Via delle Belle Artiです。
これ以上歩いてもVia delle Belle Artiには見所がありません。Via Zamboniの方が見所が豊富です。
見所豊富なVia Zamboniです。
ボローニャ貴族ポッジ家の邸宅として、1549年から1560年に建設されたPalazzo Poggiです。
Palazzo Poggiは、ボローニャ大学の本部となっている他、幾つかのMuseoがあります。
Museoに入館するためにPalazzo Poggiの階段を上りました。
ところが、開館日の筈でしたが、何故か休館になってました。
突発的な臨時休館はイタリアでは時々起きるので、驚くことではありませんが、予定が狂いました。
Via Zamboniを挟んでPalazzo Poggiの向かいに、ボローニャ大学芸術学部の建物があります。
芸術学部がある建物の壁に絵画があります。学生が描いた?
面白いので暫し鑑賞。
ボローニャ大学の学舎が並んでる通りです。
Via Zamboniの先にサン・ジャコモ・マッジョーレ聖堂があります。
写真右のTeatro Comunaleに用事がありました。オペラの切符をネットで予約したので、切符を受け取ります。
ヴェルディ広場
1651年に建設されたマルヴェッツィ劇場が1745年に消失してしまったので、建築家アントニオ・ガッリ・ビビエーナ(1697-1774)の設計によって建築され、1763年にオープンしたボローニャ市立劇場です。
ボローニャ歌劇場の本拠地です。
特にモーツァルトのダ・ポンテ三部作が魅力的な歌劇場と思います。
受け取った切符はコジ・ファン・トゥッテです。ナポリのサン・カルロ劇場で見た演出と同じでした。
ボローニャ歌劇場は来日引っ越し公演をしたことがあります。
夏の強烈日差しが、先ほど降った雨に濡れた道路を乾かして、大変な高湿度、高温となりました。
Via Zamboniとヴェルディ広場を挟んで、市立劇場の向かいにある建物(旧べンティヴォーリオ厩舎)に描かれたフレスコ画が必見です。
ジョヴァンニ・フランチェスコ・スピーニの「ピエタ」(1698)です。
ボローニャでは、このような案内板が完備されています。
次はサンタ・チェチリア祈祷所です。
サンタ・チェチリア祈祷所の入り口は、サン・ジャコモ・マッジョーレ聖堂横のロッジャにあります。
サンタ・チェチリア祈祷所の入り口上に案内表示があるので、迷うことはないと思います。
サンタ・チェチリア祈祷所に入って行く人がいました。
中に入りました。ポルティコの壁にフレスコ画があります。
写真右の赤い幕がある所が祈祷所の入り口です。
オラトリオのポルティコの壁に描かれたフレスコ画を見ます。
アミーコ・アスペルティーニの弟子によって描かれた部分がありますが、ポルティコのフレスコ画の作品帰属は明確になっていないようです。
父なる神
聖チェチリア
保存状態があまり良くない部分
祈祷所の中に入ります。中は写真不可です。
祈祷所の外から撮った祈祷所内部の写真です。
祈祷所の祭壇画は、フランチェスコ・ライボリーニ通称イル・フランチャ別称フランチェスコ・フランチャ(ボローニャ?、1447/1449c-ボローニャ、1517)の「磔刑」です。
写真不可にも拘らず、外部サイトに祈祷所内部の写真があるのが不可思議(私が日本人とみて侮られていたのでしょう、私の写真は一枚もありません)ですが、ここは必見なので、それらの写真を無断拝借して(その3)に掲載することにしましょう。
外に出ました。
(つづく)
大変な一年が過ぎようとしています。
今年は、ベートーヴェン生誕250年にあたり、演奏会に行く予定でしたが、コロナのために実現しませんでした。
ヴェネツィアのカーニバルが途中で中止され、封鎖された時には、今年の秋には何とかなるだろうと楽観視していました。見通しの甘さを痛感しています。
イタリアが遠くなる一方ですね。イタリアが身近に感じられずに、記事を書いている毎日です。
本年もお付き合いいただき有難うございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。