さて、ドゥオーモは開いているでしょうか?
やはりダメでした。
この辺は仕方がありません。
特に見たい作品があるわけではないので、残念には思いません。
ドゥオーモの直ぐ近くに、もう一つ教会があります。
右折すると直ぐに教会の建物が認められます。
Oratorio di Nostra Signora dell'Assuntaです。
1585年の記録に、この祈祷所の存在が初めて記載されてます。
1600年の火災によって消失したので、1604年から1606年に再建された建物が現在の姿です。
中に入りました。
単廊式、バロック様式の内部です。
翼廊がありません。
天井と後陣はフレスコ画で覆われてます。
かなり派手な感じがします。
ルイージ・ガイノッティ(パルマ、1859‐ジェノヴァ、1940)の「聖母被昇天」(19世紀)
ルイージ・ガイノッティによるフレスコ画
床の装飾
主祭壇
主祭壇画は、逸名画家作「聖母被昇天」(18世紀)
ジェノヴァの逸名画家作「園のキリスト」(18世紀)
ジェノヴァの逸名画家作「弟子の足を洗うキリスト」(18世紀)
ジェノヴァの逸名画家作「聖母と聖ガエターノ」(18世紀)
派手な磔刑像
ウルシーノ・デ・マリ―(ナポリ、17世紀活動)の「聖母マリア」(17世紀)
説教壇
ファサード裏の聖歌隊席
外に出ました。
次はスピノーラ城です。
この辺はストゥール川の氾濫で、何回も水につかったそうです。
氾濫の被害から逃れるために、この村の住民は出来るだけ高い場所に家を構えたそうです。
階段を上って高い道に出ます。50mと言う標識は川の水面から50mの高さを示してます。
スピノーラ城の塔
城の入り口前に古い建物があります。
13世紀に建設されたChiesa del convento dei Santi Michele e Cristinoです。
既に活動を停止した旧教会でしょう。
今上って来た道です。
カステッロ公園横の道を上ります。
ドゥオーモの鐘楼
(つづく)
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