フランチェスコ・メランツィオの「救助の聖母」（15世紀第4四半世紀）



フランチェスコ・メランツィオの「玉座の聖母子と聖人たち（聖セバスティアーノ、聖ピエトロ、聖パオロ、聖ドメニコ？）」（1487）



フランチェスコ・メランツィオの「聖母子と4聖人」（1488）



玉座の聖母子



聖セバスティアーノ、聖フォルトゥナート



聖セヴェーロ、モンテファルコの聖キアーラ



次の部屋です。



17世紀の制作



イタリア中部で製造されたピストル（18世紀）



トッマーゾ・グラムピーニとクレメンテ・デリ・アッバ―ティの「サラセン兵士像」（1747c）



ヨーロッパ東部で製造されたサーベル（１9世紀）



武具



イタリア製の衣服（18世紀）



この辺の展示が意味合いが分かりません。



詳細不明



詳細不明






次の部屋です。






イタリアの無名彫刻家の「聖アゴスティーノ」（17世紀後半）



聖ピエトロ像が取り外されてます。



制作者不明の「磔刑像」（18世紀）



制作者不詳の「磔刑像」（15世紀）



制作者不明の「磔刑像」（16世紀）



エルコーレ・オルフェイ（ファーノ、16後半活動）の「聖体容器」（1569）









アンドレア・デッラ・ロッビア工房の「聖母戴冠」（16世紀前半）



ウンブリア産の織布断片（15世紀前半）



ウンブリア産テーブルクロス（17世紀）



ウンブリア産クッションカヴァー（17世紀）



イタリア産婦人靴（18世紀後半）



イタリア産針山（16‐17世紀？）



イタリア産洗礼帯（16世紀第3四半世紀）



次はサン・フランチェスコ教会です。



1335年‐1338年に建設されました。



左側壁



右側に側廊が設けられてます。



天井



（つづく）

モンテファルコは小さな町ですが、それにも拘らず市立美術館は質の高い作品を展示しています。



写っている教会はサン・フランチェスコ教会です。



既に宗教活動を停止した旧教会です。



教会は市立美術館に組み込まれ、旧サン・フランチェスコ教会に描かれたフレスコ画、モンテファルコの各教会から集められた祭壇画やフレスコ画が展示されてます。



教会の手前の建物も美術館です。



入館しました。



最初の展示室です。



展示室番号の表記はなかったと思います。



17世紀のウンブリアの無名彫刻家の「対の天使」（木彫り彩色像）



この部屋には目ぼしい作品がなかったような・・・・・






18世紀の無名画家の「受胎告知」



クレメンテ・デリ・アッバ―ティの「聖母の誕生」（1779）



ミケランジェロ・チェッレーティの「マグダラのマリアの昇天」



アントン・マリア・ガルビの「聖母被昇天」（18世紀後半）



次の部屋です。



シメオーネ・チブッリの「聖母子と聖ジョヴァンニーノとバーリの聖二コラと聖フランチェスコ」（1605）



ピエトロ・ランカネッリの「天上の聖母子と聖ロッコと聖クレメンテと聖フランチェスコと聖キアーラ」（1602）



16世紀中頃の無名画家の「四福音書記者」（16世紀中頃）



18世紀の無名画家の「聖母子」






16世紀前半のウンブリアの無名画家の「磔刑のキリストと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニとマグダラのマリア」（16世紀初め）



ウンブリア？の無名画家の「聖母子」（14世紀初め）



15世紀前半のローカル無名画家の「聖人たち」



14世紀末のウンブリアの無名画家の「獄中の聖マルゲリータ」



次の展示コーナーです。



ニッコロ・ラルンノ工房の「聖母戴冠と洗礼者聖ジョヴァンニと聖セヴェーロ」（15世紀第3四半世紀）



ヤコポ・ヴィンチョーリの「磔刑像」（1461c）



ニッコロ・ラルンノのサークルの「聖フランチェスコがいる磔刑」（15世紀第3四半世紀）



16世紀のウンブリアの無名画家の「磔刑」



15世紀のフォリーニョの無名画家の「キリストの物語」（1450‐60c）



受胎告知



ご誕生



マギの礼拝



割礼



キリストの逮捕



キリストへの嘲笑



カルヴァリオへの途



磔刑、授乳の聖母
磔刑の隣が授乳の聖母は時系列的に理解できません。



メロッツォ・ダ・フォルリ工房の「聖母子」（1470c）



スポレートの無名画家の「彩色磔刑像」（1280‐90）



ウンブリアの無名画家の「ピエタ」（1330c）









16世紀初めのウンブリア無名画家の「聖母戴冠とパドヴァの聖アントニオとフェルトレの聖バルナルディーの」（16世紀初め）



フランチェスコ・メランツィオの「聖母子と2音楽天使」（1510）



フランチェスコ・メランツィオの「玉座の聖母子と聖人たち（パドヴァの聖アントニオ、シエナの聖ベルナルディーノ、聖フランチェスコ、聖フォルトゥナート、トローサの聖ルドヴィーコ、聖セヴェーロ）」（1498）



フランチェスコ・メランツィオの「受胎告知」、「幼きキリストを崇拝する聖母」（15世紀末‐16世紀初め）












フランチェスコ・メランツィオの「聖フランチェスコ」（15世紀末‐16世紀初め）
（つづく）

市立美術館の開館時間になりました。



市立美術館については、4回に分けて詳しく触れる予定です。



特によかったのが旧サン・フランチェスコ教会のフレスコ画でした。



月曜日の行き先としてモンテファルコは有り難い存在であると実感しました。



フォリーニョ行きのバスの時間まで１時間半もあるので、町歩きを再開しました。
タクシーも考えましたが、観光案内所で聞いたら、ベヴァーニャにタクシーが行ったのでフォリーニョから呼ぶということでした。



サンタゴスティーノ教会のフレスコ画が素晴らしいので、それを見るためには１時間半は無駄になりません。






フェデリーコ２世門



サン・バルトロメオ教会の入り口はファサード側にあります。



大回りしないとファサード側には行けません。



サン・バルトロメオ教会の鐘楼



閉まっていることが多い教会なので、大回りしてファサード側に行く気がしません。






町一番の通りに出てしまいました。



狭いチェントロなので、同じところに何度も来てしまいます。



次はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。






この道を３，４分歩けばグラツィエ教会に出ます。



鐘楼が見えてきました。



サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。



シエナ派の無名画家によるフレスコ画があるようですが、拝観したことがありません。



この日も扉が固く閉まっていました。入口下に鳥のフンがないので、現役の教会と思いました。活動を停止した教会の扉下には鳩のフンが多いのが普通です。



美術館になっているサン・フランチェスコ教会を除けば、この町で拝観すべき教会はサンタゴスティーノに尽きます。



人口比教会数としては、モンテファルコは教会当たりの人口はかなり低い、つまり教会が多いと思います。



Vicolo Valenti



市立美術館に入館する前に通った道です。



Corso Goffredo Mameli



サンタゴスティーノ教会です。



日中は開いていると思っていたので、扉が閉まっていたのは予想外でした。ところが、親切なマンマがあと５分もすれば開くよ、と教えてくれました。人のことをよく見てますね、マンマ恐るべしです。



Via Melanzio



開いていないだろうと思いながら、サン・バルトロメオ教会ファサードに向かいました。



予想通り閉まっていました。






Largo San Bartolomeo






ダンテ広場



ダンテ広場からサンタ・キアーラ教会が見えました。



城壁沿いのVia de Cuppisです。



右折してVia Piceniに出ました。



この通りの突き当りがサンタゴスティーノ教会です。






聖フランチェスコ



（つづく）

イタリアの空は青いですね。



Largo della Castellina



徐々に暑くなってきましたが、町歩きにはまだ最適でした。



城壁外は丘の上で見所がないので、フェデリーコ2世門を潜って城壁内に戻りました。



次はサンタ・ルチア教会です。



物音一つ聞こえてきません。



この通りは、画家のあのヴァザーリと関係があるのでしょうか？
それともvasaio（壺職人、壺売り）？



画家のヴァザーリがモンテファルコで仕事をしたという話は聞いたことがありません。



観光客がいません。



鐘楼が見えてますが、サンタ・ルチア教会のものではありません。



サンタ・ルチア教会は普通の民家よりも小さな建物です。



残念！　扉が閉まっていました。



一度拝観したことがありますが、この近所の人たちが大切している素朴な信仰の場であることが分かりました。



稚拙と言った方が良さそうな落剝して辛うじて聖母子の痕跡とわかるフレスコ画があります。



この付近は非常に綺麗で、道にはごみ一つ落ちていません。



教会付近の家々も綺麗です。









次はカミアーノ門です。



写真右奥の道を下れば門に出ます。



カミアーノ門です。






門を潜って城壁外に出ました。



Viale Matteotti



遠くに見えているのはフォリーニョ？



城壁外には見所がありません。



城壁内に戻りました。



この道を上れば直ぐにコムーネ広場に出ます。






広場が写ってます。



同じところを歩いてはつまらないので、Vicolo del Monteに入りました。



この突き当りに市立美術館があります。



Palazzo de Cuppis



開館時間まで30分ほどありました。更に時間つぶしが必要です。



Vicolo Valenti






小さな町なので、あちこち歩いても中々時間がつぶれません。



この辺の道はコムーネ広場に出るようになってます。



広場に戻って一休みすることに。






コムーネ広場に戻りました。






気の利いた店で開いていたのはエノテカだけでした。



こんな朝早くから開店して、一杯やる客がいるんだろうかと疑問に思っていたら、なんと私がその客に。



（つづく）

ピンク色の自転車のオブジェ



サンタゴスティーノ門



時計が3時10分を指してますが、午前９時過ぎでした。



門に描かれたフレスコ画



門を潜って城壁外に出ました。



城壁外の時計もダメですね。



モンテファルコの城壁



Torre del Veriziere






城壁外には見所がなさそうでした。



Borgo Garibaldi



ここにもピンクに塗られた車輪がありました。



次はサンタ・キアーラ教会です。



この道を下ればバスターミナルに出ます。



この辺で通りの名称がカヴール通りに変わります。



サンタ・キアーラ教会修道院です。



ファサードにある聖キアーラ像です。



こちらの像は頭部が崩落しているので、誰の像なのか、分かりません。



扉が開いていたので拝観しました。



三廊式の内部です。



聖キアーラと言うとアッシジの聖キアーラが有名です。しかし、この教会はモンテファルコの聖キアーラ（モンテファルコ、1268‐1308）を祀ってます。
サンタ・キアーラ・ダ・アッシジは、1194年に生まれ1253年に没しました。
二人は全くの別人ですから、混同してはいけません。



