12室の続きです。

ジュゼッペ・マリア・クレスピ通称ロ・スパーニョレット（ボローニャ、1665‐1747）の「サレスの聖フランチェスコ」（1730c）



フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア（スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758）の「アヴィラの聖テレーザとアルカンタラの聖ピエトロに顕現する聖ジュゼッペ」（1750c）



ジョルジョ・アンセルミ（バディア・カラヴェ―ナ、1720‐レンディナラ、1797）の「聖ドメニコに顕現する聖ピエトロと聖パオロ」（1760‐80c）



ジュゼッペ・ボッターニ（クレモナ、1717？‐マントヴァ、1784）の「民衆に説教する聖ヴィンチェンツォ・フェッレール」（1780c）



ジローラモ・ドンドーニ（コレッジョ、1681‐ボローニャ、1743）の「聖母とベアータ・オサンナ・アンドレアージ」（1731以降）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「アクイーノの聖トンマーゾの幻視」（1731c）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖家族と聖ロッコ」（1730以前）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「天上の聖人」（1750c）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ジュゼッペの死」（1755‐60c）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「カペストラーノの聖ジョヴァンニとマルカの聖ジャコモに顕現する聖母子」（1740‐50c）



ドメニコ・マリア・カヌーティ（ボローニャ、1625‐1684）の「聖ジローラモの最後の聖体拝領」（1672c）



前の部屋の隣の部屋です。



この部屋は14室なので、順番通りに13室から見て行くことにしました。



13室です。



部屋一面に装飾されたフレスコ画が見所です。



これがあると助かります。



1618年、マントヴァ公爵フェルディナンド1世ゴンザーガ（マントヴァ、1587‐1626）がこの部屋の装飾を指示しました。



フレスコ画制作に参加した画家は、アントニオ・マリア・ヴィアーニ（クレモナ、1560？‐マントヴァ、1630）と彼の工房で働いていた画家、ヤコポ・ボルボーネ・ダ・ノヴェッラーラ（ノヴェッラーラ、1566‐グァスタッラ、1623）、カルロ・サントナー（ミュンヘン、1591c‐1630？）、ジャン・ジャコモ・セメンティ（ボローニャ、1580‐1638）、フランチェスコ・ゲッシ（ボローニャ、1588‐1649）でした。



どの部分を誰が描いたのか、明らかになってます。



調べるのが大変で煩雑なので、ここでは作品帰属を避けたいと思います。



ボローニャからフレスコ画制作に従事したジャン・ジャコモ・セメンティとフランチェスコ・ゲッシは、デニス・カルヴァートに師事してからグイド・レーニに弟子入りしたという、似た経歴を持ってます。

































14室に戻りました。



何といってもルーベンスの作品が最大の見所でしょう。



ドメニコ・フェッティの作品も展示されてます。



ドメニコ・フェッティ（ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623）の「聖オルソラのデッサン」



ドメニコ・フェッティ（ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623）の「パンと魚の奇跡」（1630）



ドメニコ・フェッティ（ローマ、1591c‐ヴェネツィア、1623）？の「聖母の神殿奉献」（1615c）






ピーテル・パウル・ルーベンス（ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640）の「聖なる三位一体を礼拝するゴンザーガ家の人々」（1605）



ピーテル・パウル・ルーベンス（ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640）の「斧槍兵」（1605）



ピーテル・パウル・ルーベンス（ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640）の「フランチェスコ4世ゴンザーガの肖像」（1605）



ピーテル・パウル・ルーベンス（ジーゲン、1577‐アンヴェルサ、1640）の「小さな犬」（1605）






アントニオ・マリア・ヴィアーニ（クレモナ、1555/1560-マントヴァ、1630）の「天国のキリストと聖母」






ドメニコ・フェッティ（ローマ、1591c-ヴェネツィア、1623）の「マルゲリータ・ゴンザーガに聖オルソラ教会の模型を示して計画を説明するアントニオ・マリア・ヴィアーニ」（1618-20）
（つづく）

次の部屋です。



第10室



この部屋から絵画・彫刻の展示になります。



ジャンフランチェスコ・トゥーラ（マントヴァ、1510‐1546記録）の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」（1518‐19c）



ジャン・フランチェスコ・カロート（ヴェローナ、1480c‐1555）の「シビッラ・ティブルティーナ」（1540c）



部屋の壁に描かれたフレスコ画



フランチェスコ・ボンシニョーリ（ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519）の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと聖アンセルモ」



15世紀後半の逸名画家作「救世主キリスト」（1470‐75c）



ニッコロ・ソリマーニ・ダ・ヴェローナ（ヴェローナ、1446‐1497記録）？の「アンティオキアの聖イグナツィオ」（1480‐90c）



ニッコロ・ソリマーニ・ダ・ヴェローナ（ヴェローナ、1446‐1497記録）？の「聖アゴスティーノ」（1480‐90c）



イッポリート・コスタ（マントヴァまたはボローニャ、1506‐マントヴァ、1561）？の「天上の聖母子と大天使ミケーレと聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタとアッシジの聖フランチェスコと聖ジョルジョ」（1525‐30c）



フランチェスコ・ボンシニョーリ（ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519）の「聖ジョヴァンニ・バッティスタと聖パオロと聖セバスティアーノ」（1515‐19）



バルトロメオ・ファンチェッリ（フィレンツェで1502記録、マントヴァで1524記録）の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナと聖マリア・マッダレーナ」（1520‐25c）



バルトロメオ・ファンチェッリ（フィレンツェで1502記録、マントヴァで1524記録）の「聖母子と聖人たち」（1515c）



フランチェスコ・ボンシニョーリ（ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519）の「グラツィエの聖母」（1510‐15c）



次の部屋です。



第11室






ヤコポ・ボルボーネ（ノヴェッラーラ、1566‐グァスタッラ、1623）の「聖母子と聖人たち（ベアート・ルドヴィーコ・ロサティ、聖ヴィンチェンツォ・フェッレール、聖アンセルモ、聖カルロ・ボッロメオ、聖ドロテア）」（1614）



リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、1502‐1540)？の「キリストの鞭打ち」(1539‐40？)



フランチェスコ・ボルガーニ(マントヴァ、1557‐1624)の「天上の聖母子と聖フランチェスコ」(1618c)



16世紀のフェラーラの逸名画家作「カルヴァリオへの上りの途中で十字架を担いだまま倒れるキリスト」(1520‐30c)



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505c‐マントヴァ、1575）の「キリストの埋葬」（1539‐40？）



ジローラモ・マッツォーラ・ベドリ（ヴィアダーナ、1500‐パルマ、1569）の「聖パオロの回心」（1560c）



ベルナルディーノ・マルピッツィ（マントヴァ、1533c‐1623）？の「アウレア門での聖アンナと聖ジョアッキーノの邂逅」（1600‐05c）



テオドーロ・ギージ（マントヴァ、1536c‐1601）の「アウレア門での聖アンナと聖ジョアッキーノの邂逅」（1580‐85c）



次の部屋です。



第12室



アントニオ・マリア・ヴィアーニ（クレモナ、1560？‐マントヴァ、1630）の「悪魔を退治する大天使ミケーレ」（1594c）



アントニオ・マリア・ヴィアーニ（クレモナ、1560？‐マントヴァ、1630）の「聖母子と聖人たち（ポルトガルの聖エリザベッタ、パオラの聖フランチェスコ、聖フランチェスカ・ロマーナ、聖カルロ・ボッロメオ、大天使ラッファエーレ）」（1620‐25c）



アントニオ・ガッティ（ボローニャ、1570c‐パルマ、1624）の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖人たち（聖ジュゼッペ、聖アポッロニア、聖フランチェスコ、聖ドメニコ）」（1614‐15c）



ピエトロ・マルティーレ・ネリ（クレモナ、1591/1601？-ローマ、1661）の「天上のキリストとパオラの聖フランチェスコと聖フラヴィア」（1645）



カール・サントナー（ミュンヘン、1591c-1630？）の「受胎告知」（1615-18c）



オラツィオ・サッマチーニ（ボローニャ、1532-1577）の「天上の聖ジョヴァンニーノとアレッサンドリアの聖カテリーナと教皇聖セルヴェリオ」（1570-75c）



カルロ・ボノーニ（フェッラーラ、1569-1632）の「聖キアーラの奇跡」（1614-16）



カルロ・パッラーゴ（フィレンツェ、1540-マントヴァ？、1604）の「天使」（1595-1604）



カール・サントナー（ミュンヘン、1591c-1630？）の「受胎告知される聖母」（1620c）



カール・サントナー（ミュンヘン、1591c-1630？）の「受胎告知する大天使」（1620c）



カルロ・パッラーゴ（フィレンツェ、1540-マントヴァ？、1604）の「天使」（1595-1604）



ダニエル・ヴァン・デン・ダイク（アンヴェルサ、1610-マントヴァ、1663）の「聖母の結婚」（1660-62c）



ジュゼッペ・マリア・クレスピ通称ロ・スパーニョレット（ボローニャ、1665-1747）の「聖ジョヴァンニ・フランチェスコ・レジス」（1730c）



ジュゼッペ・オリオーリ（マントヴァ、1681-1750）の「聖母子と聖スタニスラオ・コストカと聖フランチェスコ・ボルジア」（1736c）
（つづく）

次の部屋です。



第2室になります。



Prima Sala di Guastalle



ゴンザーガ家の人々の肖像画がフレスコで描かれてます。



1701年、最後のマントヴァ公爵フェルディナンド・カルロ・ゴンザーガ・ネヴェレスによって注文されたフレスコ画です。
制作者が誰なのか、調べましが私には分かりませんでした。



