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モンティチーノ聖域の参道を上ります。


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参道の左右に祠があります。


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聖域のファサードまで15の祠があり、各祠に聖母の生涯、キリストの生涯の浮彫(多分金属製)があります。
制作者や制作された時期等の詳細が分かりません。
「受胎告知」


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「ご訪問」


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ブリジゲッラの町を見下ろす3つの山があり、それぞれの頂上に時計塔、要塞、聖域があります。モンティチーノ聖域は第3の山にあるので、目立ちます。そのため、聖域に訪れる観光客がかなりいます。残念ながら、聖域は美術的な見所は殆どありません。私がここに来たのは、ブリジゲッラに来たからには聖域に行かないと格好がつかないという、単なる自己満足からです。


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「羊飼いの礼拝」


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「聖母の浄化」


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「博士たちとの問答」


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「園の祈り」


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参道途中にある十字架


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「キリストの鞭打ち」


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「荊刑のキリスト」


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聖域の歴史に関する説明板があります。


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「カルヴァリオへの上り」


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「磔刑」


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「キリストの復活」


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聖域の後陣がその姿を現しました。


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「キリストの昇天」


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レンガ積みの後陣です。


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「聖霊降臨」


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「聖母被昇天」


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「聖母戴冠」


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ベアータ・ヴェルジネ・デル・モンティチーノ聖域 Santuario della Beata Vergine del Monticinoです。


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1626年、ボンファンテ門(現存しません)近くにテラコッタ製の聖母子像が置かれましたが、直ぐに信仰を集め、聖母子像が置かれた場所が巡礼地となりました。


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この付近に門があったとされてます。


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1662年、テラコッタ製の聖母子像を収めた礼拝堂が第3の山の頂上に建てられましたが、その礼拝堂が聖域の前身です。


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現在、その聖母子像は聖域の主祭壇に組み入れられてます。


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1758年、礼拝堂は取り壊され、現在の建物の元となる建物に置き換えられました。
1926年、建築家エドアルド・コッラマリーニ(ボローニャ、1863-1928)によって、現在の姿に改造されました。その際、ファサードはサヴィーノ・レーガ枢機卿(ファエンツァ、1860-1889)によって寄進されました。


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扉が閉まってますが、開錠されているので、拝観することが出来ます。扉が閉まっているので、中に入らず、そのまま立ち去る人がかなりいます。


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中に入りました。


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単廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。


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4本のコリント式の柱が目立ちます。


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地味な天井


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後陣のフレスコ画は、サヴィーノ・レーガ(ファエンツァ、1813-1889)によって、1850年から1853年に制作されました。


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主祭壇です。


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主祭壇のテラコッタの聖母子(写真再掲)です。


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一見、主祭壇後方に置かれた彫刻のように見えますが・・・・・


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よく見たら、彫刻のように見えるように描かれた騙し絵のフレスコ画です。


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後陣のフレスコ画以外、祭壇画等の作品帰属、詳細が私には全く分かりません。


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主祭壇前から見た出入口方向


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外に出て、聖堂横の階段を下りました。


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階段下の道路に出ると、視界が開けて絶景が楽しめました。


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(つづく)