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サンタ・クローチェ聖堂を出て、広場を見ます。


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広場の元は、アルノ川の2つの流れに挟まれた中洲の島でした。


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1226年から1228年にフィレンツェにやってきたフランチェスコ会に対して、都市国家フィレンツェはその活動拠点として中洲の島を与えました。


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フランチェスコ会修道士と、修道士の説教を聞いた信者によって、アルノ川の流れが変えられ、埋め立てられ陸地となりました。その埋め立てられた広大な土地の一部が広場です。


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広場はカルチョの競技場など多くの催事が行われる場所でした。


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広場に面して歴史的建造物が建ち並んでます。


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1485年から1490年に、14世紀の基礎部分の上に建設されたPalazzo Cocchi- Serristoriです。


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Palazzo Cocchi- Serristoriに向かって左の建物は、14世紀に建設されたCasa Chivacchiです。
その右(写真では左側)の建物はペルッツィ家が所有していたPalazzo Bartolini Baldelliです。


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写真右端の建物はCasa Benvenuti Gallettiです。1427年の記録に記載されている建物ですが、現在の姿は16世紀の改修後のものです。


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一つ一つ触れて行くとキリがありません。


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写真左手前の建物はPalazzo Borghiniです。文学者、哲学者だったラファエッロ・ディ・ドメニコ・ボルギーニ(1537-1588?)が1552年に購入して1558年まで住んでいました。建物の名称は彼に由来します。


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フレスコ画で有名な建物があります。


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Palazzo dell'Antellaです。


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14世紀に建設され、16世紀後半に現在の規模に増築されました。


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17世紀初頭、この建物はNiccolo dell' Antellaによって購入されました。持ち主となったニッコロは、広場に面した外壁をフレスコ画で装飾することにしました。


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そうして、建築家でデザイナーのジュリオ・パリージ(フィレンツェ、1571-1635)の原案に基づき、ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョヴァンニ(サン・ジョヴァンニ・ヴァル・ダルノ、1592-フィレンツェ、1636)によって1619年から1620年にかけて制作されたフレスコ画です。


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フレスコ画は、ジョヴァンニ・ダ・サン・ジョヴァンニ1人によって制作されたものではなく、ジョヴァンニの指示監督のもとに13人の画家が制作に参加しました。


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制作に加わった13人の画家ですが、ドメニコ・パッシニャーノ通称イル・パッシニャーノ(パッシニャーノ、1559-フィレンツェ、1638)、マッテオ・ロッセリ(フィレンツェ、1578-1650)、ミケランジェロ・チンガネッリ(セッティニャーノ、1558-フィレンツェ、1635)など現在まで名前が知られている画家たちがいました。


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広場だけでもじっくり見ようとすれば、小一時間必要でしょう。


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広場から去る前に、もう一度サンタ・クローチェ聖堂を見ました。


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高さ94mのヴェッキオ宮の塔が見えます。


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Via dell' Anguillara


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この通りを真直ぐ進めばサン・フィレンツェ広場に出ます。


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この付近にローマ時代の円形劇場があったそうです。


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写真右の建物にタベルナコロがあります。


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聖母子のタベルナコロ


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次はサンティ・シモーネ・エ・ジュダ教会です。


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サンティ・シモーネ・エ・ジュダ教会です。扉が開いているように見えました。


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ところが入り口前にロープが張られて立ち入り禁止の表示が・・・・・
残念ですが、仕方がありません。


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入口扉上ルネッタのフレスコ画は、ニコデモ・フェルッチ(フィエーゾレ、1575-フィレンツェ、1650)の「聖母子と聖シモーネと聖ジュダ」です。


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Via dell' Isola delle Stinche


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ギベッリーニ通り


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この通りを真直ぐ進めばバディア・フィオレンティーナ教会に出ます。


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写真右は新古典様式のボルゲーゼ宮です。


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写真左はバルジェッロ宮です。


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これが何なのか、私には分かりません。


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ギベッリーニ通りを右折してVia Giraldiに入ります。サン・プロコーロ教会がお目当てです。


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13世紀に建設された、ロマネスク様式のサン・プロコーロ教会です。


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色褪せているファサードのフレスコ画
サン・プロコーロ教会はかって美術品の宝庫でした。現在、それらはフィレンツェのアカデミア美術館、ウフィツィ美術館で見ることが出来ます。


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こちらはVia de' Pandolfiniで、Via Giraldiと交差してます。


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Via Giraldiの突き当りにあるのは、Palazzo Ramirez de Montalvoです。


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ナポリ副王の娘エレオノーラ・ディ・トレドに従ってフィレンツェに来たアントニオ・ラミレスは、コジモ1世の召使になりました。大変有能でコジモ1世に気に入られ、その恩賞としてコジモ1世から、この場所の建物を贈られました。
1568年、コジモ1世の肝いりでバルトロメオ・アマンナーティの設計によって建設されたのがPalazzo Ramirez de Montalvoです。ファサードの装飾はジョルジョ・ヴァザーリによるものです。


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Borgo di Albizi
(つづく)