最後のマントヴァ公爵夫人アンナ・イサベッラ・ゴンザーガ・ディ・グァスタッラ（グァスタッラ、1655‐マントヴァ、1703）が1671年から1703年まで、この部屋に居住していました。












第2室の先は行けないようになっていました。



第2室から行けないようになっていた第7室です。



結局、4，5，6，7室の4つの部屋に行くことが出来ませんでした。



順路に従って進みます。



次の部屋です。



武器や武具などが展示されている第3室です。



16世紀の小銃



12‐13世紀の小剣



15‐16世紀の剣


















14‐15世紀の剣



陶器類も展示されてます。






廊下に出ました。



廊下の天井とフレスコ画












次はピサネッロの間です。



第8室になります。



この部屋のフレスコ画は、アントニオ・ディ・プッチョ・ピサーノ通称ピサネッロ（ピサ又はヴェローナ、1390以前生まれ‐ナポリ、1455c）によって1440年頃描かれました。



保存状態が良くありません。









シノピエ















（つづく）

次はSala dei Capitaniです。



Sala dei Capitaniは、ジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって建設されました。



天井の装飾






ベルナルディーノ・インディア(ヴェローナ、1528‐1590)の「Luigi Gonzaga riceve il giramanto delle autorita cittadine」



次の部屋は中に入ることが出来ませんでした。20室と表示されてますが、今まで展示室番号の表示が無かったので少し混乱。



本来ならば、この部屋は美術ファンにとっては必訪だったと思います。



Sala dei Marchesi



ヤコポ・ロブスティ通称ヤコポ・ティントレット（ヴェネツィア、1518‐1594）の作品が4点ありました。現在、そのコピー画2点があるだけです。






廊下に出ました。階段の突き当りの扉の先は入室禁止となっていたSala dei Marchesi（20室の表示があります）です。
肖像画が並んでますが、殆どが逸名画家の作品です。



フランチェスコ・ボルガーニ（マントヴァ、1557‐1624）のサークル画家作「フランチェスコ・アーニェッロ・ソアルディ（1537‐1608）の肖像」（1590c）



制作者不詳の「セバスティアーノ・デル・ピオンボ（ヴェネツィア、1485‐ローマ、1547）作『ジュリア・ゴンザーガ（1513‐1566）の肖像』の複製画」（16世紀後半）



ティツィアーノ・ヴェチェッリオ（ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1490‐ヴェネツィア、1576）？の「カルロ5世（1500‐1558）の肖像」（1570‐80c）または逸名画家作「ティツィアーノ作『カルロ5世の肖像』の複製画」（1570‐80c）



アレッサンドロ・アッローリ（フィレンツェ、1535‐1607）のサークル画家作「コジモ1世メディチの肖像」（1580‐1600）



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）のサークル画家作「エルコーレ・ゴンザーガ枢機卿（1505‐1563）の肖像」（1556‐60c）



逸名画家作「フランチェスコ・ゴンザーガ枢機卿（1537‐1566）の肖像」（1561‐80c）



制作者不詳の「ヘンリー・テステリン（パリ、1616‐ハーグ、1695）作『ルイ14世（1638‐1715）の肖像』の複製画」（1650‐75）



ピエル・フランチェスコ・チッタディーニ（ミラノ、1616c‐ボローニャ、1681）のサークル画家作「幼児の肖像」（1560c）



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）のサークル画家作「幼児の肖像」（1560c）



16世紀の逸名画家作「アルバ公爵ドン・フェルナンド・アルヴァレス・デ・トレド（1507‐1582）の肖像」（1580‐90c）



マントヴァの逸名画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・ボッロメオ（1561‐1628）の肖像」（1582‐1600c）



順路に従って一旦、外に出ます。



ロッジャのフレスコ画を見ながら先に進みます。



サンタ・バルバラ教会を通り過ぎます。



再び宮殿内に入ります。



順路に従って進みます。



階段を上ります。階段途中の壁に宮殿の歴史などが書かれています。



階段の踊り場に置かれている彫刻（詳細不明）






部屋の中に入室しました。



第1室



Sala del Morone



陶器が展示されてます。



14‐16世紀の陶器です。















ドメニコ・モローニ（ヴェローナ、1442‐1517）の「マントヴァからのボナコルシ家の追放」（1494）



ゴンザーガ家の人の紋章（14世紀末‐15世紀初め）



ゴンザーガ家の人の紋章（14世紀中頃）



ゴンザーガ家の人の紋章（14世紀中頃）
（つづく）

Sala di Troiaにやってきました。



ドゥカーレ宮殿の中で見所とされている部屋です。



Sala di Troiaは、1531年、マントヴァ公爵フェデリーコ2世ゴンザーガ（マントヴァ、1500‐1540）（父はフランチェスコ2世ゴンザーガ公爵、母はイサベッラ・デステ）がジュリオ・ロマーノ（ローマ、1499c‐マントヴァ、1546）に命じて建設された部屋で、実際には1538年から1539年に建てられたそうです。



フレスコ画で有名なSala di Troiaです。



フレスコ画制作に従事したのは、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、リナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575)、ルーカ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、？‐16世紀中頃)の4人の画家たちでした。



1538年から1539年に制作されました。



フレスコ画のテーマはトロイの木馬戦争です。






スタッコ彫刻は、アンドレア・デル・ゴンフォ(マントヴァ、16世紀第2四半世紀活動)によって制作されました。










































彫刻があります。
ローマ時代の石棺正面「アドーネの神話」（2世紀末）



古代ローマ芸術「コルセット付きトルソ」（2世紀第2四半世紀）



古代ローマ芸術「ローマ軍兵士の浮彫断片」（1‐2世紀）



古代ローマ芸術「石棺正面、メーディアの伝説」（2世紀第2四半世紀）



古代ローマ芸術「石棺正面、ギリシャとアマゾネスとの戦い」（2世紀第2四半世紀）



古代ローマ芸術「石棺、トロイの陥落」（2世紀中頃）















古代ローマ芸術「石棺正面、ヘラクレスの難行」（2世紀第3四半世紀）



古代ローマ芸術「”del Generale"の石棺、ローマの男の生涯」（2世紀第3四半世紀）



次の部屋です。



Camerino dei Cesari
ティツィアーノのユリウス・カエサルのコピー画があるのが部屋の名称の由来です。



天井



有名な部屋です。



ジュリオ・ロマーノと弟子によって1532年に描かれました。












ローマ芸術「Dioscuro」（紀元前2世紀第2四半世紀）
（つづく）

次に進みます。



ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)によって建設されたCorte Nuovaです。



Sala di Mantoです。



Sala di Mantoは、Appartamennto di Troiaとサン・ジョルジョ城の間にあります。



Sala di Mantoは、マントヴァ伯爵グリエルモ・ゴンザーガ(マントヴァ、1538‐ゴイト、1587)(フランチェスコ2世ゴンザーガの次男)の命によってジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって1572年から1580年に建設されました。



スタッコ彫刻は、イアコポ・デュゲットによって制作されました。



Sala di Mantoのフレスコ画は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネ(マントヴァ、1537‐1583)によって制作されました。



有名なロレンツォ・コスタ(フェッラーラ、1460‐マントヴァ、1537)は、ロレンツォ・コスタ・イル・ジョーヴァネの祖父です。



フレスコ画のテーマは、マントヴァ設立の神話です。















彫刻が置かれてます。
紀元前5世紀末のギリシャ彫刻アテーナ・パルテノス像の複製彫刻
複製された時期は不明のようです。



紀元前5世紀のギリシャ彫刻「女の彫像」（オリジナルです）



紀元前5世紀？のギリシャ彫刻「女性の彫像」の複製
複製時期等の詳細が不明です。



順路に従って進みます。



次の部屋です。



Camera dei Cavalli



フレスコ画などで装飾されてます。



古代ギリシャ、ローマの彫刻が展示されてます。



古代ギリシャの墓の浮彫「若い女性と2天使」（紀元前2世紀後半）



アスクレピオス？像（紀元前1世紀第2四半世紀）



葬儀用のLoutrophorosの男像（紀元前1世紀第2四半世紀）



ギリシャ彫刻「葬儀の別れ」（紀元前4世紀後半）



Camera dei Cavalliの絵画は、リナルド・マントヴァーノ（マントヴァ、16世紀-1546以前没）とフェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505-マントヴァ、1575）によって描かれました。



