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次はサン・ロッコ教会です。


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残念ながらサン・ロッコ教会の扉が閉まっていました。


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1500年、ファエンツァにサン・ロッコ同信会が設立され、新教会の建設が決まりました。そうして1519年に建設されたのがサン・ロッコ教会です。


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ファサード下に柱廊がありましたが、その後撤去されました。煉瓦積みの現在のファサードは1850年頃に再建されたものです。


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サン・ロッコ教会ファサードが面しているサン・ロッコ広場です。


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次はサンタ・ウミルタ・デイ・ネグサンティ教会です。


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通りの先に教会が見えてます。
中世から近世にかけての西洋美術は基本的にキリスト教関連となります。その当時の傑作とされる作品の多くは教会にあった、或いは現在も教会にあります。それが教会巡りをする理由です。


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写真左は女子修道院だった建物です。


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1741年から1744年にかけて建設されたバロック様式のサンタ・ウミルタ・デイ・ネグサンティ教会です。


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教会はヴァロンブロザーネ女子修道院に併設されていました。


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女子修道院は閉鎖され、教会の方も宗教活動を停止しています。


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女子修道院の建物は古典科学高校の校舎として使用されてます。旧教会の建物は同高校の講堂や会議室に転用されてます。


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ファエンツァ出身の聖ウミルタ(ファエンツァ、1226-フィレンツェ、1310)は主にフィレンツェで活動した女子修道士です。ファエンツァの守護聖人になってます。


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バスコリ通りの突き当りに歴史的建造物があります。


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14世紀に建設されたCasa Bubaniです。


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1807年、弁護士だったカルロ・ピア―ニが購入した建物なので、Casa Pianiとも呼ばれてます。建物を手に入れると、ゴシック様式から新古典様式に改修したのですが、改修後に資金難に陥り、手放すことになったそうです。


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Casa di Dio、Loggia dei Fantini、Portico della Caritaです。視点を何処に置くかによって、それぞれ名称が違います。


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15世紀初めに建設された孤児養育院と附属病院が前身です。現在は病院です。


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Palazzo Mazzolani


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この建物の由来など詳しいことを知りません。


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見逃しそうですが、写真左端に教会があります。


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サン・ジュゼッペ教会です。


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元はファエンツァで最古の教会の一つでしたが、信者数が少なく資金難が絶えず付きまとっていたそうです。19世紀前半のファエンツァ市街地整備の際、教会の土地などの資産を売却し、新たに建設される建物に一角に教会が置かれるようになったそうです。


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Corso Mazziniを少し進みます。


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サンティ・ヴィターレ・エ・クレメンテ教会です。


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教会の歴史は14世紀に遡るそうです。


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現在の建物は地元の建築家ピエトロ・トンバ(ファエンツァ、1774-1846)の設計によって1831年に再建された二代目となるものです。


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平日になると路上駐車の車が多くなるようです。


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市民病院の建物です。


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写真左側に教会が写ってます。


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1929年から1930年に建設されたネオ・ゴシック様式のサン・サヴィーノ教会です。


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然程長い距離を歩いていないにも拘らず、この教会の多さに驚きです。そんなに需要があるの?と思ってしまいます。


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開いている教会が少ないのは、需要が少ないの証左?


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恐らくサン・ドメニコ教会ならば開いているだろうと思いました。平日の午前と午後にミサが予定されてます。


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同じ通りを戻ります。


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サン・ドメニコ教会はジョヴァンニ・ギナッシ通りのサン・ドメニコ広場にあります。


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ファエンツァに来たのは、この時で4回目でした。


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場所や方角がある程度頭に入っているので、裏通りに入っても迷うことはありません。


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サン・ドメニコ教会の直ぐ傍まで来ました。


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並木道の左側にサン・ドメニコ教会があります。


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ロトンダ・ロッシです。


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(つづく)