1261年、聖キアーラの姉ジョヴァンナがこの地に修道院を建てましたが、それがこの教会に前身です。
現在の建物は1430年に建設されたもので、クリプタに聖キアーラの遺体が埋葬されてます。



16世紀に造られた祭壇



右翼廊の礼拝堂



詳細不明



左側廊






右側廊






詳細不明



出入口



特に見所がない田舎の教会でした。






次はサン・バルトロメオ教会です。



城壁沿いの道を上りました。



フェデリーコ2世通り



サン・バルトロメオ協会は城壁内にあります。



城壁が続いてます。城壁内に入る門はこの先です。



通ってきた道を振り返りました。









下の方に視界が開けてきました。






Porta Federico II



サンタ・キアーラ教会の全景が良く見えました。



（つづく）

モンテファルコは、人口5,626人（2017年1月1日現在）のウンブリア州ペルージャ県にあるコムーネで、ルネサンス期にはウンブリア派画家たちの拠点として芸術面で大いに発展しました。

フォリーニョ駅前です。



この日は2017年6月の月曜日でした。フォリーニョからバスでモンテファルコに向かいました。
多くの美術館や博物館が休館となる月曜日の過ごし方については、美術ファンの私としては腐心するところです。モンテファルコ市立美術館が月曜開館とされているので、モンテファルコ行きを決めたのです。



モンテファルコのバスターミナルに到着しました。



先ず市立美術館が本当に開館しているのか、確認に向かいました。



チェントロを縦貫するCorso Goffredo Mameriです。
所々に飾り付けがあって、通常とは違って華やいで見えました。そうは言っても、足繫く通っているわけではなく、これで4回目のモンテファルコです。



道路にあったものです。お祭りの後でしょうか？



市立美術館にやってきました。



市立美術館に組み込まれている旧サン・フランチェスコ教会です。



確認できました、この日は開館します。
モンテファルコのような小さな自治体の美術館ですが、開館日時が記載されているHPの記述はあてにならないことが良くあります。



開館時間まで2時間ほどありました。それまで町歩きです。
Palazzo de Cuppis



ここにもありました。



この時は分かりませんでしたが、町の飾りつけはGiro d’Italia 2017のものでした。
Giro d'Italiaの第10ステージがフォリーニョからモンテファルコまで行われたのです。



中世の佇まいを見せる町並みです。



アントニオ・マルティーニ広場



町の中心であるコムーネ広場に向かいました。旧サン・フランチェスコ教会から広場まで30‐40mくらいの僅かな距離です。



広場の入り口にありました。



この広場が第10ステージのゴールだったようです。



コムーネ広場



Palazzo del Comune



朝方はそうでもありませんでしたが、この日も猛暑日になりました。



劇場です。



ピンク色はモンテファルコのシンボルカラーのようです。



朝の早い時間にモンテファルコに来たのは、フォリーニョからの午前中のバスが午前7時台しかなかったからです。タクシーを利用したことがありますが、€25ほどでモンテファルコに行くことが出来ます。しかし、駅前のタクシーが常駐するのは大体午前10時からなので、バス利用に決めました。






市立美術館の開館確認を優先したので、バスターミナルからの道はほとんど見ていませんでした。



チェントロの入り口である門まで戻って、町歩きをやり直すことにしました。



Corso Goffredo Mameli






この時はピンク色の飾りつけが何のためなのか、全く分かりませんでした。



ピンク色に塗装された自転車がありました。



夏至前後の日曜日に祭りをするコムーネが多いので、この時は、前日の日曜日がお祭りだったと思っていました。



レストランやワインショップなどにピンク色の飾りつけが多かったと思います。



昼食をしたレストランで聞いて、初めてGiro d'Italiaのことが分かったのです。












自転車ロードレースはヨーロッパで非常に人気があるスポーツです。



中野浩一選手が世界選手権で5連覇か6連覇した時、レストランで食事をしていたら、中野選手の偉業について話しかけられたのを覚えてます。



日本では、自転車競技と言うと、競輪、ギャンブルという印象が強いせいなのか、中野選手の偉業に対する評価がイマイチのようだったと思います。


















サンタゴスティーノ教会






Porta Sant'Agostino



（つづく）

カステルフィオレンティーノのテスタフェッラータ通りです。教会が見えますが、その後ろに美術館があります。



この写真では、サン・カルロ・ボッロメオ教会の手前に煉瓦造りの建物が写っていますが、その建物が美術館です。



ベノッツォ・ゴッツォリ美術館です。



15世紀第4四半世紀にベノッツォは、カステルフィオレンティーナにある2つのタベルナコロにフレスコ画を制作しましたが、そのフレスコ画を展示するために造られた建物です。
タベルナコロとは一般的に壁龕と言う意味ですが、各たる定義がない曖昧語に近くて困ります。
ここではタベルナコロ自体は新しく作られたもので、オリジナルのタベルナコロからフレスコ画を剥離分離して、新造のタベルナコロに貼り付けたものです。



入館しました。
1階には、切符売り場と「ご訪問のタベルナコロ」が置かれてます。また、1階の壁に「ご訪問のタベルナコロ」のシノピエ（フレスコ画の下絵）が展示されてます。



入館するとベノッツォ・ゴッツォリ像があることに気付きます。



このテラコッタ像は、ベノッツォの自画像を基にして作られたものでしょう。



ベノッツォの代表作は、フィレンツェのメディチ・リカルディ宮殿に描いた「マギの礼拝」になると思いますが、その画面に自画像を描いたのです。
この写真左に描かれた人々の上から2列目の赤い帽子を被った男がベノッツォの自画像です。



赤い帽子に自分の名前を描き込んでます。
ベノッツォ・ゴッツォリ（サンティラーリオ・ア・コロンバーノ、1421c‐ピストイア、1497）は、ベアート・アンジェリコの弟子兼協力者でした。



背の高いタベルナコロが目立ちますが、これが「ご訪問のタベルナコロ」です。



この写真は2階から見た「ご訪問のタベルナコロ」です。背の高いことが分かります。



タベルナコロの大きさ（高さも）はこの模型を見ればお分かりになると思います。



1491年に制作された「ご訪問のタベルナコロ」は、エルサ川傍にある、この写真の建物にありました。
タベルナコロはかなりの落剝部分がありますが、エルサ川の氾濫によるものと推察されてます。



フレスコ画はこのように剝がされて移されました。
では、「ご訪問のタベルナコロ」を紹介しましょう。



外壁の裏側です。



「聖ジョアッキーノ（ヨアキム）と聖アンナの金門の出会い」



その下は落剝してしまって、何が描かれていたのか分かりません。



外壁裏側の左



外壁裏側の右



外壁左側壁の「聖母の誕生」



外壁右側壁の「聖ジョアッキーノへの天使のお告げ」
天使が落剝欠損しています。



内壁上部の「栄光のキリストと四福音書記者」



内壁正面の「神殿から追放される聖ジョアッキーノ」



内壁下部は落剝してますが「聖母子と聖人たち」でしょう。



内壁のアーチ左は福音書記者と教会博士



内壁のアーチ右も福音書記者と教会博士です。



正面外壁の左側



正面外壁の右側
こうして見ていくと「ご訪問」は落剝して何処にあったのか見ただけでは分かりません。



2階に向かいました。



2階から「ご訪問のタベルナコロ」を見ました。















次は「マドンナ・デル・トッセのタベルナコロ」です。こちらのタベルナコロは2階にありますが、「ご訪問のタベルナコロ」よりはかなり小さいです。



元々タベルナコロだけがカステルフィオレンティーノからカステル・ヌオーヴォ・デルサに向かう道の途中にぽつんと建っていましたが、後に建て増しされて祈祷所になりました。タベルナコロはこの建物の中にありました。



Museo BEGOのHPから写真を拝借したので、鮮明な写真ではありません。



模型です。



外壁にフレスコ画はありません。



1484年に描かれましたが、祈祷所内にある礼拝堂の感じがするタベルナコロです。



正面の「玉座の聖母子と4聖人」



その上部は「キリストと四福音書記者」






左側壁の「聖母の死」



右側壁の「聖母被昇天」



開口部アーチの聖人たちのメダイオン












次は3階です。



ベノッツォ・ゴッツォリ関連などの現代作品が展示されてます。






3階で2つのタベルナコロに関するビデオを見ることが出来ます。






1階に戻り、最後に展示されているシノピエ（フレスコ画の下絵）を見ました。


















代表作とは言いかねるフレスコ画ですが、弟子を引き連れて、このような小さな町にある路傍のタベルナコロを制作したわけで、そのこと自体が非常に興味深く、律儀で真面目だったゴッツォリの性格が垣間見えて非常に微笑ましく覚えました。



外に出ました。
（おわり）

Maestro di Sant'Jacopo a Mucciana の「聖母子」（15世紀初め）



次の展示コーナーです。



逆光です。



マリアーノ・ダントニオ・ロマネッリ（シエナで14世紀に活動）に帰属する「受胎告知する大天使」



マリアーノ・ダントニオ・ロマネッリの「受胎告知される聖母」



Maestro della Nativita Johnson （ドメニコ・ディ・ザノービ？）の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖クイリーコ」（1470‐80c）



15世紀から16世紀のフィレンツェの無名画家の「十字架降下」（16世紀第1四半世紀）



アレッソ・ディ・ベノッツォ（フィレンツェ、1473‐1528）の「ご訪問と聖ヤコポと聖ステファノ」（16世紀初め）



これは不思議な作品です。一見、普通の多翼祭壇画です。



フランチェスコ・グラナッチ（フィレンツェ、1469‐1543）の「玉座の聖母子と聖フランチェスコと聖セバスティアーノ」（1510‐20c）



裾絵は、アンニーバレ・ガッティ（フォルリ、1827‐フィレンツェ、1909）によって1850年代末に制作されたものです。上と下では全然時代が異なります。
聖セバスティアーノの殉教



