イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

2016年12月

2016年の最後の投稿です。
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サンセポルクロのニッコロ通りです。この先に市立美術館があります。


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Palazzo della Residenzaです。


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市立美術館が設けられているパラッツォは工事中でした。


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工事中でないときの写真を掲載しましょう。


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この建物は14世紀後半から15世紀前半にボルゴ・サン・セポルクロを支配していたマラテスタ家によって1456年に完成した旧マラテスタ宮です。
市立美術館として使用されるようになったのは1975年からです。


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このところ少しづつ展示作品が変わっていると思います。


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ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品が4点展示されています。


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私が大好きなルーカ・シニョレッリの作品も展示されているので楽しみです。


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これは非常に興味深い作品です。
アンジェロ・トリッカ(サンセポルクロ、1817‐フィレンツェ、1884)の「ルーカ・パチョーリの幾何学の説明に対して意見を言うピエロ・デッラ・フランチェスカ」
ピエロ・デッラ・フランチェスカは、当時一流の数学者で、数学の専門書を数冊出版しています。ルーカはピエロの数学上の一番弟子です。因みに絵画上の一番弟子はルーカ・シニョレッリです。
二人のルーカがピエロの弟子だったわけです。


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ジュリアーノ・ダ・ピストイア(ボルゴ・サン・セポルクロ、1480‐1527)の「聖母子と4聖人と2天使」


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クリストフォロ・ゲラルディと工房の「幼きキリストへの崇拝」(18世紀)


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ジョヴァンニ・デル・レオーネ(16世紀に活動)?の「Pellegrinaggio della Compagnia del Crocifisso a Loreto in Occasione della peste del 1523」(16世紀前半)


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フェデリーコ・ゾイ(サンセポルクロで18世紀に活動)の「エジーディオの巡礼」


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フェデリーコ・ゾイの「アルカーノの巡礼」


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アンジェロ・トリッカの「ピエロ・デッラ・フランチェスカ」(1875)


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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「慈悲の聖母の多翼祭壇画」(1445‐1462)
サン・セポルクロのミゼリコルディア教会にありました。
主要部分が3つに分けられて展示されていました。


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全体の配置はこうなります。


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欠落パネルが一つもなく、全パネルが揃っているので、こうして展示して欲しいと思います。


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中央の「慈悲の聖母」
フォルリで開催された「ピエロ・デッラ・フランチェスカ展」には、このパネルだけが貸し出されていました。


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「聖セバスティアーノと洗礼者聖ジョヴァンニ」


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「福音書記者聖ジョヴァンニとシエナの聖ベルナルディーノ」


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頭頂部と裾絵が一緒に展示されていました。
違和感がありました。
工事中の一時的な措置なのか、その辺が良く分かりませんが、多翼祭壇画の全体像が分かっていないと、これだけ見せられても困りますね。


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極め付きはこの展示です。左端と右端だけが一緒に展示されていました。


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左端部分


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左端の裾絵


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右端の「聖人たち」


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右端の裾絵
次は頭頂部の各パネルです。


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「磔刑」
上部に切断されたような跡が残されています。切り取られてパネル毎に展示されたことがある?


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「聖ベネデット」と「受胎告知する大天使ガブリエーレ」
これらも切断された痕跡?があります。


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「受胎告知される聖母」と「聖フランチェスコ」
次は裾絵です。


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「我に触れるな」


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「復活してキリストによって空になった棺」


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「キリストの埋葬」


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「キリストの鞭打ち」


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「ゲッセマネ園での祈り」
これで全パネルになります。


Polittico%20intero%20scontornato
もう一度全体の配置図を見ないと各パネルの位置が分かりませんね。


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ジョヴァン・バッティスタ・メルカーティ(サンセポルクロ、1610‐1637活動)の「無原罪の御宿り」


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パッシニャーノ(1559‐1638)の「磔刑」(17世紀初頭)


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17世紀の無名画家の「最後の晩餐」


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レアンドロ・バッサーノ(バッサーノ・デル・グラッパ、1557‐ヴェネツィア、1622)の「マギの礼拝」


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ジョヴァン・バッティスタ・メルカーティに帰属する「悔悛のマグダラのマリア」(17世紀)


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ジュリアーノ・アマディ?の「ユディト」(15世紀)


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詳細不明


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詳細不明


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14世紀の無名画家の「トレンティーノの聖二コラ」


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14世紀の無名画家の「聖フランチェスコ」


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14世紀の無名画家の「受胎告知」


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14世紀の無名画家の「聖キアーラ」


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14世紀の無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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詳細不明


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14世紀の無名画家の「聖母子と聖アントニオ・アバーテとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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アントニオ・ダ・アンギアーリに帰属する「聖母子と聖人たち」(15世紀前半)


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16世紀の無名画家の「聖セバスティアーノ」


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ニッコロ・ディ・アーニョロ・デル・ファンティーノの「La Giustizia」(1441)


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14世紀の無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナの生涯のエピソード」


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フレスコ画の下絵(シノピエ)


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14世紀の無名画家の「聖アメリアの生涯のエピソード」


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14世紀の無名画家の「聖母子と2聖人」


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15世紀の無名画家の「聖母子」


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15世紀の無名画家の「聖母子と聖アントニオ・アバーテ」
(つづく)

皆様、本年も有難うございました、感謝に堪えません。
9月下旬にこちらのサイトに引っ越しさせて頂きましたが、慣れぬことゆえ、数々の不都合が生じてしまいました。お詫び申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。

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Museoから外に出たら夕方でした。


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日帰りの観光客が帰ったようで、広場は地元の人たちがいるだけでした。


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観光客が立ち去って、ドゥオーモは本来の信仰の場へと変わります。


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静けさが戻った町の表情が大好きです。


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お気に入りの静けさが戻ったチェントロをあちこち回りました。


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チステルナ広場も静かでした。


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冬場は特に地元の人中心になります。


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この町で注意すべき点の一つが冬場の夕食です。宿泊客が少なく、地元の人たちだけではペイしないのか、その辺が良く分かりませんが、夜の営業を控えるレストランが意外に多いのです。観光客が多い昼間に営業する所が多いので、昼食をしっかり外で食べて、夜はホテルの自室で簡単に済ませる場合もあります。


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サン・ピエトロ教会にもう一度挑戦です。


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ドゥオーモ広場を経由


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今度行った時に、この門の正式名称を調べるつもりです。


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ここを通るのは、これで5回目でした。


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次を右折します。


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ゴミ箱が満杯


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この道を進めばサン・ヤコポ門に出ます。


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現代美術館はこの時間は既に閉館してました。


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その手前のサンタ・キアーラ教会はこの時間でも閉まっていました。


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Ex Chiesa ?


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次はサン・ピエトロ教会です。


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夕べのミサをやるために開けているでしょうか?


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残念! 閉まっていました。


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サンタゴスティーノ教会は開いていました。


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折角来たので、もう一度ざっと拝観しました。


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次は城塞です。


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サン・マッテオ通り


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右折して細い道に入りました。


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この道を進めばドゥオーモの横に出ます。


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14本も塔があるので、道が開けた場所では必ず塔が見えます。


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中世の頃、塔の数が最も多かったのはアスティと言われてます。目的は何処でも同じで、見栄、自慢のためで、実用的ではなかったそうな。


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グロッサの塔ですね。


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ドゥオーモの横を通り過ぎます。


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城塞はもう直ぐです。


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写真右は城塞の壁です。


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見下ろした光景


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城塞の建物


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ここにワイン博物館があります。


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午後6時半まで開いていますが、冬場は休館です。


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城塞内は公園になってます。


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強いて言えばトイレがあることくらい。


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城塞は高い所にあるので、町の絶景ポイントがあります。


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城壁


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絶景ポイントからの眺め


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階段を下って城塞を後にしました。


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少し寒くなってきました。


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次はワイン醸造所です。シーズンオフなので期待薄ですが。


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塔が見えるのは相変わらずです。


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勝手知ったる町なので、何処でも問題なく行けます。


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もう一つのサン・フランチェスコ教会です。


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機能を停止した旧教会で、現在は鳥類博物館になってます。


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教会の下に門があります。


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Porta Quercecchio


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この付近の城壁は道路建設の際に取り壊され、門だけが残されてます。


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城壁外からの眺め


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ワイン醸造所兼直売所


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キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


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(おわり)

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カンパニアの無名画家の「磔刑」(1280‐90c)


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ジョヴァンニ・ダ・タラント(14世紀初頭に活動)の「聖ドメニコ」(1305c)


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カンパニアの無名画家の「フルミネの聖母」(1290c)


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カンパニアの無名画家の「聖母子」(1310c)


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ニッコロ・ディ・トッマーゾ(14世紀後半に活動)の「聖アントニオ・アバーテと聖人たち」


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中央パネル


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向かって左


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向かって右


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アンドレア・ヴァンニ(シエナ、1332‐1414)の「聖ジャコモ」(1365c)


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ロベルト・ドデリシオ(ナポリ、1330‐1382記録)の「ウミルタの聖母」(1341‐43)


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ロベルト・ドデリシオの「磔刑」(1335c)


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リッポ・ヴァンニ(シエナ、1341‐1372活動)の「祈る救世主」(1342‐43)


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Maestro delle Tempere Francescane の「ウミルタの聖母と聖ドメニコ」


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Nottingham Inghilterra ?の「受難のシーンのポリッティコ」(15世紀後半)
初めて見る作品のように思いました。


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シモーネ・マルティーニ(シエナ、1284‐アヴィニョン、1344)の「トロサの聖ルドヴィーコの祭壇画」(1317)


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Maestro della Storie di San Ladislao の「聖アンナ・メッテルツァと聖ピエトロと聖パオロ」(1403以降)


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ナポリの無名画家の「聖ミケーレと聖ジローラモとマルカの聖ジャコモと2信者」(1490‐1500c)


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ニッコロ・アントニオ通称コラントニオ(ナポリ、1420c‐1460)の「フランチェスコ会修道士たちに会則を渡す聖フランチェスコ」(1445c)


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コラントニオの「ライオンの足に刺さったトゲを抜く聖ジローラモ」(1445c)


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コラントニオの「十字架降下」(1459‐60)


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コラントニオの「聖ヴィンチェンツォ・フェッレールのポリッティコ」


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Maestro di San Severioの「聖セヴェリーノと聖人たちのトリッティコ」(1472c)


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ジュアン・ディ・ボルゴーニャ(1494‐1533記録)の「聖アゴスティーノ」


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ヴィンチェンツォ・デ・レゴータの「ピエタのキリスト」(1510c)


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リッカルド・クアルタラーロ(シャッカ、1443‐パレルモ、1506)の「聖母の死」(1492‐94)


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フランチェスコ・パガーニ(15世紀末—16世紀初頭にナポリで活動)に帰属する「大天使ミケーレと聖人たちと磔刑」(1492c)


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アレッサンドロ・ブオーノの「聖母の死」


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クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナで15世紀末‐16世紀初頭に活動)の「聖母子と聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニ」(1495c)


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クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナの「洗礼者聖ジョヴァンニと聖ベネデット」と「福音書記者聖ジョヴァンニと聖ベルナルド」(1493)


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クリストフォロ・サッコ・ディ・ヴェローナの「聖母戴冠と聖マルコと聖ジュリアーノ」(1500c)


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ピエトロ・ベフルコ(ナポリ、1471‐1487存在)の「聖母子と2聖人」(1500c)


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ピエトロ・ベフルコの「聖母子と聖人たち」(1495c)


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フランチェスコ・チチーノ・ダ・カイアッツォ(カイアッツォ、1470c‐1520)の「聖母子と2聖人のポリッティコ」(1504c)


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フランチェスコ・チチーノ・ダ・カイアッツォの「安らぎの聖母と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1498c)


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ピントゥリッキオ(ペルージャ、1452c‐シエナ、1513)と工房の「聖母被昇天」(1508c)


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クリストフォロ・ファッフェオ(ナポリ、1489‐1497記録)の「聖母子」(1490c)


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プロタシオ・クリヴェッリの「聖母子と天使たち」(1498)


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ステファノ・スパラーノ(16世紀初頭に記録)の「グラツィエの聖母と聖セバスティアーノと聖ドメニコのポリッティコ」(1507‐08)


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マッテオ・ディ・ジョヴァンニの「嬰児虐殺」(1481‐88)


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ジローラモ・マルケージの「天上の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロ」


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ジョヴァンニ・フィリッポ・クリスクオーロ(ガエータ、1495‐1570)の「幼きキリストへの崇拝と聖人たち」(1545)


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アンドレア・サバティーニ(サレルノ、1480‐ガエータ、1545)の「十字架降下」(1520c)


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チェーザレ・ダ・セスト(セスト・カレンデ、1477‐ミラノ、1523)の「マギの礼拝」(1516‐19)


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アンドレア・サバティーニ・ダ・サレルノ「バーリの聖二コラ」(1614‐17)


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アンドレア・サバティーノ・ダ・サレルノの「聖ベネデットと博士たち」(1529‐30)


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アゴスティーノ・テサウロ(ナポリ、1541‐1546活動)の「聖母子と聖人たちのポリッティコ」(1521)


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ペドロ・フェルナンデスの「ご訪問のポリッティコ」(1510c)


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Bartolome Ordonez ?の「死者の姿」(1515‐17)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1499c‐メッシーナ、1543)の「聖マッテオの召命」(1540‐43)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「聖母被昇天」(1540‐43)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「カルヴァリオへの往路」(1530‐40)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「カルヴァリオへの往路」(1530‐40)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「羊飼いの礼拝」(1535c)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「キリストの埋葬」(1527c)


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ポリドーロ・カルダーラ・ダ・カラヴァッジョの「聖ピエトロと聖パオロと受胎告知」(1527‐28)


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セヴェーロ・イエラーチェとマルコ・カルディスコの「救出の聖母」(1538‐40)


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ペドロ・マチューカ(トレド、?-グラナダ、1550)の「聖母被昇天」


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マルコ・カラディスコ(カラブリア、1486‐ナポリ、1542c)の「聖母の死」(1535‐40)


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ピエトロ・ネグローニ(1505‐1567)の「聖母子と聖ルチアとパドヴァの聖アントニオ」(1544)


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ステファノ・ジョルダーの「聖母子と聖アゴスティーノと聖ベルナルド」(1535c)


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マルコ・カルディスコの「聖母子と聖マルコと聖アンドレア」(1527‐30)


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詳細不明


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詳細不明


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マルコ・カルディスコの「異端者に勝利する聖アゴスティーノ」(1533c)
次の作品はこれの裾絵と思われます。


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マルコ・カルディスコの「キリストと使徒たち」(1533c)
(つづく)




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次はドゥオーモの拝観です。ドゥオーモとは教区教会のことを言うようで、教会の格付けとは関係が無いようです。サン・ジミニャーノのドゥオーモは参事会教会、且つ教区教会です。


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教会内部には優れたフレスコ画が沢山あって、美術好きにとっては至福の時を過ごせます。この時は、写真禁止でした。


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この時、撮ったのは教会の外から撮れる「受胎告知」だけでした。


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次はMuseo Civicoです。


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Museoの切符を買えばグロッサの塔にも上ることが出来ます。


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Museoは、現在市庁舎になっているポポロ宮の一部に設けられてます。写真は市庁舎の壁の紋章


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サン・ジミニャーノの紋章


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話が前後しますが、他の方のブログを拝見していたら、ドゥオーモ内部の写真が何枚も掲載されているのを目にしました。以前は写真撮影を規制する係員が何時も2人くらいいて、かなり厳しくチェックしていました。
その方のブログを見て、ドゥオーモ内部の写真が解禁されたかも知れないと思ったので、出来るだけ早い機会に再訪したいと考えてます。


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パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂も写真OKとなったそうな・・・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は写真OKとなりました。(写真OKとなってから私は行ったことがありませんが、10月に行った友人からの情報です)


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案内板に従って進みます。


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私が見た限りでは、この町を訪れる観光客の大半が日帰りですが、この町こそ泊まるべきと思います。


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切符売り場


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美術館は市庁舎部分から入館するのではなく、ポポロ宮の中庭の方から入ります。


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ポポロ宮の中庭


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中庭にある14世紀の井戸


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入館する前にポポロ宮の壁に描かれたフレスコ画や紋章を見学しました。


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グロッサの塔の鐘楼につけられていた鐘


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見ごたえがあります。


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階段を上って2階に向かいました。


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階段の壁にも紋章があります。


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左に進むと廊下があります。


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フレスコ画がたくさんあります。


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「三位一体」


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廊下の突当りがMuseoの入り口です。


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二階廊下からの眺め


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この時は展示作品全点の写真を撮りませんでした。本来ならば美術館単独で取り上げるところですが、斯様な事情なので、撮った作品だけをここで紹介することにしましょう。


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タッデオ・ディ・バルトロの「玉座の聖ジミニャーノとその物語」(1401)
この作品は非常に有名です。


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ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノの「玉座の聖バルトロメオとその物語」


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Maestro del !419 の「玉座の聖ジュリアーノと聖アントニオ・アバーテと聖マルティーノのポリッティコ」


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ロレンツォ・ディ・ニッコロ・ディ・マルティーノの「聖母子」(1402)


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ニッコロ・ディ・セル・ソッツォの「聖母子と4聖人のポリッティコ」(1340-50c)


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3階に向かいました。


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セバスティアーノ・マイナルディ(サン・ジミニャーノ、1466‐フィレンツェ、1513)の「玉座の聖母子と聖ジローラモとシエナの聖ベルナルディーノ」


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノの「三位一体とキリストの物語」


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セバスティアーノ・マイナルディの「聖母子と2天使」


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ネーリ・ディ・ビッチの「聖母子」


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セバスティアーノ・マイナルディの「聖母子と聖ジョヴァンニーノと天使」


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バルトロメオ・ネローニ通称イル・リッチョの「聖母子と聖シジスモンドと聖ロッコ」


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アントニオ・マガーナの「聖家族」(1510‐15)


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グロッサの塔に上りました。


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現存する14本の塔のうち、最も高いのがグロッサの塔です。


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高さが54mあります。


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途中に鐘楼があります。


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218段の階段を上り切りました。


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この町の最高点からの眺めが素晴らしい!


