
次はサンタ・クローチェ聖堂です。

街角のタベルナコロが見えてきました。

街角のタベルナコロ

かなり出来の良い「聖母子と2聖人」です。制作者、制作された時期などの詳細が不明です。

地上階の窓が鉄格子で守られてます。これだけ頑丈にしないと危険?

あのアーチを潜れば、サンタ・クローチェ広場は直ぐ傍。

ジュゼッペ・ヴェルディ通り

ラ・マレンマの前を通り過ぎます。どれを食べても美味しく、値段もリーズナブルなのでお勧めです。

サンタ・クローチェ広場に来ました。

サンタ・クローチェ聖堂を拝観しました。ここについては既に取り上げました。

Via de'Benciを通ってホーン美術館に向かいました。
写真左は、1456年に建設されたPalazzo Mellini- Fossiです。

写真左は、1260年から1266年に建設されたPalazzo Albertiです。

ホーン美術館の建物が見えてます。

ホーン美術館が置かれているPalazzo Corsiです。
元々は1357年以前にアルベルティ家によって建設された建物ですが、1489年にコルシ家に売却され、コルシ家によって1495年から1502年にかけてルネサンス様式に再構築された建物です。

イギリス人の美術史家で、美術品収集家だったハーバート・パーシー・ホーン(ロンドン、1864‐フィレンツェ、1916)が個人収集した美術品を展示するために、1912年にコルシ宮を購入しました。
ホーン氏は、美術品と共にコルシ宮で過ごしましたが、1916年に没すると、建物と収集物はトスカーナ州に売却されました。

収集物を管理し、展示するために財団が設立され、1921年に一般公開されるようになりました。

美術館の入り口です。

建物の装飾

入館者は何時も少ないと思います。

入館しました。
中は写真不可です。
作品画像がないと美術館の紹介は無理なので、外部サイトから主な展示作品の画像を拝借して載せておきましょう。

ジョット・ディ・ボンドーネ(コッレ・ディ・ヴェスピニャーノ、1267c‐フィレンツェ、1337)の「聖ステファノ」(1320‐25)

ピエトロ・ロレンツェッティ(シエナ、1280/1285c-1348c)の「3聖人」(1315c)

聖人

アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖女

ルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」(1512c)

ドメニコ・ベッカフーミ(モンテアペルティ、1486-シエナ、1551)の「聖家族と聖人たちのトンド」

ピエロ・ディ・コジモ(フィレンツェ、1461-1522)の「瞑想の聖ジローラモ」(1490-1500c)

フィリッポ・リッピ(フィレンツェ、1406-スポレート、1469)の「ピエタ」

マザッチョ(カステル・サン・ジョヴァンニ・イン・アルトゥーラ、1401-ローマ、1428)の「聖ジュリアーノの物語」(1424c)

ベノッツォ・ゴッツォーリ(フィレンツェ、1420c-ピストイア、1497)の「十字架降下」(1497)

ヤコポ・サンソヴィーノ(フィレンツェ、1486-ヴェネツィア、1570)の「聖母子」(1500-10c)

ドッソ・ドッシ(サン・ジョヴァンニ・デル・ドッソ、1468c-フィレンツェ、1542)の「音楽の寓意」(1485c)
有名芸術家の作品が揃ってます。

外に出ました。

多翼祭壇画の分解されたパネル作品が多いホーン美術館です。

写真左はPalazzo Grifoni- Libriです。

敷地面積によって税額が決まるので、それに対処するために工夫された建物です。

Via de'Neri

通りの突き当りがヴェッキオ宮です。




相変わらずの混雑でした。


街角のタベルナコロを見ます。

アレッサンドロ・ゲラルディーニの「聖フィリッポ・ネリに顕現する聖母子」(17世紀末)

(つづく)
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