので、旅程を組むには制約があると思っていました。
ところが、泊まっていたスペッロの花祭りが混雑し過ぎに加えて私にとって非常に退屈に思ったので、急遽、アンコーナ市立絵画館への日帰り遠足を思い立ったのです。


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従来、入り口だったところは出口になっていました。


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このように開館時間が明示されています。


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切符売り場と絵画館入口はVicolo Foschiにあります。ちょっと目立たない場所なので、行かれる方は注意が必要です。(従来の入り口に行ってしまうと、、遠回りすることになります)


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寧ろサンタ・マリア・デッラ・ピアッツァ教会を目指していくのが良いと思います。
鐘楼横の小道を少し上ったところに切符売り場があります。


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Pinacoteca Comunaleと出ているので迷うことはないでしょう。


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開館を待つ人が2人いました。
午前中の入館者は、結局私を含めて3人でした。


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扉が開きました。


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入ってビックリです。切符売り場と入り口(勿論、出口にもなります)、ブックショップがー4階で、+2階まである、全部で7階の大絵画館に変身したのです。
14世紀頃から18世紀頃までの絵画は、主に+1階と+2階に展示されてます。


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入り口から入ると、先ず目につくのが、フランチェスコ・マッジ(アンコーナ、1829‐1891)の「フランチェスコ・ポデスティの肖像」です。
絵画館は1884年のオープンですが、当時はフランチェスコ・ポデスティが個人収集し、寄贈した作品を主に展示していました。


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現代の作品の展示が以前と比べて拡大されました。


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サッパリ分かりません。


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この画家のことは全く知りません。


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私には理解不能です。


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次はー3階です。


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男性の下歯が黄色です。


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この辺の作品は何て言うべきか、考えてしまいます。


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少し古い時代の作品です。


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以前に見た記憶がある作品です。


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これは分かります、アンコーナの紋章です。


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ルイージ・ロッキ・カメラータ伯爵の胸像


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ロッキ・カメラータ家は、ベルガモ出身でアンコーナやイエージで財を成しました。ロッキ・カメラータ家の収集物をルイージがアンコーナ市に寄贈したのです。


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これがマドンナですと!


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今度はー2階です。


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点字?


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深淵過ぎて分かりません。


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以上3点はロベルト・パピーニの作品です。


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ユニークな作品ばかりが展示されてます。


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このコーナーの売りは、「古い建物空間と新しい作品の見事なコラボ」だそうです。


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くたびれた中年男にしか見えません。


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この絵画館は、現代画の展示に関して、イタリアで上位にランクされているそうです。


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ヘルメット?


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斬新です!


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芸術は深遠ですね。


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(つづく)