
ドゥオーモから外に出ました。

教区美術館 Museo Diocesanoが開いてました。安心です。

教区美術館はジェズ教会だった建物にあります。

ジェズ教会は、1498年から1505年に建設されましたが、1740年頃に拡大増築されて、現在の姿になりました。上部教会と下部教会の二重構造です。下部教会の一部がMuseo Diocesanoとして公開されてます。

1945年、当時のコルトーナ司教によってMuseo Diocesanoが設立されオープンしました。

入口です。
ルカ・シニョレッリ、ベアート・アンジェリコ、ピエトロ・ロレンツェッティ、サセッタ、バルトロメオ・デッラ・ガッタなどの代表作が並び、質の高い展示が特徴です。コルトーナ観光における最重要な訪問地と言えるでしょう。

ルカ・シニョレッリ工房作「羊飼いの礼拝」(1522c)

ルカ・シニョレッリは律儀な性格だったので、工房の作品であっても手を抜かずに加筆したと伝えられてます。


ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)と弟子による「聖母子と聖人たち」(1510-15c)



ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)の「嘆き」(1501-02)



ルカ・シニョレッリ工房作「聖母子と聖人たち」(1515c)



ルカ・シニョレッリ工房作「羊飼いの礼拝」(1521-24)



ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)の「使徒たち聖体拝領」



ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)と協力者による「無原罪の御宿リの寓意」(1521-23)



ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)とシニョレッリ工房による「聖母被昇天」(1519-20)



ルカ・シニョレッリ工房作「キリストの神殿奉献」(1521c)



ルカ・シニョレッリの「聖ベネデットの生涯の裾絵」(1515-16c)



フェデリーコ・ツッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1540/1541-アンコーナ、1609)に帰属する「聖母被昇天と聖ジョヴァンニ・バッティスタとアレッサンドリアの聖カテリーナ」



フランチェスコ・カッペッラ通称ダッジュー(ヴェネツィア、1711-ベルガモ、1774)の「パオラの聖フランチェスコの奇跡」(1750)


(つづく)