051
1260年から1266年に建設された、ロマネスク様式のサン・フランチェスコ教会です。
なお、サン・フランチェスコ修道院は教会よりも早く1259年に建設されました。


052
1769年、ヴェネツィア元老院によって、修道院と教会は閉鎖されました。修道院の建物はウーディネ市が病院として使用するために取得して、1770年から1920年まで病院として使用されました。
教会の方は倉庫として使用され、宗教活動が再開されることはありませんでした。


054
鐘楼がある方は後陣になります。ファサード側に回ります。


056
サン・フランチェスコ教会のファサードです。


081
第二次世界大戦中にドイツ軍の爆撃によって大きな被害を受け、戦後に修復されて蘇りました。現在は、ウーディネ市の所有となっており、多目的ホールとして使用されてます。


055
幸運にも身廊側の扉が開いてました。
閉まっていることが殆どで、開いていても催事や会議等によっては関係者以外立ち入り禁止となっていることがあって、中に入る機会が中々ありません。


079
中に入りました。
更に幸運なことには、この日は新たな展示の工事を行うようで、壁に描かれたフレスコ画の遮蔽物が何もない状態でした。係員に尋ねたら、工事の邪魔にならなければ自由に見学しても良いとの事だったので、壁に描かれたフレスコ画をじっくり見ることが出来ました。
単廊式、ラテン十字形、ロマネスク様式の内部です。1769年に閉鎖された後、倉庫に転用するため身廊を現在のように改造しました。


057
変な所にライトがあって、フレスコ画鑑賞の妨げになってましたが、贅沢は言えません。


058
剥離、退色が進んで保存状態が良くない箇所がかなりあります。これ以上の落剝を防止するため、フレスコは一旦剥離されてから板の上に移されてます。


059
木組みの天井を除き、壁と言う壁全面にフレスコ画があったとされてます。


060
ヤコポ・ダ・モンタニャーナ(モンタニャーナ、1443c-パドヴァ、1499)と逸名画家(ピエトロ・ダ・シエリア?説が一部であり)によって1440年に制作されたフレスコ画です。


061
フレスコ画のテーマは「ベアート・オドリ―コの生涯」(1440)


062
ファサード裏


063
ジョット派?逸名画家作のフレスコ画


064
ジョット派逸名画家作「聖母子」(14世紀)


065
ヴェネツィアで活動した逸名画家によるフレスコ画(14世紀第2四半世紀)


067
ピエトロ・ダ・リミニ(リミニ、1280-1350)によるフレスコ画
逆光でダメな写真です。


070
ウンブリアの逸名画家によるフレスコ画(14世紀)


071
071
トスカーナの逸名画家によるフレスコ画(14-15世紀)


073
詳細不知の天井フレスコ


074
詳細不知の天井フレスコ


076
もう一度じっくりと見ました。


077
滅多にない機会でした。係員に感謝の言葉を伝えました。


091
外に出ました。


087
ドゥオーモです。
この後、ドゥオーモを拝観したのですが、ドゥオーモは(その3)として集中的に取り上げることにして、先に進めます。


192
ドゥオーモの拝観を終えて外に出ました。


193
次はリベルタ広場です。


194
リベルタ広場に向かうヴィットリオ・ヴェネト通りの柱廊を通りました。


196
旧市街の中心リベルタ広場にやってきました。


200
必見の建築物やモニュメントが溢れる広場です。


201
リベルタ広場からヴィットリオ・ヴェネト通りを眺めれば、ドゥオーモの鐘楼が目に入ります。


215
16世紀制作された「カッラーラの噴水」


199
リオネッロのロッジャです。


214
リオネッロ・ロッジャの後方にあるのは、Palazzo d' Aroncoです。


232
建築家ライモンド・ダロンコ(ジェモ―ナ・デル・プリオリ、1857-サン・レモ、1932)によって1887年に建設された市庁舎、Palazzo d' Aroncoです。


889
ニコロ・リオネッロ(ウーディネ、1400c-1462)の設計によって、市庁舎として1441年に創建され、1455年に完成したリオネッロのロッジャです。当時の姿は現在とかなり異なります。
1511年の地震で大きな被害を受け、さらに1685年に火災によって大部分が消失し、幾度となく拡張、修復、改造を経て現在の姿になりました。


220
ロッジャの中に入りました。


221
ロッジャの中も創建時の姿と大きく異なります。


222
ロッジャから見たサン・ジョヴァンニ教会とロッジャ


223
ウーディネを代表する景観と言えるでしょう。


224
「正義の像」と「平和のモニュメント」が見えます。
カステッロの入り口のArco Bollaniが見えますが、この門はアンドレア・パッラーディオの作品です。


225
ニコロ・モチュニーゴ像


226


227
ジュゼッペ・ゲディーナ(コルティナ・ダンペッツォ、1825-1898)の「聖母子と3音楽天使」


229
この場所には、1511年の地震後に行われた大修復工事の際、ジョヴァンニ・アントニオ・デ・サッキス通称イル・ポルデノーネ(ポルデノーネ、1483-フェッラーラ、1539)の「聖母子」があったそうですが、1685年の火災で焼失してしまいました。
ロッジャのデッサンにポルデノーネの「聖母子」らしきものが描かれていたので、そのデッサンからインスピレーションを得て、ジュゼッペ・ゲディーナが制作したそうです。


230
(つづく)