モンテファルコは、人口5,626人(2017年1月1日現在)のウンブリア州ペルージャ県にあるコムーネで、ルネサンス期にはウンブリア派画家たちの拠点として芸術面で大いに発展しました。
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フォリーニョ駅前です。


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この日は2017年6月の月曜日でした。フォリーニョからバスでモンテファルコに向かいました。
多くの美術館や博物館が休館となる月曜日の過ごし方については、美術ファンの私としては腐心するところです。モンテファルコ市立美術館が月曜開館とされているので、モンテファルコ行きを決めたのです。


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モンテファルコのバスターミナルに到着しました。


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先ず市立美術館が本当に開館しているのか、確認に向かいました。


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チェントロを縦貫するCorso Goffredo Mameriです。
所々に飾り付けがあって、通常とは違って華やいで見えました。そうは言っても、足繫く通っているわけではなく、これで4回目のモンテファルコです。


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道路にあったものです。お祭りの後でしょうか?


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市立美術館にやってきました。


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市立美術館に組み込まれている旧サン・フランチェスコ教会です。


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確認できました、この日は開館します。
モンテファルコのような小さな自治体の美術館ですが、開館日時が記載されているHPの記述はあてにならないことが良くあります。


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開館時間まで2時間ほどありました。それまで町歩きです。
Palazzo de Cuppis


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ここにもありました。


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この時は分かりませんでしたが、町の飾りつけはGiro d’Italia 2017のものでした。
Giro d'Italiaの第10ステージがフォリーニョからモンテファルコまで行われたのです。


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中世の佇まいを見せる町並みです。


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アントニオ・マルティーニ広場


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町の中心であるコムーネ広場に向かいました。旧サン・フランチェスコ教会から広場まで30‐40mくらいの僅かな距離です。


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広場の入り口にありました。


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この広場が第10ステージのゴールだったようです。


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コムーネ広場


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Palazzo del Comune


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朝方はそうでもありませんでしたが、この日も猛暑日になりました。


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劇場です。


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ピンク色はモンテファルコのシンボルカラーのようです。


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朝の早い時間にモンテファルコに来たのは、フォリーニョからの午前中のバスが午前7時台しかなかったからです。タクシーを利用したことがありますが、€25ほどでモンテファルコに行くことが出来ます。しかし、駅前のタクシーが常駐するのは大体午前10時からなので、バス利用に決めました。


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市立美術館の開館確認を優先したので、バスターミナルからの道はほとんど見ていませんでした。


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チェントロの入り口である門まで戻って、町歩きをやり直すことにしました。


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Corso Goffredo Mameli


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この時はピンク色の飾りつけが何のためなのか、全く分かりませんでした。


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ピンク色に塗装された自転車がありました。


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夏至前後の日曜日に祭りをするコムーネが多いので、この時は、前日の日曜日がお祭りだったと思っていました。


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レストランやワインショップなどにピンク色の飾りつけが多かったと思います。


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昼食をしたレストランで聞いて、初めてGiro d'Italiaのことが分かったのです。


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自転車ロードレースはヨーロッパで非常に人気があるスポーツです。


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中野浩一選手が世界選手権で5連覇か6連覇した時、レストランで食事をしていたら、中野選手の偉業について話しかけられたのを覚えてます。


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日本では、自転車競技と言うと、競輪、ギャンブルという印象が強いせいなのか、中野選手の偉業に対する評価がイマイチのようだったと思います。


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サンタゴスティーノ教会


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Porta Sant'Agostino


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(つづく)