
16世紀に建設されたPalazzo Cardoliです。

先ほど通った道を戻るよりありません。

塔があるPalazzo Arcoです。

この道は一方通行です。ナルニのチェントロは一方通行ばかりで、ほんに近いところに行くのでも遠回りする羽目になります。
この日の2日後の朝ですが、混雑する小型バスに大きな荷物と一緒に乗るのは大変と思い、タクシーを利用したのですが、大変な大回りしてしまいました。バスの発着場があるガリバルディ広場に出てタクシーに乗るべきでした。

やはり観光客の姿が見えません。

旧サン・ドメニコ教会

サンタ・マリア・インペンソーレ教会


次はサン・フランチェスコ教会です。

今度からコメント欄に皆さんのメールアドレス欄を有効にしました。
実は、ある人から旅の相談に乗ってほしいけれど、個人的なものなので、コメント欄に書かずに、メールでやり取りしたいとの要望がありました。メールアドレス欄は私しか見ることが出来ないのでご安心して下さい。最初は普通のコメントにしていただき、私がメールで返事を差し上げたいと思います。

ロッジャのフレスコ画

何が描かれているのか、サッパリ分かりません。わざわざ残す必要があるのか疑問に思えます。


広場を右折して、この道を進みました。

これを撮っておけば、後で地図と突き合わせすることによって、私が辿った道が分かります。

道の突き当りは市立美術館が置かれているPalazzo Eroliです。

こちらの道に道草


外階段がある建物は何となく趣が感じられます。

時間が十分なかったので、美術館はこの日の翌日午前に入館することにしました。

傑作は2点しかない(個人的な意見です)のですが、ここに来る価値が十分ある美術館です。


閉館まで1時間弱あったので、傑作2点だけ見ることにしました。急遽入館しました。

ドメニコ・ギルランダイオの祭壇画

ベノッツォ・ゴッツォーリの「受胎告知」
師匠の画風に似ていますね。
美術館については、項を改めて詳しく触れることにします。

展示作品が多くなく、写真を殆ど撮らなかったので、45分ほどで粗方見ることが出来ました。

じっくり見たのは2点だけでしたが、大満足でした。

美術館の横にサン・フランチェスコ教会があります。

1213年、当時のナルニ司教の要望に応じて、ナルに訪れた聖フランチェスコはこの場所で説教を行いながらナルニに留まりましたが、その間、急速に信者が増えたそうです。
聖フランチェスコの死後、1226年に建てられたロマネスク様式の教会です。

完成は13世紀半ばです。

14世紀と書かれている理由が分かりません。


ファサードのフレスコ画



三廊式、ロマネスク様式の内部です。

左右の各5つの礼拝堂があります。

左側廊

柱や礼拝堂などに沢山のフレスコ画が残されてます。

右側廊方向

木組み梁の天井

簡素な祭壇

磔刑像(詳細不明)

新しそうに見えるステンドグラスです。

ファサード裏左壁のフレスコ

聖水盤

柱に描かれたフレスコ画

残されているフレスコ画は、14世紀、15世紀、16世紀に描かれたそうです。


フレスコ画について調べましたが、制作者や各場面の制作された時代など、分かりませんでした。










(つづく)
コメント