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ここに上れなくなったらイタリアの旅から卒業します。


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エレベーターがないので自力で登ります。


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私一人でした。絶景を独り占め。


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風が弱かったのが有難かった。


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季節は早春でしたが、風が弱かったので寒くありませんでした。


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P1170205
(つづく)

P1550756
ここから北方ルネサンスの作品となります。
Konrad Witz工房の「聖会話」(1446‐48)


P1550758
Jacob van Oostsaanen (1500-1533記録)の「幼きキリストへの崇拝」(1512)


P1550760
Joos van Cleve (Anversa, 1485c-1540c) の「マギの礼拝の三翼祭壇画」(1515c)


P1550762
Joos van Cleve の「磔刑の三翼祭壇画」(1512‐15)


P1550764
Peter Bruegel detto il Vecchio (Breda, 1527/1530- Bruxelles, 1569) の「人間嫌い」(1568)


P1550767
Peter Bruegel detto il Vecchio の「盲目の寓話」(1568)


P1550770
Joachim Beuckelaer (Anversa, 1535c-1575c )の「広場の青空市」


P1550772
Joachim Beuckelaer の「肉屋」(1568)


P1550774
Joachim Beuckelaerの「異国の動物を売る店」(1566)


P1550777
Joachim Beuckelaerの「田舎の店」(1566)


P1550779
Joachim Beuckelaerの「野禽の店」(1566‐70)


P1550781
Joachim Beuckelaerの「魚屋」(1570)


P1550783
Marten de Vos (Anversa, 1532c-1603) の「幼児とキリスト」(1585)


P1550785
ティブルツィオ・パッセロッティ(ボローニャ、1555c‐1612)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノとベネデット会聖人」(16世紀末)


P1550787
デニス・カルヴァート(アンヴェルサ、1540‐ボローニャ、1619)の「聖家族と聖人たちと天使たち」(1600c)


P1550789
アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)の「男の肖像」


P1550792
アンニーバレ・カッラッチの「聖エウスタキオの幻視」(1585‐86)


P1550796
アンニーバレ・カッラッチの「オラツィオ・バッサーニ?の肖像」(1585‐86)


P1550798
アンニーバレ・カッラッチの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1585c)


P1550801
アンニーバレ・カッラッチの「音楽家の肖像」(1587c)


P1550804
アンニーバレ・カッラッチの「デモクリトス」(1596c)


P1550806
アンニーバレ・カッラッチの「聖フランチェスコ」(1585‐90)


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ルドヴィーコ・カッラッチ(ボローニャ、1555‐1619)の「リナルドとアミルダ」(1593)


P1550811
ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「井戸のサマリア女」


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アゴスティーノ・カッラッチ(ボローニャ、1557‐パルマ、1602)の「聖家族と聖マルゲリータ」(1600c)


P1550816
アゴスティーノ・カッラッチの「聖ジローラモ」(1600c)


P1550818
アンニーバレ・カッラッチの「サテュロス」(1588‐89)


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アンニーバレ・カッラッチの「リナルドとアルミダ」


P1550822
アンニーバレ・カッラッチの「川の寓意」(1593‐94)


P1550826
アンニーバレ・カッラッチの「ヘラクレスの決断」(1596)


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シスト・バルダロッキオ(パルマ、1585‐ボローニャ、1647)の「十字架降下」(1618‐20)


P1550830
シスト・バルダロッキオの「キリストの復活」(1620c)


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アンニーバレ・カッラッチの「天使のグループ」(1600c)


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ジョヴァンニ・ランフランコの「キリストの注文を受けた天使たち」(1605c)


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ジョヴァンニ・ランフランコの「マグダラのマリアの昇天」(1605c)


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照明を落として展示されてます。


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レオネッロ・スパーダ(ボローニャ、1576‐パルマ、1622)の「キリストの鞭打ち」


P1550842
グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)の「四季」


P1550846
Michele Desubleo (Maubeue, 1602- Parma, 1676) の「ユリシーズとナウシカア」(1654以降)


P1550848
アレッサンドロ・ティアリーニ(ボローニャ、1577‐1668)の「聖母子と天使たち」(1625‐30)


P1550850
フランチェスコ・アルバーニ(ボローニャ、1578‐1660)の「天上の聖エリザベッタ」(1603‐04)


P1550852
カルロ・サラチェーニ(ヴェネツィア、1579‐1620)の「聖ロッコ」(1611‐12)


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チゴリ(カステルヴェッキオ・ディ・チゴリ、1559‐ローマ、1613)の「ピエタ」(1596‐1600)


P1550856
ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527‐マドリッド、1585)の「アドーネの死」(1585以前)


P1550858
パッシニャーノ(パッシニャーノ、1560c‐フィレンツェ、1638)の「聖セバスティアーノの埋葬」(1602)


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ルーカ・カンビアーソの「ヴィーナスとアドーネ」(1585以前)


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ミケーレ・マリエスキ(ヴェネツィア、1710‐1743)の「ヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会附近の風景」(1744‐46)


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ミケーレ・マリエスキの「ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿付近の風景」(1744‐46)


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フランチェスコ・グアルディ(ヴェネツィア、1712‐1792)の「ヴェネツィアのリアルト橋」


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フランチェスコ・グアルディの「ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ」


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ベルナルド・ストロッツィ(ジェノヴァ、1581‐ヴェネツィア、1644)の「男の肖像」(1635c)


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マルカントニオ・パッセッティ(ヴェローナ、1586‐1630)の「天国」(1621以前)


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セバスティアーノ・リッチ(ベッルーノ、1659‐ヴェネツィア、1734)の「キリストと百人隊長」(1726‐29)


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セバスティアーノ・リッチの「キリストと姦通女」(1726‐29)


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セバスティアーノ・リッチの「マグダラのマリアの昇天」(1700c)


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セバスティアーノ・リッチの「天上の聖母子」(1687‐88)


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ジュゼッペ・マリア・クレスピ(ボローニャ、1665‐1747)の「聖家族と聖人たち」(1712以降)


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宮殿内部も見どころが沢山あります。


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宮殿部分の絵画作品紹介は省略させて頂きます。


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天井の装飾


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イタリア絵画の盗人


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タペストりー
(つづく)


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マーゾ・ダ・サン・フリアーノ(フィレンツェ、1532‐1571)の「二人の髭のある男」(1556)


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Pieter de Wittle 'Bruges,1548c-Monaco,1628) の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1585以前)


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Pieter de Wittleの「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1585以前)


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ドメニコ・プリーゴ(フィレンツェ、1492‐1527)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1550624
ブレーシアニーノの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1514‐15)


P1550626
フランチェスコ・サルヴィアーティ(フィレンツェ、1510‐ローマ、1563)の「紳士の肖像」(1545c)


P1550629
ロッソ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1494‐パリ、1540)の「若い男の肖像」


P1550631
ブロンズィーノに帰属する「女性の肖像」(1550‐60)


P1550633
ロ・スキアヴォーネ(ザーラ、1520c‐ヴェネツィア、1563)の「エロデ王の前のキリスト」


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ティツィアーノの「若い女性の肖像」


P1550638
エル・グレコ(1541‐1614)の「ジュリオ・クローヴィオの肖像」(1571‐72)


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パルマ・イル・ヴェッキオの「聖会話と信者たち」(1525c)


P1550644
セバスティアーノ・デル・ピオンボ?の「フルートを持つ羊飼い」(1508‐10)


P1550646
ティツィアーノの「マグダラのマリア」(1567c)


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ティツィアーノの「ダナエ」(1544‐46)


P1550652
ポルデノーネ(ポルデノーネ、1484c‐フェッラーラ、1539)の「無原罪の御宿りの議論」(1528c)


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ドッソ・ドッシ(フェッラーラ、1489‐1542)の「聖家族」(1515‐16c)


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ガロファロ(フェッラーラ、1481‐1559)の「聖セバスティアーノ」(1520‐25c)


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ガロファロの「割礼」(1510c)


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ドッソ・ドッシの「聖会話」(1510c)


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ガロファロの「聖母子と聖ジローラモ」(1510‐12c)


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ドッソ・ドッシの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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ドッソ・ドッシの「聖母子と司教聖人」(1535‐40c)


P1550668
コッレッジョ(コッレッジョ、1489‐1534)の「聖アントニオ・アバーテ」


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コッレッジョの「聖ジュゼッペと信者」(1529)


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コッレッジョの「聖母子」(1515‐16)


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コッレッジョの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1517‐18)


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ミケランジェロ・アンセルミ(ルッカ、1491‐パルマ、1555)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1520‐25)


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ミケランジェロ・アンセルミの「羊飼いの礼拝」(1526‐28)


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ミケランジェロ・アンセルミの「ご誕生」(1527c)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ(ヴィアダーナ、1500c‐パルマ、1569)の「聖家族と聖ジョヴァンニーノと天使たち」(1530‐35)


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ガロファロ工房の「マギの礼拝」(1540‐50c)


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オルトラーノ(フェッラーラ、1485c‐1524以降没)の「十字架降下」(1521)


P1550688
バスティアニーノ(フェッラーラ、1532c‐1602)の「聖母子」(1565‐70)


P1550690
パルミジャニーノ(パルマ、1503‐カザルマッジョーレ、1540)の「ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像」(1524)


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ミケランジェロ・アンセルミの「紳士の肖像」(1530‐40)


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パルミジャニーノの「アンテア」(1531‐35)
日本に来たことがありますね。


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パルミジャニーノの「聖家族」(1525‐27c)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「聖キアーラ」(1530c)


P1550703
パルミジャニーノの「ルクレツィア」(1535‐40)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「仕立て屋の肖像」(1640‐45)


P1550709
ニコロ・デッラバーテ(モデナ、1509c‐フォンテーヌブロー、1571)の「本を手にする若い男の肖像」(1545‐50)


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ジローラモ・ダ・カルピ(フェッラーラ、1501‐1556)の「黒い服を着た男の肖像」(1535)


P1550713
ソフォニスバ・アングイッソーラ(クレモナ、1531c‐パレルモ、1626)の「自画像」(1554‐55)


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レーリオ・オルシ(ノヴェッラ—ラ、1511‐1587)の「アブラーモの聖体」(1555以降)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「幼きキリストを崇拝する聖人たち」(1533‐37)


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レーリオ・オルシの「竜を退治する聖ジョルジョ」


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ミケランジェロ・アンセルミの「聖母子とマグダラのマリアと聖アポッロニア」(1525c)


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ジローラモ・マッツォーラ・ベドリの「受胎告知」(1555‐60c)


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バニャカヴァッロ(バニャカヴァッロ、1521‐1601)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1540‐50)


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フランチェスコ・マリア・ロンダーニ(パルマ、1490‐1550)の「聖母被昇天」(1530c)


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フランチェスコ・マリア・ロンダーニの「天上の聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖ピエトロとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1532‐35c)


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ジャンピエトリーノ(ミラノ、1508‐1549活動)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジローラモ」(1521以前)


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ジョヴァンニ・アゴスティーノ・ダ・ローディ(ローディ、1470c‐1519以前没)の「聖母子と信者たち」(1505c)


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ボッカッチョ・ボッカッチーノ(フェッラーラ、1466以前生まれークレモナ、1525)の「羊飼いの礼拝」


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カミッロ・プロカッチーニ(ボローニャ、1551‐ミラノ、1629)の「ゲッセマネ園のキリスト」(1610c)


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カッリスト・ピアッツァ(ローディ、1500‐1562)の「結婚の寓意」(1529c)


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ジュリオ・チェーザレ・プロカッチーニ(ボローニャ、1574‐ミラノ、1625)の「聖母子と天使」(1610‐12)


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ベルナルディーノ・ルイーニ(ドゥメンツァ、1480c‐ミラノ、1531)の「聖母子」(1510‐20c)


P1550752
チェーザレ・ダ・セスト(セスト・カレンデ、1477‐ミラノ、1523)の「オルヴィエーロ・カラファとキリスト」(1511c)


P1550754
モレット(ブレーシャ、1498c‐1554)の「荊刑のキリスト」(1550c)
(つづく)

P1550451
ナポリのミアーノ通りの坂を上ります。


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写真右側にピンク色の門が見えてきます。


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カポディモンテ宮の門です。


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広い敷地の中に入りました。


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美術館が設置されている宮殿に向かいます。


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広大な庭園


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この建物ではありません。


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カポディモンテ宮です。この中に美術館があります。


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美術館の展示作品はファルネーゼ家の収集物が中心ですが、ファルネーゼ家の本拠地だったピアチェンツァとパルマに同家のお宝収集物があまりなくて、ここナポリにあることに違和感を覚える私です。
だって、この宮殿はブルボン家が建設したのですから。
この辺の話は有名ですね。


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宮殿の入り口


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美術館はこの突き当りから入ります。


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宮殿の中庭


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展示室は2階からです。


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階段の踊り場にある彫刻


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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1489‐ヴェネツィア、1576)の「ピエトロ・ベンボ枢機卿の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「アレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世の肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世とアレッサンドロ・ファルネーゼとオッタヴィオ・ファルネーゼの肖像」(1545‐46)


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ティツィアーノの「教皇パオロ3世の肖像」(1543)


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ティツィアーノの「カルロ5世の肖像」(1549)


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ティツィアーノの「フィリッポ2世の肖像」(1553‐54)


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ティツィアーノに帰属する「ピエルルイージ・ファルネーゼの肖像」(1543)


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ジョルジョ・ヴァザーリ(アレッツォ、1511‐フィレンツェ、1574)の「真実と公正の寓意」(1543)


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マザッチョ(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ、1401‐ローマ、1428)の「磔刑」(1426)


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ヤコポ・デ・バㇽバリヴェネツィア、1425‐1516以降没)の「フラ・ルーカ・パチョーリの肖像」(1495)
横に描かれている若い男はパチョーリの弟子です。パチョーリはピエロ・デッラ・フランチェスカの数学上の弟子で、レオナルド・ダ・ヴィンチに遠近法を教授した人です。


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チェーザレ・マーニ(16世紀前半に活動)の「岩窟の聖母」
レオナルド・ダ・ヴィンチ作品の複製画でしょうか?


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ペルジーノ(チッタ・ディ・ピエーヴェ、1466-フォンティニャーノ、1523)の「聖母子」(1502c)


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光るので横から撮ってみました。


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フランチェスコ・ザガネッリ(コティニョーラ、1475c‐ラヴェンナ、1532)の「十字架を手にするキリスト」(1514)


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プセウド―グラナッチ(1490‐1525活動)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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画面が光るのは仕方がない?


