
1967年、プラート大聖堂のファサードに向かって左側に、司教館、司教館とドゥオーモの間の部屋に付属美術館がオープンしました。

プラートのサント・ステファノ大聖堂、教区の他の教会修道院にあった作品が展示されてます。
2014年頃まで、美術館の入り口は大聖堂のファサードに向かって左側の、この場所にありました。

旧入り口横のタベルナコロ

新しい入り口は鐘楼の下になりました。

入口にある案内

付属美術館の切符は、大聖堂後陣にあるフィリッポ・リッピのフレスコ画との共通券になってます。

大聖堂後陣左側に美術館に通じる階段があり、階段を上れば美術館に行くことが出来ます。しかし、階段を上れなくなっている場合が時々あるので注意が必要です。
美術館の展示は、考古学の小部門、ロマネスク様式のキオストロと回廊、聖ステファノ礼拝堂・”Volte"・Antiquarium、7つの展示室から成ってます。
旧入り口から美術館に入ると第1室から見て回ることになっていましたが、新入り口では第1室が最後となります。

新入り口から入館すると、最初の展示コーナーが”Volte"・サント・ステファノ礼拝堂・Antiquariumです。
Volte(Volto):天井 Antiquarium:出土品収蔵所

ジローラモ・リストーリ(プラート、1450c‐1512)の「磔刑」(1508‐10)

トッマーゾ・ディ・ピエトロ・トロンベット(プラート、1464‐1530c)の「我に触れるな」(1510)

ボナッコルソ・ディ・チーノ(フィレンツェ、14世紀中頃活動)の「ピエタのキリストと聖母と聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタと死者」(1340c)

ジローラモ・リストーリの「ジュリアーノ・グイッツェルミの肖像」

地下天井に描かれた紋章

フランチェスコ・ダィ・ミケーレの「善き羊飼いと聖ニッコロと聖フランチェスコ」(1390‐1400)

アントニオ・ディ・ミニアートのフレスコ画



アントニオ・ディ・ミニアートの「3聖人」


サント・ステファノ礼拝堂

逸名画家のフレスコ画


ピエトロ・ディ・ミニアートとアントニオ・ディ・ミニアートの「最後の晩餐」(1420)

ピエトロ・ディ・ミニアートとアントニオ・ディ・ミニアートのフレスコ画


ピエトロ・ディ・ミニアートとアントニオ・ディ・ミニアートの「玉座の聖母子と聖ステファノと聖ロレンツォ」





キオストロに出ました。

ロマネスク様式のキオストロ回廊(1165c)






(つづく)
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