天井画



ルーカ・ダ・ファエンツァによって描かれたフレスコ画



葬儀用ギリシャ彫刻「Figure del culto isiaco」（紀元1世紀第2四半世紀）



石棺浮彫「騎士」（紀元前2世紀第2四半世紀）



ギリシャ彫刻「Loutrophoros」（紀元前4世紀前半）



ギリシャ彫刻「アスリートの頭像」（紀元前5世紀末）



葬儀用ギリシャ彫刻「女の頭像」（紀元前4世紀第3四半世紀）



ギリシャ彫刻「葬儀の別れ」（紀元前4世紀中頃）



ギリシャ彫刻「葬儀の食事のシーン」（紀元前4世紀第3四半世紀）



ギリシャの葬儀用石碑断片「若い男」（紀元前3世紀末-紀元前2世紀初め）



次の部屋です。



Camera delle Teste






Camera delle Testeのフレスコ画は、リナルド・マントヴァーノ（マントヴァ、16世紀-1546以前没）によって制作されました。



天井のフレスコ画






ローマ時代の墓石（2世紀中頃）



ローマ時代の葬儀用神殿断片（紀元前1世紀第1四半世紀）



ローマ時代の葬儀用神殿断片（紀元前1世紀第1四半世紀）



ローマ時代の若い男像（紀元前1世紀第2四半世紀）



ローマ時代の「踊るマイナスとサティーロ」（紀元前2世紀）



ローマ時代の「踊るマイナスとサティーロ」（紀元前1世紀第3四半世紀）
（つづく）

次の部屋です。



Sala delle Cappe



マントヴァの起業家ロマーノ・フレッディのコレクションが展示されてます。



ローマの逸名画家作「荊刑のキリスト」（1520c）



ジュリオ・ロマーノのデザインに基づきルーカ・ダ・ファエンツァとルーカ・フィアッミンゴが描いた「ジュピターとネプチューンとプルート」（1536‐38）



天井のフレスコ画









サン・ジョルジョ城からドゥカーレ宮殿に移ります。



宮殿の下に通じる階段が使えないようになっていました。






絵皿が展示されてます。



表裏両面に描かれてます。



北イタリアの逸名画家作「ルイージ・ゴンザーガ？の肖像」（1550c）



裏面に描かれた「磔刑」（1550c）



ロマーノ・フレッディのコレクション









ロマーノ・フレッディのコレクションが展示されてます。









次の部屋です。






フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）の工房作「ルイージ1世ゴンザーガの肖像」（1550‐80c）



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）の工房作「フランチェスコ2世ゴンザーガの肖像」（1550‐80c）



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）の工房作「フランチェスコ・ゴンザーガ枢機卿の肖像」（1550‐80c）



フェルモ・ギソーニ・ダ・カラヴァッジョ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）の工房作「ゴンザーガ家の男の肖像」（1550‐80c）



ゴンザーガ家の紋章



ロマーノ・フレッディのコレクション



16世紀後半のものが並んでます。









デッラ・ロッビア工房作「聖人？」（16世紀後半）


















フランス・ポルビュス・イル・ジョーヴァネ（ベルギー・アントウェルペン、1569‐パリ、1622）の「ヴィンチェンツォ1世ゴンザーガの肖像」（1600‐20c）



ドメニコ・フェッティ（ローマ、1589‐ヴェネツィア、1623）の「宝探しの例え」（1619‐21c）









ピーテル・パウル・ルーベンス（ドイツ・ジーゲン、1577‐ベルギーアントウェルペン、1640）の「フランチェスコ4世ゴンザーガの肖像」（1605）



フランス・ポルビュス・イル・ジョーヴァネのサークルの画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・デステの肖像」（1604‐05c）



マントヴァの逸名画家作「マルゲリータ・ゴンザーガ・デステの肖像」（1580c）






（つづく）

次の部屋です。



Camera dei Soli



サン・ジョルジョ城内のこの部屋は、1549年、フランチェスコ3世ゴンザーガとオーストリアのカテリーナとの結婚を機に造られました。



マントヴァの起業家ロマーノ・フレディが収集した美術品が2025年まで展示されてます。



部屋の壁がフレスコ画で装飾されてます。



この部屋のフレスコ画は、15世紀に制作が開始されましたが、途中で制作が放棄されてしまいました。それをジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)が引き継ぎ、ジュリオ・ロマーノの弟子のジョヴァン・バッティスタ・ベルターニ(マントヴァ、1516‐1576)によって完成されました。



展示されている美術品は、ロマーノ・フレディによって収集されたものです。



Maestro del Matrimento mistico della Cappella Bonacolsiの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1330c)



ロレンツォ・ディ・ビッチ(フィレンツェ、1350c‐1427)の「玉座の聖母子と天使たちと聖ジョヴァンニ・バッティスタと聖アントニオ・アバーテ」(1390‐1400c)



アッレグレット・ヌーツィ(ファブリアーノ、1315c‐1373)に帰属する「受胎告知する大天使または祈る天使」(1350c)



Maestro della Cappella Bonacolsiの「磔刑と天使たち」(1315‐20c)



次の部屋です。



サン・ジョルジョ城内のCamera di Mezzo



部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノの差配の下、ジュリオ・ロマーノの弟子や協力者によって制作されました。



この部屋にもマントヴァの起業家ロマーノ・フレディの収集物が展示されてます。



ボニファチョ・ベンボ(ブレーシャ、1420‐ミラノ、1477)工房作の「女の肖像」(1460c)



ボニファチョ・ベンボ(ブレーシャ、1420‐ミラノ、1477)工房作の「女の肖像」(1460c)



グイドッチョ・コッツァレッリ(シエナ、1450‐1517)の「玉座の聖母子と4天使」(1480c)



Maestro di Trebonのサークルの画家作「聖エドヴィーゲ？と聖マリア・マッダレーナ」(1390‐1400c)



Maestro di Trebonのサークルの画家作「聖グイダ・タッデオと聖トンマーゾ」(1390‐1400c)



次の部屋です



Scultore di area alpino?の「聖母子」(15世紀初め)






デッラ・ロッビア工房作「聖母子」(1510c)






ジョヴァンニ・ダ・ノーラ(ノーラ、1478‐ナポリ、1559)のサークルの彫刻家作「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」(16世紀第1四半世紀)



ドメニコ・アッリゲッティ(16世紀後半‐17世紀前半)の「ザクロを持つ女」(1600c)



逸名彫刻家作「アントニオ・ロッセッリーノ作『聖母子』の複製彫刻」(15世紀)



トスカーナの逸名彫刻家作「聖母子」(1320‐35c)



ウンブリアの逸名彫刻家作「聖母子」(14世紀後半)



ロマーノ・フレディが収集した陶器類の展示です。


















ロマーノ・フレディが収集した工芸品






マントヴァの逸名画家作「ベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1540‐50c)












（つづく）

中世の頃、マントヴァの政治と芸術の中心だったソルデッロ広場です。



ソルデッロ広場に建つドゥカーレ宮殿です。



13世紀に創建され、18世紀に完成しました。最初はボナコルシ家の住居でしたが、1308年からゴンザーガ家の住居になりました。



地上階にロッジャがあります。



サン・ジョルジョ城を含むドゥカーレ宮殿は、約35,000㎡の広さで、500以上の部屋、7つの庭園、8つの中庭などから成り、約34,000㎡が博物館として一般公開されてます。約34,000㎡の博物館は、イタリアではヴァティカン博物館に次いで二番目の広さです。
広いので見るのが大変です。



切符売り場の入り口



2012年5月のエミリア地震によって大きな被害を受けました。大部分は修復が完了して以前のように公開されてますが、今なお修復工事中の所があって非公開となってます。



地震後、順路が変わりました。



一旦、カステッロ広場に出ます。



左右の壁にフレスコ画があります。



カステッロ広場に向かって右側の壁



カステッロ広場です。



写真左方から広場に入ってきました。



こちらは国立考古学博物館です。宮殿の建物の一部にありますが、切符は別売で、ドゥカーレ宮殿の切符では入館できません。



カステッロ広場に面したロッジャのフレスコ画を見ます。



今でもフレスコ画が残ってますが、傷みが激しい。






サンタ・バルバラ教会の鐘楼が見えてます。



写真右端の赤いオブジェの先に博物館の入り口があります。



2012年5月のエミリア地震の前は、サン・ジョルジョ城にある結婚の間は最後の方で見る順路になっていましたが、現在は博物館の入り口が移動して結婚の間を最初に見学するようになってます。



小さな中庭があります。



中庭を経由して城に入ります。






順路に従って結婚の間に向かいます。



廊下の壁に描かれたフレスコ画






結婚の間に入るための待機所です。



結婚の間は、一回に入ることが出来る人数が制限されてます。待機所が二か所あります。



次の次に結婚の間に入る人たちが待機所に入ってきました。



結婚の間に入室しました。



係員がいるところが待機所から結婚の間を繋ぐ通路となってます。



天井の装飾






結婚の間のフレスコ画は、アンドレア・マンテーニャ（イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506）によって1465年から制作が始められ、1474年に完成しました。



