P1900822
トリノの旧市街の中心カステッロ広場が見えてきました。


P1900827
Palazzo Madama e Casaforte degli Acaja


P1900828
城とバロック様式の宮殿が一体化した建物になってます。


059
現在のカステッロ広場には、紀元前1世紀に築かれたローマ時代の城壁と門がありました。
476年、西ローマ帝国が滅亡すると、城門は街の防衛のために要塞化されました。


049
13世紀、要塞はモンフェッラート侯爵家の所有になり、14世紀前半には、Savoy-Acaja家によって保有されることになりました。程なく、Savoy-Acaja家によって要塞は城へと拡大されました。


053
城の部分がCasaforte degli Acajaと呼ばれてます。


060
城の部分に追加する恰好で建設されたのがPalazzo Madamaです。


062
バロック様式のマダーマ宮です。


P2880273
17世紀後半、エマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイア(1528‐1580)は、サヴォイア家の首都をシャンベリーからトリノに遷都して、城に住みましたが、居住するには不便だったようで、城と一体化する構造の新宮殿の建設を決め、1578年に建設工事が開始されました。
しかし、その直後にPalazzo Reale(王宮)の建設が始まり、結局サヴォイア家は王宮に居住することになり、マダーマ宮はゲストハウスとして使用されることになりました。


P2890159
1637年、マダーマ宮の改修が行われ、現在の内部と同じ構造になりました。


P2890162
マダーマ宮のファサードは1718年から1721年にかけて建設されました。


P2890167
カルロ・エマヌエーレ2世サヴォイアの妻マリア・ジョヴァンナ・バッティスタ(パリ、1644‐トリノ、1724)は、1675年、カルロ・エマヌエーレ2世が死去すると、王宮からマダーマ宮に移り住み、幼い一人息子ヴィット―リオ・アメデオ2世・サヴォイアの摂政として、政務をみるようになりました。
マダーマ宮の名称は、マリア・ジョヴァンナ・バッティスタに由来しています。


P2890161
マダーマ宮は、時代の変遷とともに、王立絵画館、天文台、上院、裁判所として使用されてきましたが、1924年、トリノ市に売却されました。


P2860291
1934年、修復工事が開始され、長い修復期間を経て、市立古典美術館が2006年12月16日に開館したのです。


P2860297
中に入ります。


P2860303
切符売り場
展示は、地下1階、地上階、1階(日本の2階)、2階(日本の3階)の4フロアからなってます。


P2860299
ベネデット・ブリオーリ(フィレンツェ、1459‐1521)の「受胎告知」(16世紀初め)
切符売り場となっているロビーにある作品です。


P2860301
サヴォイアの工房作「セバスティアーノ・リッチの下絵による壺」(1884)


P2860306
展示室に入ります。
先ず、地上階(0階、日本の1階)から見て行きます。


P2860304
最初の部屋です。
地上階は、Gotico e Rinascimentoの作品が展示されてます。


P2860305
天井


P2860312
ピエモンテの逸名彫刻家作「三連窓」(14世紀)


P2860308
アオスタの逸名彫刻家作「トロサの聖ルドヴィーコ」(16世紀初め)


P2860310
アオスタの逸名彫刻家作「聖カテリーナ」(16世紀初め)


P2860314
Maestro della Madonna di Oropaの工房作「玉座の聖母子」(1300‐10c)


P2860318
ピエモンテ?の逸名画家の原画による「受胎告知する大天使と聖ロッコのステンドグラス」(1530c)


P2860320
次の部屋です。


P2860322
Sala Staffarda


P2860347
スタッファルダ修道院にあった木製彫刻の聖職者席、聖歌隊席、祭壇などが展示されてます。


P2860324
シャンパーニュの逸名彫刻家作のドア(1530‐40)


P2860326
サヴォイアの逸名彫刻家作「聖アントニオ・アバーテ」(1530‐40)


P2860331
16世紀初めの制作


P2860333
16世紀初めの制作


P2860337


P2860338


P2860341


P2860342
聖書台


P2860345
アンヴェルサの逸名彫刻家工房作「聖母とキリストの物語」(1535c)


P2860350


P2860351
次の部屋です。


P2860352
Sala Acaia


P2860354
ピエモンテ=アオスタの逸名彫刻家作「聖母子」(1270‐80c)


P2860357
アオスタの逸名彫刻家作「聖母戴冠と聖パンタレオーネの殉教」(1330‐40)


P2860360
Maestro della Madonna di Oropa工房作「聖マリア・マッダレーナの物語の祭壇」(1295‐1300c)


P2860363
Maestro della Madonna di Oropaの「聖母戴冠と聖人たちの祭壇前飾り」(1295‐1300c)


P2860366
アオスタの逸名彫刻家作「キリストの物語のタベルナコロ」(1330‐40)
(つづく)