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ロレンツォ・ディ・クレディ(フィレンツェ、1459‐1536)の「幼きキリストへの崇拝」(1525)


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マゾリーノ・ダ・パニカーレ(パニカーレ、1383‐フィレンツェ、1440)の「聖母被昇天」(1423‐28)


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セバスティアーノ・マイナルディ(サン・ジミニャーノ、1460‐フィレンツェ、1440)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと3天使」(1495‐1500)


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ボッティチェッリ(フィレンツェ、1445‐1510)の「聖母子と2天使」(1468‐69)


P1550534
ラッファエッリーノ・デル・ガルボ(フィレンツェ、1466‐1524)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1500c)


P1550540
ルーカ・シニョレッリ(コルトーナ、1445c‐1523)の「聖家族」(1493‐98)


P1550543
フィリッピーノ・リッピ(プラート、1457‐フィレンツェ、1504)の「受胎告知と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アンドレア」(1483)


P1550547
マゾリーノ・ダ・パニカーレの「ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の祭壇画」(1423‐28)


P1550550
リグーリア―プロヴァンスの無名画家の「磔刑と聖母被昇天と聖人たちのポリッティコ」(16世紀第1四半世紀)


P1550553
ヤコポ・デル・カゼンティーノ(フィレンツェ、1297‐1356)に帰属する「聖母子」


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タッデオ・ガッディ(フィレンツェ、1290‐1366)の「聖母子と聖人たちの三翼祭壇画」(1336)


P1550559
バルトロメオ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1432c‐1491以降没)の「玉座の聖母子と聖人たち」(1465)


P1550563
アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1446c‐1505c)の「聖母子と聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ」(1485)


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アントニオ・ソラーリオ(ヴェネトで16世紀前半に活動)の「聖母子と信者」(1500‐10c)


P1550568
ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480c‐ロレート、1556)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖ピエトロ・マルティ―レ」(1503)


P1550572
ロレンツォ・ロットの「トレヴィーゾ司教のベルナルド・デ・ロッシの肖像」(1505)


P1550574
ジョヴァンニ・ベッリーニ(ヴェネツィア、1432c‐1516)の「キリストの変容」(1478‐79)


P1550579
アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431-マントヴァ、1506)の「ルドヴィーコ・ゴンザーガの肖像」(1470c)


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アンドレア・マンテーニャの「聖エウフェミア」(1454)


P1550584
マルチェッロ・ヴェヌスティ(コモ、1512‐ローマ、1579)の「ミケランジェロの『最後の審判』の縮小複製画」


P1550586
セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「クレメンテ7世の肖像」


P1550588
セバスティアーノ・デル・ピオンボの「ヴェールの聖母」(1530年代)


P1550590
セバスティアーノ・デル・ピオンボの「クレメンテ7世の肖像」(1531c)


P1550592
ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1492-マントヴァ、1546)の「猫の聖母」(1519‐20)


P1550594
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1520)と弟子の「神の愛の聖母」(1516)


P1550596
ダニエーレ・ダ・ヴォルテッラ(ヴォルテッラ、1509‐ローマ、1566)の「若い男の肖像」(1540‐60c)


P1550599
ジョヴァンニ・フランチェスコ・ペンニの「ラッファエッロの『聖家族と聖ジョヴァンニーノ』の複製画」(1518‐20)


P1550601
フラ・バルトロメオ(フィレンツェ、1472‐1517)の「聖母被昇天と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1516)


P1550606
ブレーシアニーノ(1506‐1525活動)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


P1550608
ブロンズィーノ(フィレンツェ、1503‐1572)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖アンナ」(1560c)


P1550610
フランチャビージョ(フィレンツェ、1482‐1525)の「聖ブルーノ」(1515c)


P1550612
ポントルモ(エンポーリ、1492‐フィレンツェ、1556)の「生贄のシーン」(1545c)


P1550614
フランチャビージョの「聖バルトロメオ」(1515c)
(つづく)

P1170015
城壁外に出たものの特に見どころはありません。


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P1170012
主要な門だけは見ておこうと思っただけでした。


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サンタゴスティーノ教会からサン・マッテオ門に来るときに通ってきた道です。


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サン・マッテオ通りを進みました。他の道の選択肢がありません。


P1170018
サン・フランチェスコ教会に行きたかったのですが、そろそろ昼食時です。


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門が見えてきました。


P1170021
現存する塔は14本です。


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この辺は何度も行ったり来たりしました。


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ドゥオーモ広場はまだ青空市をやっていました。


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昼食はドゥオーモ広場裏の有名店で食べました。


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郵便局も昼休みがあるんですね。絵葉書を出そうとしたら閉まっていました。


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青空市が終わったらまた来ます。


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細い道を通り抜けました。


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私好みの道です。


P1170034
Via Berignano


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サン・ジョヴァンニ通りに戻りました。


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サン・フランチェスコ教会です。


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一応案内板もあります。


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12世紀に建設されたロマネスク様式の教会です。


P1170062
開いているので拝観したい所ですが・・・・


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その隣の建物も何やら宗教施設に見えませんか?


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サン・フランチェスコ修道院だった建物です。現在は土産物屋になってます。


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実は教会の方もお店になっています。ファサードだけ見て満足するよりありません。


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街角のタベルナコロ


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サン・ジョヴァンニ門です。


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この日のお宿を通り過ぎ、翌朝のバス時刻の確認のため、城壁外へ。


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この日の朝、到着した時に確認すれば良かったのですが、コロッと忘れていました。


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門の横に鐘楼があるんですね。


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雲が出てきました。「グロッサの塔に午前中に上るべきだったか」(独り言)


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広場にある戦没者慰霊碑


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こうやって見ると城塞ですね。


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バスの発車時刻と停留所を確認しました。


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高い城壁です。


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ホテルに戻って一休みしました。昼休み中なので人出が少なくなりました。


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再び外出


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バッグ屋さんで購入。


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そのバッグが意外にも重かった。仕方がないので、バッグを置くためにホテルに戻りました。


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こういった場合、ホテルに近いのが有難かった!


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青空市が終わったようです。


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これは午前中に見ました。


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後片付け中ですね。


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青空市のテントがなくなったので、広場に面した建物の写真を撮りました。


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P1170085
(つづく)

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ティベリオ・デ・アッシジ(アッシジ、1486‐1524活動)の「聖ロッコと聖アントニオ」(1513c)


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ティベリオ・デ・アッシジの「聖セバスティアーノ」(1513c)


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ティベリオ・デ・アッシジの「聖母子」(1513c)


P1700046
ティベリオ・デ・アッシジの「聖ロッコ」(1513c)


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4作品が纏めて展示されてます。


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ウンブリアの無名画家の「聖クリストフォロ」(1494)


P1700065
ウンブリアの無名画家の「聖ルチア」(1494)


P1700055
ウンブリアの無名画家の「聖母と天使たち」(16世紀初頭)


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ウンブリアの無名画家の「聖ルチア」(16世紀初頭)


P1700068
アンドレア・デ・アッシジ(アッシジ、1480‐1520活動)の「聖母子」(15世紀末)


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アンドレア・デ・アッシジの「聖ルフィーノ」(15世紀末)


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ニッコロ・ディ・リベラトーレ通称ラルンノ(ニッコロ・アルンノ)(フォリーニョ、1430c‐1502)の「受胎告知と慈悲の聖母」(1462)
この作品は表と裏の両面に描かれてます。


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次は裏面です。
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ニッコロ・ディ・リベラトーレ通称ラルンノ(ニッコロ・アルンノ)の「磔刑と聖ビアージョの物語」(1462)


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「磔刑」


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「玉座の聖ビアージョと聖ルフィーノと聖ヴィットリーノ」


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「聖ビアージョの殉教と砂漠で隠遁する聖ビアージョ」


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オッタヴィアーノ・ネッリ(グッビオ、1375c‐1444)の「玉座の聖母と聖ジャコモと聖アントニオ・アバーテ」(1422)


P1700101
オッタヴィアーノ・ネッリの「受胎告知される聖母と聖ジャコモ」(1422)


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オッタヴィアーノ・ネッリの「聖ルチア」(1422)


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マッテオ・ダ・グアルド(グアルド・タディーノ、1435‐1507)の「天使」(1468)


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ウンブリアの無名画家の「ペッレグリーニ病院の多翼祭壇画」(15世紀第1四半世紀)


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アンドレア・デ・アッシジの「聖母子と2聖人」(15世紀末)


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「聖母子」


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「聖ジローラモ」


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「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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展示作品は前の作品で終わりです。この部屋から天井や壁に描かれたフレスコ画を見ることになります。


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各部屋の装飾に関する説明プレートなどがないので、制作者や制作年などが分かりません。


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保存状態が非常に良くて、色鮮やかです。


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次の部屋です。


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この部屋から1943年から2000年までのアッシジの歴史に関する展示が続きます。


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次の部屋です。


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キリがないので、各部屋の装飾はこの辺で終わりにしましょう。


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外に出ました。


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小品ですがジョットの「聖母子」が良かった!


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(おわり)

今回は、アッシジ市立絵画館 Pinacateca Comunale di Assisi です。
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アッシジで最も賑わいを見せるサン・フランチェスコ通りです。このまま進めば、突き当りにサン・フランチェスコ聖堂に出ます。


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写真右のピンク色?の建物が絵画館です。


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Palazzo Vallemaniです。


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絵画館の入り口


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切符売り場


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展示室は2階です。


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13世紀第4四半世紀のウンブリアの無名画家の「騎士」(1282以降)
アッシジのPalazzo del Capitano del Popolo にあったフレスコ画です。以下3枚の写真も同じです。


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前の写真と制作者が同じです。「紋章」(1282以降)


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「11月の寓意」(1282以降)


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「紋章」(1282以降)


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パルメリーノ・ディ・グイド(アッシジ、1299‐1337活動)の「聖母子と天使たち」(1339以前)


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パルメリーノ・ディ・グイドの「聖フランチェスコ」(1339以前)


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ジョット・ディ・ボンドーネ(ヴェッキオ・ディ・ムジェッロ、1267c‐フィレンツェ、1337)の「聖母子」(1305以前)


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13世紀第4四半世紀のウンブリアの無名画家の「10月の寓意」(1282以降)
アッシジのPalazzo del Capitano del Popoloにあったフレスコ画です。


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次の部屋です。


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パーチェ・ディ・バルトロ(アッシジ、1344‐1368活動)の「受胎告知する天使」(1341)


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プッチョ・カパンナ(アッシジ、1341‐1347活動)の「受胎告知される聖母」(1337)


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プッチョ・カパンナの「受胎告知される聖母」(14世紀第2四半世紀)
サンタ・カテリーナ修道院にあったフレスコ画です。


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ジョヴァンニ・ディ・ボニーノ(アッシジ、1325‐1347記録)のサークルのフレスコ画(14世紀第2四半世紀)
サンタ・カテリーナ修道院にありました。


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ジョヴァンニ・ディ・ボニーノのサークルの「聖ステファノの殉教」(14世紀第2四半世紀)


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ジョヴァンニ・ディ・ボニーノのサークルの「武装した男」(14世紀第2四半世紀)


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14世紀のウンブリアの無名画家の「デバイデ」


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14世紀のウンブリアの無名画家の「デバイデ」


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プッチョ・カパンナの「聖母子と聖フランチェスコ」(1341)


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パルメリーノ・ディ・グイドの「磔刑像」(1334c)


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ウンブリアの無名画家の「磔刑と慈悲の聖母とウンゲリアの聖エリザベッタと信者たち」(1300c)


P1690896
ウンブリアの無名画家の「聖ビアージョ」(14世紀第1四半世紀)


P1690900
ウンブリアの無名画家の「聖オノフリオと信者」(14世紀第1四半世紀)


P1690904
ウンブリアの無名画家の「救世主」(14世紀第1四半世紀)


P1690909
パーチェ・ディ・バルトロの「聖女」(14世紀中ごろ)


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パーチェ・ディ・バルトロの「聖女」(14世紀中ごろ)


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パーチェ・ディ・バルトロの「聖女」(14世紀中ごろ)


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パーチェ・ディ・バルトロの「聖母子」(14世紀中ごろ)


P1690923
パーチェ・ディ・バルトロの「ゲッセマネ園での祈り」(14世紀中ごろ)


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次の部屋に移りました。


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ティベリオ・デ・アッシジ(アッシジ、1486‐1524活動)の「聖母子と聖フランチェスコとパドヴァの聖アントニオ」(16世紀初頭)


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ドーノ・ドーニ(アッシジ、1500c‐1575)の「受胎告知」(1565)


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ドーノ・ドーニの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(1565)


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ドーノ・ドーニの「磔刑」(16世紀中ごろ)
状態が良くありませんね。


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ドーノ・ドーニの「磔刑」(16世紀中ごろ)


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次の部屋です。


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展示作品はなく、この部屋に元々あった作品を見ることになります。


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天井に描かれたもの


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この部屋は書斎でした。


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マニエリスム画家アントニオ・カステッレッティの原画をもとに、18世紀末にその複製画を描いたものです。


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制作者は不明です。


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テーマは「美術の勝利の寓意」です。


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私には寓意画が分かりません。


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寓意画は最も苦手な分野です。


P1690967
次の部屋です。


P1690971
ドゥランテ・アルベルティ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1538‐ローマ、1613)の「聖母子と聖ジローラモと聖フランチェスコと聖キアーラ」(1599)


P1690977
ジャコモ・ジョルゲッティ(アッシジ、1603‐1679)の「聖母の結婚」


P1690980
ジャコモ・ジョルゲッティの「聖ルフィーノと聖ヴィットリ―ニオ」


P1690986
チェーザレ・セルメイ(チッタ・ディ・ピエーヴェ、1581‐アッシジ、1668)の「アッシジを祝福する聖フランチェスコ」(1626)


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ジャコモ・ジョルゲッティの「死に瀕した聖キアーラに顕現する聖母」


P1690992
これは何でしょうか?


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説明プレートがないのでお手上げです。


P1690998
シッラ・ペッチェニーニ(ペルージャ、1585‐1600活動)の「寺院での問答」(16世紀末)


P1700002
ポマランチョ(チッタ・ディ・ピエーヴェ、1570‐ローマ、1630c)の「聖母被昇天」(17世紀初頭)


P1700008
ウンブリアの無名画家の「聖ルチア」(1494)


P1700011
ウンブリアの無名画家の「聖セバスティアーノ」(1494)


P1700014
ウンブリアの無名画家の「聖ウバルド」(1494)


P1700019
ティベリオ・デ・アッシジの「慈悲の聖母」(1503以前)


P1700024
ティベリオ・デ・アッシジの「受胎告知」(1513c)


P1700027
ティベリオ・デ・アッシジの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(1513c)


P1700029
ティべリオ・デ・アッシジの「聖ロッコ」(1513c)
(つづく)

P1160737
次はサン・ヤコポ門です。


P1160736
Palazzo ○○の表示がありませんが、この辺の建物は歴史的建造物でしょうね。


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古い建物が大好きなので、左右をキョロキョロ眺めながら歩みを進めました。


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この道を歩いてみたいと思いましたが、道草は禁物です。


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見たい所をしっかり見るためには、行き当たりばったりではダメです。(苦い失敗を重ねた末の経験則)


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やはり予定通りが一番です。


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だって、その為に予定を組んだのですから。でも、予定表を見ない癖が治りませんね。時間をかけて出発前に予定を組んだにもかかわらず、それを見ないで行くのを忘れたとか、見逃したことが何度もあります。予定は気休めなんですね、予定を作っただけで満足してしまうのです。


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この道を歩きたい。でも我慢しました。


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あの建物のタベルナコロは見逃せません。


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ハト除けの金網が邪魔です。


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16世紀のシエナの無名彫刻家の「無原罪の聖母」
街角のタベルナコロ彫刻の中で傑作とされてます。


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左に折れればサンタゴスティーノ教会ですが、じっくり見るべき場所なので後回し。


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手前が旧サンタ・フィーナ教会で、現在はサンタ・フィーナ薬局です。その先(旗のある建物)は現代美術館です。


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入館したことがありますが、この町に現代美術は合ませんね。


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美術館の前は建物が途切れています。ここから塔が良く見えます。


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Via Folgore


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古い教会があります。


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サン・ジローラモ教会修道院です。


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何時も閉まってます。


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入り口前の地面を見る限り、宗教活動は行っているように思います。ハトの糞が多ければ、大体活動を停止した教会のようです。


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その先にあるのはサン・ヤコポ門です。


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門と繋がっているのがサン・ヤコポ教会です。


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12-13世紀に建設されたロマネスク様式の教会です。


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門を潜って城壁外に出ました。


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門は丘の上にあります。


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この町のパノラマ・ポイントの一つとされてます。


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快晴でしたが霞んでいました。


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サン・ヤコポ教会の後陣


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身廊外観


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門の外から撮った塔


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城壁内に戻りました。


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次はサンタゴスティーノ教会なので、先ほど通った同じ道を戻りました。


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突き当りがサンタゴスティーノ教会です。


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サンタゴスティーノ教会を拝観する前にもう一つ教会があるので、その教会を拝観することに。


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残念!開いていません。


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12-13世紀に建設された、ロマネスク様式のサン・ピエトロ・イン・フォルリアーノ教会です。


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拝観したかった教会です。


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2つの教会の位置関係がこの写真でお分かりいただけると思います。


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広場にある井戸


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1280年から1298年にかけて建設されたロマネスク・ゴシック様式の教会です。


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この町の観光に於いて必訪の教会とされてます。


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通常、身廊側の出入り口が開いてます。
この教会については、後日「古寺巡礼」として別に取り上げます。


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サンタゴスティーノ広場


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次はサン・マッテオ門です。


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Via Cellolese


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サン・マッテオ通りに出ました。このまま進めばドゥオーモに出ます。


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振り返ればサン・マッテオ門です。


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門にある「聖母子」


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城壁の北の門になります。


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門を潜って城壁外に出ました。


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この門も丘上にあります。


P1170008


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ご覧のような風景が広がってます。


P1170009
(つづく)

P1530093
ドゥオーモ広場に面した市庁舎の横を左折してマンドラリスカ通りに入りました。


P1530097
この通りの先は海岸に出ます。


P1530098
市庁舎から約150m歩けば、左手に白っぽい建物があります。


P1530253
Palazzo Mandraliscaで、博物館になってます。


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エンリコ・ピライノ・ディ・マンドラリスカ男爵(1809‐1864)のコレクションが展示されてます。


P1530250
博物館の入り口


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切符売り場


P1530100
チェファルのヴェテラーニ通りのモザイク(紀元前2世紀末‐紀元前1世紀)


P1530104
クレターヴェネツィアの無名画家による「聖母子」


P1530107
16世紀のクレタ―ヴェネツィアの無名画家の「聖母子」


P1530109
18世紀のクレタ―ヴェネツィアの無名画家の「聖コズマと聖ダミアーノ」


P1530113
ジョヴァンニ・モスコ(1680‐1724)の「聖コスタンティーノと聖エレーナ」


P1530115
17世紀のクレターヴェネツィアの無名画家の「施物分配司祭の聖ジョヴァンニ」


P1530118
15世紀後半のシチリアの無名画家の「三位一体」


P1530121
18世紀の無名画家の「ドアに描かれた花と鳥」


P1530124
15世紀のドイツの無名画家の「磔刑」


P1530126
J. De Matta(16世紀前半)に帰属する「最後の晩餐」
この画家は全く知りません。


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16世紀後半のイタリア南部の無名画家の「崇拝の天使」


P1530132
16世紀前半のヴェネトの無名画家の「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」