受胎告知



聖フランチェスコ



フィレンツェの無名画家の「聖母子と聖ヴェルディアーナと聖マルティーノ？」（16世紀？）
こうして見ていくと聖ヴェルディアーナのアトリビュートは蛇のようです。



16世紀のフィレンツェの無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」（16世紀中頃）



16世紀のフィレンツェの無名画家の「磔刑」（1533）



ジュリアーノ・カステッラーニ通称イル・ソッラツィーノ（フィレンツェ、1470c‐ピサ、1543）の「聖マカーリオと聖セバスティアーノ」（1510‐20c）



トスカーナの無名画家（ラッファエッロ・ピッチネッリ？）の「聖母子と聖ジローラモと聖ヴェルディアーナ」（16世紀第1四半世紀）



次の部屋です。









興味がない展示です。



フィレンツェで17世紀に生産された織物







詳細不明






階段の下で鐘が展示されてます。



トスカーナの職人作（1692）



トスカーナの職人作（1648）



トスカーナの職人作（14世紀）



トスカーナの職人作（15世紀）



次は2階の展示です。



聖具類と絵画が展示されてます。



宝石、金銀が使用されてます。



この種の展示は正直退屈です。



高価そうですね、イクラデスカ？









16世紀のフィレンツェの無名画家の「聖イッポリートの殉教」（16世紀末）






フランチェスコ・ボルドリーニ（トスカーナで17世紀前半活動）の「復活したキリストを崇める聖人たち」（17世紀前半）



コジモ・ガンベルッチ（フィレンツェ、1580‐1621記録）の「聖バルトロメオの殉教」（16世紀末）



16世紀のフィレンツェの無名画家の「聖ビアージョ」（16世紀末）



アゴスティーノ・ヴェラチーニ（フィレンツェ、1689‐1762）の「父なる神」（1710‐30c）



アゴスティーノ・ヴェラチーニの「受胎告知と聖プロスペロとアレッサンドリアの聖カテリーナ」（1710‐30c）



受胎告知












アゴスティーノ・ヴェラチーニの「マグダラのマリアと聖アントニオ・アバーテとアルカンターラの聖ピエトロ」（1710‐30c）






トスカーナの無名画家の「荊刑のキリスト」（16世紀末‐17世紀初め）






トスカーナの職人作「書見台」（19世紀前半）
本は関係ありません。



トスカーナの無名画家の「聖イラーリオ司教」（16世紀末‐17世紀初め）



これで終わりです。
チマブーエ作とされる「聖母子」、タッデオ・ガッディの「聖母子と聖人たち」が良かったと思いました。



外に出ました。
（おわり）

カステルフィオレンティーノにあるサンタ・ヴェルディアーナ聖域です。



ファサードの柱廊の向かって右に美術館があります。



入館しました。



第1室になります。



切符売り場です。
カステルフィオレンティーノの教会などから集められた作品が展示の中心なので、美術館の実態はMuseo Diocesanoと考えても良いと思います。



14世紀のシエナ派画家による「聖ヴェルディアーナ」
画面の両端に描かれた蛇が気になりますが、聖ヴェルディアーノのアトリビュート？



コルソ・ディ・ブオーノ（フィレンツェ、1270‐1300c存在）の「彩色磔刑像」（13世紀末‐14世紀初め）



これらの写真は以前には無かったような・・・・・



フィレンツェの工房の「交唱聖歌集」（14世紀後半）



Miniatore della Scuola degli Angeli の「交唱聖歌集」（14世紀後半）



Maestro delle Effigi Domenicaneに帰属する「聖母子」（1330‐40c）



ヤコポ・デル・カゼンティーノとMaestro delle Effigi Domenicaneに帰属する「交唱聖歌集」（14世紀前半）



ヤコポ・デル・カゼンティーノとMaestro delle Effigi Domenicaneに帰属する「交唱聖歌集」（14世紀前半）



チマブーエの「聖母子」（1285c）



この作品の帰属について、ドゥッチョを筆頭に他の画家たちの作品説など色々な議論が行われましたが、現在ではチマブーエ作品説が有力とされているそうです。
ここでは帰属作品ではなく真作として展示されてます。



パチーノ・ディ・ブオナグイダ工房の「交唱聖歌集」（14世紀前半）



フィレンツェの工房の「交唱聖歌集」（14世紀前半）



パチーノ・ディ・ブオナグイダ工房の「交唱聖歌集」（14世紀前半）



フィレンツェの工房の「交唱聖歌集」（14世紀前半）



フィレンツェの工房の「交唱聖歌集」（14世紀前半）



ヤコポ・デル・カゼンティーノ（フィレンツェ、1369‐プラートヴェッキオ、1358）の「三聖人」（14世紀中頃）



聖ヤコポ



アレッサンドリアの聖カテリーナ



福音書記者聖ジョヴァンニ



チェンニ・ディ・フランチェスコ（フィレンツェ、1369‐1415活動）の「三位一体」（1400‐10c）



タッデオ・ガッディ（フィレンツェ、1290c‐1366）の「玉座の聖母子と四聖人」（1330‐40c）



玉座の聖母子



福音書記者聖ジョヴァンニ、洗礼者聖ジョヴァンニ



聖ザノービ、聖ヤコポ



次の部屋です。



部屋番号の表記はありません。






詳細不明









Don Maurizio Volpiの「グラツィエの聖ヴェルディアーナ」（2015）
この作品にも二匹の蛇が描かれてます。



16世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「聖母子」（1520‐30c）



トスカーナの無名彫刻家の「ベネデット・ダ・マイアーノ作『聖母子』の複製彫刻」



15世紀のトスカーナの無名画家の「聖母子と聖人たち（聖アントニオ・アバーテ、聖ロレンツォ？、聖ピエトロ、聖バルトロメオ）」（1430‐40c）



ロゼッロ・ディ・ヤコポ・フランキ（フィレンツェ、1377‐1456）の「聖母子」（1430年代末）



Maestro della Madonna del 1399（ジョヴァンニ・ディ・ターノ・フェイ？）に帰属する「授乳の聖母」（1390c）



ベルナルド・ディ・ステファノ・ロッセリ（フィレンツェ、1450‐1526）の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」（1499以前）
（つづく）

美術館があるサンタ・ヴェルディアーナ聖域に向かいました。



Santuarioは道を下った城壁外にあります。



サン・マルティーノ通り



ポンぺオ・ネーリ通りに入りました。突き当りに小さな教会があります。



サンタ・クローチェ祈祷所の前を右折しました。



道を下った先が目的地です。



見えてきた鐘楼はこれから行く聖域のものです。



城壁です。カステルフィオレンティーナの城壁はその殆どが既に撤去されてます。



聖域の建物が見えてきました。



18世紀初めに建設された、バロック様式のSantuario di Santa Verdianaです。



聖域の前は公園になってます。



ファサード



1805年に建設された鐘楼



この地にあった家で最晩年を過ごしていた聖ヴェルディアーナは、1242年に没しました。



ファサードの右側にMuseoが設けられてます。



美術館の入り口



土曜日の夕方と日曜日の午前中と夕方に開館してます。



入館しました。
この美術館については、項を改めて触れる予定です。



満足感一杯で外に出ました。



活動を停止した？



次はサン・フランチェスコ教会です。



サン・フランチェスコ教会は公園の向こうにあります。



1278年に完成したサン・フランチェスコ教会です。



ロマネスク・ゴシック様式の外観です。



教会内部は18世紀に行われた修復の際、バロック様式に改築されました。



中に入ったらミサ中でした。



ミサを邪魔するわけにはいきません。



ファサードの紋章を見ただけで退散することにしました。



日曜日の午前中にミサを行う教会が非常に多いと思います。






次はMuseo BEGOです。



サン・フランチェスコ教会の拝観がなくなったので、少々時間が余りました。



ここで一服しました。



次の交差点を右折します。



カヴール広場






ガリバルディ通りを少し進みます。



次の道を左折します。



マッテオッティ大通り



戻ってきました。



入館しました。



この美術館については項を改めて触れる予定です。



こうして4時間弱のカステルフィオレンティ―ノ遠足が終わりました。



列車でチェルタルドに戻りました。
（おわり）

カステルフィオレンティーノは、人口17,337人（2017年6月30日現在）トスカーナ州フィレンツェ県にあるコムーネです。

駅に到着しました。



駅舎です。



この日、2017年6月11日（日）はチェルタルドからの日帰り遠足でした。



カステルフィオレンティーノはチェルタルドの隣駅で、乗車わずか6分ほどの短い旅です。



この日の目的は、サンタ・ヴェルディアーナ美術館とベノッツォ・ゴッツォーリ美術館の2つに行くことでした。



日曜日に来たのは、サンタ・ヴェルディアーナ美術館が週末しか開館しないからです。
ここは日曜日でも運行されるFSが通っているので、週末だけ開館の美術館などに比較的行き易いですが、これが公共交通機関がバスだけの町にある美術館となると非常に行き難くなります。土曜日のうちに日帰りするか、泊まるとなれば土日の2泊するか、その2者択一になるからです。小さな町で土日2泊は、時間が余り過ぎて辛いものがあります。



Museo BEGOとはベノッツォ・ゴッツォーリ美術館のことです。
Benozzo Gozzoli だから、姓名の最初の2文字を取り、略してBEGOと言うわけです。私の好きなルーカ・シニョレッリならば、LUSIですか？
このように略すのはイタリアでは普通でしょうか？　
ラッファエッロ・サンツィオ＝RASA、ミケランジェロ・メリージ（カラヴァッジョ）＝MIME、ピンときませんが・・・・・



Via Testaferrata






斬新な建物がベゴ美術館です。開館まであと30分ほどありました。



美術館の後ろにある、1885年に再建されたOratorio di San Carlo Borromeo です。



日曜朝なので、人通りが少なかった。



コルソ・マッテオッティ
Corsoですが、大通りにはとても見えません。



モッツァ通り



旧市街の中心に行ってみることにしました。



中世の時代、カステルフィオレンティーナは城塞都市でしたが、その城塞の出入り口の一つであるポルタ・フィオレンティーナです。



時計が故障してました。



門を潜って旧市街に入りました。



突き当りに教会があります。



日曜日朝にも拘らず扉が閉まっていました。日曜朝のミサがないようです。



Chiesaと書かれてますがCollegiataです。つまり、この町のドゥオーモです。



鐘楼



ファサード、ルネッタ上のフレスコ画



市庁舎です。ここの時計も狂ってます。



ポポロ広場



この広場が旧市街の中心です。



これは何でしょうか？















アッタヴァンティ通り



この先にサンティ・イッポリート・エ・ビアージョ教会がありますが、出来れば午前中に2つの美術館を見ておきたいので、道草は禁物です。



だまし絵の窓



（つづく）

2017年6月、ペルージャの3日目です。



午前中は国立ウンブリア美術館に行きました。
何と芸がないことだと驚かれる貴兄もいらっしゃると思います。
当初の予定では、この日はサンタ・アンナ駅からFCUに乗って、サンセポルクロ、チッタ・ディ・カステッロへの日帰り遠足でしたが、折からの猛暑を鑑みて無理は避けようと断念した次第です。



