ヴェリータ門から城壁内に入りました。
次は門の近くにあるサン・ジョヴァンニ・イン・ツォッコーリ教会です。
身廊側の扉が開いてました。
身廊前のダンテ広場にもフォンターナがあります。
中に素晴らしい多翼祭壇画があります。
1037年に建設されたサン・ジョヴァンニ・イン・ツォッコーリ教会です。
長い年月の間にファサードが徐々に前傾するようになったので、二本のアーチで補強して前傾を支えてます。
ファサードの大部分は創建時の姿を今も留めてますが、それ以外の部分はその後に行われた修復工事による比較的新しいものです。
特に第二次世界大戦の爆撃によって大きな被害を受けた箇所は戦後に修復されました。
ファサードの扉上ルネッタに描かれた「福音書記者聖ジョヴァンニ」のフレスコ画
中に入りました。
三廊式、ロマネスク様式の内部です。
通常、ファサード側と身廊側の二か所が開いてます。
木組みの梁の天井
左側廊
側壁や柱にあったフレスコ画は全く残されていません。
右側廊
主祭壇
後陣は、戦争の爆撃によって崩落したので戦後に再建された新しいものです。
フランチェスコ・ダントニオ・ダ・ヴィテルボ通称イル・バッレッタの多翼祭壇画(1441)
この教会の唯一の見どころと言ってよい作品です。
玉座の聖母子
聖ピエトロ、洗礼者聖ジョヴァンニ
福音書記者聖ジョヴァンニ、聖パオロ
裾絵
主祭壇前から見たファサード側出入口
外に出ました。
今まで困っていましたが、何とか持ちこたえてくれていたカメラのSDHCカードの転送スピードが極端に遅くなってきました。
こちらに来る前、ローマのホテルで新しいメモリーカードを入れましたが、それの調子が悪くなったのです。グレード10なのに情けない。
常時、予備のメモリーカードを持っている筈ですが、今朝交換したばかりの32GBの容量がなくなることはないと油断して予備のカードを持っていなかったのです。
仕方がないので、メモリーカードを取りにホテルに戻ることにしました。
教会を出た以降の写真はカメラのメモリに撮ったものです。
ジーリオ通り
1076年創建のサンタ・マリア・イン・ポッジョ教会です。
教会前にあるFontana della Crocetta (16世紀)
サン・ロッコ通り
サンタ・ローザ教会が見えてきました。
サンタ・ローザ教会の後陣
ホテルに戻りました。
サン・マルコ教会
この時間は開いてません。
メモリーカードの不具合でホテルに戻ることになり、時間を損したので、予定外のこのお店で昼食にしました。
かなりお高く、味は今八でした。
イマイチではなく、イマニでもなく、イマサンでなく、今八。
(つづく)
コメント