P1530134
16世紀後半のイタリア南部の無名画家の「崇拝の天使」


P1530136
18世紀のシチリアの無名画家の「聖ロザリアと天使たち」


P1530138
紀元前380‐370cの壺


P1530141
フランチェスコ・ベヴェラクゥア(チェファル、1814‐1858)に帰属する「チェファルの風景」


P1530143
フランチェスコ・ベヴェラクゥアに帰属する「チェファルの風景」


P1530145
G. B. Ruoppolo (1629-1685)に帰属する「野菜とキノコ」


P1530148
G. B. Ruoppolo に帰属sる「キノコと野菜と果物」


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フランチェスコ・デ・マリア(ナポリ、1623‐1690)に帰属する「水差しと生ハムを持つ老女」


P1530153
フランチェスコ・デ・マリアに帰属する「プティプ(注:ナポリの民族打楽器)を手にする演奏者」


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17世紀のシチリアの無名画家の「聖ルチア」


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この部屋の青っぽい照明が気になります。


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17世紀前半のフランドルの無名画家の「聖トッマーゾの不信」


P1530159
18世紀のシチリアの無名画家の「エジプトへの逃避途中の休息」


P1530161
17世紀のボローニャの無名画家の「ユディト」


P1530163
ジョヴァン・ドメニコ・オスナーゴ(チェファルで18世紀前半に活動)の「花」


P1530165
J. De Mattaに帰属する「キリストの審判」


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17世紀の無名画家の「饗宴」


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17世紀初頭のジェノヴァの無名画家の「聖セバスティアーノを介抱する婦人たち」


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バッサーノに帰属する「6月の寓意」


P1530177
18世紀のヴェネトの風景画家の「ヴェネツィアのサン・マルコ広場」


P1530179
18世紀のヴェネトの風景画家の「ヴェネツィアの大運河」


P1530182
ジョヴァン・ドメニコ・オスナーゴの「無原罪の聖母と天使たち」


P1530197
アントネッロ・ダ・メッシーナ(1430‐1479)の「男の肖像」


P1530188
ジョヴァンニ・アントニオ・ソリアーニ(フィレンツェ、1490‐1544)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1530194
アンジェロ・カロセッリ(ローマ、1585‐1652)の「ヴァニタス」


P1530199
展示室の床


P1530201
1858年パリ製のフォルテピアノ


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17世紀後半の無名画家の「マギの礼拝」


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次の部屋です。


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このような類の壺は何処の博物館でも見かけます。


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出土した地域によって異なると思いますが、私には同じように見えます。


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コインなどの展示


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貝殻


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17世紀のシチリアの無名画家の「嘆きの聖母」


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18世紀のシチリアの無名画家の「聖母子と聖アンナ」


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18世紀のシチリアの無名画家の「読書する聖母」


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絵画が描かれたキャビネット


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絵画が描かれたキャビネット


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17世紀のシチリアの無名画家の「受胎告知される聖母」


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陶器類の展示


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17世紀末の無名画家の「カルメルの聖母とアヴィーラの聖テレーザと聖ロッコ」


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17世紀のシチリアの無名画家の「聖母子」


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鳥類のはく製


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18世紀のシチリアの無名画家の「無原罪のマリア」


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17世紀のエミリアの無名画家の「死せるキリストを支える天使」


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17世紀のナポリの無名画家の「聖ジローラモ」


P1530241
17世紀のシチリアの無名画家の「聖フランチェスコ」


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17世紀のナポリの無名画家の「聖ステファノ」


P1530245
これで終わりです。


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アントネッロ・ダ・メッシーナの作品が秀逸でした。


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(おわり)



サン・ジミニャーノ San Gimignano は、人口7,820人(2015年12月31日現在)のトスカーナ州シエナ県にあるコムーネです。
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バスで到着しました。


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同じバスに乗っていた人たちです。


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この光景を見ると、サン・ジミニャーノに来たのだ、と実感します。


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日帰りの観光客が殆どのようですが、私は例によって泊まります。


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チェントロの入り口サン・ジョヴァンニ門です。


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門を潜って城壁内に入りました。


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大きな荷物があっては町歩きどころではないので、身軽になるために、この日のお宿に向かいます。


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今回は、写真右のホテルにしました。


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部屋に入れるのは正午からでしたが、荷物を預かってもらい、身軽になることが出来ました。


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ベリニャーノ通り


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以前に泊まったことがあるB&Bですが、その時に生じた問題に懲りました。


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2月なので少々寒いものの、絶好の天気に恵まれて気分爽快でした。


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何度も来ているし、狭いチェントロなので私にとっては勝手知ったる町です。


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地図なしでも十分歩けます。


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パレストロ通り


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メインの通りに出ました。


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塔が見えました。


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写真左のお店がお気に入りで必ず買うことにしてます。


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買うのはイノシシのサラミ


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広場にやって来ました。


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Arco di Becci


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日陰は寒そうです。


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聖母子を発見!


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ロッビア工房スタイルですね。


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この町では予定が無いのが予定です。


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Arcoを潜ったのですが、やはり広場を見るのが順路というものです。


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広場に戻ることにしました。


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町角の作品としては秀作でしょうか?


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チステルナ広場です。


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青空市が立っていました。


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澄み切った青空に塔がよく映えます。


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広場に井戸があります。


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チステルナとは水槽とか井戸という意味で、広場の名称はこの井戸に由来してます。


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井戸広場からドゥオーモ広場に向かいました。まだ朝が早いので観光客の姿をあまり見かけません。


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ドゥオーモ広場


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この広場も青空市が立ってました。


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市庁舎とグロッサの塔


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高さ54mのグロッサの塔はこの町で最も高い塔です。


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ここは必見です。


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「玉座の聖母子と2聖人」のフレスコ画


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広場を挟んでドゥオーモの対面にあるBucaです。


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そこから見たドゥオーモ


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写真を撮るのは青空市が終わってからの方が良さそうです。


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サン・マッテオ通り


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門がありますが、サン・マッテオ門ではありません。


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門の名前はないようです。


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門を潜った先にサン・バルトロ教会があるので、サン・バルトロ門と呼ぶ人がいるそうです。


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サン・バルトロ教会です。


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1173年に建設されました。


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ロマネスク様式の外観は創建時の姿を今も留めていると言われてます。


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単廊式の内部です。


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左側壁


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右側壁


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近年修復されたのか、かなり新しく見えました。フレスコ画の痕跡さえもありません。


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15世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「磔刑像」(木製)


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詳細不明


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詳細不明


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詳細不明


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見どころはファサードだけでしょうか?


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外に出ました。


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午前中はどうしても教会巡りが中心になります。


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歴史的建造物でしょうが、説明板がありません。


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(つづく)

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次はサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会です。


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色々と考えせられる教会です。


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その理由について後で詳しく書くつもりです。


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突き当りを左に曲がれば教会の筈ですが・・・・・


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持っている地図を見ないで、相変わらず自分の土地勘で動いているので、道に迷ったかと思いました。


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土地勘は正しかった! 鐘楼が見えてきたので大丈夫です。


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着きました。


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開いている確率は1%以下と思っていましたが、予想通り閉まっていました。


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1126年の文書に、この教会の存在が記されてます。1381年、現在のファサードの姿に改修されました。


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旧教会というわけです。市当局の所有になって展示会場に転用されていれば、中に入れるかもしれないと淡い期待を抱いてました。
1381年、アントニオ・ピッコーニが描いた「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」のフレスコ画が見たかったのです。


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レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のコピーしたステンドグラスも中にあります。そして、ピエロ・デッラ・フランチェスカの「キリストの洗礼」についても触れられてます。


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この説明板が教会の壁にあります。


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英語の方が分かり易いでしょうか?
ピエロ・デッラ・フランチェスカの「キリストの洗礼」ですが、この教会のためにマッテオ・ディ・ジョヴァンニと共同で制作した多翼祭壇画の中央パネルでした。
その多翼祭壇画は、1807年、この教会からサンセポルクロ大聖堂に移され、大聖堂の主祭壇を飾るようになりました。
ところが、1857年、イギリス商人が大聖堂を訪れ、中央パネルのピエロの作品だけを2万3千ポンドで買い上げたのです。ピエロの「キリストの洗礼」は、1861年からロンドンのナショナル・ギャラリーで展示されてます。
事実だけを簡単に書くと以上の通りですが・・・・


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ピエロ・デッラ・フランチェスカの「キリストの洗礼」
その多翼祭壇画ですが、ピエロの中央パネルが欠けた状態で、サンセポルクロ市立美術館で展示されてます。


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これが、件の多翼祭壇画です。中央パネルが欠けた無残な状態です。中央パネル以外はマッテオ・ディ・ジョヴァンニによって描かれました。


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中央パネルだけを売った経緯について、知りたいと思いますが、市当局がこの事実を恥と考えているのか、その辺が分かりませんが、奇妙なことに臭いモノに蓋の姿勢があるや、に思います。


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斯様な事実を知ると、ファサード前に置かれた花が何となく侘しげに見えてしまいます。


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ルネッタ上の浮彫り
それにしても、何故売ったのでしょうか?その売却は誰の責任で決定したのでしょうか?その売却益の使途は?2万3千ポンドは安過ぎですよね。
こうやってイタリアの国家の宝というべきものが失われるのですね。


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サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会の先にも別の教会があります。


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この教会も閉まっていました。


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旧サンタ・マリア・マッダレーナ教会です。


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ファサードにプレートがあります。


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タバコ栽培の事務所?


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人口に比べると教会の数が過剰なので、維持管理が大変ということで機能停止の教会が増えるのは時代の流れでしょうね。


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これでサンセポルクロで見たかったところは大体行ったようです。


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夏至近くなのでまだ明るいですが、もう夕方です。


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もう急ぐ必要はありません。ぶらぶらと歩みを進めました。


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そうだ、この通りを忘れていた。


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ピエロ・デッラ・フランチェスカ通りです。


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この通りのどこかにピエロの工房があったようで、その場所は特定されてないのですが、それに因んで通りの名称が変えられたそうです。


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工房が何処だったのか知りたくて探しましたが見つからず。


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地元の専門家が見つけられないので、素人の私が工房の痕跡を探すこと自体が無理でした。


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教会らしき建物です。


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ピンク色の鐘楼は珍しい。


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ファサードの方に回りました。


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この教会の存在を失念していました。


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1272年に建設されたサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会です。今の建物は二代目のものです。


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行くべき場所にリストアップしておきながら、忘れていたのはお粗末でした。残念ながら扉が開いてません。


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ここに書かれているようにマッテオ・ディ・ジョヴァンニの三翼祭壇画(1491)があるのです。


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これで3連敗ですが仕方ありません。


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イタリアの旅はこんなものと諦念を抱いてますから。


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教会の近くにある歴史的建造物です。


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突き当りの柱廊がある教会は午前中に拝観しました。


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写真右の建物が面白そう。


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スグラフィート装飾でしょうか?


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20世紀初めに建設された旧マッソニーコ寺院だそうです。


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実は未だサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会の直ぐ傍でした。


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夕食までかなりの時間があるので、暇つぶし。


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この日の翌朝は教会巡りの予定でしたが、見たい所は既に見たので、乗車予定よりも早い時間のバスでアンギアーリに行けそうでした。


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この道は見覚えがあります。午前中に通った道?


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突き当りを右に折れました。


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歴史的建造物です。


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ちょっと裏道へ。


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写真右の工房で暫し見学。美術品の修復工房です。15世紀末の聖会話の作品を修復中でした。


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広場に戻ってきました。


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地図なしで歩ける、と自信がつきました。


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夕方も良い雰囲気です。


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これをやっておくと、後で写真整理をするときに役立ちます。


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小さい頃は記憶力が良かったのですが、今ではボケ老人の仲間入り。帰国したら、ころっと忘れてしまいますから。


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ドゥオーモ


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メディチ家の紋章


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歴史的建造物です。


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これはかなり有名な建物です。


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前の建物と繋がっているように見えますが、別の建物です。


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出発した場所に戻ってきました。


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塔の下部にタベルナコロがあります。


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これです。


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迂闊にも、元々乗車予定だったバスの時刻しか確認していませんでした。予定を早めることが出来るので、早い時間のバス時刻を確認に行きました。


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ドジばっかり!


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この先がバスターミナルです。


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バスの時刻を確認しました。


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やれやれ、これで安心。


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キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


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(おわり)

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サンタ・マルタ教会です。


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こじんまりした普通の教会に見えますが、美術好きにとっては魅力溢れる場所です。


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教会と繋がった建物があります。


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こちらです。


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旧カップッチーネ修道院です。この修道院の一部が教会です。つまり修道院付属の教会で、修道院の方が主でした。


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身廊側の扉が開いていました。


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17世紀に建設された単廊式、バロック様式の内部です。


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意外と言っては失礼ですが、鑑賞に値する作品を幾つか保有してます。


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右側壁


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スッキリした後陣


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装飾なしの天井


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16世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「磔刑像」


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ジョヴァンニ・バッティスタ・テンぺーり作のノーミ礼拝堂(1622)


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トスカーナの無名画家による「十字架と聖母と聖フランチェスコと福音書記者聖ジョヴァンニ」(15世紀末―16世紀初頭)


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これが見たくてここに来た、と言っても過言ではありません。


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スピネッロ・アレティーノの「玉座のマグダラのマリア」(1395‐1400)


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その裏面にも描かれてます。
スピネッロ・アレティーノの「キリストの鞭打ち」(1395‐1400)


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マッテオ・ランチージの「十字架と聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」(1652)


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ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・ダンブロージョ(シエナ、1410‐1449記録)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(1444)


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その裏面にも描かれてます。
ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・ダンブロージョの「磔刑」(1444)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・テンぺーリ作のカンタガッリーノ礼拝堂(17世紀前半)


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16世紀のフィレンツェの無名工芸家の「聖母子と2聖人」(彩色テラコッタ)


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満足でした。


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ファサードの裏にも作品があります。


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詳細が不明ですが新しいものでしょう。


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外に出ました。


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サンタ・マルタ教会の直ぐ傍に別の教会があります。


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これです。扉が開いていたのでホッとしました。


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サンタントニオ・アバーテ教会です。


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サンセポルクロに来た理由の一つがこの教会に来ることでした。


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この案内板には肝心なことが抜けてます。


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ウンブリア・ロマネスク様式の建物です。


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1345年に建設されましたが、その外観は創建時の姿を今なお留めています。


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ファサード


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入口扉上ルネッタの浮彫「祈るキリストと聖アントニオと聖ビアージョ」(1350)


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身廊側扉上のルネッタにフレスコ画があります。


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「聖アントニオ・アバーテ」(詳細不明)


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中に入りました。お目当ての作品があったので、一安心です。


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18世紀に修復が行われたので、創建時の姿とは異なる内部です。


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単廊式のシンプルな構造です。


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装飾なしの天井


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喜び勇んで主祭壇の前に行きました。


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主祭壇と後陣


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これが見たかった。でも以前と同じで少々がっかり。


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ルーカ・シニョレッリの「Stendardo della Crocifission」(1502‐05)


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stendardo は軍旗や隊旗とか旗という意味ですが、宗教画美術の世界では表と裏の両面に描かれている作品を言います。
つまり、この作品の裏にも描かれているのです。
「少々ガックリ」と書いたのは、裏面を見ることが出来るようになっていなかったからです。


800px-Luca_signorelli,_santi_eligio_e_antonio,_sansepolcro
外部サイトから作品画像を拝借しました。これが裏面に描かれている作品です。
ルーカ・シニョレッリの「聖アントニオと聖エリージョ」(1502‐1505)
ここから脱線します。


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コルトーナのサン・ニコロ教会です。


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この教会にルーカ・シニョレッリの作品があります。


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その主祭壇を飾るのがルーカ・シニョレッリの作品です。


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実は、この作品もStendardoです。


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ご覧のように、ここでは表と裏の両面が見られるように、電動で作品が前方に出てくる仕掛けです。


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これが裏面に描かれたルーカ・シニョレッリの作品です。
作品右下に電動装置が見えます。


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これと同じ装置をサンタントニオ・アバーテ教会でも期待していたのですが・・・・
コルトーナの方はMuseoなので、この辺の差は仕方がないことかも知れませんが・・・・・
脱線をお詫びします、元に戻ります。


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ルーカの祭壇画の上のルネッタに描かれているのは、ラッファエッリーノ・デル・コッレの「父なる神と2天使」(16世紀)
次は教会内の他の祭壇画です。


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18世紀後半の無名画家の「聖フィリッポ・ネーリ」


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17世紀の無名画家の「聖チェチリアと2聖人」


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オモニーモ礼拝堂


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16世紀の無名画家の「カルミネの聖母」


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17世紀の無名画家の「マグダラのマリア」


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17世紀の無名画家の「マグダラのマリア」


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16世紀の無名画家の「アルベーロの聖母」


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15世紀のフィレンツェの工芸家の「聖アントニオ・アバーテ」(彩色テラコッタ)


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18世紀の無名画家の「ドゥランテ・アルベルティの『羊飼いの礼拝』の複製画」


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祭壇前から見たファサード裏側


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ルーカの作品をもう一度見ました。


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ルーカの裏面を見ることが出来ませんでしたが、大満足で外に出ました。


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欲張り過ぎは良くないですからね。


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さて、あの建物は開いているか?