この日の前日、前々日と比べれば、暑さが少し和らいだようでした。



それでも36，7度はあったと思います。
不思議なもので、36度、37度は猛暑ですが、40度超えに身体が慣れたのか、少し涼しく感じます。



ドゥオーモを真面目に見学、拝観しました。ペルージャに行けばいつでも見ることが出来る、聖堂内は写真禁止だ、という意識が災いして、意外にもじっくりと見たことが少ないのです。



この大聖堂の良いところは、外にある彫刻の多くがオリジナルであることです。



付属美術がある大聖堂では、オリジナルの多くが付属美術館に移されてます。しかし、ここでは付属美術館があるにも拘らず移されていない彫刻が多いのです。












拝観しましたが、前述のように聖堂内は写真禁止なので、写真がありません。ここは拝観無料なので、写真禁止は仕方がありません。
しかし、中には拝観有料にも拘らず、写真禁止というところがあって困惑します。その理由は信仰のための神聖な場所だからと言うではありませんか！神聖な場所と言いたいのならば、無料にすべきです。有料と言うことは博物館のような扱いをすることです。
しかし、奈良に行きましたが、高額な拝観料を取りながら殆どが写真禁止でした。何故でしょうか？
写真OKだったのは飛鳥寺だけでしたね。住職さんは、写真を撮られたからといって大仏様が劣化するとは考えられないし、信仰には全然影響しないと言っておられました。



３日間もペルージャにいながら、ホテルとドゥオーモ間しか往復しないのは、余りにも芸がなさ過ぎです。



と言うことで、水道橋まで足を延ばすことにしました。



取り敢えずエトルリア門に向かいました。



大した距離ではありません。すぐ近くです。



本題と全然違いますが、若い時に買い求めた三田村鳶魚全集を読んでます。
面白いです。TVや映画で江戸時代のことを扱う人は必読です。これを読むと彼らの未知、不勉強に恐れ入ってしまいます。時代考証担当に偉い人が就任してますが、本当に考証しているのでしょうか。






私のお気に入りのテラコッタのタベルナコロ



Fontana di Pietra Antica



カヴァロッティ広場



この道を道草すると時間がいくらあっても足りないので、我慢我慢。



チェーザレ・バッティスティ通りを進みました。



視界が開けてきます。



道から見た景色



もう少し進めば、下に水道橋が見えます。



見えてきました。



水道橋だったVia dell'Acquedottoです。



あの道を歩きます。






暑い風でしたが、それでも吹き抜けて汗まみれの肌に一服の清涼感を与えてくれました。






エトルリア時代の城壁の門として、紀元前３‐２世紀に建てられたエトルリア門です。



門の上部はローマ時代のものです。別名アウグストゥスの門と呼ばれているのは、ローマ時代に建て増しされたから？



ブラッチョ・フォルテブラッチ広場



ペルージャ外国人大学になっているガッレンガ宮です。



東洋人の顔をした人たちがいましたが、中国人のようでした。
沢山の日本人が留学しているようです。



1163年建設のサン・フォルトゥナート教会です。中に13世紀に描かれたフレスコ画があります。



遠回りになりますが、水道橋に行くには遠回りしないと行けません。



道を下りました。



アーチがありますが、アーチの上が水道橋です。



水道橋に上るためにアッピア通りを上りました。






階段の道を上って水道橋に出ます。



アーチの上が先ほど歩いてきたチェーザレ・バッティスティ通りです。



歩き始めました。






Via dell'Acquedotto






そろそろ道の終点です。






ここが道の終点、そして入り口です。






暑いのですぐに戻ることにしました。









ワンちゃんの休憩所



（おわり）

次の部屋です。



第38室です。



18世紀のペルージャの絵画が展示されてます。



コッラード・ジャクイント（モルフェッタ、1703‐ナポリ、1766）の「三位一体」（1740‐42c）



ベネデット・ルティ（フィレンツェ、1666‐ローマ、1724）の「Bozzetto」（1700c）



フランチェスコ・トレヴィサーニ（カポディストリア、1656‐ローマ、1746）の「聖アンドレアの殉教」（1708以前）
bozzetto=下絵、下描き、デッサンなどの意味ですが・・・・・



Sala dei Notari



Maestro della Sala dei Notari （13世紀末活動）によって1298年から1300年に描かれたフレスコ画です。



プリオーリ宮の模型



セバスティアーノ・コンカ（ガエータ、1679‐ナポリ、1764）の「エルミニアと羊飼い」（1731）



セバスティアーノ・コンカの「リナルドの出発」（1731）



次の部屋です。



第39室になります。



風景画が展示されてます。



ジュゼッペ・ロッシ（ペルージャ、1820‐1899）の「パオリーナ要塞横の風景」（1860‐64c）



ジュゼッペ・ロッシの「ペルージャのアラトリ広場の風景」（1860‐75c）



19世紀の無名画家の「パオリーナ要塞の風景」（19世紀中頃）



18世紀末から19世紀初めに活動した無名画家の「ペルージャの風景」（1790‐1820c）



ジュゼッペ・ロッシの「パオリーナ要塞前のリヴァローラ広場の風景」（1860‐64c）



ジュゼッペ・ロッシの「パオリーナ要塞の風景」（1860‐64c）



ジュゼッペ・ロッシの「パオリーナ要塞の風景」（1860‐64c）



ジュゼッペ・ロッシの「パオリーナ要塞横のスタジアムの風景」（1860‐64c）



次の部屋です。



第40室です。



肖像画が多い部屋です。



この部屋が最終展示室になります。



アントニオ・アモロージ（コムナンツァ、1660‐ローマ、1736）の「男の肖像」（1690‐1710）



アントニオ・アモロージの「女の肖像」（1690‐1710）



Jean Baptiste Wicar (Lille, 1762- Roma, 1834)の「カロリーナ・ムラートの肖像」（1809c）



Jean Baptiste Wicar の「ガエターノ・クリヴェッリの肖像」（1806‐09c）



Jean Baptiste Wicar の「Bozzetto」（男の肖像）（1803‐04c）



Jean Baptiste Wicar の「Bozzetto」（1803‐04c）



Jean Baptiste Wicar の「Bozzetto」（1803‐04c）



Jean Baptiste Wicar の「Bozzetto」（枢機卿の肖像）（1803‐04c）



Jean Baptiste Wicar の「Bozzetto」（ピオ7世の肖像）（1803‐04c）



18世紀後半の無名画家の「大天使ミケーレ」（1803‐04c）



ジュゼッペ・ランベルティ（フェッラーラで18世紀後半に活動）の「聖家族と天使」（1803‐04c）



Jean Baptiste Wicar の「エネアとヴィーナス」（1820‐25c）



ジョヴァン・バッティスタ・パッセーリ（ローマ、1610c‐1679）の「祈る教皇聖グレゴリオ」（1650‐65c）



Jean Baptiste Wicar の「女性の肖像」（1815‐20c）



ジャチント・ボッカネーラ（レオネッサ、1666‐ペルージャ、1746）の「磔刑のキリストと聖ペッレグリーノと天使」（1705）



Jean Baptiste Wicar の「復活したキリストと聖ジャコモとパドヴァの聖アントニオ」（1821c）



Pierre Subleyras (1669-1749)の「子供を回復させる聖ベネデット」（1744）



Pierre Subleyras の「テオドシス帝を免罪する聖アンブロージョ」（1745c）



セバスティアーノ・コンカの「マグダラのマリアの聖体拝領」（1738）



セバスティアーノ・コンカの「男の頭」（18世紀前半）
これで終わりです。



外に出ました。
（おわり）

「聖マルティーナに顕現する聖母子」



Acquaforte=エッチング



カルロ・マラッタ（カメリーノ、1625‐ローマ、1713）の「ご訪問」



18世紀前半の無名彫刻家の「カルロ・マラッタ作『ご訪問』をブロンズでの複製」



制作者不明の「アレッサンドロ・カルガルディ作『マグダラのマリア』の複製彫刻」



Pierr-Etienne Monnot (1657-1733)?の「聖人（福音書記者聖ジョヴァンニ？）」



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ（ナポリ、1598‐ローマ、1680）とエルコーレ・フェッラータ（1610‐ローマ、1686）の「磔刑のキリスト」（ブロンズ）



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニとエルコーレ・フェッラータの「磔刑のキリスト」（ブロンズ）



まだ34室です。



シメオーネ・チブッリ（ペルージャ、？‐グッビオ、1624）の「希望」、「正義」（1590‐1600c）



チェーザレ・フランキ通称イル・ポッリーノ（ペルージャ、1560c‐1630）の「小作品」（1590‐1600c）



次の部屋です。



第35室です。



ヴェントゥーラ・サリンベーニ（シエナ、1568‐1613）の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」（1606‐08c）



シメオーネ・チブッリの「慈愛」、「信義」（1590‐1600c）



ジョヴァンバッティスタ・ナルディーニ（フィエゾレ、1537c‐フィレンツェ、1591）の「キリストの寺院への出現」（1580以降）



レアンドロ・ソルマーニ（サヴォーナ、1530‐ローマ、1590）の「教皇ピオ5世」（1589c）



次の部屋です。



第36室です。






17世紀前半のドイツの無名彫刻家の「オラツィオ・バリオーニの騎馬像」（1630c）









チーロ・フェッリ（ローマ、1634‐1689）の「ヴィテルボの聖ローザ」（1660‐70c）



マルチェッロ・ヴェヌスティ（コモ、1512c‐ローマ、1579c）の「羊飼いの礼拝」（1573‐75c）



ジャン・ドメニコ・チェッリーニ通称イル・カヴァリエール・ペルジーノ（ペルージャ、1609‐ローマ、1681）の「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」（1660‐65c）



