
フェラーラは、人口132,284人(2018年5月31日現在)のエミリア・ロマーニャ州フェラーラ県の県都です。

Trenitaliaのフェラーラ駅に到着しました。
フェラーラは、ボローニャ~パドヴァ~ヴェネツィア・サンタ・ルチアの幹線上にあるので、鉄道利用が便利ですが、停車しない高速列車が多いので、RVやRの利用が無難と思います。

駅舎

旧市街まで1㎞以上あるので、バス乗車が普通ですが、敢えて徒歩にしました。

先ず、この日のお宿に向かいました。

この日のお宿はエステンセ城の先にあります。

フェラーラは14世紀にエステ家によって整備拡充されましたが、その居城がエステンセ城です。

エステンセ城にやってきました。

イザベッラ・デステ、ベアトリーチェ・デステ姉妹が生まれた城です。

この日のお宿です。
幾つかのホテルに泊まりましたが、何れもイマイチだったので、ホテルを変えてみました。初めて泊まります。
16世紀に建設された建物を19世紀にホテルに改装した、1849年創業の歴史あるホテルです。

大通りを挟んでホテルの向かいにあるサンタ・マリア・デッラ・ピエタ教会通称テアティーニ教会です。2012年の地震によって建物が損傷を受け、開かずの教会となってます。教会の活動は、別の教会の建物が行われているようですが、具体的な場所については知りません。

大きな荷物をフロントに預け、身軽になったので早速街歩きに出発しました。

数回入ったことがある、お城はこの日は素通り。

一応、写真だけは撮りました。

先ず国立絵画館に向かいました。

コルソ・デッラ・ジョヴェッカ

Via Borgo del Leoni

地図無しでも歩ける勝手知ったる所です。

コルソ・エルコーレ1世デステに出ました。

この通りを真っすぐ進めば国立絵画館に行くことが出来ます。


ディアマンティ宮殿は修復中のようです。一瞬、臨時休館かと思いました。

開館しているようで安心しました。

四角錘の大理石で出来た見事なファサードが布で覆われて台無しです。

以前に撮ったディアマンティ宮殿の外壁です。

キラキラと輝きダイヤモンドのようだと言われてます。


元に戻ります。

カルロ・ボノーニの特別展が行われていましたがスキップしました。

中の方も修復工事が行われていました。

中庭

国立絵画館の入館者は殆どいませんでしたが、カルロ・ボノーニ特別展の方はかなり賑わっていました。

工事の音が大きく響いて鑑賞には不適な環境でした。

絵画館については項を改めて詳しく触れる予定です。

ユニークなフェラーラ派画家たちの殿堂です。

常設展示の方は何処でも閑古鳥が鳴いてます。

外に出ました。

来た時と同じ道を通りました。

昼食時間でしたが、レストランに入ると午後の予定が厳しくなります。

切りピザの立ち食いで時間を捻出しました。

1570年創建のジェズ教会です。

昼下がりなので、教会の扉は当然閉まっていました。

カルロ・ボノーニ展の案内がありました。それ程有名な画家ではありません。

サン・カルロ教会


(つづく)
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