オルカーニャ(フィレンツェ、1341‐1368記録)の「玉座の聖母子と4聖人」(1355c)
玉座の聖母子と2音楽天使
左から聖アンドレア(または聖フィリッポ?)、聖二コラ
洗礼者聖ジョヴァンニ、聖ジャコモ・ミノーレ
オルカーニャの「聖霊降臨」(1365‐70c)
聖人の頭から炎?が出ているような、オルカーニャ独特とも言える光背の描き方です。
不動明王などでは、炎を表した火焔光で描かれてますが、それに似た光背表現でしょうか?
14世紀頃に描かれた祭壇画で、このような表現を時々目にします。
次の部屋です。
ジョットとジョッテスキ画家たちの作品が並んでます。
この部屋はブックショップに隣接しています。
傑作がある部屋ですが、大多数の入館者にとってはあまり興味がないようで、足を止めることなくブックショップに向かう(その先が出口)人が多いようです。
ご覧のように作品の前に人がいません。
この部屋も展示作品の差し替えが行われていました。
ベルナルド・ダッディ(フィレンツェ、1320‐1348存在報告)の「聖母戴冠と聖人たち」(1340‐45)
ベルナルド・ダッディの「磔刑のキリストとマグダラのマリアと聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」(1343)
バルナルド・ダッディの「彩色磔刑像」(1340‐45)
プッチョ・ディ・シモーネ(フィレンツェ、1340‐1360c活動)の「ウミルタの聖母と聖人たち」(1350‐60)
中央の聖母子
左から聖ロレンツォ、聖オノフリオ
聖ジャコモ・マッジョーレ、聖バルトロメオ
ベルナルド・ダッディとプッチョ・ディ・シモーネの「磔刑と聖人たち(マグダラのマリア、大天使聖ミケーレ、聖ジュリアーノ、聖マルタ)」(1340‐45)
上下ともにMaestro delle Immagini Domenicane (フィレンツェ、14世紀第2四半世紀活動)の作品です。
上は「聖母戴冠と4聖人(聖ジュリアーノ、聖マルゲリータ、マッダレーナ、聖ロムアルド)」(1340‐45)
下は「聖母子と4聖人(聖ベネデット、聖ルチア、ピサのベアータ・ゲラルデスカ、司教聖人)」(1340‐45)
ヤコポ・デル・カゼンティーノ(フィレンツェ、1339‐1349記録)の「洗礼者聖ジョヴァンニ、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖エジーディオ」(1330‐35)
ベルナルド・ダッディの「聖バルトロメオ」、「聖ロレンツォ」(1340‐45)
ヤコポ・デル・カゼンティーノの「玉座の聖バルトロメオと8天使」(1340‐45)
ジョット・ディ・ボンドーネ(ヴェスピニャーノ・ディ・ムジェッロ、1267?‐フィレンツェ、1377)の「羊飼いの頭と羊の群れ」(1315‐25c)
タッデオ・ガッディ(フィレンツェ、1330/1334-1366存在報告)の「聖母子と聖人たち」(1355c)
タッデオ・ガッディの「玉座の聖母子と2天使と4聖人」(1325‐30)
保護板に覆われた作品が5点ありますが、2015年、2016年にはありませんでした。
タッデオ・ガッディの「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ピエトロ、受胎告知」(1345‐50)
ベルナルド・ダッディの「玉座の聖母子と聖人たち、磔刑」(1340c)
ベルナルド・ダッディの「磔刑」(1335c)
ベルナルド・ダッディの「磔刑」(1330‐35)
タッデオ・ガッディの「キリストと聖フランチェスコの物語」(1340c)
4つのパネルはここにありません。(他の美術館にあるようです)
キリストの昇天、受胎告知
(つづく)
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