マンテーニャは、このフレスコ画の褒賞として、マンテーニャの家になっている土地と資金を受け取ることが出来ました。



2012年の地震によって被害を受けたので、暫く閉鎖されていました。










有名な天井のフレスコ画です。



地震によって崩落が伝えられた天井です。

































（つづく）

2階（日本の3階）に向かいます。



階段横の壁にフレスコ画あります。



修復されたものの、以前の保存状態が良くなかったので、何が描かれているのか判然としません。



2階の展示室です。






部屋の壁のフレスコ画






アンドレア・マンテーニャ派逸名画家作「機会の寓意」（1490）



目の不自由な人向けの触ることが出来る浮彫



アンドレア・マンテーニャの様式で描かれたフレスコ画（1490‐1510c）
























マントヴァの逸名画家作「グロテスク様式の模様」（1500‐50c）


















部屋の壁に描かれたフレスコ画



16世紀の逸名画家作「テオフィーロ・フォレンゴの肖像」



バルダッサッレ・カッラーリ（フォルリ、1460‐ラヴェンナ、1516）？の「羊飼いの礼拝」（1490）



ヴィンチェンツォ・フォッパ様式の逸名画家作「授乳の聖母」（1490）



フランチェスコ・ボンシニョーリ（ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519）の「からヴァリオへの上り」（1510c）



目の不自由な人向けの触って鑑賞するための浮彫？



ジョヴァン・フランチェスコ・カロート（ヴェローナ、1480‐1555）の「玉座の聖母子と信者」（1513）



ベルナルド・ダ・パレンツォ通称イル・パレンティーノ（パレンツォ、1437c‐ヴィチェンツァ、1531）の「聖スコラスティカ」（1496c）



ベルナルド・ダ・パレンツォ通称イル・パレンティーノの「聖ベネデット」（1496c）



アントニオ・ディ・パヴィア（パヴィア、1503‐1527生存確認）の「玉座の聖母子と聖人たち」（1490）



壁のフレスコ



フランチェスコ・ボンシニョーリ（ヴェローナ、1460‐カルディエーロ、1519）の「ベアータ・オサンナ・アンドレアージ」（1519c）



壁に描かれたフレスコ画



アントニオ・ディ・パヴィア（パヴィア、1503‐1527生存確認）の「ベアータ・マッダレーナ・コッビーニ」（1490）



アントニオ・ルッジェーリの「勝利の聖母」（1797c）



サン・セバスティアーノ宮殿の模型



外に出ました。



（おわり）

次の部屋です。



逸名彫刻家作「Rilievo con la capra Amaltea」（17世紀前半）



逸名彫刻家作「エウロパの強奪の浮彫」（17世紀前半）



ジャンクリストフォロ・ロマーノ（ローマ、1456‐ロレート、1512）の「フランチェスコ2世ゴンザーガの胸像」（1495以降）



逸名彫刻家作「バッティスタ・スパニョーリの胸像」（16世紀第1四半世紀）



逸名彫刻家作「アッシジの聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ」（15世紀後半）



ヴェネトの逸名彫刻家作「教皇ジュリオ2世デッラ・ローヴェレの胸像」（16世紀前半）



リナルド・マントヴァーノ（マントヴァ、16世紀‐1546以前没）のフレスコ断片（1540c）



逸名彫刻家作「2匹の蛇と眠るキューピッド」（16世紀）



逸名彫刻家作「ディアナの浮彫」（16世紀）



逸名彫刻家作「天使童子」（15世紀末）



逸名彫刻家作「燭台」（15世紀末）



次の部屋です。



古代彫刻が展示されます。



バッカス（紀元前2世紀）



男のトルソ（紀元前4‐3世紀）



ナルキッソスまたはアドニス（紀元前4世紀）



ヴィーナスのトルソ（紀元前3‐2世紀）



牡のスフィンクス（紀元前5世紀）



牝のスフィンクス（紀元前5世紀）



男のトルソ（紀元前5‐4世紀）



ヴィーナスのトルソ（紀元前2世紀）



アルテミス（紀元前5世紀）



男のトルソ（2世紀前半）



墓石の浮彫（2世紀前半）



墓碑（1世紀）



玉座（1世紀）



墓碑（1‐2世紀）



次の部屋です。



ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「バッティスタ・スパニョーリの胸像」（1500‐10c）



ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「フランチェスコ2世ゴンザーガの胸像」（1500‐10c）



ロンバルド・ヴェネトの逸名彫刻家作「Busto di Virgilio」（1500‐10c）



詳細不明



詳細不明



詳細不明



マンテーニャの家にあったもの（15世紀）



ゴンザーガの紋章（15世紀）



ゴンザーガの紋章（15世紀）
（つづく）

次の部屋です。






部屋の壁に紋章のフレスコ画が描かれてます。



フレスコ画の保存状態は比較的良い方でしょう。






紋章の彫刻が展示されてます。



カテリーナ・グロッシ・ボッカッリの紋章



フランチェスコ・ラーミの紋章



フランチェスコ・ラーミの紋章



オリヴィ家の紋章



オリヴィ家傍流家の紋章



詳細不明の紋章







詳細不明の紋章



詳細不明の紋章



上階に向かいます。



階段途中の壁にフレスコ画があります。



宮殿が建設された16世紀初めに描かれたと推定されてますが、制作者等詳細が不明です。






フレスコ画の保存状態が良くありません。



次の部屋です。



アンドレア・マンテーニャ（イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506）の傑作「ユリウス・カエサルの勝利」が展示されてます。
しかし、そのように書いては完全な間違いとは言えないものの、正確を欠きます。



ここにあるのはフレスコ画です。マンテーニャの「カエサルの勝利」はフレスコ画ではありません。



マンテーニャの「カエサルの勝利」（勿論、本物です）は、サン・セバスティアーノ宮殿にありました。マントヴァ侯爵フランチェスコ2世ゴンザーガがこの宮殿を建設した理由の一つがマンテーニャの「カエサルの勝利」をこの宮殿に置くことでしたから、それは当然です。



これらのフレスコ画は、恐らくルドヴィーコ・ドンディ通称イル・マントヴァーノ（マントヴァ、1585‐1614活動）によって17世紀初めに描かれたマンテーニャ作品の複製です。
複製された理由やオリジナルと異なりフレスコで描かれた理由など詳細が分からないようです。



実は、マンテーニャが制作した「カエサルの勝利」（本物）はイギリスにあるのです。
その辺の詳細には、複雑な経緯があります。



1492年、アンドレア・マンテーニャ（イーゾラ・ディ・カルトゥーロ、1431‐マントヴァ、1506）は「カエサルの勝利」の制作を開始して、製作途中の1501年にドゥカーレ宮殿で一部公開が開始され、大変な評判となりました。1505年に完成したと言われてます。



制作の初期の段階の1492年3月2日、マントヴァに訪れていたジョヴァンニ・デ・メディチ（後の教皇レオ10世）は「カエサルの勝利」を見て最大級の賛辞を述べ、フランチェスコ2世ゴンザーガは鼻高々でした。



サン・セバスティアーノ宮殿が完成した1508年頃に、マンテーニャの「カエサルの勝利」はドゥカーレ宮殿からサン・セバスティアーノ宮殿に移されました。



1598年、それまで一枚の大作だった「カエサルの勝利」は、アンドレア・アンドレア―ニ（マントヴァ、1584‐1610）によって分割されてしまいました。その分割された作品を見て、17世紀初めにルドヴィーコ・ロンディがフレスコでコピー画を制作したようです。



1626年、分割されたマンテーニャの「カエサルの勝利」は、ロレンツォ・コスタの2作品ともにサン・セバスティアーノ宮殿からドゥカーレ宮殿に移されました。
1627年、マンテーニャの分割された「カエサルの勝利」の全点はマントヴァを離れ、イギリスのロイヤル・コレクションに加わることになりました。
この辺の事情を調べましたが、何故イギリス王家の所有になったのか、その理由が分かりませんでした。
現在、マンテーニャの「カエサルの勝利」は、イギリスのハンプトンコート宮殿にあり、観ることが出来ます。



イギリスのハンプトンコート宮殿にあるマンテーニャの「ユリウス・カエサルの勝利」の作品画像を載せましょう。（作品画像は外部サイトから拝借しました）
作品は9分割されてます。



第1画面の詳細



第2画面
マンテーニャの制作後、何回も修復が行われて原画とは異なっていると言われてます。



第2画面の詳細



第3画面



第4画面



第5画面



第5画面の詳細



第6画面



第7画面



第8画面



第9画面
（つづく）

今回からマントヴァ市立サン・セバスティアーノ宮殿博物館 Museo della Citta di Palazzo San Sebastianoです。

テ離宮の中から門を越えてサン・セバスティアーノ宮殿に向かいました。2つの門の間に写っているのがサン・セバスティアーノ宮殿です。



マントヴァ侯爵フランチェスコ２世ゴンザーガ（マントヴァ、1466‐1519）が自分の寛ぎ場所として、また、アンドレア・マンテーニャの傑作「ユリウス・カエサルの勝利」を展示するために建てた宮殿です。1506年から1508年に建設されました。
フランチェスコ2世は、この宮殿がお気に入りで、1519年にここで没しました。



宮殿の名称は、道路を挟んで宮殿の斜め前にあるサン・セバスティアーノ教会に由来すると言われてます。宮殿の建設中、教会も建設中でした。（サン・セバスティアーノ教会は、1460年創建、1529年に完成しました）



18世紀前半までゴンザーガ家の傍流家の住居として使用されていましたが、18世紀半ばになると、オーストリア軍の兵舎や倉庫として使用されるようになり、宮殿内のフレスコ画などが劣化してしまいました。また、フランチェスコ2世ゴンザーガの時代にあったマンテーニャの絵画など貴重な美術品は、傍流家やオーストリアによって売却などされてしまいました。