フランチェスコ・モーキ（モンテヴァルキ、1580‐ローマ、1654）の「マルカントニオ・エウジェーニの胸像」（1640c）



ドメニコ・ディ・パリーデ・アルファーニ（ペルージャ、1480‐1559以降没）の「マギの礼拝」（1544‐45c）



マルチェッロ・ヴェヌスティの「羊飼いの礼拝」（1573‐75c）



ジャン二コラ・ディ・パオロ通称スミッカ（ペルージャ、1460‐1544）の「最後の晩餐」（1493）



ピエトロ・ダ・コルトーナ（コルトーナ、1596‐ローマ、1669）の「聖母の誕生」（1643）



アンドレア・サッキ（ネットゥーノ、1599‐ローマ、1661）の「キリストの寺院への出現」（1651）



ルイージ・ペッレグリーノ・スカラムッチャ（ペルージャ、1616‐ミラノ、1680）の「聖母の寺院への出現」（1665c）



次の部屋です。



第37室です。






詳細不明



作品紹介プレートが外されています。何故？



Valentin de Boulogne (1591-1632) の「我に触れるな」（1620c）



Justus Sustermans (Anversa, 1597- Firenze, 1681)の「キリストの逮捕」（1615‐25）



Valentin de Boulogneの「キリストとサマリア女」（1620c）



オラツィオ・ジェンティレスキ（ピサ、1562‐ロンドン、1647）の「聖チェチリアと天使」（1618‐21）
（つづく）

第３２室です。



ジョヴァン・バッティスタ・カポラーリ（ペルージャ、1476c‐1554）の「パラッツォ・ポンターニのフレスコ画」（1535c）
以下2点の剥離フレスコ画も同じです。









次の部屋です。



第33室です。



ヴィンチェンツォ・ダンティ（ペルージャ、1530‐1576）の「女性の寓意像」（ブロンズ）（1573c）



ヴィンチェンツォ・ダンティの「浅浮彫」（スタッコ）（1570‐75c）



ドメニコ・ディ・パリーデ・アルファーニの「幼きキリストへの崇拝」（1530‐40c）



ドメニコ・ディ・パリーデ・アルファーニの「ご誕生と聖アンナと羊飼いたち」（1536c）



まだ33室です。



部屋の壁にフレスコ画があります。



過っては壁一面フレスコ画で覆われていたと思います。









この辺から展示の趣が異なります。
イタリアの美術史家で美術評論家だったValentino Martinelli （ローマ、1923‐1999）が収集した美術作品が展示されてます。
彼の遺言と遺族の意向によって彼の収集物がペルージャ市に寄贈され、Palazzo della PennaのMuseo Civicoで展示されていましたが、その後、この国立ウンブリア美術館に移され、2015年から約70点の作品が展示されるようになりました。









ピエトロ・ベルニーニ（セスト・フィオレンティーノ、1562‐ローマ、1629）に帰属する「嘆きの聖母」、「荊刑のキリスト」



アント二エッリ・エンリコ（ペルージャ、1941‐）の「アルド・カピティーニの頭像」（2008）
この彫刻家について全然知りませんが、2008年に制作された作品がヴァレンティーノ・マルティネッリの収集コーナーに展示されている理由が分かりません。1999年に亡くなったヴァレンティーノが2008年に制作された作品を収集した？



エルコーレ・フェッラータ（1610‐1686）に帰属する「聖母子」



ジョヴァンニ・マリア・モランディ（フィレンツェ、1622‐ローマ、1717）の「マリオ・キージの肖像」



ジョヴァンニ・マリア・モランディの「アンジェラ・キージの肖像」



ジョヴァンニ・マリア・モランディの「シジスモンド・キージの肖像」



アンドレア・サッキ（ネットゥーノ、1599‐ローマ、1661）？の「タッデオ・バルベリーニの肖像」



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ（ナポリ、1598‐ローマ、1680）の「男の肖像」



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの協力者の「教皇クレメンテ10世アルティエーリ」



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニとジローラモ・ルチェンティの「教皇クレメンテ10世アルティエーリ」



19世紀初めの芸術家の「17世紀末に制作された『教皇インノチェンツォ11世オデスカルキ』をメダルにした複製品」



メダル



作者不明の「教皇クレメンテ9世のメダル」（17世紀第4四半世紀にローマで制作）



ジローラモ・ルチェンティに帰属する「教皇インノチェンツォ11世オデスカルキのメダル」



沢山のメダル



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ？の「地獄に落ちた男」



ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの「キリスト」



ドメニコ・グイディ（1638‐1701）に帰属する「天使」



ピエトロ・マルティーレ・ネーリ（クレモナ、1601‐ローマ、1661）の「教皇インノチェンツォ10世パンフィーリの肖像」



カルロ・ペッレグリーニ（クレモナ、1605‐1649）の「教皇ウルバーノ8世の肖像」



次の部屋です。



第34室です。






ヴィンチェンツォ・フォッジーニ（1750から存在記録）？の「聖母子」



ヴィンチェンツォ・フォッジーニ？の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」



19世紀後半から20世紀初めに活動した無名彫刻家の「眠るプット」（ブロンズ）



17世紀後半の無名彫刻家の「サポーネを吹くプット」（大理石）



17世紀前半のローマの無名彫刻家の「プット」



アンドレア・サッキ（ネットゥーノ、1599‐ローマ、1661）？の「アガルとイシマエル」



Francois Spierre (1639-1681) の「サングエノ海」（エッチング）



ジュゼッペ・マリア・テスターナ（ジェノヴァ、1648‐ローマ、1679？）の「紋章の寓意」（エッチング）



Claude Mellan (1598-1688) の「ライオンを殺すダヴィデ」（エッチング）



19世紀の無名画家の「サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会」（エッチング）









ピエトロ・ダ・コルトーナ（コルトーナ、1597‐ローマ、1669）とコジモ・ファンチェッリ（ローマ、1618‐1688）の「聖母子と聖マルティーナ」（テラコッタ）
（つづく）

第27室の続きです。



16世紀初めに活動したラッファエッロ・サンツィオの追随者の「帯状装飾」（1507c）



カヴァリエール・ダルピーノ（アルピーノ、1568‐ローマ、1640）の「ラッファエッロ・サンツィオ作『十字架降下』のコピー画」（1608c）



ジョヴァン・バッティスタ・カポラーリ（ペルージャ、1476c‐1554）の「サン・ジローラモの祭壇画」（1510‐15c）
ペルージャのサン・ジローラモ教会にありました。



エウセビオ・ダ・サン・ジョルジョ（ペルージャ、1480c‐1540以降没）の「マギの礼拝」（1505）






階段を上りました。



次の部屋です。



第28室です。






ジャンニコラ・ディ・パオロ通称スミッカ（ペルージャ、1460‐1544）の「裾絵」（1512c）



この裾絵はペルージャのサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会にありました。






ジャン二コラ・ディ・パオロ通称スミッカの「オーニッサンティの祭壇画（天上の聖母とキリストと洗礼者聖ジョヴァンニと4音楽天使と聖人たち）」（1506‐07c）



ベルト・ディ・ジョヴァンニ（ペルージャ、1488‐1529記録）の「サンタグネスの祭壇画」（1517）
ペルージャのサンタグネス教会にありました。



ジャン二コラ・ディ・パオロ通称スミッカの「4聖人」（1505‐10c）



福音書記者聖ジョヴァンニ、聖母



マグダラのマリア、聖セバスティアーノ



ベルト・ディ・ジョヴァンニの「サンタグネスの祭壇画の裾絵」（1517）



聖コズマ、聖ダミアーノ



聖キアーラ



ご誕生



最後の晩餐



マギの礼拝



嘆き



聖ベルナルディーノの説教



聖ルイージ・デイ・フランチェージ



ここはまだ第28室です。



ジョヴァンニ・ディ・パオロ通称スミッカの「リエーティのベアータ・コロンバ」（1505‐10c）



第29室です。



ベルナルディーノ・ディ・マリオット（ペルージャ、1478c‐1566c）の「聖母子と聖アンナと聖ロッコと聖セバスティアーノ」（1530‐33c）



バッチョ・ダーニョロ（フィレンツェ、1462‐1543）の「サンタゴスティーノの聖歌隊席の装飾」（1502‐35c）
ペルージャのサンタゴスティーノ教会にありました。









Maestranza romana （17世紀後半活動）の「カッソーネ」（1550‐60c）



Maestranza romana （17世紀後半に活動）の「カッソーネ」（1550‐60c）



ベルナルディーノ・ディ・マリオットの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚の聖人たち（聖ピエトロ、マグダラのマリア、司教聖人、聖ジョヴァンニーノ）」（1530‐33c）



ベルナルディーノ・ディ・マリオットの「聖母戴冠」（1528c）



次の部屋です。



第30室です。






ドメニコ・デル・タッソ（フィレンツェ、1440‐1508）の「カッソーネ」（1471‐1503c）



ラッファエッリーノ・デル・コッレ（ボルゴ・サン・セポルクロ、15世紀末‐1566）の「聖家族と洗礼者聖ジョヴァンニ」（1560c）



ドメニコ・ディ・パリーデ・アルファーニ（ペルージャ、1480‐1559以降没）の「死せるキリストへの哀悼」（1522）



次の部屋です。



第31室です。



天井のフレスコ画



ドーノ・ドーニ（アッシジ、1500c‐1575）の「聖母の誕生」（1561）



ドメニコ・ディ・パリーデ・アルファーニの「玉座の聖母子と聖グレゴリオとバーリの聖二コラ」（1518）






オラツィオ・アルファーニ（ペルージャ、1510‐ローマ、1583）の「聖家族」（1550‐55c）



オラツィオ・アルファーニの「エジプトへの逃避途中の休息」（1550‐55c）
（つづく）

次の部屋です。



第23室です。



ペルジーノの「悔悛の聖ジローラモ」（1512以降）



ペルジーノの「キリストの変容」（1517c）



ペルジーノの「聖母子と聖エルコラーノの聖コスタンツォ」（1515c）



ペルジーノの「裾絵」（1507‐15c）



受胎告知



ご誕生



キリストの洗礼



ペルジーノの「羊飼いの礼拝」（1502c）



ペルジーノの「洗礼者聖ジョヴァンニと4聖人（聖フランチェスコ、聖ジローラモ、聖セバスティアーノ、パドヴァの聖アントニオ）」（1500‐10c）



ドイツの無名彫刻家（15世紀後半に活動）の「磔刑像」（1450‐70c）
その下にある絵画はペルジーノの「聖人たち」（1502‐04c）



ペルジーノの「聖母戴冠」（1502‐04c）



次の部屋です。



第24室です。






フィオレンツォ・ディ・ロレンツォ（ペルージャ、1440‐1525以前没）の「プレセピオ」（1498）



フィオレンツォ・ディ・ロレンツォの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚とバーリの聖二コラ」（1498）



