Parco delle Basiliche
Basilica Collegiata Prepositurale di San Lorenzo Maggiore
サンタ・マリア・デッラ・ヴィット―リア教会です。
1629年から1669年にかけて再建されたバロック様式の建物です。
1996年にルーマニア正教会の所有となったので、オルトドッサ・ルメーナ(ルーマニア正教会)教会とも呼ばれてます。
サンタ・マリア・デッラ・ヴィット―リアは中世のティチネーゼ門の前にあります。
中世のティチネーゼ門です。
11世紀に築かれた城壁のうち、残っているのはこの門だけです。
門を潜って11世紀の城壁内に入りました。
現在の門の姿は、1861年に建築家カミッロ・ボイト(ローマ、1836‐ミラノ、1914)によって大きく改造された後のものです。
門を潜ると、3‐4世紀の異教寺院の遺跡があります。
異教寺院のコリント式列柱
異教寺院遺跡は若者たちの憩いの場となってます。
コリント式列柱の保護のために、この区間だけトラムが単線になってます。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂です。
聖堂ファサード前に立つのは、ミラノ勅令を出したコンスタンティヌス帝像です。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂を拝観しました。
外に出ました。
床屋に行きます。
イタリアにおける唯一の散髪経験をした店。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂の横を通ってトリノ通りの教会に向かいました。
サン・ジョルジョ・アル・パラッツォ教会です。
聖ジョルジョのコンスタンティヌス軍事騎士団によって12世紀に建設された教会です。
ファサードは18世紀のものです。
ファサードの装飾
19世紀末に追加されたクーポラ。
拝観しました。
次はサン・セバスティアーノ寺院です。
サン・セバスティアーノ寺院です。
Civico Tempioなんてあるんですね。
ペッレグリーノ・ティバルディの設計によって、1577‐1616年に建設されたマニエリスム様式の教会です。
トリノ通りに面して建ってます。
4‐5世紀に建設されたサン・ジョヴァンニ・イン・コンカ教会だった残骸です。
次はサント・ステファノ・マッジョーレ聖堂です。
聖堂はサント・ステファノ広場にあります。
サント・ステファノ・マッジョーレ聖堂です。
417年に建設されたサン・ザッカリア教会が前身です。10世紀に奉献する聖人が聖ステファノに変更され、サント・ステファノ教会に名称が変更されました。
1070年に火災のために消失したので、1075年にロマネスク様式で再建されました。
1476年12月26日、聖堂内でミラノ公爵ガレアッツォ・マリア・スフォルツァ(フェルモ、1444‐ミラノ、1476)が暗殺されたことで有名です。
また画家のカラヴァッジョ(本名:ミケランジェロ・メリージ)がこの聖堂で1571年9月30日に洗礼を受けました。
2007年2月、カラヴァッジョの洗礼記録が発見され、カラヴァッジョのミラノ生まれが確定したのです。
ファサードの彫刻
聖堂の入り口
聖堂内に入りました。
出入口方向
外に出ました。
サント・ステファノ・マッジョーレ聖堂の横にあるサン・ベルナルディーノ・アッレ・オッサ教会です。
1127年に建設された納骨堂が前身です。
すっかり夕方になりました。
23番のトラムに乗車して移動しました。
ドゥオーモ広場に戻りました。
(つづく)
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