1999年、宮殿の大修復工事が開始され、その完成後の2005年3月にマントヴァ市立博物館の一部として開館の運びとなりました。
2012年のエミリア地震によって建物が被害を受け、暫く休館していました。



博物館の入り口



最初は中庭に面したロッジャに置かれた彫刻です。



碑文






ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖マッティア」（1758c）



16世紀の逸名彫刻家作「聖アレッショ」（1531？）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖タッデオ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖シモーネ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖バルトロメオ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖フィリッポ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「救世主」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖ジャコモ・ミノーレ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖トンマーゾ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」（1758c）



ジュゼッペ・ティヴァーニ（マントヴァ、18世紀中頃活動）に帰属する「聖ジャコモ・マッジョーレ」（1758c）



16世紀の逸名彫刻家作「聖パオロ」（1531？）



碑文






碑文






地図






碑文






次の部屋です。






壁に描かれたフレスコ画



修復されてこれですから、元の状態は推して知るべしです。



コルトーナ家の紋章



フランチェスコ2世ゴンザーガの紋章（16世紀）



アントニオ・デ・グラードの紋章



ニコロ・アデラルディの紋章



モンテ・オリンポのゴンザーガ邸の装飾（15世紀）









（つづく）

次の部屋です。



ウーゴ・シッサとジュゼッペ・アセルビのコレクションが展示されてます。









順路通りに進みます。



ウーゴ・シッサ（マントヴァ、1913‐ペゴニャーガ、1980）は、イタリアの建築家、画家、考古学者でした。



1953年、ウーゴ・シッサは、イラク開発の主任設計者としてイラク・バグダッドに赴任しました。1958年のイラク君主制の崩壊によってイタリアへの帰国を余儀なくされました。
1953年から1958年のイラク滞在中に古道具市などでメソポタミア美術品などを収集しました。



ウーゴ・シッサが彼のイラク滞在中に収集した約250点の作品が2000年からテ離宮博物館で展示されるようになりました。







































ジュゼッペ・アセルビ（カステル・ゴッフレド、1773‐1846）は、イタリアの探検家、作家、考古学者、音楽家です。



ジュゼッペ・アセルビは、1814年、オーストリアのウィーンにいましたが、ウィーン会議の途中、オーストリア外相メッテルニヒからリスボンのオーストリア領事に任命されました。任命の理由は分かりません。



1825年、ジュゼッペ・アセルビは、エジプトのオーストリア総領事に任命されエジプトに赴任しました。彼の赴任中に1828年から1829年にかけてシャンポリオンの探検隊に加わりました。



シャンポリオンの探検隊に参加中に多くのエジプトに関する考古学資料を収集したのです。また、総領事としてのエジプト赴任中に多くのエジプト美術品を収集しました。



ジュゼッペ・アセルビは、1840年、エジプトで収集した約500点のコレクションをマントヴァ市当局に寄贈しました。現在、寄贈された全点の作品・資料がテ離宮博物館で展示されてます。






























これで終わりです。



宮殿の建物から外に出ました。



離宮の庭園に蒸気機関車が置かれてます。






（おわり）

次の部屋です。フレスコ画、スタッコ彫刻で装飾されてます。



勝利の間



天井の装飾



1790年頃、カルロ・イザッチによって修復されましたが、その修復後のものが現在の姿となってます。






ドメニコ・ぺセンティの作品が6点展示されてます。



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「自画像」



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「領主の馬小屋」



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「サンタ・マリア・ディ・エーズィネ教会」（1912）



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「読者」



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「マントヴァのリオ川の霧」



ドメニコ・ぺセンティ（メドーレ、1843‐マントヴァ、1918）の「モンターニャの風景」（1907c）



順路に従って進みました。



階段を上ります。



階上の展示室です。



アウレリオ・ノルデア（カッザーノ、1933‐マントヴァ、2012）の「In-forme」



ヴィンディツィオ・ノダリ・ぺゼンティ（メドーレ、1879‐マントヴァ、1961）の「体操選手」



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐パリ、1917）の「カフェで」（1884）
フェデリーコは印象派の画家です。



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐パリ、1917）の「目覚め」（1895）



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐パリ、1917）の「花束」（1894）



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐マントヴァ、1917）の「花束を持つ少女」



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐パリ、1917）の「空想」



次の部屋です。



クリニオ・ロレンツォ・ロレンツェッティ（マントヴァ、20世紀前半活動）の「水に飛び込もうとする少年」（1930）



フェデリーコ・ザンドメネギ（ヴェネツィア、1841‐パリ、1917）の「アトリエ」（1896）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「母性」（1910）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「家族」（1913）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「幼児」（1914‐15）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「フルーツの皿の前の乳児」（1913）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「花と幼児」（1913）



次の部屋です。



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「花と少女」（1914‐15）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「ヌード」（1918）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「ヴィッラ・ボルゲーゼ」（1918）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「母性」（1918）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「猫」（1923）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「アトリエにて」（1922）



アルマンド・スパディーニ（フィレンツェ、1883‐ローマ、1925）の「女性の肖像」（1923）



次の部屋です。



ウーゴの作品が7点展示されてます。





















（つづく）

次の部屋です。



この部屋から少し市立博物館らしい展示になります。



16世紀のテニスボール



部屋の装飾



天井の装飾












次の部屋です。



天井の装飾



部屋の名称は特に付けられていないようです。






次の部屋です。



燭台の間



フレスコ画やスタッコ彫刻によって1527年に装飾されましたが、オリジナルのものは失われて、1813年に新古典様式で再装飾された部屋です。



ジョヴァンニ・バッティスタ・スカルトーリと二コラ・ダ・ミラノが1527年のスタッコ彫刻に従事したそうです。



1527年に描かれたオリジナルのフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノとアゴスティーノ・ダ・ボッザニーガによって描かれたそうです。
























次の部屋です。



女像柱の間



この部屋の装飾もオリジナルのものではありません。



1813年に新古典様式で再装飾されたものが現在の姿となってます。



オリジナルの装飾は、ジュリオ・ロマーノのデザインによって二コラ・ダ・ミラノによって制作されたスタッコ彫刻が中心だったそうです。






























次の部屋ですが、特に名前がないようです。



テ宮殿の模型が置かれてます。












この部屋の彫刻の詳細が分かりません。






（つづく）

次の部屋です。



Camera degli Imperatori



皇帝の間です。



壁にアレキサンダー大王、ユリウス・カエサル、アウグストゥス、マケドニアのフィリップ王などが描かれているのが部屋の名称の由来です。



皇帝の間のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオの弟子フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ（ボローニャ、1504‐パリ、1570）によって1529年に描かれました。



中心になって制作したのは弟子のフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャと言われてます。







































皇帝の間の床






次の部屋です。



Camera dei Giganti



巨人の間です。



この部屋のフレスコ画は有名です。



巨人の間のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ（ローマ、1499c‐1546）とジュリオ・ロマーノの弟子や協力者によって1532年から1534年に描かれました。



ジュリオ・ロマーノ以外にリナルド・マントヴァーノ（マントヴァ、16世紀生まれ‐1546以前没）、フェルモ・ギソーニ（カラヴァッジョ、1505‐マントヴァ、1575）、ルーカ・スカレッティ・ダ・ファエンツァ（ファエンツァ、1531から活動記録‐1555以前没）の画家たちがフレスコ画制作に従事したと言われてます。



場面毎の作品帰属は明確になっていません。
























目の不自由な人向けの触れることが出来る浮彫



巨人の間の床



次の部屋です。



奇怪の小部屋



スタッコ彫刻で装飾されてます。



天井の装飾






（つづく）

ロッジャに出ました。



ダヴィデのロッジャと称します。



美術品の宝庫です。



ロッジャから見たエクセドラの半円



堀の小さな魚が泳いでいます。



ロッジャの壁はフレスコ画、スタッコ彫刻で装飾されてます。また、壁龕に彫刻が置かれてます。



目の不自由な人向けの触れることが出来る彫刻



ロッジャと言う解放された環境にも拘らず作品などの保存状態がかなり良いと思います。



ロッジャの装飾には、ジュリオ・ロマーノの他、多くの芸術家が従事したとされてます。



フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、ジュリオ・ロマーノの弟子、協力者によって1532年から1534年に制作されました。



フレスコ画制作の参画した弟子、協力者ですが、具体的にはリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、フェルモ・ステッラ・ダ・カラヴァッジョ(カラヴァッジョ、1490c‐1562c)、ルーカ・スカレッティ・ダ・ファエンツァ(ファエンツァ、1531から活動記録‐1555以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)がいました。



ロッジャのフレスコ画は、リナルド・マントヴァーノが中心になって制作されたようです。




































スタッコ彫刻は、アンドレア・デ・コンテ(16世紀第2四半世紀活動)、ベネデット・ディ・バルトロメオ(16世紀第2四半世紀活動)、ビアージョ・デル・コンティ(16世紀第2四半世紀活動)によって1532年から1534年に制作されました。