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ここです。


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残念ながら閉まってました。


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全てが期待通りに上手く行くことなんてないですから。


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(つづく)

壮大なモザイクが見どころのチェファル大聖堂です。
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ルッジェロ大通りです。


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ユニークな形をした白い建物は市庁舎です。


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市庁舎はドゥオーモ広場に面して建ってます。


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広場を挟んで市庁舎の対面に建っているのがドゥオーモです。


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チェファルは単独の司教区になっており、司教座が置かれています。また、Basilica Minoreに格付けされてます。従って、正式名称はBasilica Cattedrale della Transfigurazioneです。


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1091年、シチリアはノルマン人によって征服されましたが、1131年、ノルマン王ルッジェロ2世によって創建され1240年に完成したノルマン・アラブ・ビザンチン様式の建物が現在の姿の原形となってます。奉献式は1267年に執り行われました。


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ファサードは1240年に完成したもの、また屋根は1263年に完成しました。


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左右に建つノルマン様式の鐘楼が目立ちますが、15世紀に追加建設されたものです。


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壮大で重厚さ溢れる鐘楼です。


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左右の鐘楼は同じように見ますが、よく見ると違うことが分かります。


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向かって左側の鐘楼


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右側の鐘楼


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存在感があります。


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ファサード前のポルティコは1471年に建設されました。


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入口扉上の装飾


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柱頭の装飾


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木の入口扉


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中に入りました。金のモザイクが目に飛び込んできます。


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地震などの災害が多いシチリアにあって、外観だけに留まらず聖堂内部も創建時の姿をほぼ留めている稀有な存在のドゥオーモです。


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左側廊


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左側廊から見たところ


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シチリアの重要な見どころの一つでしょうね。


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右側廊


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右側廊から見たところ


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天井


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主祭壇


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後陣


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後陣のモザイクは1148‐1170年に制作されました。


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下の方のモザイクの一部は17世紀に追加されました。(私にはどの部分がそうなのか分かりません)


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感嘆あるのみです。


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素晴らしい!


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金のモザイクは艶やかですが、そのほかの部分は重厚さが際立ちます。


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床のモザイク


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詳細不明


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アントネッロ・ガジーニ(パレルモ、1478‐1536)の「聖母子」(16世紀前半)


P1530295
誰の墓でしょうか?


P1530296
詳細不明


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柱に描かれたフレスコ画


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18世紀制作の豪華な祭壇


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もう一度じっくり見ました。


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主祭壇の磔刑像


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立ち去り難い!


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ローマやラヴェンナで見るモザイクとは少し感じが違います。


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出口に向かいました。


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外に出ました。


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司教館


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司教館は閉まっていました。


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(おわり)

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14世紀のシエナの無名彫刻家の「聖母子」


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12世紀末の無名彫刻家の「磔刑像」


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14世紀末の親方の「長持ち」


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13世紀後半の無名画家の「聖母子と2天使」


P1430259
14世紀初頭のシエナの無名彫刻家の「キリストの洗礼」


P1430262
小品の数々


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ジャンボローニャ〈ドウアイ、1529‐フィレンツェ、1608)の「磔刑像」


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P1430267
Museo Diocesanoの定番とも言える展示


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これも定番の展示


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当たり前ですが、聖職者の職位によって着るものが違います。


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15世紀末のシエナの無名彫刻家の「祈る天使」


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16世紀第1四半世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「幼きキリスト」


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14世紀前半のシエナの無名彫刻家の「モンタルチーノの紋章」


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壺の数々


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17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖フィリッポ」


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17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖ジャコモ・マッジョーレ」


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ドメニコ・カファッジ(セッティニャーノ、1530‐シエナ、1608)の「兵士」と「ムーア人」


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17世紀前半のシエナの無名彫刻家の「聖ジュゼッペ」


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ドメニコ・カファッジの「聖ジュゼッペ」


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サンタゴスティーノ教会のステンドグラス


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これで美術部門は終わりです。博物館部門に移る前のお気に入りの作品をもう一度見て回りました。


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一旦キオストロに戻りました。


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モンタルチーノの要塞の模型が展示されています。


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Maestro del 1346のフレスコ画
キオストロ回廊の壁にあります。


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Maestro del 1346のフレスコ画です。1346年に制作されました。


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Pittore senese del 1438の「磔刑と聖ピエトロと聖パオロ」(1438)


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博物館部門です。


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ローマ時代の兵士が出迎えてくれます。


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モンタルチーノの遺跡からの出土物が主に展示されてます。


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考古学部門というわけです。


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これで終わりです。


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外に出ました。


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シエナ派画家の作品に良いものが揃ってます。


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(おわり)

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サンタゴスティーノ教会から坂道を下り広場に出ます。


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ガリバルディ広場です。


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広場に面して建つ教会がChiesa di Sant'Egidioです。


P1420606



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1325年に完成、1325年に奉献されたゴシック様式の建物です。


P1420604
1462年、教皇ピオ2世によって、モンタルチーノは単独の司教区に昇格されましたが、それまで、この教会が教区教会でした。


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身廊外観


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鐘楼


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鐘楼と後陣


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ポータル上ルネッタにフレスコ画があったとされてますが、今は何も残されていません。


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拝観しました。


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単廊式、ゴシック様式の内部です。翼廊が無い単純な構造をしています。


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左側壁


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右側壁


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天井


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主祭壇と後陣です。
主祭壇はアレッサンドロ・カソラーニ(1552‐1607)の作品です。


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主祭壇の「磔刑像」および左右の彫刻もアレッサンドロ・カソラーニの作品です。彫刻も含む祭壇すべてがカソラーニによって制作されました。


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創建時のフレスコ画です。
14世紀のシエナ派無名画家による「聖母子と4聖人(聖クリストフォロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ、福音書記者聖ジョヴァンニ?、大天使ミケーレ)」


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ディオニシオ・モントルセッリの「無原罪の御宿り」(17世紀初頭)


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詳細不明


P1420649
詳細不明


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18世紀初頭の無名画家の「聖フィリッポ・ネーリの前に顕現する聖母子」


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フランチェスコ・コッツァ(1605‐1682)の「聖母子と聖人」(1660‐70c)


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フランチェスコ・コッツァの「聖母子と聖ジョアッチーノと聖アンナ」


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詳細不明


P1420645
主祭壇をもう一度見ました。


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主祭壇から見た入口方向


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外に出ました。


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こんなことを言ったら叱られそうですが、拝観して損が無い教会と思います。


P1420605
(おわり)

P1430091
14世紀第2四半世紀のシエナの無名彫刻家の「磔刑像」


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ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「聖母子と聖人たち」


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ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニの「聖シジスモンド」


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ジローラモ・ディ・ベンヴェヌート(シエナ、1470‐1524)の「聖レオナルド」


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ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートの「パドヴァの聖アントニオ」


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フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノの「磔刑像」


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ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートの「聖家族」


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ジローラモ・ディ・ベンヴェヌートと協力者の「聖母被昇天と聖フランチェスコとパドヴァの聖アントニオ」(1510c)


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マルティーノ・ディ・バルトロメオ(シエナ、1389‐1435記録)の「大天使ミケーレ」と「洗礼者聖ジョヴァンニ」


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光るので角度を変えて撮ったけれど大差なし。


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ヴェッキエッタ(シエナ、1410‐1480)の「シエナの聖ベルナルディーノ」


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次の作品とセットになってます。


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Maestro della Santa Caterina d'Alessandro (15世紀前半シエナで活動)の「受胎告知」


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サーノ・ディ・ピエトロ(シエナ、1406‐1481)の「ウミルタの聖母」


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サーノ・ディ・ピエトロの「シエナの聖ベルナルディーノ」


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ジョヴァンニ・ディ・トゥリーノ(シエナ、1414‐1443記録)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」


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ウルバーノ・ダ・コルトーナ(コルトーナ、1426?-シエナ、1504)の「ルーパ(雌狼)」


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アンドレア・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1435‐1525)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ピエトロと2天使」(1507)


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ペッレグリーノ・ディ・マリアーナ・ロッシーニ(シエナ、1449‐1492記録)の「聖母子と2天使」


P1430157
ジローラモ・ディ・ドメニコ(シエナ、1479‐1513記録)の「聖母子」


P1430162
ピントゥリッキオのサークルの「聖母子」


P1430165
ジョヴァンニ・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1469‐1529)の「花輪」


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15世紀のフィレンツェの工芸家の「聖母子」


P1430171
アレッサンドロ・カソラーニ(1552‐1607)の「タベルナコロ」


P1430174
ヴィンチェンツォ・タマーニ(サン・ジミニャーノ、1492生まれ、1530まで記録)の「慈悲の聖母」


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ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(シエナ、1494?-1551)の「磔刑」


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ドメニコ・ベッカフーミの模倣者の「聖家族とシエナの聖カテリーナ」


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16世紀後半のフィレンツェの無名画家の「キリスト」


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マルコ・ピーノ(シエナ、1521‐ナポリ、1582以降没)の「聖家族と聖フランチェスコ」


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ドメニコ・カファッジ(セッティニャーノ、1530‐シエナ、1608)の「祈る聖母」


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次の作品とセットになってます。


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ドメニコ・カファッジの「受胎告知」


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展示室天井


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フランチェスコ・ルスティーチ(シエナ、1592‐1626)の「聖母子と聖ジョヴァンニーノとベアート・ベルナルド・トロメイと聖オノフリオ」


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ティベリオ・ビッロ(シエナ、1564‐1587)の「ロザリオの聖母」


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フランチェスコ・バルタリーニ(シエナ、1564‐1587)の「ロザリオの聖母」


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16世紀のシエナの無名画家の「磔刑と聖ビアージョと聖フランチェスコ」(1571)


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ドメニコ・マネッティの「聖アゴスティーノ」


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フランチェスコ・バルタリーニの「聖痕を受ける聖カテリーナ」


P1430229
ヴィンチェンツォ・タマーニの「聖母子」


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カルロ・チニャーニの「トッマーゾ・チェルヴィオーニ(1673‐1742)の肖像」


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16世紀末の無名画家の「フラ・アントニオ・ポージ(1528‐1580)の肖像」


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アウレリオ・ミラーニの「フオーコ・ディ・フォルリの聖母の奇跡」(1725)


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アルトゥーロ・ルチア―ニ(モンタルチーノ、1861‐1936)の「シエナの人々への種痘」


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アルトゥーロ・ルチアーニの「アマゾンへのリオへの宣教師の上陸」
(つづく)

何時もなら古寺巡礼ですが、19世紀に再建されたドゥオーモなので新寺巡礼とタイトルを代えました。
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チェントロの広場から坂道を上がります。


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直ぐに教会の建物が見えてきます。


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モンタルチーノのドゥオーモです。


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モンタルチーノは、シエナーコッレ・ディ・ヴァル・デルザーモンタルチーノ司教区に属してます。シエナ大聖堂に司教座が置かれているので(実際は大司教座が置かれています)、正式名称はConcattedrale del Santissimo Salvatoreです。


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11世紀に建てられ、Santissimo Salvatoreに献じられたロマネスク様式の教会が前身です。1462年、教皇ピオ2世によってモンタルチーノは単独の司教区に格上げされ、それと同時にこの教会が司教座教会に昇格しました。


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11世紀建設のロマネスク様式の建物は、その後の地震や経年劣化によって危険な状態となったので、19世紀初頭に建物の再建が決まりました。


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シエナ出身の当時の大建築家アゴスティーノ・ファンタスティーチの設計によって、1818年工事着工、1832年完成、1832年に奉献された新古典様式の二代目の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。


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鐘楼は初代の建物のものですが、創建時の鐘楼は落雷によって一部倒壊したので、18世紀に再建された、比較的新しいものです。


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コリント式を模した列柱と柱廊が特徴です。


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三廊式、新古典様式の内部です。


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ギリシャ十字形をしています。


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美術的な見どころが3点あります。


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内陣中央から見た左側廊方向です。


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左側廊


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内陣中央から見た右側廊方向です。


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右側廊


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私の趣味嗜好の観点では味気ないですね。


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主祭壇と後陣


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後陣の天井


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フランチェスコ・ヴァンニの「無原罪の御宿りと幼きキリスト」


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初代の建物あった祭壇画です。


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フランチェスコ・ヴァンニの「砂漠の洗礼者聖ジョヴァンニ」


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洗礼盤


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この素朴な彫刻に魅かれました。


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「おっ! これがここにあったか」
あるわけがありませんね。残念ながら写真です。


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主祭壇前から見たファサードの裏側方向です。


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今も残るロマネスク様式の教会や修道院は貴重な存在であることが良く分かります。


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外に出ました。


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ファサード前の広場


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司教館


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坂を下りました。
(おわり)

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ドゥオーモと要塞を結ぶVia Ricasoliです。


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通りの名称が書かれいます。見えているのはサンタゴスティーノ教会です。


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サンタゴスティーノ教会です。


P1420954
教会の隣にある建物はサンタゴスティーノ神学校ですが、学校は廃止され、その建物が市立美術館として使用されてます。


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写真左が旧神学校の建物です。


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1925年、モンタルチーノの教会などから集められた美術品の特別展が開催され、大成功を収めたので、その展示物を中心に美術館設立の機運が高まり、1953年に市立美術館が発足しました。


P1430342
美術館の入り口です。
1958年に規模が拡大されると共に、整備が進み、現在の美術館となったのは1997年のことでした。
正式名称は、Museo Civico e Diocesano d'Arte Sacraと言います。


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旧神学校のキオストロ


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写真右端が切符売り場です。


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最初の展示室に入ると、先ず大きな多翼祭壇画が目に飛び込んできます。


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バルトロ・ディ・フレディ(シエナ、1353から記録、1410没)の「聖母戴冠のポリッティコ」(1388)
モンタルチーノのサン・フランチェスコ教会にありました。作品の裏面ににバルトロの署名と制作年が記載されてます。


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中央パネル


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頭頂部


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向かって左


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向かって右


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裾絵


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欠落しています。


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裾絵2枚が欠落しています。


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アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ(14世紀後半にシエナで活動)の「受胎告知する天使」(1370)


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ドメニコ・ディ・アゴスティーノ(シエナ、1343‐1367記録)?の「受胎告知される聖母」(1369)


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バルトロ・ディ・フレディの「聖母子」


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Maestro di Ponzano (14世後半にシエナで活動)の「聖母子と聖アンサーノと聖ロレンツォ」(1382)


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ジョヴァンニ・ディ・アゴスティーノ(シエナ、1331‐1347記録)の「磔刑像」


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フランチェスコ・ディ・セーニャ(シエナ、1328‐1339記録)の「聖母子と4聖人」


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中央の「聖母子」


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左は「アレッサンドリアの聖カテリーナ」と「司教聖人」


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右は「福音書記者聖ジョヴァンニ」と「修道僧聖人」


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14世紀の無名画家の「聖母子と2聖人と3天使」


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「聖母子」


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「聖ニコロ」


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「聖ドメニコ」


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向かって右の天使


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中央の天使


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向かって左の天使


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アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ?の「聖母子」


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バルトロ・ディ・フレディの「ピエタのキリスト」


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バルトロ・ディ・フレディの「十字架降下のポリッティコ」(1383)
モンタルチーノのサン・フランチェスコ教会にありました。バルトロの署名と制作年が記されてます。


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中央


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向かって左


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向かって右


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バルトロ・ディ・フレディの「4聖人」


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左は「聖フランチェスコと聖パオロ」


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右は「聖ピエトロとパドヴァの聖アントニオ」


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Maestro del Crocifisso dei Disciplinati (シエナで14世紀後半に活動)の「受胎告知」


P1430042
15世紀後半の後期ゴシック様式の無名画家の「磔刑」


P1430046
アンジェロ・ディ・ナルドゥッチョ?の「磔刑像」


P1430050
シモーネ・マルティーニの協力者の「聖母子と2天使」


P1430054
アンブロージョ・ロレンツェッティの弟子の「マエスタ」


P1430059
アンブロージョ・ロレンツェッティ(シエナ、1290c‐1346)の「聖ピエトロ」と「聖パオロ」


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14世紀第4四半世紀のシエナの無名彫刻家の「磔刑像」


P1430068
Maestro del 1346 (シエナで14世紀中ごろに活動)の「聖母子と2聖人」(1346)


P1430071
「聖母子」


P1430073
「聖アゴスティーノ」


P1430076
「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1430079
ルーカ・ディ・トンメ(シエナ、1355‐1389記録)の「聖母子」


P1430082
フランチェスコ・ディ・ヴァルダムブリーノ(シエナ、1401‐1435記録)の「聖ピエトロ」


P1430087
ベンヴェヌート・ディ・ジョヴァンニ(シエナ、1436‐1518?)の「十字架を手にするキリストと大天使ミケーレと聖エジーディオ」
(つづく)









P1740165
サン・フランチェスコ教会の周囲を散策しました。


P1740166
この付近は、道路を作るために城壁が一部取り除かれてます。


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城壁が取り壊されているのは、一部だけで大部分は残されてます。


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この付近は駐車場になってます。昼食を自宅で食べる人が多いようで、車がありません。


