
サンタ・ジュリア教会です。

1593年から1599年に建設されたルネサンス様式の教会です。1685年に奉献式が執り行われたそうです。

この教会の扉は何時も閉まってます。

1797年に活動を停止して、その後、宗教活動が一度も再開されることがありませんでした。1998年、サンタ・ジュリア博物館に編入され、現在、博物館の会議室として使用されてます。

次は、サンタ・ジュリア教会のファサードが面している同じ通りの坂上にあるサンティッシモ・コルポ・ディ・クリスト教会です。

1467年創建、1473年に完成したゴシック様式、イエズス会の教会です。

扉が閉まってますが、旧修道院のキオストロ回廊から教会内に入ることが出来ます。

キオストロ

残念ながら回廊のフレスコ画は残されてません。

サンティッシモ・コルポ・ディ・クリスト教会では長いので、地元では単にクリスト教会と呼ばれてます。

中に入りました。

壁の殆どがフレスコ画で覆われてます。

フレスコ画は、イエズス会の画家ベネデット・ダ・マローネ(ブレーシャ、1525c‐1579以降没)によって、1565年頃に描かれました。

ベネデット・ダ・マローネは、パオロと言う名前でしたが、イエズス会画家となり、、ベネデットと名前を改めたそうです。




ジローラモ・ロマーニ通称イル・ロマニーノ(ブレーシャ、1484c‐1566c)の「ご誕生」

詳細不明

お腹が空いたので、クリスト教会近くのレストランで昼食することに。




次は、ブレーシャに来た主目的にサンタ・ジュリア博物館ですが、その前にローマ遺跡を見ることにしました。

古代ローマ時代、この通りがメイン通りだったそうです。

1554年に建設されたPalazzo Maggi di Gradella

通りの先、明るくなっているところがフォロ広場です。

フォロ広場

73年、ヴェスパシアーノ帝によって建てられたカピトリーノ神殿です。




こちらはテアトロ・ロマーノ



フォロ広場に面して建つサン・ゼーノ・アル・フォロ教会です。

12世紀に創建された教会で、現在の建物は18世紀に再建された二代目のものです。

Palazzo Martinengo

博物館に行きます。

ローマ遺跡からサンタ・ジュリア博物館までは僅かな距離です。

博物館の端に来ました。サンタ・ジュリア教会のファサードが写ってます。

博物館の建物です。
(つづく)