ロッジャからの景観












彫刻は時代の異なる4人の彫刻家によって制作されましたが、各彫刻の作品帰属は明確になっていないようです。



彫刻ですが、ベネデット・ディ・バルトロメオ(16世紀第2四半世紀活動)とジョヴァン・バッティスタ・マントヴァーノ(16世紀第2四半世紀活動)によって1532年から1534年に制作され、更にチェーザレ・リーパ(17世紀活動)によって1653年に制作されました。
最後にジョヴァンニ・ベッラヴィータ(1739c‐1821)によって1808年から1809年に制作されたのです。



しかし、作品帰属は明確になっていないようです。












次の部屋です。



Camera degli Stucchi



部屋のの名称の通りスタッコ彫刻が見事です。



この部屋の装飾は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)、ジュリオの弟子の建築家・画家フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ（ボローニャ、1504‐パリ、1570）、スタッコ彫刻家ジョヴァン・バッティスタ・マントヴァーノ（16世紀第2四半世紀活動）によって1529年から1531年に行われました。






天井






























床
（つづく）

次の部屋です。



Sala dei Venti（風の間）です。



Sala dello Zodiacoとも呼ばれてます。辞書を引くとzodiaco=黄道帯なので、部屋の名称の意味がよく分かりません。



凝った装飾が施されてます。



暖炉



床






天井



この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオ・ロマーノの弟子と協力者によって1527年から1528年に制作されました。



この部屋のフレスコ画制作に携わったジュリオ・ロマーノの弟子や協力者として、ニコロ・ダ・ミラノ(ロンバルド、16世紀第2四半世紀活動)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)、アゴスティーノ・ダ・モッザニーガ(マントヴァ、1504c‐1544)、アンセルモ・グアッツィ(マントヴァ、1527‐1544存在確認)、ジローラモ・ダ・トレヴィーゾ(16世紀第2四半世紀活動)がいました。



スタッコ彫刻は、アンドレア・ぺーツィ(16世紀第2四半世紀)によって制作されました。



目の不自由な人向けの浮彫





















フレスコ画の場面毎の作品帰属は明確になっていません。
















































次の部屋です。






Camera delle Aquile(鷲の間）






暖炉



床






フレスコ画とスタッコ彫刻で装飾されてます。



フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とジュリオ・ロマーノの弟子と協力者によって、1527年から1528年に制作されました。



スタッコ彫刻は、ニコロ・ダ・ミラノ(ロンバルド、16世紀第2四半世紀活動)とアンドレア・ぺーツィ(16世紀第2四半世紀活動)によって制作されました。















ジュリオ・ロマーノの他にフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ（ボローニャ、1504‐パリ、1570)、アゴスティーノ・ダ・ボッザニーガ(マントヴァ、1504‐1544)がフレスコ画制作に従事したと言われてます。



フレスコ画の場面毎の作品帰属は明確になっていません。

































（つづく）

次の部屋です。



馬の間です。



宮殿の中で最も有名な部屋と言われてます。



この部屋は社交場として使用されていました。現在はセミナー室になってます。



部屋の名称の由来は、6頭の馬の実物大の肖像画が壁に描かれているからです。



6頭の馬は、ゴンザーガ家の厩舎で繁殖させた、フェデリーコ2世ゴンザーガ公爵（マントヴァ、1500‐マルミローロ、1540）自慢のお気に入りでした。



この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)と弟子であるジュリオ・ロマーノ派画家たちによって1525年から1527年にかけて制作されました。



ジュリオ・ロマーノの弟子で、馬の間のフレスコ画制作に参加した画家ですが、リナルド・モンタヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)、ガスパーレ・アミゴーニ(マントヴァ、1528‐1539存在確認)の3人の画家であるとされてます。




































詳細不明



馬の間天井の装飾






次の部屋です。



Camera di Amore e Psiche






この部屋もフレスコ画によって装飾されてます。



この部屋は、ゴンザーガ公爵家の食堂でした。



フレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)と弟子であるジュリオ・ロマーノ派画家たちによって1526年から1528年に制作されました。



制作に参加したジュリオ・ロマーノ派画家として、リナルド・モンタヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)、ベネデット・パーニ(ぺーシャ、1504‐マントヴァ、1578)の2人の名前が挙げられてます。






















































天井の装飾









詳細不明



床



（つづく）

次の部屋です。



Camera delle Imprese



この部屋もフレスコ画で装飾されてます。






この部屋のフレスコ画は、ジュリオ・ロマーノ（ローマ、1499c‐マントヴァ、1546）とジュリオ・ロマーノの協力者だったアンセルモ・グアッツィ、アゴスティーノ・ダ・モッザニカによって1527年から1528年に制作されました。



だれがどの部分を描いたのか、作品帰属が明確になっていません。



3人の画家による共作ではなく、アゴスティーノ・ダ・モッザニカ単独で描かれたという説があります。






天井の装飾



詳細不明



次の部屋です。



太陽と月の間






この部屋もフレスコ画によって装飾されてます。



フランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ（ボローニャ、1504‐パリ、1570）によって、1527年から1528年に描かれたフレスコ画です。












壁に浮彫があります。



これらの浮彫はオリジナルのものではありません。



ギリシャ・ローマ時代のオリジナルの浮彫から鋳型を作って、複製されたものです。



鋳型による複製浮彫が初めて制作され、この部屋に置かれたのは16世紀ですが、それらの複製浮彫が欠落してしまいました。現在、太陽と月の間にある浮彫は、18世紀に改めて造り直された複製浮彫です。





















一旦ロッジャに出ます。



Loggia delle Muse（ムーサのロッジャ）です。






ロッジャの壁はフレスコ画で覆われてます。



フレスコ画の制作者は、ジュリオ・ロマーノ(ローマ、1499c‐マントヴァ、1546)とリナルド・マントヴァーノ(マントヴァ、16世紀‐1546以前没)に2人と言われてます。



フレスコ画は1527年から1530年頃に描かれました。






天井の装飾












（つづく）

今回はマントヴァ市立テ宮殿博物館です。

マントヴァ郊外のVia Giovanni Acerbiです。この通りの突き当りにテ離宮があります。



通りの名称がLargo XXIV Maggioと変わります。その歩道を進んでテ離宮に向かいます。



テ離宮の門です。



敷地内に入りました。



テ宮殿の建物前に広い庭園があります。



Palazzo Teです。



Teという奇妙とも思える名称ですが、マントヴァは人造湖に囲まれた2つの大きな島に分割された街で、中世の頃、Palazzo Teが建っている土地はTejetoと呼ばれる３つ目の小さな島と湿地でしたが、Tejetoの略としてTeを用いたという説があります。他に２説あるようです。



湿地だった、この地にマントヴァ侯爵フランチェスコ2世ゴンザーガ（マントヴァ、1466‐1519）が馬の訓練場を設けたのが土地利用の最初と言われてます。
フランチェスコ2世の子供（母はイサベッラ・デステ）のフェデリーコ2世ゴンザーガ公爵（マントヴァ、1500‐マルミローロ、1540）が賓客の接待場として、1524年から1534年に建設したテ離宮です。
設計は、建築家・画家のジュリオ・ロマーノ（ローマ、1499c‐1546）が行い、建築家としてのジュリオ・ロマーノの代表作となりました。



L'emiccio dell'esedra



La loggia d'onore



中庭から見た宮殿内部のファサード



市立博物館として一般公開されてます。入館しました。



宮殿の建物の模型が置かれてます。






ティツィアーノ・ヴェチェッリオ（ピエーヴェ・ディ・カドーレ、1488/1490-ヴェネツィア、1576）の「ジュリオ・ロマーノの肖像」（1536-40）



一旦、中庭に出ます。









順路の従って見て回ります。



最初の部屋です。



オウディウスの間






フレスコ画によって装飾されてます。



フレスコ画は、建築家兼画家のフランチェスコ・プリマティッチョ通称イル・ボローニャ（ボローニャ、1504-パリ、1570）によって1526年から1530年にかけて描かれました。



このフレスコ画はフランチェスコ・プリマティッチョの代表作の一つとされてます。



フランチェスコ・プリマティッチョは、ジュリオ・ロマーノの弟子で、後にジュリオ・ロマーノの協力者になりました。初期のパルミジャニーノから強い影響を受けた画風でした。



フランチェスコ・プリマティッチョは、1532年、フランス王フランソワ1世から招聘を受け、フォンテーヌブロー城に赴きました。そこでロッソ・フィオレンティーノに出会い、ロッソと協力して制作に当たった他、当時水準が低かったフランスの画家たちの教育に尽力しました。
1540年、ロッソ・フィオレンティーノが没すると、ロッソの地位を引き継ぎました。
























天井の装飾



天井の装飾もフランチェスコ・プリマティッチョによるものです。



アンセルモ・グアッツィとアゴスティーノ・ダ・モッザニカの「ジュリオ・ロマーノの原画に基づくプルートとプロセルピーナの前のオルフェオとエウリディーチェ」（1527）
（つづく）

次のコーナーの廊下です。



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の作品だけが展示されてます。



詳細不明



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「ピエタ」（1750）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ」（1729）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ルーカ」（1729）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖マルコ」（1729）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「ウルカヌスとキューピッド」（1720‐30）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ジョアッキーノと聖母」（1725）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ジュゼッペ」（1730‐35）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖母子と聖アンナ」（1725c）



