イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

2025年07月

1ヴォルテッラは、台地の上に築かれた町なので見晴らしが良いことで知られてます。その見晴らしは城壁外に出ないと楽しめません。


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道の突き当りに門が見えてきました。


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町の北の出入り口に当たるポルタ・フィオレンティーナです。


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門を潜って城壁外に出ました。


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ポルタ・フィオレンティーナは初期キリスト教会のChiesa di Sant’Agoloの建物お一部を改造されて造られたそうです。


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ヴォルテッラの城壁は、今でもほぼ完全な形で残されてます。


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ローマ劇場に向かいます。


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城壁内の建物


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城壁外からの見晴らし


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この下にローマ劇場があります。


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眼下は考古学公園になってます。


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ローマ劇場です。


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ローマ劇場を含む、この辺の遺跡は1950年代に発見され、直ちに発掘が行われたそうです。


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ローマ劇場は、3世紀末頃には放棄され、劇場の隣に温泉施設が建設されました。写真は温泉施設の遺跡と言われてます。


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ローマ劇場は紀元前1世紀末頃に建設されたとされてます。


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劇場は約3500人の観客席があったそうです。


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写真右奥に写っているのはサン・ジュスト教会です。


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この日の翌日にサン・ジュスト教会に行きました。


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城壁内に戻ります。


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城壁内に戻りました。


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写真右に写っているホテルに泊まったことがありますが、私の好みではありませんでした。


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13世紀末から4世紀初めに建設されたCasa Torreです。


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(つづく)

1プレトリオ宮です。


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プリオーリ広場の建物は後でゆっくと見ることにして先を急ぎました。


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変わりやすい天気の日でした。


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昼下がりの時間は閉まっている教会が多いので、教会巡りは後回し。


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面白い建物です。


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丘陵に築かれた町なので、坂の多い道ばかりです。


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この町の見どころの一つであるミヌッチ・ソライーニ宮が見えてきました。


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市立絵画館があります。


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ヴォルテッラの有力貴族ミヌッチ家の邸宅として、アントニオ・ダ・サンガッロ(フィレンツェ、1453c-1534)の設計によって15世紀末から16世紀初頭にかけて建設されました。


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19世紀初頭、ソライーニ家が買収したので、ミヌッチ・ソライーニ宮と呼ばれるようになりました。


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市立絵画館の開館時間まで少し時間があるので、ブラブラ歩きで時間潰し。


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この付近は中世の建物ばかりです。


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昼下がりなので人出が少ない。


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アラバスターを売る店が並んでます。


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Teatro Persio Flaccoにやってきました。


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劇場とはとても思えない造りの建物です。それもそのはずで、16世紀末に建設されたPalazzo Incontri Vitiです。


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トスカーナ大公国の大臣でヴォルテッラの有力貴族アッティリオ・インコントリが建築家バルトロメオ・アンマナーティ(セッティニャーノ、1511-フィレンツェ、1592)に注文した建設されました。


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19世紀初めに建物の約半分が売却され、1816年に劇場として使用されるようになりました。


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劇場に用があったわけではありません。


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1850年、建物の残り半分がヴィティ家に売却され、現在の同家が居住していますが、その一部が博物館として公開されてます。


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ヴィティ家はオーストリアの貴族です。


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Palazzo Incontri Vitiの名称の所以は以上です。


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Palazzo Incontri Vitiを後にします。


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この付近の多くの建物が中世に建設されました。


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突き当りを左に行けば教会があります。


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サン・ミケーレ教会です。


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毎日扉が開く教会ですが、その時間は閉まってます。拝観は後ほど。


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(つづく)

引き続きプリオーリ宮です。
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1257年に建設されました。


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碑文が残されてます。


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プリオーリ宮の模型


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執政官や有力貴族の紋章が掲げられてます。


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会議室のフレスコ画を見ます。


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会議室です。


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ピエル・フランチェスコ・フィオレンティーノ(フィレンツェ、1444-1497)の「磔刑」(1494)


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プリオーリ宮の塔からの眺め


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グイディの塔


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Palazzo del Monte Pio


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この広場で最古の建物であるポデスタの塔です。プレトリオ宮建設の際、ポデスタの塔はプレトリオ宮に組み込まれてしまいました。


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Casa di Risparmioとなっている建物はPalazzo Incntriです。


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(つづく)


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当初、前泊地はピサの予定でしたが、夜半に暴風雨になるとの天気予報だったので、万全を期してポンテデーラに泊まることにしました。定時運行等についてはFSは信用なりませんから。
天気予報が当たり、凄い風雨の夜でしたが、朝になると雨がやみ青空が見えるようになりました、


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朝食後、暇つぶしに駅に行ってみました。(写真はポンテデーラ駅)


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列車が駅に止まったままでした。ポンテデーラに泊まって大正解でした。


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鉄道駅前のバスターミナルです。


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バスの切符売り場です。
前夜の暴風雨の影響で多少の遅れがあるものの、ヴォルテッラ行きバスは運行でした。


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ヴォルテッラに行くにはバスが便利ですが、バスの便が良いのはポンテデーラ駅からの直行バスで、乗車1時間足らずで、ヴォルテッラのバスターミナルであるリベルタ広場に着きます。


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ヴォルテッラのバスターミナルとなっているリベルタ広場です。予定より15分遅れの到着でした。


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この日のお宿に向かいました。


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この日のお宿です。


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リベルタ広場の直ぐ傍にあります。


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チェックインを済ませてから、早速町歩きに出発しました。


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ヴォルテッラは、人口9,517人(2024年6月30日現在)のトスカーナ州ピサ県にあるコムーネです。


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雨が降ったりやんだり、時々陽が差す変わりやすい天気の日でした。


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城壁内の町並みは中世そのものといった感じです。


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町の中心である広場にやってきました。


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プリオーリ広場です。


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広場に面して歴史的建造物が建ってます。


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プリオーリ広場は別名プラートと呼ばれてます。


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プラートとは、牧草地、原っぱという意味で、この場所は10世紀頃までは青空市が立つ原っぱでした。


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プリオーリ宮です。


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プリオーリ宮は、建設された当初から町役場であり、現在も町役場となってます。


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中に入ることが出来ます。


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また、塔に上ることが出来ます。


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プリオーリ宮の内部です。


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町役場の入り口


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多くの紋章があちこちの壁にあります。


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(つづく)

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