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この付近の城壁は16世紀中ごろにコジモ1世の命によって整備されたそうです。


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一周しましたが、特に見どころは無さそうです。


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観光客の便を考えてのことでしょう、普通教会が閉まる昼下がりでもサンセポルクロでは教会が開いてます。


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次はサン・ロッコ教会です。


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サン・ロッコ教会は、サン・フランチェスコ教会から僅か200mほどしか離れてません。


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身廊に面した通りを進みます。


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サン・フランチェスコ教会の鐘楼


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午後の気怠い雰囲気が漂ってます。


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この建物に注目です。


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車の先に見えているのがサン・ロッコ教会です。


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1554年に建設されました。


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見ておくべき作品が3点あります。


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こちらの方にも入り口があります。


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左右非対称の外観です。


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単廊式のこじんまりした内部です。


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左側壁


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右側壁


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後陣にフレスコ画の残骸みたいなものがあったと思いましたが・・・・


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主祭壇は13世紀に制作された磔刑像(制作者不明)


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磔刑像は扉によって格納されるようになってます。扉に描かれた天使


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レオナルド・クンジ(サンセポルクロ、?-ローマ、1569)の「聖セバスティアーノ」


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詳細不明のタベルナコロ


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16世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「聖ロッコ」


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18世紀の無名画家の「聖ジャコモ・マッジョーレ、聖ジャコモ・ミノーレ、聖トッマーゾ」


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ラッファエッリーノ・ダル・コッレの「キリストの復活」(1524‐25)


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フレスコ画はどこにも見当たらず。


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祭壇前から見た出入口


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外に出ました。


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次は要塞です。


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ニッコロ通りの先に要塞があります。


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道の突き当りに要塞が見えてます。


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メディチ要塞です。


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要塞の前に教会があります。


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現在は催事場になっている旧サンタ・マリア・デッラ・ミゼリコルディア教会です。


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同じ道ばかりを歩いても詰まらないで、少し遠回りになりますが、要塞の壁に沿った道に入りました。


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違う道を歩いたものの、すぐにニッコロ通りに戻ってきました。


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要塞の壁


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ここには観光客が来ません。


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要塞の入り口です。


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要塞は非公開となってます。


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サンタ・マルタ教会が見えてますが、拝観を後回しにして要塞を見ることにしました。


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1500年にメディチ家の注文によってジュリアーノ・ダ・サンガッロが設計し、ジュリアーノの工事監督によって1502年から1503年に建設された要塞です。


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更に、1557年、トスカーナ公国のコジモ1世の命によって、要塞の拡張整備が行われ1560年に完成しました。


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現在の要塞の横に国道がありますが、その国道敷設の際、要塞の一部が取り壊されました。


P1740265
現在、要塞は個人所有の邸宅になってます。


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個人所有なので、一般には非公開というわけです。


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どのような経緯で個人所有になったのか、興味があります。


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どんな人が所有しているんでしょうね。


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要塞の周りを一周しましたが、面白いところは無し!


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要塞内に住むのは安全でしょうね。


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元に戻ってきました。


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要塞は刑務所に転用されるようですが、ここも整備すれば刑務所になれそうです。


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次はサンタ・マルタ教会です。


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P1740275
(つづく)

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この美術館で最も人気がある作品です。先ほどまで混雑していましたが、漸く人波が一段落したところです。


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ジョルジョーネの「嵐」


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その解釈が難しいことで知られてます。


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ジョヴァンニ・カリアーニ(サン・ジョヴァンニ・ビアンコ、1485‐ヴェネツィア、1547)の「聖会話」


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ベネデット・ディアナ(ヴェネツィア、1482‐1525活動)の「聖母子と聖ジローラモと聖フランチェスコ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「キリスト」
次の作品とセットで描かれました。


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「渦巻き模様」
この前の作品とセットで、キリストの変容を表しているとされてます。


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「若い木の聖母」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「幼きキリストを崇める聖母」


P1970320
ヴェネツィア・パドヴァの無名画家の「磔刑」(1460)


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アンドレア・マンテーニャ(パドヴァ、1431-マントヴァ、1506)の「聖ジョルジョ」


P1970325
ピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖ジローラモ」は、フォルリで開催されていた「ピエロ・デッラ・フランチェスカ展」に貸し出されていました。
2016年6月、フォルリでこの作品を見ました。


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ヤコポ・モランツォーネ(1430‐1469活動)の「聖母被昇天と4聖人」


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中央の「聖母被昇天」


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向かって左の「聖エレーナ」と「洗礼者聖ジョヴァンニ」


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向かって右は「聖ベネデット」と「聖エリザベッタ」


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マルコ・バサイ—ティの「男の肖像」


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ジョヴァンニ・ベッリーニとアンドレア・プレヴィターリの「5つの寓意画」


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寓意画は難しくて良く分かりません。


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次の部屋です。


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第24室です。大作が並んでます。


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この展示室はサンタ・マリア・デッラ・カリタ教会だったところです。最終展示室になります。


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アントニオ・ヴィヴァリーニとジョヴァンニ・ダレマーニャの「玉座の聖母子と聖人たち(聖アゴスティーノ、聖アンブロージョ、聖ジローラモ、聖グレゴリオ)」(1446)


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ティツィアーノの「寺院への聖母の出現」(1534‐38)
この作品は教会に置かれた状態のままで展示されてます。


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ジャンピエトロ・シルヴィオとドメニコ・ティントレットの「聖母の結婚」(1538‐43)


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ジローラモ・ディ・ティツィアーノとドメニコ・ティントレットの「受胎告知をされる聖母」(1557‐58)


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これで終わりです。


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見逃した作品が無いかチェックしました。


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もう一度見ました。


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見逃した作品は無さそうです。


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展示室に向かう階段


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切符売り場


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館内入口にある彫刻


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外に出ました。


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カノーヴァの彫刻展示が充実したのは大変良かったと思いました。


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閉鎖されていた展示室が多くて参りました。


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見ることが出来なかった作品もかなりの数に上りました。


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ざっと思いつくだけでもカルパッチョの「聖ウルスラの物語」や「聖遺物の奇跡」、ジェンティーレ・ベッリーニの「聖十字架の奇跡」などの大作が見ることが出来ませんでした。


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2017年は2月に行く予定です。


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その時、どうなっているのか、それが楽しみです。


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(おわり)

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お腹一杯、美味しくいただいた昼食でした。


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少々疲れ気味なのでホテルに戻って昼寝。一人旅だったので、この部屋だけと思われるでしょう。


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ところがこの部屋もそうなんです。


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この部屋も私の部屋。そうなんです、どうしたのか分かりませんが1人で5人用の部屋でした。


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居間が付いていたので、全部で4部屋、ベッドルームが3つ。翌朝の朝食の宿泊客の少なさから判断すると、混雑していたから、この部屋になったのではないようでした。


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20分程微睡んでから、外に出ました。


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酔いが程よく冷めて快適でした。


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2年前は、ワイン1本、水代わりのビールを飲んでも酔いを感じたことは稀でしたが、ここ1年はめっきり弱くなりました。


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と言うことで、ワインは量よりも質にしてますが、油断していると高価なものを持ってこられます。


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昼下がりなので人出が少ない。


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拝観を後回しにした、Museo Civico近くの2つの教会に行くことにしました。同じ道を通るのは味気ないので、遠回りしました。


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歴史的建造物です。


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写真右の古そうな建物には説明板がありません。


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夏至が2日後でしたが、日陰では涼しい風が通り、肌に心地よかったことを覚えてます。


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観光案内所で貰ったパンフレットによれば、この先に歴史的建造物があります。


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この建物です。


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17世紀では、それ程古い物ではありませんね。


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行った先々で、観光案内所に立ち寄って地図や各種パンフレットを頂戴してます。


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頂いた資料などで、その街の観光客に対する姿勢などが大体分かります。その点では、この街はベストの一つでしょうね。


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この先にMuseo Civicoがあります。


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この建物は午前中に見ました。


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ここに来たら、ピエロの作品をもう一度見たくなりました。


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切符を買おうとしたら、係員が私の顔を覚えていたのです。午前中に見終らずに昼休みが来たので、午後に再入場の扱いを受けて無料で入館できました。


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ピエロの2作品を中心に見て、直ぐに退館しました。


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プレトリオ宮の裏側です。


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サン・フランチェスコ教会です。


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こちらはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。2つとも開いていました。


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2つの教会の間に広場があります。


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広場に立つのは、数学者のフラ・ルーカ・パチョーリ像です。ルーカはピエロ・デッラ・フランチェスカの数学上に一番弟子で、レオナルド・ダ・ヴィンチに遠近法を教授したことで有名です。また、「複式簿記の父」と呼ばれてます。ただ、ルーカが師匠ピエロの未刊行の数学の著述を自分の著作物として出版して世に出た事実があるのです。


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著述の一部の盗作ではなくて、著述全部を自分の著作物として出版したのですから、彼の品性がどうだったのか、疑問があります。


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こちらから拝観することにしました。


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1258年創建、1321年に完成したゴシック様式の教会です。


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サンセポルクロは地震の多い土地で、建物は何度も崩壊しました。現在の姿は崩壊した石材を拾い集めて忠実に元の姿に組み直して出来たものです。


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入口扉上の浮彫


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中に入りました。


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1948年の地震によって大きな被害を受けたので、その後、大改修が行われました。新しく見えるのは、そのためです。


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単廊式の内部です。


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天井


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主祭壇


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装飾が殆ど施されていない後陣です。


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クリプタは施錠されていました。


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フランチェスコ・クッラディ(1570‐1661)の「無原罪の御宿りと天使たち」


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「パドヴァの聖アントニオ」


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ジョヴァンニ・デ・ヴェッキ(1537‐1615)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


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ラッファエッロ・スカミノッシ(1529‐?)の「ベアート・ラニエーリ」


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アントニオ・ディ・パドヴァの「ロザリオの聖母」(彩色テラコッタ)


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詳細不明


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ラッファエッロ・スカミノッシの「天上の聖母子と聖カルロ・ボッロメオとベアート・ラニエーリ」


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詳細不明


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17世紀の無名画家の「教会博士との問答」


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17世紀の無名画家の「永遠なる父と聖人たち」


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祭壇前から見た出入口です。


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旧修道院です。


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修道院はパス


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こちらの方は学校だったと思います。


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次はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。


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1518年創建のルネサンス様式の建物です。


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ロッジア


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中に入りました。


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天井


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1694年の地震によって大きな被害を受け、暫く放置されましたが1899年から本格的な修復が行われたので新しく見えます。


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傑作とされている主祭壇画


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ラッファエッリーノ・デル・コッレの「グラツィエの聖母」(1555)


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詳細不明の「磔刑像」


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17世紀のフィレンツェの無名画家に拠る作品


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教会の構造図


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祭壇前から見た出入口


P1740136
(つづく)

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コズメ・トゥーラ(フェッラーラ、1430‐1495)の「聖母子」


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アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニの作品がありませんでした。


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バルトロメオ・ヴィヴァリーニ(ヴェネツィア、1430c‐1491)の「祈る聖アンブロージョと信者たちと4聖人(聖シジスモンド?、聖ピエトロ、聖パオロ、聖セバスティアーノ)」


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ジェンティーレ・ベッリーニ(ヴェネツィア、1429?-1507)の「ベアート・ロレンツォ・ジュスティアーニ」


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アンドレア・ダ・ムラーノ(1462‐1502記録)の「サン・ピエトロ・マルティ―レ教会の祭壇画」


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「慈悲の聖母と4聖人」


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「聖ヴィンチェンツォ・フェッレールと聖ロッコ」


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「聖セバスティアーノ」


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「聖ピエトロ・マルティ―レ」


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バルトロメオ・ヴィヴァリーニの「マグダラのマリアと聖バルバラ」


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アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ(ムラーノ、1442‐1504)の「殉教の聖女と聖キアーラ」


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パルス・ボルドン(トレヴィーゾ、1500‐ヴェネツィア、1571)の「ドージェの指輪の受け渡し」


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ジョヴァンニ・マンスエ—ティ(1485‐1526記録)の「聖マルコの生涯のエピソード」


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パルマ・イル・ヴェッキオとパリス・ボルドンの「海の時化」


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チーマ・ダ・コネリアーノ(コネリアーノ、1459c‐1517)の「有翼の獅子と4聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、福音書記者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖ジローラモ)」


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ジョヴァンニ・マンスエ—ティの「San Marco risana Aniano」


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ジョヴァンニ・ベッリーニとヴィットーレ・ベッリニアーノ(1507‐1529活動)の「聖マルコの殉教」
作品が大き過ぎて、1枚の写真では入りきれません。


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ジャコモとドメニコのカブリーニ工房とフランチェスコ・デル・コッサの「玉座の聖母子と聖人たち」
かなりの部分が欠落しています。


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ラザーロ・バスティアーニ(ヴェネツィア、1425‐1512)の「聖ジローラモの聖体拝領」


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光るので横から撮ってみました。少しはマシ?


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ラザーロ・バスティアーニの「聖ジローラモの葬儀」


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ジローラモ・ダ・トレヴィーゾ・イル・ヴェッキオの「玉座の聖母子と聖人たち」


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以前と比べると展示が変わりました。


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アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニの「玉座の聖母子と6聖人(聖アンナ、聖ジョアッチーノ、トロサの聖ルドヴィーコ、パドヴァの聖アントニオ、聖フランチェスコ、シエナの聖ベルナルディーノ)」


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ラザーロ・バスティアーニの「ご誕生」


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Maestro della Madonna del Parto(1375-1410活動)の「出産の聖母と2信者」


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ニコロ・ディ・ピエトロ(ヴェネツィア、1394‐1430記録)の「聖母子と聖マルタとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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ニコロ・ディ・ピエトロの「マギの到着」


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モランツォーネ工房(14世紀第4四半世紀‐15世紀前半に存在)の「磔刑像」


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ヤコポ、ジェンティーレ、ジョヴァンニのベッリーニ家3人の「聖母子と聖ジローラモと司教聖人とピエタのキリスト」


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以前とは随分違いますね。


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ヤコポ、ジェンティーレ、ジョヴァンニのベッリーニ3人の「聖セバスティアーノと洗礼者聖ジョヴァンニと聖アントニオ・アバーテと永遠なる父と受胎告知」


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ヤコポ、ジェンティーレ、ジョヴァンニのベッリーニ3人の「聖ロレンツォと洗礼者聖ジョヴァンニとパドヴァの聖アントニオと聖母子と天使たち」


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P1970243
ヤコポ、ジェンティーレ、ジョヴァンニのベッリーニ3人の「ご誕生と聖フランチェスコと聖ヴィットーレ?と三位一体と聖アゴスティーノと聖ドメニコ」


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バルトロメオ・ヴィヴァリーニと工房の「バーリのコンヴェルサーノ・ドゥオーモのポリッティコ」
大多翼祭壇画です。


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「ピエタのキリストと2天使」


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中央の「ご誕生」


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向かって左の「聖フランチェスコ」、「聖アンドレア」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」、「聖ピエトロ」


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向かって右の「聖パオロ」、「聖ジローラモ」、「聖ドメニコ」、「聖テオドーロ」


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裾絵


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ヤコポ・ベッリーニ(1424‐1470記録)の「聖母子」


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ヤコポ・ベッリーニの「聖母子」


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バルトロメオ・ジョルフィーノ(ヴェローナ、1406c‐1486)の「玉座の聖母子と聖人たち」
彫刻の多翼祭壇です。


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カルロ・クリヴェッリ(ヴェネツィア、1430c‐マルケ、1495c)の「4聖人」


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「聖セバスティアーノ」


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「聖ロッコ」


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「ベアート・ジャコモ・デッラ・マルカ」


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「聖エミ―ディオ」


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アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニの「洗礼者聖ジョヴァンニ」と「聖マッテオ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「コンタリーニの聖母」
(つづく)

P1730433
さてサンタゴスティーノ教会です。
1203年建設されたサンタ・マリア・アッスンタ教区教会が全身です。1555年、教会の名称が現在のサンタゴスティーノ教会に変更されました。


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現在の建物は、1771年から1785年に再建された二代目のものです。


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単廊式、バロック様式の内部です。


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左右の側壁に礼拝堂が設けられてます。


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天井
この教会の見どころは二点の祭壇画でしょう。


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ジョヴァンニ・チミーカ(1743‐1788)の「天上の聖母と聖人たち」


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アンニーバレ・ランチージの「受胎告知」(1762)


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ヴィンチェンツォ・キアッリ(1787‐1840)作のサンタ・リータ礼拝堂


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外に出ました。


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フィオレンティーナ門を潜って城壁外に出ました。


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この日の翌日にアレッツォ行のバスに乗るので、念のためバス発車時刻の確認をしました。


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フィオレンティーナ門近くのここがバスターミナルです。


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バスを待つ人々


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レプッブリカ広場


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城壁外は見どころが無いので、城壁の中に戻りました。この辺が城壁が撤去されてます。


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この道の先にMuseo Civicoがある筈です。


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歴史的建造物が立ち並ぶ通りです。


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この建物がそうです。


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歴史的建造物です。


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この建物が歴史的建造物です。


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スグラフィート装飾


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16世紀に建設されたPalazzo Muglioniです。屋根の下はフレスコ装飾でしょうか?