廊下の窓越しの風景






ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「子供を蘇生させる聖マウロ」（1760）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「十字架降下」（1735）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ジュゼッペと幼きキリスト」（1730‐40）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「パオラの聖フランチェスコ」（1745）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「十字架降下」（1750‐60）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖母被昇天」（1750‐55）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）と弟子の「十字架降下」（1745‐55）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「十字架を担ぐキリスト」（1755‐60）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「無原罪の御宿リ」（1740）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖チェチリア」（1750‐55）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「羊飼いの礼拝」（1759）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「キリストの鞭打ち」（1730‐38）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「十字架降下」（1759）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「キリストの洗礼」（1769）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「無原罪の御宿リ」（1750）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「カルロ・ガツィーニの肖像」（1727）



ジュゼッペ・バッザーニ（マントヴァ、1690‐1769）の「聖ロムアルドの夢」（1749‐50）



詳細不明



これで終わりです。



キオストロに出ました。






（おわり）

制作者情報不詳の「教皇クレメンテ8世からパリへの使いを任命されるマントヴァ司教フランチェスコ・ゴンザーガ」



パリに送られ、ブリュージュで織られたタペストリが展示されてます。



1594年から1598年にかけて織られました。












歴代のマントヴァ司教の肖像画が並んでます。




マントヴァの逸名画家作「マントヴァ司教フラ・マッセオ・ヴィタリ（ベルガモ、？‐マントヴァ、1669）（マントヴァ司教在任、1646‐1669）の肖像」（1645‐65）



マントヴァの逸名画家作「マントヴァ司教ジョヴァンニ・ルチド・カッタネオ（マントヴァ、1613‐1685）（マントヴァ司教ざいにん、1674‐1685）の肖像」（1680c）



アマディオ・エンツ（マントヴァ、17世紀後半‐18世紀第1四半世紀活動）の「マントヴァ司教アレッサンドロ・アッリゴーニ（マントヴァ、1674‐クゥインジェントレ、1718）（マントヴァ司教在任、1713‐1718）の肖像」



逸名画家作「マントヴァ司教ティブルツィオ・フェルディナンド・ゴンザーガ（ヴェスコヴァート、1611‐マントヴァ、1672）（マントヴァ司教在任、1671‐1672）の肖像」（1671‐72）



逸名画家作「マントヴァ司教エンリコ・ヴィアラルディ・ディ・ヴィッラノーヴァ（カザーレ・モンフェッラート、1631‐マントヴァ、1711）（マントヴァ司教在任、1687‐1711）の肖像」（1710‐15）



ジョヴァンニ・アントニオ・カディオーリ（マントヴァ、1710c‐1767）の「マントヴァ司教アントニオ・グイディ・ディ・バーニョ（マントヴァ、1683‐1761）（マントヴァ司教在任、1719‐1761）の肖像」（1740‐60）



ジュゼッペ・ボッターニ（クレモナ、1717‐マントヴァ、1784）の「マントヴァ司教ジャン・ポルトゥガル・デッラ・プエブラ（アンティクゥエラ、1703‐ローマ、1781）（マントヴァ司教在任、1662‐1771）の肖像」（1769‐70）
ジャン・ポルトゥガル・デッラ・プエブラ司教は、1771年、教皇クレメンテ14世によって大司教に昇任されました。



アントニオ・ブルネッティ（マントヴァ、18世紀後半活動）の「マントヴァ司教ジョヴァンニ・バッティスタ・フォン・ぺルゲン（ウィーン、1720‐マントヴァ、1807）（マントヴァ司教在任、1770‐1807）の肖像」（1778）



アントニオ・ボッタッツィ（クレモナ、1800‐ローマ、1863）の「マントヴァ司教ジョヴァンニ・バッティスタ・ベッレ（ローディ、1776‐マントヴァ、1844）（マントヴァ司教在任、1835‐1844）の肖像」（1835）



逸名画家作「教皇聖ピオ10世（りえーぜ、1835‐ローマ、1914）（教皇在位、1903‐1914）の肖像」（1950c）
教皇ピオ14世は、1954年、400年振りに列聖された教皇で有名です。



逸名画家作「マントヴァ司教パオロ・カルロ・フランチェスコ・オリーゴ（ミラノ、1840‐マントヴァ、1928）（マントヴァ司教在任、1895‐1928）の肖像」（1920c）



逸名画家作「マントヴァ司教アゴスティーノ・ドメニコ・メンナ（キアーリ、1875‐カマルドリ、1957）（マントヴァ司教在任、1929‐1954）の肖像」（1930c）
アゴスティーノ・ドメニコ・メンナは、1954年、大司教に昇任しましたが、その後、間もなく没しました。



次の部屋です。






バルトロメオ・ダッラクゥア（マントヴァ、18世紀中頃活動）の「貴重な血への礼拝」（1750c）



16世紀の逸名画家作「聖杯を手にする聖アンドレアと聖ロンジーノ」（1535c）



逸名画家作「聖遺物容れ」（1750‐1800）



制作者情報不明の「聖遺物の発見」（1675‐1713）



詳細不明のステンダリオ



ステンダリオの裏面



逸名画家作「聖遺物容れ」（18世紀）



逸名画家作「マントヴァの信心」（1790‐1810）



次の部屋です。






目の不自由な人向けの展示です。






ミケーレ・デ・メオ（ローマ、1928‐2012）の「マントヴァ司教カルロ・フェラーリ（触れぞなーら、1910‐ヴェローナ、1992）（マントヴァ司教在任、1967‐1986）の肖像」（1980c）



アンジェロ・フマガッリ（ミラノ、1935‐2015）の「マントヴァ司教ロベルト・ブスティ（ブスト・アルシーツィオ、1940‐）（マントヴァ司教在任、2007‐）の肖像」（2013）



ピエトロ・カルロ・マッティオーリ（モデナ、1911‐パルマ、1994）の「アントニオ・ポーマ枢機卿（ヴィッラシテリオ、1910‐ボローニャ、1985）の肖像」（1970c）
アントニオ・ポーマは、1954年から1967年にかけてマントヴァ司教を務めていましたが、1967年に大司教に、1969年に枢機卿に昇任されました。
（つづく）

次の展示室です。









ヴェネツィアの工房制作の「聖バルバラの箱」（16世紀末）



マントヴァの逸名画家作「カルロ１世ゴンザーガ」



フランチェスコ・ボルガーニ（ポンポネスコ、1587‐マントヴァ、1624）の「アッティラ王と教皇レオ―ネ・マーニョとの邂逅」
フランチェスコ・ボルガーニの代表作です。



逸名彫刻家作「磔刑像」（1630）



聖アドリアーノの聖遺物箱（17世紀）



教皇クレメンテ8世の磔刑像（1560‐70）



制作者不明の「アンドレア・デル・サルト作『聖母子と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」（1602）



マントヴァの逸名画家作「シジスモンド・ゴンザーガ枢機卿の肖像」（1600c）



ムーツィオ・ギソーニ（マントヴァ、16世紀後半‐17世紀）の「フェデリーコ2世・ゴンザーガ公爵の肖像」（1588）



マントヴァの逸名画家作「ルドヴィーコ・ゴンザーガ司教座聖堂参事会長の肖像」（1610）



次の展示室です。






Pier Paolo e Jacobello dalle Masegneの「竜を退治する聖ジョルジョ」（14世紀）



ミッレフィオーリの綴れ織り布（1520c）



ミッレフィオーリの綴れ織り布（1520c）



聖母子（1370c）



金製



ジョヴァンニ・カンティ（パルマ、1650‐マントヴァ、1716）の「クラウディオ・トロメオの肖像」（1700‐15）



フランチェスコ・カイロ（ミラノ、1607‐1665）の「エジプトへの逃避途中の休息」（1650c）



階段の壁に絵画があります。



階段の絵画を見ようとしましたが、立ち入り禁止となっていました。



次のウイングの廊下です。



詳細不明









ヤコブ・デニス（ベルギー・アントウェルペン、1644‐1708）の「司教座聖堂助祭カルロ・カローリの肖像」（1670‐75）



武具が展示されている部屋です。






武具の展示はMuseo Diocesanoの主題に外れるような・・・・・









背後にある大きな絵画が見たかったけれど叶わず。



鰐のはく製



現代絵画のコーナーです。



20世紀のもの



20世紀の絵画



Museo Diocesano "Francesco Gonzaga" と現代絵画との関連が分かりません。












（つづく）

次の廊下です。廊下の壁に紋章が並んでます。



イル・ヴェネラビルの「フランチェスコ・ゴンザーガの肖像」
この画家については全く分かりません。
前述したようにマントヴァ司教フランチェスコ・ゴンザーガ（カッツゥオーロ、1546‐マントヴァ、1620）に献じられている教区美術館です。