ピントリッキオ（ペルージャ、1454c‐シエナ、1513）の「サンタ・マリア・デイ・フォッシの祭壇画」（1495‐96c）
ペルージャのサンタ・マリア・デイ・フォッシ教会にありました。



頭頂部



死せるキリストを支える2天使



聖母子と聖ジョヴァンニーノ



受胎告知する大天使ガブリエーレ



受胎告知される聖母



聖アゴスティーノ



聖ジローラモ



裾絵　聖アゴスティーノと幼きキリスト






砂漠の聖ジローラモ



ピントリッキオの「聖アゴスティーノのゴンファローネ」（1499）



次の部屋です。



第25室です。



ペルジーノの「サンタゴスティーノのポリッティコ」（1502‐23c）のパネルが展示されてます。



欠落したパネルが幾つかあります。



「聖ジローラモとマグダラのマリア」



「羊飼いの礼拝」（中央パネル）



「キリストの洗礼」



「受胎告知する大天使ガブリエーレ」
受胎告知される聖母は欠落です。



「永遠なる父」



次の部屋です。



第26室です。



ペルジーノの「サンタゴスティーノのポリッティコ」のパネルがこの部屋でも展示されてます。



「カナの結婚」（裾絵）



「寺院への出現」（裾絵）



フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニ（シエナ、1439‐1502）の「ブロンズの浅浮彫」（1480‐85c）



次の部屋です。



第27室です。



照明を落とした薄暗い部屋です。



ベルト・ディ・ジョヴァンニ（ペルージャ、1488‐1529記録）の「福音書記者聖ジョヴァンニの祭壇画」（1518c）



永遠の父



文筆する福音書記者聖ジョヴァンニ



裾絵









ベルト・ディ・ジョヴァンニの「裾絵」（1513c）



16世紀のラッファエッロの追随者の「聖母子」（1505‐15c）






ベルト・ディ・ジョヴァンニの「聖母の物語の裾絵」（1524‐25）



聖母の誕生



寺院への出現



聖母の結婚



聖母の死



ステファノ・アマデイ（ペルージャ、1589‐1644）の「永遠なる父と天使たち」
（つづく）

第18室の続きです。



ピエロ・ディ・コジモ（フィレンツェ、1461‐1521）の「ピエタ」（1507‐10c）



ルーカ・シニョレッリ（コルトーナ、1450c‐1517）と工房の「パチャーノの祭壇画」（1517）
パチャーノのサンタントニオ・ダ・パドヴァ修道院にありました。









裾絵のシエナの聖ベルナルディーノ



教皇インノチェンツォ8世の夢



聖ロレンツォの殉教



パチャーノ城の風景



聖アントニオ・アバーテと聖パオロの邂逅



パドヴァの聖アントニオの奇跡



マルカのベアート・ジャコモ



15世紀後半のウンブリアの無名彫刻家の「聖母戴冠」（1470‐80）



ウンブリアの生産者によって15世紀に制作された織物









次の部屋です。



第19室です。



彫刻が展示されてます。



展示されている彫刻は、アゴスティーノ・ディ・ドゥッチョによって制作されたもので、ペルージャのマエスタ・ディ・ヴォルテ教会にあったそうです。












受胎告知する大天使ガブリエーレ？



受胎告知される聖母？












次の部屋です。



第20室になります。



金属加工による工芸品などが展示されてます。









彩釉テラコッタがぽつねんと展示されてます。
ベネデット・ブリオーニ（フィレンツェ、1461‐1521）の「トンド」（1487‐89c）



次の部屋です。



第21室です。



この部屋は、プリオーリ宮の礼拝堂、Cappella dei Priori でした。



フレスコ画は、二人の画家によって15世紀と16世紀に描かれました。



大部分のフレスコ画は、ベネデット・ボンフィーリ（ペルージャ、1420c‐1496）によって1454年に制作されました。



この辺はかなり落剝しています。






当初の予定では、ベネデットによって礼拝堂全ての壁にフレスコ画が描かれる予定でした。



しかし、一部を残して未完成のまま、制作が中断されてしまいました。（その理由は不明）



未完成のまま100年以上も放置されていた壁がこちらです。



Hendrick Van Der Broeck detto Arringo Fiammingo によって1565年に制作されたフレスコ画



ペルジーノの「ピエタのキリスト」（1495c）



ペルージャの木工職人（15世紀後半活動）の「カッソーネ」（1450‐80c）



ペルージャの木工職人（15世紀後半活動）の「カッソーネ」（1450‐80c）



3階の展示は以上で終わりです。



階段を下りて2階の展示室に向かいました。



次の部屋です。



第22室です。



ペルジーノに帰属する「受胎告知」（15世紀第4四半世紀）



ペルジーノの「天上の聖母子と聖フランチェスコと聖ベルナルディーノ」（1496c）



ペルジーノの「聖母子と聖人たち（トレンティーノの聖二コラ、シエナの聖ベルナルディーノ、聖ジローラモ、聖セバスティアーノ）」（1500）



ペルジーノの「聖母子」（1496‐98c）
（つづく）

前回までに第15室までやりました。

部屋というよりも、ここは展示コーナーと言った方が良い？



第16室です。



しかし、ここも第16室です。



バルトロメオ・カポラーリ（ペルージャ、1420c‐1505以前没）の「受胎告知」（1465‐70c）



受胎告知する大天使ガブリエーレ



受胎告知される聖母



Manifattura di Limoges （14世紀前半活動）の「紋章？」



サンテ・ディ・アポッロニオ・デル・チェランドロ（ペルージャ、1475‐1488記録）の「聖セバスティアーノ」（1476‐78c）



フィオレンツォ・ディ・ロレンツォ（ペルージャ、1440c‐1425c）の「シルヴェストリーニのポリッティコ」（1487‐93c）



永遠の父



聖アンブロージョ、聖ジローラモ



聖アゴスティーノ、聖グレゴリオ



聖母子と2天使



福音書記者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ



左端は、上から修道士、大天使ガブリエーレ、洗礼者聖ジョヴァンニ



聖ベネデット、ベアート・パオリーノ・ビガッツィーニ



右端、上から修道士、聖母、聖セバスティアーノ



アントニアッツォ・ロマーノ（ローマ、1435c‐1508）の「聖母子」（15世紀後半）



フィオレンツォ・ディ・ロレンツォの「サン・フランチェスコ・アル・プラートの壁龕」（1487）






聖ピエトロ



聖パオロ



ここに彫刻があった？



フィオレンツォ・ディ・ロレンツォの「慈悲の聖母」（1476）



大作なので、全体像は横からでないと撮れません。



フィオレンツォ・ディ・ロレンツォの「3聖人（左から聖アントニオ・アバーテ、聖ディニャーメリータ、アレッサンドリアの聖カテリーナ）」（1498c）



次の部屋です。



第17室です。



ペルージャやその周辺にある教会や修道院などから集められた金製や銀製の聖具類宝物などが展示の中心です。



この類の展示はMuseo Diocesanoでは定番ですが・・・・・



個人的にはあまり興味がありません。





















次の部屋です。



第18室になります。



格子天井の装飾



フレスコ装飾









マリアーノ・ダントニオ（ペルージャ、1410c‐1468）の「キリストの受難」（1450‐60c）



カルヴァリオへの途



磔刑



嘆き、キリストの復活



バルトロメオ・カポラーリ（ペルージャ、1420c‐1505以前没）の「モンテルーチェに崇拝」（1477‐79c）
ペルージャのサンタ・マリア・モンテルーチェ教会にありました。



ご誕生



裾絵の聖人たち　大天使聖ミケーレ、シエナの聖ベルナルディーノ



トローサの聖ルドヴィーコ、聖フランチェスコ



聖キアーラ、パドヴァの聖アントニオ



聖ジローラモ



15世紀後半のウンブリアの無名彫刻家の「受胎告知」（1470‐80c）
（つづく）

次は第12室です。



ニッコロ・ディ・リベラトーレ通称ラルンノ（フォリーニョ、1430c‐1502）の「受胎告知」（1466）



ジョヴァンニ・フランチェスコ・ダ・リミニ（リミニ、1441‐1470記録）の「トリッティコ」（1464‐70c）



玉座の聖母子



聖ジローラモ



聖フランチェスコ



バルトロメオ・ディ・トンマーゾ（フォリーニョ、1420c‐1446）の「裾絵のキリストの埋葬」（1430‐31c）



次の部屋です。



第13室になります。



ルーカ・ディ・パオロ（マテリーカで15世紀後半に活動）の「ピエタと聖セバスティアーノのステンダルド」（15世紀後半）



裏面です。



ルーカ・ディ・パオロの「受胎告知と幼きキリストを崇拝する聖母のステンダルド」（15世紀後半）



裏面です。



マッテオ・ダ・グアルド（15世紀後半活動）の「コッレ・アプリーコの壁龕」（1488）



永遠なる父



玉座の聖母子と天使たち



聖アントニオ・アバーテ



聖セバスティアーノ



次の部屋です。



第14室です。



初期ルネサンスのペルージャの画家ベネデット・ボンフィーリの作品が展示されてます。



ベネデット・ボンフィーリ（ペルージャ、1420c‐1496）の「受胎告知」（1450‐53c）



ベネデット・ボンフィーリの「サン・ドメニコの聖母」（1448‐49c）
ペルージャのサン・ドメニコ教会にありました。



ベネデット・ボンフィーリの「聖母子と聖人たち（アクイーノの聖トンマーゾ、聖ジローラモ、聖フランチェスコ、シエナの聖ベルナルディーノ）」（1450‐53c）



ベネデット・ボンフィーリの「マギの礼拝」（1466）



裾絵のキリストの洗礼



磔刑



処刑を制止する聖二コラ



ベネデット・ボンフィーリの「聖ベルナルディーノのゴンファローネ」（1465）



ベネデット・ボンフィーリの「天使たち」（1466）















次の部屋です。



第15室です。



バルトロメオ・カポラーリ（ペルージャ、1420c‐1505以前没）の「聖母子と天使たち」（1465c）



バルトロメオ・カポラーリとサンテ・ディ・アポッロニオ・デル・チェランドロ（ペルージャ、1475‐1486記録）の「ジュスティツィアのトリッティコ」（1475）



中央パネル



聖ムスティオーラ、聖アンドレア



聖ピエトロ、聖フランチェスコ



裾絵のシエナの聖ベルナルディーノ、洗礼者聖ジョヴァンニ



修道士



聖母、ピエタのキリスト、福音書記者聖ジョヴァンニ



修道士



聖ジローラモ、聖ジュリアーノ



ペルジーノ（チッタ・デッラ・ピエーヴェ、1450c‐フォンティニャーノ、1523）の「マギの礼拝」（1473‐75c）



バルトロメオ・カポラーリの「聖母子と天使たち」（1470‐79c）



Bottega del 1473 （ペルージャで1440c‐1525c活動）の「聖ベルナルディーノの板絵」（1473）















Bottega del 1473 の「聖ベルナルディーノの板絵」（1473）












（つづく）

次の部屋です。



第8室になります。



ベアート・アンジェリコ（ヴェッキオ・ディ・ムジェッロ、1395‐ローマ、1455）の「グイダロッティのポリッティコ」（1447‐48）



聖母子と天使たち



受胎告知する大天使ガブリエーレ



受胎告知される聖母



聖ドメニコ、バーリの聖二コラ



洗礼者聖ジョヴァンニ、アレッサンドリアの聖カテリーナ



端絵は、聖ピエトロ、聖パオロ、聖コスタンツォ？、聖ジローラモ、聖ピエトロ・マルティーレ、アクイーノの聖トンマーゾ



右端絵は、聖ステファノ、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖ロレンツォ、聖ベネデット、シエナの聖カテリーナ、聖マリア・エジツィアカ



