
一旦、第3廊下に出ました。

bookショップで展示室毎の全展示作品の完全作品リストを記した公認ガイドを売ってます。最新版を買ってませんが、各展示室の展示作品がこれだけ頻繁に変わってしまうと、改訂版を何回用意しても最新になりませんね。

次の部屋です。

第35室 Michelangelo e i fiorentini

ミケランジェロの作品前は混雑していました。

何か、ちょっと変だと思って部屋を見回したところ、いくつかの作品が取り外され見当たりません。

こちらの壁にも作品がありません。部屋の真ん中にあった彫刻も撤去されていました。
消えた作品は何処に行った?

2018年5月に第35室にあった作品を紹介します。
フラ・バルトロメオ(フィレンツェ、1473‐1517)の「幼きキリストへの崇拝、キリストの神殿奉献」(1497c)
裏面にも描かれてます。

裏面: フラ・バルトロメオの「受胎告知」(1497c)

フラ・バルトロメオの「ポルティア」(1495c)

フランチェスコ・グラナッチ(ヴェっらマーニャ、1469‐フィレンツェ、1543)の「監獄に連行されるジュゼッペ」(1515c)

ジュリアーノ・ブジャルディーニ(フィレンツェ、1476‐1555)の「授乳の聖母」(1518c)

フラ・バルトロメオの「聖ベルナルドの幻視」(1504‐07)

マリオット・アルベルティネッリ(フィレンツェ、1474‐1515)の「ご訪問」(1503)

プレデッラの受胎告知

幼きキリストへの崇拝

割礼

ミケランジェロ・ブオナッローティ(カプレーゼ、1475‐ローマ、1564)の「ドーニのトンド(聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(1507?)


フランチェスコ・グラナッチの「ファラオに父と兄弟を紹介するジュゼッペ」(1516‐17)
以上が2018年5月に第35室で展示されていた作品です。
ご参考までに、2017年10月に第35室で展示されていましたが、2018年5月には取り外された作品の写真を次に載せることにします。

ローマ時代の「眠るアリアドネ」(2世紀)

ジョルジョーネ(カステルフランコ・ヴェネト、1477‐ヴェネツィア、1510)の「ガッタメーラの肖像」(1505‐10c)

アロンソ・ベルグエテ(1486‐1561)とジョヴァンフランチェスコ・ベンボ(クレモナ、1509‐1536存在記録)の「サロメ」(1518c)
アロンソ・ベルグエテはスペインの画家です。

アロンソ・ベルグエテの「聖母子」(1513‐14c)

フランチャビージョ(フィレンツェ、1484‐1525)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジョッベ」(1516)

フランチャビージョの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(1510c)

アンドレア・デル・サルト(フィレンツェ、1486‐1530)の「我に触れるな」(1509‐10)
以上7点の作品が第35室から消えていたのです。
公認ガイドを買うのは、展示室と展示作品の整理完了を待ってからが良いと思います。

一旦、第3廊下に出ました。

3年ほど前までは、この階段の下にトイレがありました。
この階段の手前に第36‐37室(部屋のようには見えません) Ricetto delle iscrizioni antiche、その奥に第38室 Sala dell'Ermafroditoがあります。

階段前の、写真のこの場所にソドマの「聖セバスティアーノ」がありましたが、取り外されていました。

取り外されていたソドマ(ヴェルチェッリ、1477‐シエナ、1549)の「聖セバスティアーノ」(1525)
この作品の向かいにジョルダーノの作品もありましたが、これも取り外されていました。

取り外されていたルーカ・ジョルダーノ(ナポリ、1634‐1705)の「ガラテアの勝利」(1674‐77c)
脱線しました、2018年5月の第36‐37室の展示に戻ります。

ローマ時代の彫刻「両性具有者」(紀元前1世紀)
この写真に第38室の入り口が写ってます。第38室が閉まっていることが分かります。


「デモステネス(アテネの政治家)」(2世紀後半)

「ヒッポクラテス(ギリシャの医学者)」(1世紀)

「オウィディウス(詩人)」(紀元前1世紀初め)

葬儀用祭壇(2世紀初め)

葬儀用祭壇(2世紀初め)

葬儀用祭壇(紀元前1世紀中頃)

アラ・パチスの浮彫(紀元前12‐9)

シロタエギク模様の壺(2世紀)

石棺(2世紀前半)

「ケンタウロス」(2世紀後半)

第3廊下に出ました。

第41室は閉まったまでした。近頃、開いていたことがありません。
なお、第39室、第40室は欠番です。
(つづく)
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