ジローラモ・マルティネンゴの紋章（1608）



アントニオ・ゴンザーガ・べヴィラクゥアの紋章（1614）



ジローラモ・アントニオ・ヴァルペルガの紋章（1614）



トンマーゾ・エルデオド・デベラウの紋章（1619）



アルフォンゾ・ゴンザーガ・ディ・ノヴェッラーラの紋章（1633）



ボニファチョ・ファッサーティの紋章（1649）



フェルディナンド・カヴリアーニの紋章（1656）



ロンバルディア製のカッソーネ（17世紀）



フランチェスコ・アントニオ・ファッサティの紋章（1658）



リッザルド・イッポリーティの紋章（1667）



ピエトロ・ザッパのコレクション



象牙製のトリッティコなども展示されてます。



宝物庫です。





















Maison Samson（19世紀）





















タベルナコロ






制作者不明の「マントヴァ・ドゥオーモの律修司祭フィリッポ・フォン・リーゼンフェルトの肖像」（18世紀）






制作者不明の「マントヴァ・ドゥオーモの律修司祭フランチェスコ・マリア・シンベーニの肖像」（18世紀）






制作者不明の「マントヴァ司教ジョヴァン・バッティスタ・デ・ぺルゲンの肖像」（18世紀）









アレッサンドロ・アルガルディ（ボローニャ、1598‐ローマ、1654）



トゥッロ・ペトロッザーニの紋章（1608）



クラウディオ・ゴンザーガの紋章（1674）



アントニオ・アルベルト・デ・コンティの紋章（1682）



アスカニオ・アンドレアージの紋章（1682）



ジョヴァン・フランチェスコ・バッラ―ティ・ネルリの紋章（1700）
（つづく）

小作品が4点並んでます。



北欧の逸名画家作「ピーテル・キャンディット（ベルギー・ブルッヘ、1548‐ミュンヘン、1628）作『受胎告知』の複製画」（1600c）



北欧の逸名画家作「十字架降下」（1600‐20）



17世紀前半の逸名画家作「ヤコポ・バッサーノ（バッサーノ・デル・グラッパ、1510‐1592）作『十字架降下』の複製画」（1600‐50）



逸名画家作「ハンス・フォン・アーヘン（ケルン、1552‐プラハ、1615）作『ご誕生』の複製画」（1600c）



ジョヴァンニ・バリオーネ（ローマ、1566‐1643）の「復活したキリスト」（1603）
下と同じ作品です。大画面を分割して制作されたようです。



ジョヴァンニ・バリオーネ（ローマ、1566‐1643）の「復活したキリスト」（1603）



次の展示コーナーです。



マルカントニオ・ドンゼッリ（マントヴァ、1634‐1700c）の「受胎告知」（1680c）



逸名画家作「グイド―レーニ作『聖アポッロニアの殉教』の複製画」（1607‐50）






北ヨーロッパの逸名画家作「聖チェチリア」（1600‐10）



逸名画家作「ハンス・フォン・アーヘン（ケルン1552‐プラハ、1615）作『聖母子と天使と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」（1600‐10）



オルソラ・カッチャ（モンカルヴォ、1596‐1676）の「ベアータ・オサンナ・アンドレアージの神秘な結婚」（1648）






フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア（スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1750c）の「キリストの洗礼」（1750c）



フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア（スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758）の「聖フランチェスコと聖カルロ・ボッロメオ」（1750c）



16世紀第4四半世紀のエミリアの逸名画家作「園のキリスト」（1590c）



ロンバルドの逸名画家作「受胎告知」（1600c）



ロンバルドの逸名画家作「幼きキリストと無原罪の聖母」（1680‐1710）



ベルナルディーノ・マルピッツィ（マントヴァ、1553‐1623）の「聖母と聖オルソラがいる磔刑」（1607）



次の展示コーナーです。



ジョヴァンニ・ユリコヴィツ通称ロンガロ（マントヴァ、1680‐1717活動）の「聖母の神殿奉献」（1688‐1705）
あまり知られていない画家の唯一の確実な作品です。



17世紀第2四半世紀のヴェネトの逸名画家作「マギの礼拝」（1625‐50）



ジョヴァンニ・マリア・デッレ・ピアーネ通称イル・ムリナレット（ジェノヴァ、1660‐モンティチェッリ・ドンジーナ、1745）の「修道女の肖像」（1705‐15）



フランチェスコ・マリア・ライネリ通称ロ・スキヴェノーリア（スキヴェノーリア、1676‐マントヴァ、1758）の「馬車の事故の救出」（1740）



17世紀中頃のロンバルドの逸名画家作「聖チェチリアの殉教」（1650c）



ロンバルドの逸名画家作「司教の肖像」（1700）



次の展示コーナーです。



17世紀末のマントヴァの逸名画家作「最後の晩餐」（1690c）



ピエトロ・ファブリ通称ダッローボエ（ヴィチェンツァ、1671‐1746）の「マギの礼拝」（1730c）



ピエトロ・ファブリ通称ダッローボエ（ヴィチェンツァ、1671‐1746）の「聖母子と聖チェレスティーノと聖アンセルモ」（1716）



逸名画家作「カルロ・マラッタ作『聖母子と聖フランチェスコと聖キアーラ』の複製画」（1740）



18世紀後半のマントヴァの逸名画家作「キリストの神殿奉献」（1765‐70）



アントニオ・ブルネッティ（パヴィア、1735c‐マントヴァ、1795）の「聖ジョヴァンニ・デッラ・クローチェ」（1770‐80）



ジュゼッペ・ボッターニ（クレモナ、1717‐マントヴァ、1784）の「聖ルーカ」（1765‐70）



ジャン・ドメニコ・チニャーロリ（ヴェローナ、1722‐1793）の「聖ピエトロ」（1772）



ジュゼッペ・ラッゼッティ（マントヴァ、1801‐1888）の「コッラディーノ・カヴァリアーニの肖像」（1855‐60）



ジュゼッペ・ラッゼッティ（マントヴァ、1801‐1888）の「聖ロレンツォの殉教」（1840c）
（つづく）

次の展示室です。



ユニークな作品が展示されてます。



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ L'Antico（mントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528）の作品と古代ローマ時代の彫刻にランティコが手を加えた作品が展示されてます。



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528）の「古代ローマのコスメータ像（3世紀）の補作」（1497/1498-1511）



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「年輩の男の胸像（紀元前1世紀）の補作」(1497/1498-1511)



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「古代ローマの若者の胸像の補作」（1497・1498-1511）



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「アントニウス・ピウス像](1497/1498-1511)



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c‐カッツゥオーロ、1528）の「ガイウス・ユリウス・カエサル像」（1497/1498-1511）



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「アウグストゥス像（紀元前1世紀）の補作](1497/1498-1511)



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「ティベリウス像](1497/1498-1511)



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「アウグストゥス像](1497/1498-1511)



ピエル・ヤコポ・アラーリ・ボナコルシ通称ランティコ（マントヴァ、1460c-カッツゥオーロ、1528）の「ロマ時代のメンソーラの補作](1497/1498-1511)



アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)のシノピエ



アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・マンテーニャ、1431-マントヴァ、1506)のシノピエ



アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)の「キリストの埋葬」(1511)



アンドレア・マンテーニャ(イーゾラ・マンテーニャ、1431-マントヴァ、1506)の「キリストの昇天」(1488)



アントニオ・アレグリ通称イル・コレッジョ(コレッジョ、1489c-1534)の「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1511)



詳細不明



次の部屋です。



16世紀中頃のヴェローナの逸名画家作「ピエタのキリスト」(1540-60)



ボニファチョ・デ・ピターティ通称ボニファチョ・ヴェロネーゼ(ヴェローナ、1487-1553)の「聖母の前に顕現する復活したキリスト」(1550c)



16世紀末のマントヴァの逸名彫刻家による聖歌隊席背もたれの聖人たちの彫刻です。聖人は一つを除いて特定されていないようです。









聖セバスティアーノ









アントニオ・ダ・パヴィア(パヴィア、15世紀後半生まれ-16世紀前半没)(マントヴァ、1500-1514活動記録)の「ご誕生と聖アントニオ・アバーテと聖セバスティアーノ」(1505-10)



北ヨーロッパの逸名彫刻家による「キリストの受難の場面」(1460c)
7作品から成ってます。これはキリストの鞭打ちです。



荊刑のキリスト



カルヴァリオへの上り



嘆き



十字架降下



キリストの埋葬



キリストの復活



次の部屋です。



ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589-ヴェネツィア、1623)の「聖母子と聖アンセルモと聖カルロ・ボッロメオ」(1616-17)



イッポリート・アンドレアージ通称ランドレアジーノ(マントヴァ、1548-1608)の「聖母子とベアータ・オサンナ・アンドレアージ」(1590c)



ドメニコ・フェッティ(ローマ、1589-ヴェネツィア、1623)の「聖フィリッポ・ネリ」(1622)



ジョヴァンニ・バリオーネ(ローマ、1566-1643)の「聖イシドーロ・アグリコーラ」(1622)



フランチェスコ・ボルガーニ(ポンポネスコ、1587-マントヴァ、1624)の「聖アンセルモの幻視」(1613-16)



フランチェスコ・ボルガーニ(ポンポネスコ、1587-マントヴァ、1624)の「十字架を担ぐキリスト」(1610c)



アントニオ・マリア・ヴィアーニ(クレモナ、1540-マントヴァ、1635)の「永遠なる父」(1600-10)



カール・サントナー(ミュンヘン？、1591c-モナコ・ディ・バヴィエラ、1630？)の「聖母被昇天」(1619-20)
（つづく）