次の部屋です。
第18室になります。
主にボローニャ派画家たちの作品が展示されてます。
ジュゼッペ・キアーリの天井フレスコ画(1693)
アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)と工房の「プライベート用祭壇画」
オラツィオ・ボルジャンニ(ローマ、1578‐1616)の「自画像」
ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「女性の肖像」
アンニーバレ・カッラッチの「若い男の肖像」
デニス・カルヴァート(アンヴェルサ、1540‐ボローニャ、1619)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」
ジャコモ・バッサーノ(バッサーノ・デル・グラッパ、1510‐ヴィチェンツァ、1592)に帰属する「家族の肖像」
バルトロメオ・パッセロッティ(ボローニャ、1529‐1592)の「口笛奏者」
バルトロメオ・パッセロッティの「魚屋」
バルトロメオ・パッセロッティの「肉屋」
プロスペーロ・フォンターナ(ボローニャ、1512‐1597)の「ジョヴァンニ・フォニャーニ・ペコリの肖像」
次の部屋です。
第19室になります。
この部屋で行き止まりになってます。
ピエトロ・ダ・コルトーナの天井フレスコ画
隣の部屋が目に入るのです。
しかも人影が見えません。
それならば隣の部屋の作品を先に見るべきです。
カラヴァッジョの代表作が展示されている部屋です。
第20室になります。
カラヴァッジョ(ミラノ、1571‐ポルト・エルコレ、1610)の「ユディト」
カラヴァッジョの「ナルキッソス」
カラヴァッジョのもう一つの作品「聖フランチェスコ」がありません。
修復中とか貸し出し中との表示もありませんでした。
カラヴァッジョと敵対していたジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1571‐1644)の「天上の愛」がいつもの場所にありました。
第20室の天井フレスコ画も大きな見どころです。
1585年から1587年にかけて、ボローニャの画家バルダッサッレ・クローチェによって天井フレスコ画が描かれましたが、19世紀になると痛みが激しくほとんどが落剝してしまったので、エットーレ・チウーリによって描き直されました。
他の入館者が姿を見せません。
観光客が多い6月で、カラヴァッジョ作品を30分ほど独占できました。
こんなことがあるのですね、ビックリしました。
2016年6月と比較すると、展示作品がかなり変わっていました。
バルトロメオ・マンフレディ(オスティアーノ、1582‐ローマ、1620)の「バッカスと呑兵衛」
オラツィオ・ボルジャンニの「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノと天使」
詳細不明
作品下の説明板が取り外されていました。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (2)
毎日の更新が楽しみです。お疲れ様です。
カラヴァッジョ作品をミラノで見た後、特別展に貸出している本美術館、ドーリア・パンフィーリ美術館、コルシーニ美術館、カピトリーノ博物館、サンタゴスティーナ聖堂を訪れた。ぽっかりと穴が開いた空虚な感じがした。
非公開の個人蔵カラヴァッジョ作品をミラノで見られたら良かった。そうなればローマでの空虚さが軽減されたと思う。ローマから7作品貸出は多過ぎだ。
コメント、有難うございます。
先月の旅でローマに行きませんでした。その理由の一つがミラノのカラヴァッジョ展への貸し出しでした。
作品が見たかったら、それを所蔵する美術館や教会に行けば良いというのが私の基本的な考えです。貸出のため、ある筈の作品がないと知った時の落胆が半端ではありません。出張展示は嫌いです。
カラヴァッジョ展ですが、普段中々見ることが出来ない作品が数多く展示されていたら、どんなに良かったことかと思います。