メッシーナは、人口233,715人(2018年3月31日現在)のシチリア州メッシーナ県の県都です。
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シラクーザからメッシーナに向かいました。がら明きの車内でした。


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メッシーナ中央駅に到着しました。


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久し振り、凡そ4年振りのメッシーナです。


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シラクーザからの車中は雨天でしたが、メッシーナ駅に到着すると急に晴れてきました。


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先ず、お宿に向かいました。


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駅前は閑散としていました。


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駅近くのこのホテルに2泊の予定です。
メッシーナに来た目的はただ一つ、州立美術館に行くことでした。この日とその翌日、二回入館して傑作を十二分に楽しむ目論見です。
傑作に出会える喜びで心が弾み、一刻でも早く出会いたいとの思いで、ホテルからタクシーで美術館に向かいました。
タクシーを降り、美術館に通じる小さな坂を上りました。


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あれっ、扉が閉まってる!


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ガーン、本日休館!!!!!
建物の修復工事で休館はありますが、手書きですから、予定されていた休館ではなく、多分突発的な事由による休館だったのでしょう。


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この日は勿論開館日でした。
ショックでした。シチリアに来た主目的は、ここに入館することでしたから。
実は、この日のショックはそれ程でもなかったのです。翌日も入館する予定でしたから、「明日があるさ」と少し楽観してました。
結論を言えば、翌日も休館でした。理由は職員のストライキ?らしい。


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これがあるから、イタリアは行ってみるまで分からない、行ってみて初めて分かるのです。
わざわざ州立美術館に足を運んでも見ることが出来なかった傑作をここで触れておきましょう。


2
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ通称イル・カラヴァッジョ(ミラノ、1571‐ポルト・エルコレ、1610)の「ラザロの蘇生」


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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ通称イル・カラヴァッジョ(ミラノ、1571‐ポルト・エルコレ、1610)の「羊飼いの礼拝」


1
アントネッロ・ダ・メッシーナ(メッシーナ、1430‐1479)の「サン・グレゴリオのポリッティコ」
メッシーナのサン・グレゴリオ教会にあった多翼祭壇画です。


4
アントネッロ・ダ・メッシーナ(メッシーナ、1430‐1479)の「聖母子」(1465‐70c)


5
マリオ・ミンニティ(シラクーザ、1577‐1640)の「ナイムの後家の奇跡」
これは傑作ではありません。マリオはローマ時代のカラヴァッジョの舎弟格でしたが、凡庸な画家でした。自分の才能の見切りをつけたのか、ローマでの活躍を諦めシチリアに戻り、シチリアではかなりの成功を収めました。シチリアの逃亡してきたカラヴァッジョの面倒をよく見て仕事の斡旋をしたのです。マリオの作品が4点ほど展示されてます。


3
マッティア・プレティ(タヴェルナ、1613‐マルタ、ヴァレッタ、1699)の「手紙の聖母」


7
アントネッロ・ガジーニ(パレルモ、1478‐1536)の「聖母子」


8
フランチェスコ・ラウラ―ナ(ヴィラナ、1430‐アヴィニョン、1502)の「聖母子」
こんなところでしょうか。


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返す返すも残念でした。


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振り返って美術館の方を恨めしい思いで見ました。


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メッシーナと言う街は、美術ファンにとって、魅力あるのは州立美術館だけと言っても過言ではないと思います。


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古代ギリシャの植民地時代、ポエニ戦争の舞台、ローマ時代、中世と古い歴史ある街で本来ならば見所が豊富である筈のメッシーナですが、美術的には全く退屈なのです。


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ジェズ・エ・マリア、アル・リンゴ教会


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16世紀創建の教会ですが、拝観する程の教会ではありません。


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メッシーナには不幸な歴史があって、20世紀に再建された街なのです。
1783年の大地震によって、大きな被害を受け、この時、カラヴァッジョの作品が数点失われたそうです。
また、1908年の大地震と津波によって、メッシーナで6万人の犠牲者を出し、多くの建物が倒壊したのです。さらに第二次世界大戦では、連合国の爆撃によって大被害を受けたのです。


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貴重な歴史的建造物が失われ、都市計画に基づいて復興された街なので、新しい建物ばかりなので、見どころに欠けるのです。


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ジュゼッペ・ガリバルディ通り


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他にやることがないので困りました。


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気を取り直して教会巡りをやることにしました。


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晴れてきたのが救いです。


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カヴール通り


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教会がありましたが、拝観する気が起きません。


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整然と区画整理されてます。


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味気ないです。


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時間がつぶれません。


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イタリアに行って最も退屈だったのが、この日でした。


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第二次世界大戦後に復興された一角です。


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サン・ルーカ・エヴァンジェリスタ教会


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あの教会は美術的には何もないので、素通りしました。


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(つづく)