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Corso Giosue Carducciから広場に差し掛かるとドゥオーモが見えてきます。


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ドゥオーモ広場に入りました。


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ドゥオーモ広場に建つ、グロッセート司教区の司教座教会 Cattedrale di San Lorenzoです。


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現在、ドゥオーモが建っている場所にローマ時代初期に建設された壮大な神殿がありました。392年、テオドシウス帝によってキリスト教会が国教として認められると、神殿はサンタ・マリア・アッスンタ教会と呼称される初期キリスト教会に改修転用されるようになりました。この初期キリスト教会が現在のドゥオーモの前身です。


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グロッセートが属していた司教区司教座は12世紀前半までグロッセートの北10kmにあるロッゼレにありましたが、1138年、第164代教皇インノチェンツォ2世(ローマ、?-1143 在位:1130-1143)はグロッセートに司教座を移して、ローマ時代の神殿を転用したサンタ・マリア・アッスンタ教会の建物を取り壊して、その上に新しい建物を建設して司教座教会にすることを決定しました。


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そうして、当時の一流建築家ソッツォ・ディ・ルスティキーノが起用され、ソッツォの設計、工事監督によって、1294年に創建され、1302年に完成した建物が現在の姿の原形となってます。
14世紀初めに奉献式が執り行われ、それを機に聖ロレンツォ司教座教会と改称されました。


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再建された建物のファサードは、1338年から1340年に建設されましたが、19世紀初めには経時劣化によって一部危険となったので、1840年から1845年にかけて、現在の赤と白の大理石を組み合わせて改修工事が行われました。
現在のファサードは、この改修後の姿であり、少し新しく見えます。


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バラ窓


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16世紀に追加されたランタン


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四福音書記者の彫刻は、アゴスティーノ・ディ・ジョヴァンニ(シエナ、1285c-1347c)とその息子ジョヴァンニ・ディ・アゴスティーノ(シエナ、1310-1348)によって1320年から1340年に制作されました。
聖ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタの彫刻


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聖ルカ


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聖マルコ


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聖マッテオ


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ダンテ広場から見た右側外壁


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サイドポータル上ルネッタの「聖母子」の彫刻は、レオポルド・マッカリ(1850-1894?)によって制作されました。


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右側壁に描かれた日時計のフレスコ画は、アルナルド・マッザンティ(ミラノ、1939-)によって1983年に制作されました。


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グロッセートの紋章


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1402年に建設された鐘楼です。


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拝観します。


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聖堂内に入りました。


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三廊式、ラテン十字形の聖堂内部です。創建当時のロマネスク・ゴシック様式の構造を維持してますが、その後に行われた修復、改修を経ていて、創建時の姿を想像できません。
現在の姿は、1856年から1865年に行われた改修後のものです。


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身廊中央通路から見た右側廊方向


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聖堂の構造図


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左側廊


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右側廊


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主祭壇と後陣


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主祭壇は、ジョヴァンニ・アントニオ・マッゾ―リ(1639-1714)によって1692年に制作されました。


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彩色磔刑像が必見です。


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ロレンツォ・ディ・ピエトロ通称イル・ヴェッキエッタ(シエナ、1410-1480)に帰属する「彩色磔刑像」(15世紀後半)


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マドンナ・デッレ・グラツィエ礼拝堂です。


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マッテオ・ディ・ジョヴァンニ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1430-シエナ、1495)の「聖母と天使たち」(1470)


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サン・ロレンツォ礼拝堂です。


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詳細不知の「羊飼いの礼拝」


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かなり出来が良いと思います。


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詳細不知


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十字架の礼拝堂です。


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制作者情報不知の「木製磔刑像」(15世紀)


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詳細不知の礼拝堂
(つづく)