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これも歴史的建造物です。


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あの建物に見覚えがあります。


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Museoの建物は工事中でした。


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でも開館していたので安心しました。


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Museoの入館を後回しにして、午前中は教会巡りを優先しました。


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Arcoです。


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この辺が観光の中心地でしょう。


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ドゥオーモです。


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拝観しました。


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ドゥオーモは「古寺巡礼」で別途取り上げます。


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この建物の中に観光案内所があります。


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塔のある建物が有名です。


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この建物です。


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塔のある建物がもう一つあります。


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この辺は見どころが沢山あります。


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Piazza Torre di Berta


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次は壁に沢山の紋章がある建物です。


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重厚な建物です。


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強い日差しでしたが、湿度が低いので快適でした。


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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会


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サン・フランチェスコ教会


P1730978
2つの教会の拝観を後回しにして、頃は良し、とばかりにMuseo Civicoに入館しました。


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Museo Civicoについては改めて触れることにします。


P1730968
非常に良かった!!


P1730980
ホテルに戻ることにしました。


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小さな美術館と侮って作品の写真を撮ることと鑑賞を同時にやったので、流石に疲れました。


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大きな美術館の場合、作品の写真を撮る日と鑑賞する日を分けてます。つまり2日にかけて2回入館します。


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ホテルで一休みしてから、隣の食堂で昼食の予定です。


P1730984


P1730988
(つづく)

P1970022
次の部屋です。ここは、恐らく美術学校の移転によって開いたので、新たに展示室として拡充された部分と思います。


P1970024
ジャンバッティスタ・ピットーニ(ヴェネツィア、1687‐1767)の「エルサレムの寺院での略奪」(1743‐44)


P1970027
ヤコポ・アミゴーニ(ナポリ?、1682‐マドリッド、1752)の「ヴィーナスとアドニス」


P1970030
セバスティアーノ・リッチ(ベッルーノ、1659‐ヴェネツィア、1734)の「ディアナとカッリスト」(1712‐16)


P1970033
セバスティアーノ・リッチの「パーンの誉れのバッカス祭」(1716c)


P1970036
セバスティアーノ・リッチの「アスクレーピオスの夢」


P1970038
肖像画は省略します。


P1970039
フランチェスコ・グアルディ(ヴェネツィア、1712‐1793)の「アンコネータ島」


P1970040
フランチェスコ・グアルディの「サン・マルクエーラのオイル倉庫の火災」(1789)


P1970042
フランチェスコ・グアルディの「サン・ジョルジョ島の聖マルコの祭り」(1774)


P1970044
カナレット(ヴェネツィア、1697‐1768)と工房の「遺跡での戯れ」


P1970047
カナレットと工房の「遺跡での戯れ」


P1970049
ミケーレ・マリエスキ(ヴェネツィア、1710‐1743)の「階段があるパラッツォの中庭」


P1970050
ベルナルド・ベッロット(ヴェネツィア、1722‐ヴァルサヴィア、1780)の「風景」(1740c)


P1970052
ミケーレ・マリエスキの「遺跡での戯れ」


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ミケーレ・マリエスキの「海岸での戯れ」


P1970057
ジャンバッティスタ・ティエポロの「ディアナの祭りにおけるアンツィアとアブロコムの邂逅」(1743‐44)


P1970059
マルコ・リッチ(ベッルーノ、1676‐ヴェネツィア、1730)ん「ヴィッラの庭園」


P1970060
マルコ・リッチの「樵がいる風景」


P1970083
この廊下はアントニオ・カノーヴァの彫刻が展示されてます。拡充部分の目玉というべき展示室でしょう。


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アントニオ・カノーヴァの「ライオン」(1783‐92)


P1970079
2頭で1セット


P1970062
アントニオ・カノーヴァの「ジョヴァンニ・ヴォルパートの葬儀の石碑」(1804)


P1970064
アントニオ・カノーヴァの「ウィレム・ジョージ・ドランジェの葬儀の石碑」(1606‐08)


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同じような石碑が並んでます。


P1970066


P1970068
アントニオ・カノーヴァの「イサクの犠牲」(1821‐22)


P1970069
アントニオ・カノーヴァの「寺院へのキリストの出現」(1821‐22)


P1970071
アントニオ・カノーヴァの「アベルの殺害」(1821‐22)


P1970072
アントニオ・カノーヴァの「ご訪問」(1821‐22)


P1970074
アントニオ・カノーヴァの「男性の創造」(1821‐22)


P1970075
アントニオ・カノーヴァの「受胎告知」(1821‐22)


P1970080
アントニオ・カノーヴァの「プリアーモの死」(1793‐94)


P1970082
アントニオ・カノーヴァの「ソクラテスの家族との別れ」(1793‐94)
第11室(ローマ数字の)に戻ります。


P1970084
ルーカ・ジョルダーノ(ナポリ、1634‐1705)の「聖ピエトロの逆さ磔」


P1970088
ジャンバッティスタ・ティエポロの「Devoti affacciati ad una loggia」


P1970089
ヤコポ・ティントレットの「寺院へのキリストの出現」


P1970093
展示の作品が変更されてます。


P1970095
ヤコポ・ティントレットの「十字架降下」


P1970097
横長の作品です。1枚の写真では到底入りきれません。


P1970098
3枚の写真に分けます。


P1970099
ジャンバッティスタ・ティエポロの「迷惑の罰」


P1970105
これは詳細不明です。


P1970106


P1970107


P1970108
廊下を歩いて別区画の展示室に移動です。


P1970109
廊下の壁や扉などに装飾が施されてます。


P1970110
扉の先に展示室があったような・・・・


P1970111


P1970112
これまで見てきた作品を考えると、展示されていない作品がかなりの数に上った気がします。


P1970113
10年前に購入した「全作品リスト」を参照しないと具体的には出てきませんが・・・・


P1970114


P1970115
工事中の部屋の区切り


P1970116
移動のために梱包された作品


P1970120
次の部屋です。


P1970119
第18室(ローマ数字の)になります。ということは、ローマ数字の12室から17室が閉鎖でしょうか?


P1970117
マルコ・リッチのサークルの「滝」


P1970121
フランチェスコ・ズッカレッリの「バッカス祭」


P1970123
フランチェスコ・ズッカレッリの「エウロパの強奪」


P1970126
ポンぺオ・バトーニ(ルッカ、1708‐1787)の「玉座の聖母子と聖人たち」


P1970129
マルコ・リッチのサークルの「旅人がいる風景」


P1970131
ジュゼッペ・ツァイス(1709‐1781)の「ヴィッラでの楽しみ)


P1970133


P1970134


P1970135


P1970136


P1970137
マルコ・リッチの「洗濯する人々がいる風景」


P1970139
マルコ・リッチの「奔放に生きる人々がいる風景」


P1970141
イッポリート・カッフィー(1809‐1866)の「霧のサン・マルコ広場」


P1970144
Theodore Lancelot Turpin de Crisse (Parigi, 1782-1859)の「海岸の崖」
(つづく)

P1730342
サンタ・マリア・デリ・セルヴィ教会の拝観です。


P1730283
単廊式、バロック様式の内部です。


P1730285
1255年に別の場所に建設された同じ名称の教会がありましたが、現在の建物は現在地に1294年に創建され、1382年に奉献されたものです。


P1730284
1717年ー1727年に内部は全面的に改修され、現在のバロック様式となりました。


P1730286
天井


P1730287
主祭壇


P1730290
クーポラ


P1730296
マッテオ・ジョヴァンニの「聖母被昇天」(1491)
酷い状態の作品です。


P1730300
マッテオ・ジョヴァンニの作品


P1730303
マッテオ・ジョヴァンニの作品


P1730312
マッテオ・ジョヴァンニの3つの作品はこのように別々に掲げられてます。しかし、元は「聖母被昇天と4聖人のポリッティコ」だったと考えられてます。多翼祭壇画の枠が破損したので別々のパネルで展示されているのでしょう。


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P1730315
詳細不明


P1730319
グイド・レーニの原画をもとにシモーネ・カンタリーニが制作した作品です。複製画とは違います。


P1730322
ポマランチョの「天上の聖母子と聖人たち」


P1730327
17世紀のフィレンツェの無名画家の「天上の聖母と聖カルロ・ボッロメオとベアート・ピッコロミーニ・デイ・セルヴィ」


P1730330


P1730332
モナンノ・モナンニ・ダ・モンテルキの「聖フィリッポ・べニッツィに顕現する聖母」(17世紀)


P1730337
制作者不詳の「磔刑」(17世紀)


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マッテオ・ジョヴァンニの作品が良かった!


P1730288


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外に出ました。


P1730341
次はサン・ロレンツォ教会です。


P1730345
教会はこのアーチの向こうにあります。写真右はサンタ・キアーラ修道院の建物です。


P1730346
鐘楼がある建物です。


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振り返れば、セルヴィ教会が直ぐ傍にあることが分かります。


P1730348
サン・ロレンツォ教会です。


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1350年の創建ですが、現在の建物は1554年に建てられ、1556年に奉献された二代目のものです。


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柱廊付きのファサードが特徴です。


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単廊式、ルネサンス様式の内部です。


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ここは主祭壇画が有名です。


P1730380
主祭壇


P1730389
主祭壇画はロッソ・フィオレンティーノの「十字架降下」(1528)


Rosso_fiorentino,_deposizione_di_sansepolcro,_1528,_01
私の写真では不鮮明なので、作品画像を外部サイトから拝借しました。


P1730382
ラッファエッリーノ・デル・コッレの「永遠なる父」


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不思議なことに主祭壇画の複製画が礼拝堂祭壇を飾ってます。


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ヴィンチェンツォ・キアッリの「磔刑」


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P1730394


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外に出ました。写真右の壁は城壁です。


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ロッソ・フィオレンティーノの傑作が見ることが出来て大満足でした。


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名残惜しいので、もう一度中に入って観ました。


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旧サンタ・キアーラ教会です。


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教会の建物は催事場など市の多目的会場として使用されてます。


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この建物は少し新しい。


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こちらの建物はどうでしょうか。


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この日のお宿が見えます。


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教会巡りを続けます。


P1730420
次はサンタゴスティーノ教会です。


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違った道を歩かないといけません。


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教会は突き当りの門の手前にあります。


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鐘楼が見えました。


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サンタゴスティーノ教会の後陣


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P1730429
フィオレンティーナ門です。


P1730430


P1730431
サンタゴスティーノ教会のファサード
(つづく)

P1960906
第10室を後にする前にお気に入りの作品をもう一度鑑賞しました。


P1960907


P1960908


P1960909
次の部屋に移動しました。


P1960910
第11室です。


P1960913
レアンドロ・バッサーノ(バッサーノ・デル・グラッパ、1557‐1622)の「ラザロの蘇生」


P1960916
ジャンバッティスタ・ティエポロ(ヴェネツィア、1696‐マドリッド、1770)の「Devoti affacciati ad una loggia」


P1960926
ジャンバッティスタ・ティエポロの「Devoti affaccianti ad una loggia」
私にとっては訳の分からない作品です。


P1960919
ベルナルド・ストロッツィ(ジェノヴァ、1581‐ヴェネツィア、1664)の「ジョヴァンニ・グリマーニ枢機卿の肖像」


P1960922
ベルナルド・ストロッツィの「シメオーネ邸の饗宴」


P1960929
ボニファチョ・デ・ピターリの「大金持ち」


P1960933
ポルデノーネ(ポルデノーネ、1483‐フェッラーラ、1539)の「ベアート・ロレンツォ・ジュスティニアーニと聖人たち」


P1960938
ヤコポ・ティントレットの「磔刑」


P1960941
ヤコポ・ティントレットの「聖母子と聖セバスティアーノと聖マルコと聖テオドーロと3枢機卿」


P1960943
次の部屋は彫刻の展示です。


P1960944
アントニオ・カノーヴァ(ポッサーニョ、1757‐ヴェネツィア、1822)の「Creugante」(1796‐1801)


P1960946
アントニオ・カノーヴァの「パリ」(1807‐12)


P1960948
アントニオ・カノーヴァの「Madama Letizia Bonaparte」(1804‐07)


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アントニオ・カノーヴァの「ナポレオン」


P1960952
アントニオ・カノーヴァの「Leopoldo Cicognara」(1821‐22)


P1960954
ルイージ・ボッロ(ヴィットリオ・ヴェネト、1826‐ヴェネツィア、1886)の「ジョヴァンニ・ベッリーニ」(1853)


P1960956
ロレンツォ・モレッティ・ラレーゼ(ヴェネツィア、1809‐1885)の「セバスティアーノ・デル・ピオンボ」(1872)


P1960958
ルイージ・ボッロの「憑りつかれた人の解放」(1850)


P1960960
リナルド・リナルディ(パドヴァ、1793‐ローマ、1873)の「ティツィアーノ」(1815‐16)


P1960962
バルトロメオ・フェッラーラ(マロースティカ、1780‐ヴェネツィア、1844)の「アントニオ・カノーヴァ作『ピエタ』の複製彫刻」(1830)


P1960966
絵画の展示室です。


P1960967
第11室です。先ほど11室を見たばかりです。


P1960910
参ったなあ!
11室が2つあるのです。ローマ数字とアラビア数字で区別しているようですが、混乱の元ですね。改善した方が良いと思います。


P1960968
Giovanni De Min ( Belluno,1786- Tarzo,1859) の「Aiace」


P1960970
フランチェスコ・アイエツ(ヴェネツィア、1791‐ミラノ、1882)の「アリスティデス(注:アテネの政治家・軍人)」(1812)


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フランチェスコ・アイエツの「ソロン(注:アテネの政治家)」


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ヴィンチェンツォ・ジャコメッリ(グリッツィオ、1816-ヴェネツィア、1890)の「ディオメデス(注:ギリシャ神話)」
 


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フランチェスコ・アイエツの「リナルドとアルミダ」(1813)


P1960982
Giovanni De Minの「ヘラクレスの決断」(1812)


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次の部屋です。


P1960985
アラビア数字の第10室です。紛らわしい!


P1960986
アントニオ・カノーヴァの「ティツィア—ノへのモニュメント」(1795)
題名が理解不能です。アントニオ・猪木の「コブラツイスト」に見えました。


P1960988
3つの作品ともにアントニオ・カノーヴァ作です。


P1960990
次の部屋に移りました。


P1960991
アラビア数字の第9室です。


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ジャンドメニコ・ティエポロの「聖体拝領の制度」(1778)


P1960996
アントニオ・マリア・ヴィセンティーニ(ヴェネツィア、1688‐1782)の「建築のファンタジー」(1771‐77)


P1960998
ミケランジェロ・モルライテール(ヴェネツィア、1729‐1806)の「芸術賞を授与されるヴェネツィア」(1756)


P1960999
ピエラントニオ・ノヴェッリ(ヴェネツィア、1729‐1806)の「デッサン、色彩、創作」(1768‐69)


P1970003
フランチェスコ・バッタリオーリ(モデナ、1720c‐1797)の「建築の遠近法」(1772‐77)


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アントニオ・カナールの「遠近法」


P1970008
ジュゼッペ・モレッティ(18世紀後半にヴェネツィアで活動)の「遠近法」


P1970010
アントニオ・ジョーリ(モデナ、1700c‐ナポリ、1777)の「古代テルメの遠近法」


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ジャンバッティスタ・ピットーニ(ヴェネツィア、1687‐1767)の「受胎告知」(1757)


P1970015
フランチェスコ・ズッカレッリ(ピティリアーノ、1702‐フィレンツェ、1788c)の「洗礼者聖ジョヴァンニがいる風景」(1763)


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ドメニコ・フェデーリ(ヴェネツィア、1713‐1794)の「美術学校の寓意」(1762‐63c)


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フランチェスコ・マッジョット(ヴェネツィア、1738‐1805)の「画家の寓意」(1768‐69)
(つづく)

サンセポルクロ Sansepolcro は、人口15,884人(2015年12月31日現在)のトスカーナ州アレッツォ県にあるコムーネで、初期ルネサンスの巨匠ピエロ・デッラ・フランチェスカ所縁地として有名です。この街を訪れる大部分の観光客の目的はピエロ関連と言っても過言ではないと思います。
P1730223
駅に到着しました。FSではなくFCU(ウンブリア中央鉄道)の駅です。


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鄙びた感じの駅舎と駅前広場です。


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駅から1ブロック行けば城壁です。つまり、チェントロの直ぐ近くに駅があります。


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大きな荷物を引っ張っていては何もできないので、荷物をホテルに預けて身軽にならねばなりません。


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門が撤去されてありませんが、ポンテ門と呼ばれている場所です。ここからがチェントロになります。


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直ぐに教会の建物があります。


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サンタ・キアーラ修道院です。


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大きな荷物があっては拝観どころではありません。パス


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サン・グレゴリオ通りを北に向かって進みました。


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以前泊まったことがあるホテルがこの日のお宿です。


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ホテルへの道順は大体覚えていました。


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この建物に見覚えがありました。旧サンタ・キアーラ教会です。


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見覚えがある建物です。


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この先に16世紀に建てられた旧病院がある筈です。


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この日のお宿はここです。迷わずに来ることが出来ました。「俺はまだボケてない」


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ホテル併設のレストランです。お値段はお高くない、お味は普通以上でしょう。


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チェックインを済ませ、自室に荷物を置き身軽になったので、早速散歩に出発しました。


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ホテルの直ぐ傍に見どころが幾つあるのです。


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その一つがこれ。


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主祭壇画の「ピエタ」が傑作です。


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残念ながら、この日も閉まっていました。一体全体、何時開くのでしょうか?