裾絵です。



裾絵のテーマはバーリの聖二コラの生涯です。












次の部屋です。



ウンブリアの初期ルネサンス作品が展示されている第9室です。



ペルジーノ（チッタ・デッラ・ピエーヴェ、1450c‐フォンティニャーノ、1523）の「ピエタ」（1473‐75c）



ジョヴァンニ・ボッカッティ（カメリーノ、1420c‐ペルージャ、1480c）の「オーケストラの聖母」（1448以降）



Maestro umbro-tedesco （15世紀第2四半世紀に活動）の「ピエタ」（15世紀第2四半世紀）



ジョヴァンニ・ボッカッティの「ピエタのゴンファローネ」（1479）



ジョヴァンニ・ボッカッティの「ペルゴラートの聖母のトリッティコ」（1447）



玉座の聖母子と音楽天使たちと聖人たち



裾絵のアクイーノの聖トンマーゾ



キリストの逮捕



磔刑



カルヴァリオへの途



聖ピエトロ・マルティーレ



次は第10室です。



Maestranza dell'Italia settentrionale （15世紀第1四半世紀に活動）の「カッソーネの装飾」（15世紀第1四半世紀）



Maestranza fiorentina （15世紀前半に活動）の「カッソーネの装飾」（15世紀前半）



ベノッツォ・ゴッツォーリ（フィレンツェ、1421c‐ピストイア、1497）の「サピエンツァ・ヌオーヴァの祭壇画」（1456）
ペルージャのコッレージョ・デッラ・サピエンツァ・ヌオーヴァにありました。



聖母子と聖ピエトロと洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジローラモと聖パオロ



左端絵は、上から聖ドメニコ、聖フランチェスコ、聖ピエトロ・マルティーレ



右端絵は、上からアレッサンドリアの聖カテリーナ、ウンゲリアの聖エリザベッタ、聖ルチア



裾絵は、左からグイダロッティ家の紋章、アクイーノの聖トンマーゾ、聖ロレンツォ



聖母、ピエタのキリスト、福音書記者聖ジョヴァンニ



聖セバスティアーノ、シエナの聖ベルナルディーノ、グイダロッティ家の紋章



次の部屋です。



第11室です。



ピエロ・デッラ・フランチェスカ（ボルゴ・サン・セポルクロ、1416/1417-1492)の「サンタントニオのポリッティコ」（1467‐69）
ペルージャのサンタントニオ・ディ・パドヴァ教会にありました。



受胎告知



聖母子



パドヴァの聖アントニオ、洗礼者聖ジョヴァンニ



聖フランチェスコ、ウンゲリアの聖エリザベッタ



裾絵の聖キアーラ







聖アガタ



パドヴァの聖アントニオの奇跡
裾絵が二段になってます。



聖痕を受ける聖フランチェスコ



ウンゲリアの聖エリザベッタの奇跡



アゴスティーノ・ダントニオ・ディ・ドゥッチョ（フィレンツェ、1418‐ペルージャ、1481以降没）の「聖母子」（1457‐61c）
（つづく）

次の部屋です。



第5室です。



14‐15世紀のペルージャのシエナ派絵画が展示されてます。



15世紀中頃に活動したフィレンツェの工芸家による「カッソーネ」（15世紀中頃）



タッデオ・ディ・バルトロ（シエナ、1362c‐1422）の「聖霊降臨」（1403）



アンドレア・ディ・バルトロ・ディ・フレディ（シエナ、1360/1365c-1428）の「ポリッティコの2パネル」（1400‐10c）



聖ドロテア



聖アントニオ・アバーテ



タッデオ・ディ・バルトロの「サン・フランチェスコ・アル・プラートのポリッティコ」（1403）



玉座の聖母子と天使たち



洗礼者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア



アレッサンドリアの聖カテリーナ、福音書記者聖ジョヴァンニ



タッデオ・ディ・バルトロの「サン・フランチェスコ・アル・プラートのポリッティコ」（1403）



祈るキリスト



聖フランチェスコ



聖エルコラーノ、パドヴァの聖アントニオ、聖ピエトロ



聖パオロ、聖コスタンツォ、トローサの聖ルドヴィーコ



タッデオ・ディ・バルトロの「受胎告知」（1410‐15c）



マリオット・ディ・ナルド（フィレンツェ、1394‐1424c記録）の「聖母子」（1405‐15）



ドメニコ・ディ・バルトロ（シエナ、1432‐1444記録）の「サンタ・ジュリアーナのポリッティコ」（1438）



祈るキリスト



聖ピエトロ、受胎告知する大天使ガブリエーレ



受胎告知される聖母、聖パオロ



玉座の聖母子



聖ベネデット、洗礼者聖ジョヴァンニ



聖ジュリアーナ、聖ベルナルド



裾絵は洗礼者聖ジョヴァンニの物語がテーマとなってます。















次の部屋です。



第6室です。






レッロ・ダ・ヴェッレトリ（1437記録）の「サンタガタのポリッティコ」（1427c）



玉座の聖母子と2天使



聖アゴスティーノ、洗礼者聖ジョヴァンニ



聖リベラトーレ、聖アガタ



オッタヴィアーノ・ネッリ（グッビオ、1370‐1444以降没）の「ピエトラルンガのポリッティコ」（1403）
ピエトラルンガのサンタゴスティーノ教会にありました。



玉座の聖母子



聖アントニオ・アバーテ、聖アゴスティーノ



端絵は上から洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ、聖ステファノ



聖パオロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ



端絵は上から福音書記者聖ジョヴァンニ、聖アンドレア、聖ロレンツォ



ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ（ファブリアーノ、1370c‐ローマ、1427）の「玉座の聖母子」（1405‐10c）



ヤコポ・サリンベーニ（サン・セヴェリーノ、1416‐1428記録）の「磔刑」（1416‐20c）



アルヴァーロ・ピレス・デ・エヴォラ（1410‐1434記録）の「受胎告知」（1420c）



受胎告知する大天使ガブリエーレ



受胎告知される聖母



Maestro della Madonna di Montone （15世紀前半活動）の「聖母子」（1410‐30c）



次の部屋です。



第7室です。



展示作品が少ない部屋です。



ペッレグリーノ・ディ・ジョヴァンニ（ペルージャ、1397c‐1435）の「ファルネートのトリッティコ」（1410‐20c）



聖母子と2天使



聖フランチェスコ



聖アントニオ・アバーテ



マリアーノ・ダントニオの領域の「ピエタのキリスト」（1440‐50）






保護硝子板に覆われている作品です。



マリアーノ・ダントニオ（ペルージャ、1410c‐1468）の「パドヴァの聖アントニオの物語」（1455）



マリアーノ・ダントニオの「パドヴァの聖アントニオの物語」（1455）



ビッチ・ディ・ロレンツォ（フィレンツェ、1373‐1452）の「サンタグネスの祭壇画」（1430‐40c）
ペルージャのサンタグネス教会にありました。



アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖アグネス



パドヴァの聖アントニオとトローサの聖ルドヴィーコと福音書記者聖ジョヴァンニ



聖ジローラモと聖オノフリオと聖パオロ



裾絵の我に触れるな



聖アグネスの殉教



ブレターニャの聖イーヴォ



キリストの洗礼
（つづく）

次の部屋です。



第3室になります。



展示が3作品しかない小さな部屋です。



Maestro della Croce di Gubbio （13世紀末に活動）の「彩色磔刑像」（1285‐90c）



14世紀のアドリアの無名画家の「多翼祭壇画のパネル」（1300‐20c）



14世紀前半のウンブリアの無名彫刻家の「聖母」（1330‐50c）



次の部屋です。



第4室です。



詳細不明



14世紀前半のペルージャの無名画家のフレスコ画断片（1320‐30）



14世紀前半のペルージャの無名画家のフレスコ画断片（1320‐30）



14世紀前半のペルージャの無名画家のフレスコ画断片（1320‐30）



14世紀第1四半世紀の無名彫刻家の「三聖人」（1315‐1326）



聖エルコラーノ



聖コスタンツォ



聖ロレンツォ



Maestro dei Dessali di Montelabate （１４世紀中頃活動）の「モンテラバーテの祭壇前飾り」（1325‐35c）



聖パオロ



聖ピエトロ
裏面にも描かれてます。



裏面です。



聖エルコラーノ



聖ロレンツォ



第4室は広いので、展示作品は20点以上となってます。



14世紀前半の無名彫刻家の「聖母子」）14世紀第1四半世紀）



Maestro dei Dossali di Montelabateの「祭壇前飾り」（1325‐35）



中央の聖母子



Maestro di Paciano （14世紀前半に活動）の「聖母子と聖人たち」（1317‐20c）



中央の聖母子



聖アグネス、聖ジャコモ・マッジョーレ



聖フランチェスコ、アレッサンドリアの聖カテリーナ




大天使ミケーレ、聖キアーラ、聖フランチェスコ、聖ピエトロ



聖パオロ、トローサの聖ルドヴィーコ、パドヴァの聖アントニオ、マグダラのマリア



裏面にも描かれてます。



Maestro di Pacianoの「三幅祭壇画の左右パネル」（1330‐40）
中央パネルが欠落してます。










メッロ・ダ・グッビオ（1330‐1360活動）の「授乳の聖母と福音書記者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナ」（1324c）



