Cappella Sant'Agostinoの天井フレスコ画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・スペランツァ(ローマ、1600‐1640)によって1640年に制作されました。
Cappella Sant'Agostinoの祭壇画は、ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ通称グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタと聖アゴスティーノとエレミータの聖パオロ」(1636‐37)
Cappella Sant'Agostinoの右側壁にある、ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「異端者を糾弾する聖アゴスティーノ」(1639c)
Cappella Sant'Agostinoの左側壁にある、ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「聖アゴスティーノに顕現するキリスト」(1639c)
ジョヴァンニ・バッティスタ・スペランツァ(ローマ、1600‐1640)の「聖アゴスティーノと聖霊降臨」(1640c)
トレンティーノの聖二コラ礼拝堂の天井フレスコ画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチ(ノヴァーラ、1537‐ローマ、1627)の「聖二コラの生涯」(1585c)です。
トンマーゾ・サリーニ(ローマ、1575‐1625)の「トレンティーノの聖二コラ」(17世紀初め)
トンマーゾ・サリーニは、ジョヴァンニ・バリオーネの友人です。バリオーネがカラヴァッジョ、オラツィオ・ジェンティレスキなどを訴えた、有名なバリオーネ裁判において、バリオーネ側の証人として出廷し、カラヴァッジョ側と争った画家です。カラヴァッジョ、ジェンティレスキの足元にも及ばない凡庸な画家でしたが、自己評価だけは非常に高かったという面白い存在です。
Cappella San Nicolaの、ピエトロ・ガグリアルディ(ローマ、1809‐フランスカティ、1890)の「ペスト禍」(19世紀中頃)
ピエトロ・ガグリアルディ(ローマ、1809‐フラスカティ、1890)の「聖二コラの幻視」(19世紀中頃)
中央礼拝堂
Cappella Santa Monicaの天井フレスコ画、ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチ(ノヴァーラ、1537‐ローマ、1627)の「聖モニカの生涯」(16世紀第1四半世紀)
ジョヴァンニ・ゴッタルディ(ファエンツァ、1733‐ローマ、1812)の「聖母子と聖アゴスティーノと聖モニカ」(1760c)
ジャチント・ブランディ(ポーリ、1621‐ローマ、1691)の「三位一体の幻視」(1660c)
ローマ派逸名画家作「悪魔に取りつかれた人を救出する聖人」(1660c)
ローマ派逸名画家作「病人を癒す聖人」(1660c)
ローマ派逸名画家によって描かれたCappella Santo Spiritoの天井フレスコ画(1660c)
聖アポッロニア礼拝堂の祭壇画は、ジローラモ・ムツィアーノ(ブレーシャ、1532‐ローマ、1592)の「獄中の聖アポッロニア」(1585c)
聖アポッロニア礼拝堂左側壁にある、フランチェスコ・ローザ(スイス、ジュネーヴ、1638‐ローマ、1687)の「無垢」(1660c)
聖アポッロニア礼拝堂右側壁の、フランチェスコ・ローザ(スイス、ジュネーヴ、1638‐ローマ、1687)の「殉教」(1660c)
フランチェスコ・ローザ(スイス、ジュネーヴ、1638‐ローマ、1687)によって1660年頃に描かれた天井フレスコ画「天上の聖アポッロニア」
聖キアーラ礼拝堂の祭壇画は、セバスティアーノ・コンカ(ガエータ、1680‐ナポリ、1764)の「モンテファルコの聖キアーラに顕現するキリスト」(1751c)
逸名画家によって18世紀中頃に描かれた、聖キアーラ礼拝堂のフレスコ「聖キアーラの物語」
Cappella Pio
Cappella Pioの祭壇
ジローラモ・ナンニ(ローマ、?‐1642)のCappella Pioの天井フレスコ画
右側廊
左側廊
見所が豊富です。
外に出る前に、もう一度「ロレートの聖母」を見ました。
外に出ました。
カラヴァッジョ作品がある3つの教会のうち、ここが最も人出が少ないのは何故でしょうか?
(この項、おわり)
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