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塔があります。


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通りを挟んで、その向かいにも塔があります。


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この写真ならば、二本の塔があることがお分かりになるでしょう。


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塔が我が家という人がいるんですね。


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塔がある建物です。


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これを撮っておくと、後で写真整理の際、役立ちます。


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広場に向かいます。大した距離ではありません、僅か200mほどです。


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通りの突き当りが広場です。


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この日は快晴でした。


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広場にやって来ました。


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ベルタの塔広場


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「ベルタの塔」です。


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塔がある建物はPalazzo della Pagiolaです。


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この広場に来ると、今サンセポルクロにいるのだ、と実感します。


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ドゥオーモなどがあるマッテオッティ通りの方は後にして、教会巡りを優先しました。


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教会美術の点では、この街は相当なものがあります。


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写真左の建物は歴史的建造物です。


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14世紀に建てられた旧孤児養育院です。


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通りの突き当りが行きたい教会ですが、その前に歴史的建造物があるので、それを見ておくことに。中には入れません。外観だけです。


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先ず写真左の建物です。


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この建物です。


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この街の有力貴族だったガッリ家の邸宅で、この街で現存する最古の建物の一つです。現在は賃貸アパートになってます。


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その向かいの建物も歴史的建造物です。


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こちらの方もガッリ家の邸宅でした。


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通りの先端、写真左先の建物も歴史的建造物です。


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この通りは14-15世紀の建物が立ち並んでます。


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サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会です。扉が開いてます、安心しました。


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簡素なファサード


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シエナ派の巨匠マッテオ・ディ・ジョヴァンニのポリッティコがあります。


P1730279
(つづく)

P1960715
2016年2月に行った時の展示作品を載せてます。


P1960718
最近、美術館の模様変更の動きが多いと思います。ここの他に、直ぐに思いつくだけでもブレラ絵画館、ウフィツィ美術館、バルベリーニ宮のローマ国立古典絵画館などがそうです。


P1960717
第6室です。


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ヤコポ・ティントレット(ヴェネツィア、1519‐1594)の「聖ルイージと聖ジョルジョと王女」


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ヤコポ・ティントレットの「聖ジローラモと聖アンドレア」


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ヤコポ・ティントレットの「キリストの復活」


P1960729
ヤコポ・ティントレットの「動物の創造」


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ヤコポ・ティントレットの「アダムとイヴ」


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パオロ・ヴェロネーゼの「聖母被昇天」


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パオロ・ヴェロネーゼの「悔悛の聖ジローラモ」


P1960747
パオロ・ヴェロネーゼの「聖母戴冠」


P1960747
パオロ・ヴェロネーゼの「聖母被昇天」


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パオロ・ヴェロネーゼの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P1960759
ドメニコ・ティントレット(ヴェネツィア、1560‐1635)の「商業学校信心会の会員の肖像」
ドメニコはヤコポの息子ですが、彼の技量は父よりも劣りました。


P1960761
パオロ・ヴェロネーゼの「聖ニコロ」


P1960766
第7室です。


P1960765
この時期にしては珍しく混んできました。


P1960768
ベルナルディーノ・リチーニオ(ポスカンテ、1490c‐ヴェネツィア、1565c)の「女性の肖像」


P1960772
ベルナルディーノ・リチーニオの「女性の肖像」


P1960777
モレット(ブレーシャ、1498‐1554)の「聖ピエトロ」と「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P1960782
ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480c‐ロレート、1556)の「若い男の肖像」
ヴェネツィア派画家の中では、本流から外れたカルロ・クリヴェッリとロレンツォ・ロットが大好きです。


P1960787
カッリスト・ピアッツァ・ダ・ローディ(1514‐1561存在確認)の「洗礼者聖ジョヴァンニの斬首」


P1960790
ジョヴァンニ・ジローラモ・サヴォルド(オルツィヌオーヴィ?、1480‐1550c)の「聖アントニオ・アバーテと聖パオロ・エレミータ」


P1960794
カリアーニ(ヴェネツィア、1485‐1547)の「男の肖像」


P1960796
次の部屋に移動しました。


P1960797
第8室です。


P1960799
ティツィアーノと工房の「福音書記者聖ジョヴァンニの象徴」


P1960803
ティツィアーノと工房の「聖マルコの象徴」


P1960806
イル・ロマニーノ(ブレーシャ、1484‐1556c)の「十字架降下」


P1960809
ティツィアーノに帰属する「大天使ラッファエーレとトビオーロ」


P1960812
パルマ・イル・ヴェッキオ(セリーナ、1480‐ヴェネツィア、1528)の「聖家族と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1960814


P1960819
パルマ・イル・ヴェッキオの「聖母被昇天」


P1960823
16世紀のヴェネツィア派無名画家の「ご訪問」


P1960826
ティツィアーノと工房の「聖マルコの象徴」


P1960830
ボニファチオ・デ・ピターリ(ヴェローナ、1487‐ヴェネツィア、1553)の「嬰児虐殺」


P1960833
ティツィアーノと工房の「聖マッテオの象徴」


P1960835
次の部屋に移動しました。


P1960836
第9室です。


P1960838
アンドレア・プレヴィターリ(ベルベンノ、1480c‐ベルガモ、1528)の「ご誕生と羊飼いへの知らせ」


P1960842
モレットの「カルメロの聖母」


P1960847
モレットの「ご誕生」


P1960850
ジョヴァンニ・ジローラモ・サヴォルドの「受胎告知」


P1960855
アンドレア・プレヴィターリの「磔刑」


P1960857
次の展示室です。


P1960858
第10室です。


P1960861
ヤコポ・ティントレットの「天上の聖母子と聖人たち」(1580‐86c)


P1960864
ヤコポ・ティントレットと工房の「聖マルコの夢」(1585)


P1960869
ヤコポ・ティントレットの「サラセン人を救出する聖マルコ」(1562‐66)


P1960872
ヤコポ・ティントレットの「奴隷を解放する聖マルコ」(1547‐48)


P1960876
ヤコポ・ティントレットの「聖マルコの遺体を盗む人々」(1562‐66)


P1960879
パオロ・ヴェロネーゼの「レヴィ家の饗宴」(1573)
作品が大き過ぎて写真に入り切れません。ヴェネツィアは潟の上に築かれたので、湿気が高くフレスコ画に最適な環境ではありません。その代わりに描かれたのが大画面のキャンバス画でした。


P1960883
ティツィアーノの「聖母子」


P1960884
このような措置は大歓迎ですが、他の作品は見ることが出来ませんでした。


P1960887
パオロ・ヴェロネーゼの「聖母子と聖人たち」(1564c)


P1960892
パオロ・ヴェロネーゼの「磔刑」(1582c)


P1960895
ティツィアーノの「ピエタ」(1576)


P1960900
パオロ・ヴェロネーゼの「受胎告知」(1578)


P1960904
パオロ・ヴェロネーゼの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1575c)
(つづく)


P1700643
ロッカ・マッジョーレに入りました。


P1700644
ローマ時代に築かれ、神聖ローマ帝国の支配下にあった時に拡張され、同帝国から派遣された代官によって監視塔の役目を果たしていました。アッシジが自治都市になったのを機に、一旦は取り壊されました。
14世紀、アッシジが教皇庁の支配を受けるようになると、要塞は再建されました。1460年に中央に塔が建てられた姿が現在まで残されてます。


P1700645
大要塞は博物館として公開されてます。(入館有料)
博物館の入り口です。


P1700646
かなり面白いものが展示されてます。


P1700648


P1700649


P1700650
貞操帯が展示されてます。女性用は前に見たことがありますが、男性用貞操帯の実物を見るのは初めて。


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金属製の道具類の展示が多かった。


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ただ、この博物館における展示のコンセプトが良く分かりません。


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庶民用の道具、武具、拷問用器具類とか、金属製ならばなんでもござれの展示。


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歯医者用に器具がありましたがゾッとしますね。(これではありません) 見ただけで歯が痛くなりました。


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日本の弓とは比較にならないくらいの破壊力がある石弓です。


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アッシジのお祭りの写真が展示されてます。


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ゴチャゴチャ言わないで、展示物を単純に眺めるのが良いと思います。


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塔に向かいます。


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ここから通路に入ります。


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要塞の高い塔は2つありますが、その2つを結ぶ通路です。ここを通るのも一興でお勧めです。


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2つのうち、高い方の塔に上ります。


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塔の上に出ました。


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塔の上からのパノラマが素晴らしい!


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低い方の塔にも上ることが出来ます。


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サンタ・キアーラ聖堂


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サント・ステファノ教会?


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マアマアの天気に恵まれた。


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2つの塔を結ぶ通路の上です。


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博物館の展示はオマケのようなもので、パノラマを楽しむ博物館と思った方が無難でしょう。


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アッシジの最高地点はここだと実感できます。


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サン・フランチェスコ聖堂


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ヌオーヴァ門が写ってます。


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サンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂が見えます。


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再び通路を通って低い方の塔に向かいました。


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低い方の塔からの景観は高い方とほぼ同じなので、写真掲載を省略します。


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塔から要塞内に出ました。


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パノラマを十分楽しみました。


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天気が良い日ならば、ここは必訪でしょうね。


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要塞から下る途中に見えるドゥオーモ


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サンタ・キアーラ聖堂


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上から見下ろすと街の位置関係が良く分かります。


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日本ならば、送電線や鉄塔が見えたりして?


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小要塞がよく見えました。


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上ってきた道を今度は下ります。


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アッシジ散歩には体力が必要と痛感。


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平坦な道に、実はそう見えるだけで坂道、戻りました。


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一旦、ホテルに戻ります。


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門が見えてきましたが、門の手前にホテルがあります。


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ホテルに戻りました。


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シャワーを浴び、一休みしてから再び外出しました。


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夏至近くなので、午後8時過ぎでも十分明るいのです。


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小さな祈祷所


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この壁に少しは知られたフレスコ画があります。


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これです。


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残念ながらかなり修復されてます。


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地元アッシジの画家ジャコモ・マリネッリ(1595‐1676以降没)の「聖母子」


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この辺に来たのは訳があります。


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家並みが何となく湾曲しているようです。


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ローマ劇場の跡の上に建てられた家々です。


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ドローンを使って上空から写真を撮れば劇場の楕円形が分かると思います。


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昔、初めてアッシジに来た時、地図にローマ劇場と記されていたので、この辺に来たのですが、劇場の遺跡らしきものが見当たらず道を間違えたと思ったのです。


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そろそろ夕食の時間です。


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「晩食」は午後9時からでした。


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夕食付のホテルです。


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翌朝です。


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自室のベランダから。
(おわり)

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14世紀末のヴェネトの無名画家の「Altarolo Portatile」


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中央


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向かって左


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向かって右


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ニッコロ・ディ・ピエトロ(ヴェネツィア、1394‐1427記録)の「聖ロレンツォ」


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ニッコロ・ディ・ピエトロの「玉座の聖母子と音楽天使たちと注文主」


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ロレンツォ・ヴェネツィアーノの「受胎告知のポリッティコ」
聖人が何人描かれているのか、驚くばかりです。


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中央パネル


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向かって右
柱状の区切り部分にも聖人が描き込められてます。


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右上


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向かって左


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左上


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裾絵


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ボケ写真


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カタリーノの「聖母戴冠と2聖人(聖ルチア、トレンティーノの聖二コラ)」


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Stefano "Plebanus" di Sant'Agnese (1369-1385活動)の「聖母戴冠」


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14世紀前半のリミニ派画家の「キリストの受難の物語と最後の審判」


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私が第1室に入ってから第2室に向かうまで、この作品を見つめ続ける人がいました。


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第2室です。豊かな色彩の作品が並んでます。


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ジョヴァンニ・ベッリーニ(ヴェネツィア、1434‐1516)と弟子の「死せるキリストへの哀悼」


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チーマ・ダ・コネリアーノ(コネリアーノ、1459c‐1516)の「聖トッマーゾの不信」


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チーマが大好きなので、彼の作品を追い求めて旅をしたことがあります。


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チーマ・ダ・コネリアーノの「玉座の聖母子と聖人たち」


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チーマ・ダ・コネリアーノの「聖母子と2聖人(聖ジローラモ、トロサの聖ルドヴィーコ」


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ヴィットーレ・カルパッチョ(1460c‐1526)の「キリストの寺院への出現」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「サン・ジョッベの祭壇画」


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マルコ・バサイ—ティ(ヴェネツィア、1470‐1530以降没)の「ゲッセマネ園のキリストの祈りと聖人たち」


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ヴィットーレ・カルパッチョの「処刑場」


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マルコ・バサイ—ティの「聖ゼべデオの子供の召命」


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次は第3室です。


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チーマ・ダ・コネリアーノの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖パオロ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子と2聖人」


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チーマ・ダ・コネリアーノの「大天使ラッファエーレとトビアスと聖ニコロと聖ジャコモ・マッジョーレ」


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チーマ・ダ・コネリアーノの「ピエタ」


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ヴィットーレ・カルパッチョの「聖ジョアッチーノと聖アンナの邂逅と聖ルイ9世と聖リベラ」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボ(ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547)の「聖バルトロメオと聖セバスティアーノ」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボの「トロサの聖ルドヴィーコ」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボの「聖シニバルド」


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ベネデット・ルスコーニ・デット・ディアナ(ヴェネツィア、1482‐1525)の「玉座の聖母子と4聖人(聖ジローラモ、聖ベネデット、マグダラのマリア、聖ジュスティーナ)」


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セバスティアーノ・デル・ピオンボに帰属する「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと洗礼者聖ジョヴァンニ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニと弟子の「聖ピエトロ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニと弟子の「受胎告知」


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次は第4室です。


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「赤いケルビーニの聖母」


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ハンス・メムリンクの「若い男の肖像」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子とマグダラのマリアとアレッサンドリアの聖カテリーナ」


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖女(特定できない)」


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ジョルジョーネ(カステルフランコ・ヴェネト、1478c‐ヴェネツィア、1510)の「老女」
有名な作品です。


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ジョヴァンニ・ベッリーニの「ピエタ」


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ピエトロ・ロンギの作品のみが展示されている第5室です。第5室はジョヴァンニ・ベッリーニやジョルジョーネの作品が並んでいた筈なので、戸惑いました。


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「仕立て屋」


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「女性の化粧室」


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{Pitogola Filosofo」


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「ダンスのレッスン」


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「合奏」


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「占い師」


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「薬屋」
(つづく)

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サン・ルフィーノ司教座教会です。アッシジにはカトリック教会の最高にランクされるBasilica Papali(ヴァティカンのサン・ピエトロ大寺院などを含めて全部で6つある)のサン・フランチェスコ聖堂とサンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂があるので、やや影が薄い大聖堂です。


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この地にローマ時代に築かれた神殿あったとされてます。
8世紀頃に建設されたサン・ルフィーノ教会が前身です。それを取り壊し、1036年に創建されたのが二代目の建物ですが、1140年から拡張工事が始められ、1228年に完成したロマネスク様式の建物が現在の姿です。1253年に奉献されました。


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ファサードのバラ窓


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バラ窓の下にある”Telamons"と呼ばれる彫刻


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中央ベゼル


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ライオン像


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向かって左のライオン像


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柱の装飾
修復されてます。


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鐘楼は拡張前の建物のもので、11世紀に建設されました。


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外観はロマネスクですが、中は16世紀後半の改修の際、バロック様式に変更されました。中もロマネスクという教会は本当に少数派に属します。


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三廊式です。


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左側廊


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観光客がチラホラ


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装飾なしの天井


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ローマ神殿跡が見ることができます。


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主祭壇


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クーポラ


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祭壇画などを見て回ります。


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ドーノ・ドーニの「十字架降下」(1562)


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ドーノ・ドーニの「磔刑」


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「ピエタ」


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フランチェスコ・アッピアーニの「天井の聖母子とフランチェスコ会聖人」(1752)


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「磔刑像」


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18世紀のウンブリアの無名画家の「天井の聖母子と聖人たち」


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詳細不明


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ジョヴァンニ・デュプレの「聖フランチェスコ」(1882)


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アマーリア・デュプレの「聖キアーラ」(1888)


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ドーノ・ドーニの「天上のキリストと聖人たち」


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主祭壇前から見た出入口方向です。


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外に出ました。大要塞が見えてます。


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山上にある大要塞に行くことにしました。


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ペットボトルに水を補給して坂登に備えました。


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エノテカでの2杯が効いてます。


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足腰を鍛えておかなきゃね。


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写真では急坂に見えないでしょうが、勾配がきつい坂でした。


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振り返ると上ってきたことがより分かる。


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坂はまだ続きます。


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足を止めて暫し鑑賞。それは口実で、本当のところは休憩でした。


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地元の人でも坂はきついようで、ベンチに座り込みました。


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アッシジの最高地点は大要塞です。


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大要塞を見上げる地点まで登ってきました。


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小要塞が見えました。


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汗ばんだ体に冷たい風が心地よかった。


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大要塞はMuseoとして公開されてます。


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この辺から更に急勾配になります。


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サンタ・キアーラ聖堂


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ドゥオーモ


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Museoの入り口です。
(つづく)






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