ビエッラ旧市街の中心チステルナ広場です。
広場に面した柱廊にある店で簡単な昼食を食べることにしました。
前夜に暴飲暴食したので、食欲があまりなかった。
ビールさえも飲まず、水だけにしました。
それでも完食しました。
昼食を食べた店の奥に教会があります。
サン・ジャコモ教会です。
1160年、ピアッツォの所有権を保持していたヴェルチェッリ司教が、司法、肉の屠殺権、市場の開市権の三権をピアッツォ地区に与えたことを機に、人が集まり徐々に栄えたピアッツォにおける最初の教会として、1180年以前に建設されたサン・ジャコモ教会です。1180年の文書に、その存在が初めて記載されたそうです。1227年に奉献式が執り行われました。
その後、増築され、数度の改造、改修を経て現在の姿になりました。
ファサードの柱廊が、17世紀に追加されました。
ファサードのスタッコ彫刻は、1862年の修復工事の際に追加されました。
13世紀末から14世紀初頭に建設された鐘楼です。
ファサードの柱廊天井のフレスコ画
入口天井上のフレスコ画は、劣化が著しくて何が描かれていたのか、分かりません。
中に入りました。
三廊式、ラテン十字形、ロマネスク様式の内部です。
右側廊方向
この教会の作品帰属が全く分かりません。(私が、です)
主祭壇画
Presbiterio
Presbiterio天井
詳細不知
外に出ました。
「聖母子」のフレスコ画(詳細不知)
旧市庁舎です。
ピアッツォに町が出来た12世紀末頃には、市庁舎の原形となる建物が建設されました。現在の建物は、17世紀初頭に再建されたものです。
19世紀に毛織物業が盛んになるに従い、旧市街ピアッツォの重要性が薄れるようになり、丘下に現市庁舎が建設され、1848年に移転したのです。
19世紀末に競売にかけられ、現在は個人の民家になってます。
民家ですが、旧市庁舎の柱廊部分は一般に公開されており、見学することが出来ます。
フレスコ画の断片が残されてます。
観光客は私一人でした。
Corso del Piazzo
緩い下り坂を丘下に向けて進みます。
歴史的建造物が建ち並んでます。
(つづく)