バルトロ・ディ・フレディ（シエナ、1330c‐1410）の「トリッティコ」（1364‐67c）



中央の聖母子



聖カテリーナ、殉教聖人、音楽天使



マグダラのマリア、預言者



ニコロ・ディ・ブオナッコルソ（シエナ、1356‐1388記録）の「磔刑」（1380‐88c）



ヤコポ・ディ・ミーノ・デル・ペッリチャイオ（シエナ、1320c‐1396）の「トリッティコ」



ルーカ・ディ・トンメ（シエナ、1356‐1389）の「ポリッティコ」（1370‐75c）



中央の聖母子



洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ピエトロ



聖パオロ、聖アポッリナーレ



Maestro della Dormitio di Terni （14世紀後半から15世紀初頭にかけて活動）の「聖母子（多翼祭壇画の中央パネル）」（1390‐1410c）



14世紀後半のウンブリアの無名画家の「トリッティコ」（1370‐90c）



ジョヴァンニ・ディ・ベニーネ（アッシジ、1324‐1345記録）の「磔刑のステンドグラス」（1340‐45c）



フィレンツェのジョッテスキ画家（14世紀第1四半世紀活動）の「彩色磔刑像」（1305‐20c）



Maestro di Verrucchio （14世紀前半に活動）の「二連画の一パネル？」（1330‐40c）



Maestro della Madonna di Perugia （1310‐1340c活動）の「聖母子」（1320‐30c）



プッチョ・ディ・カパンナの「祭壇前飾り？」（1335‐45c）



Maestro di Varlungo （13世紀第4四半世紀に活動）の「彩色磔刑像」（1290c）
（つづく）

ペルージャのプリオーリ宮です。



プリオーリ宮の3階（日本の４階）にあるのが国立ウンブリア美術館です。



美術館の入り口はCorso Vannucciに面したところにあります。



展示室は40室からなり、展示作品数が多い美術館です。所蔵作品は約4000点と言われてますが、常設展示されているのはその約半分と思います。



ペルージャとその周辺の教会や修道院にあった、シエナ派やトスカーナ派画家たちの宗教画が展示の中心です。



プリオーリ宮の中に入りました。



エレベーターに頼らず階段を上って3階まで行きました。
2017年6月に入館した時の作品写真を掲載しますが、その時のペルージャは猛暑でした。避暑を兼ね、鑑賞と共に膨大な展示作品全ての写真を撮るために3日連続して入館しました。



階段の途中にある「芸術のオブジェ」



第1室です。この部屋はプリオーリ宮で最古の部分に当たります。



ニコラ・ピサーノ（1258‐1270記録）とジョヴァンニ・ピサーノ（1265‐1312記録）の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片」



ニコラ・ピサーノとジョヴァンニ・ピサーノの「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片」



14世紀後半に活動したペルージャの無名画家の「羊飼いの礼拝」（1370‐90c）



ルーベオ（13世紀後半活動）の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレの彫刻断片（ブロンズ）」（1278）



13世紀末のペルージャの無名画家の「タベルナコロ」（1290‐1300c）



広い第1室です。



ヴィゴローゾ・ダ・シエナ（1276‐1293記録）の「サンタ・ジュリアーナの祭壇前飾り」（1291）
ペルージャのサンタ・ジュリアーナ教会にありました。



Maestranza Umbra（13世紀後半活動）の「ペルージャのフォンターナ・マッジョーレのブロンズ彫刻」（13世紀第4四半世紀）



13世紀末のウンブリアの無名画家の「彩色磔刑像」（1280‐1300c）



13世紀中頃の無名彫刻家の「フォンターナの吐水口」（13世紀中頃）



Maestro del Farneto （13世紀末‐14世紀初頭に活動）の「祭壇前飾り」（1290c）



詳細不明



Maestro di San Francesco （1250‐1280活動）の「彩色磔刑像」（1272c）



Maestro di Trittico di Perugia （13世紀後半活動）の「ペルージャのトリッティコ」（1270‐75c）
ペルージャのサン・べヴィニャーテ教会にありました。



Maestro di San Felice di Giano （13世紀中頃に活動）の「祭壇前飾り」（1250c）



13世紀前半に活動したウンブリアの無名彫刻家の「磔刑像」（1236）



ペルージャの11月4日広場の200分の1の模型



詳細不明
以下4点の彫刻も詳細不明です。














M
Maestro di San Francesco al Prato （14世紀中頃活動）の「聖母の死」（1340‐50c）



Maestro di San Francesco al Prato の「聖母の結婚」（1340‐50c）



14世紀後半に活動したペルージャの無名画家の「ご誕生」（1370‐90c）



Maestro di San Francesco の「サン・フランチェスコ・アル・プラートの彩色磔刑像」（1272）



ガラス保護板に覆われてる作品です。



Maestro di San Francesco の祭壇画断片（1272c）
聖フランチェスコ、聖ピエトロ、聖アンドレア



Maestro di San Francesco の祭壇画断片（1272c）
十字架降下、嘆き、パドヴァの聖アントニオ



次の部屋です。



第2室です。



マリーノ・デレモシーナ（14世紀第1四半世紀に活動）の「マエスタ」（1313c）



ドゥッチョ・ディ・ボニンセーニャ（シエナ、1304‐1318記録）の「聖母子」（1304‐10c）






メオ・ディ・グイド・ダ・シエナ（1319‐1334記録）の「聖母子」（1325‐30c）



メオ・ディ・グイド・ダ・シエナの「聖母子（多翼祭壇画の中央パネル）」（1308‐10c）



メオ・ディ・グイド・ダ・シエナの「モンテラバーテの多翼祭壇画」（1315c）



救世主






天使



天使



不明、アレッサンドリアの聖カテリーナ






欠落



聖アグネス、マグダラのマリア



聖母子



聖グレゴリオ、聖ピエトロ






裾絵の聖人たち






（つづく）

次の部屋です。



第21室です。



18世紀製造の家具



18世紀のチェンバロ



詳細不明



暖炉（18世紀）



ウンブリアの無名画家の「楽器がある静物画」（17世紀後半）



ウンブリアの無名画家の「静物画」（17世紀後半）



ウンブリアの無名画家の「静物画」（17世紀後半）



ウンブリアの無名画家の「静物画」（17世紀後半）



ウンブリアの無名画家の「グランデ広場」（18世紀初め）



ウンブリアの無名画家の「グランデ広場」（18世紀初め）



17世紀末‐18世紀初頭の作品



17世紀末‐18世紀初頭の作品



次の部屋です。



第22室です。



17世紀から18世紀の作品が展示されてます。



天井



祭壇前飾り（18世紀）



18世紀後半



マッティア・バティーニ（チッタ・ディ・カステッロ、1666‐1727）の「聖エルコラーノの殉教」（18世紀初め）



無名画家の「聖ロレンツォの殉教」（17世紀）



詳細不明（17世紀）



次の部屋です。



第24室です。






バルダッサッレ・オルシーニ（ペルージャ、1732‐1810）？の「聖ロレンツォの殉教」



バルダッサッレ・オルシーニ？の「聖ロレンツォの施し」



詳細不明



カルロ・ラブルッツィ（ローマ、1747‐1817）の「聖母の結婚」（1814）



次の部屋です。



第23室です。展示室の順番通り回ったと思いますが・・・・



18世紀の作品が展示されてます。



ブオイ司教の紋章がつきの銀の皿（18世紀）



銀製の手燭台



ジャチント・ボッカネーラ（1666‐1746）の「死せるキリスト」（1729）



フランチェスコ・マンシーニの「聖母」（18世紀初め）



ヴィンチェンツォ・モノッティ（ペルージャ、1734‐1792）の「ロザリオの聖母と聖ドメニコとシエナの聖カテリーナ」（1773）



第25室が見つからないので、地下に下りて元に戻ることにしました。



展示物がありますがよく分かりません。



詳細不明



詳細不明



詳細不明



第3室です。



18世紀に造られた聖具



写本（14世紀）



写本（15世紀）



経本（13世紀）



経本（13世紀）






タイルで作られた「聖セバスティアーノの殉教」（16世紀前半）









私の観点では、見るべき作品はルーカ・シニョレッリの1点だけでした。



外に出ました。



（おわり）

次の部屋です。



第19室です。



こじんまりした部屋です。



この作品が見たくて入館したようなものです。



ベルナルディーノ・ディ・マリオット・デッロ・スターニョ（ペルージャ、1478‐1566）の「聖ロレンツォ」



ニッコロ・ディ・プリオーレの「トリッティコ」（15世紀）



聖母子と聖ジョヴァンニーノ



聖ロレンツォ



聖ジローラモ



無名彫刻家の「聖ジュリアーノ」（1475‐80？）



ネーロ・ダ・ボルゴ・サンセポルクロ工房の「聖マカーリオ司教」



ルーカ・シニョレッリ（コルトーナ、1445/1450c-1523）の「サン・オノフリオの祭壇画」（1484）












制作者不詳の「天使」（16世紀）



制作者不詳の「天使」（16世紀）






ポンぺオ・ディ・ピエル・ジェンティーレ・コッキ（ペルージャ、1480‐1552）の「聖母子とバーリの聖二コラと聖ロレンツォ・マルティーレ」



制作者不明の「ロ・スパーニャ作『聖母子と聖フランチェスコと聖キアーラ』のコピー画」（16世紀末‐17世紀初め）



次の部屋です。



第20室です。






紋章ですが詳細不明です。



ヴィンチェンツォ・ダンティ（ペルージャ、1530‐1576）？の「男の頭像」



トスカーナの芸術家の「磔刑像（ブロンズ）」（16世紀）



ジョヴァンニ・アントニオ・スカラムッチャ（モンテ・コロニョーラ、1570c‐ペルージャ、1633）の「聖母子と天使たち」






詳細不明



詳細不明



ヴィンチェンツォ・ダンティの「復活したキリスト」



ジョヴァン・ドメニコ・チェッリーニ（ペルージャ、1609‐1681）の「マグダラのマリア」






17世紀の無名画家の「聖ルチア」



17世紀の無名画家の「聖アグネス」



ヴィンチェンツォ・ダンティの「聖母と3ケルビーニ」



ジローラモ・ダンティ（ペルージャ、1547‐1580）の「聖母子と天使たちと聖ジュゼッペと聖クラウディオ」（1573c）



ジョヴァンニ・アントニオ・スカラムッチャの「天上の聖母子」
（つづく）