Museo Civicoが休館日と分かったので、教会巡りに集中することにしました。
Piazza Caduti per la Libertaを通り過ぎます。
次はサン・ジョヴァンニ・デコッラート教会です。
ブラの街歩きを書くに当たって、ブラと検索するとブラジャーばかり。この塔は分かってますが、「Torre di Bra」と検索するとTorre di Oro(これもブラジャー)が出てきます。
この時計塔の建物は、これから行くサン・ジョヴァンニ・デコッラート教会の鐘楼です。
駅からホテルに向かった時、カヴール通りの突き当りにあった教会がサン・ジョヴァンニ・デコッラートです。
decollatoは、打ち首する decollareの派生語です。サン・ジョヴァンニ・デコッラート教会は、斬首された聖ジョヴァンニ・バッティスタ(洗礼者聖ヨハネ)に奉献しています。
教会は、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りに面してます。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りです。教会は、この先、モッファ通りとの交差点に直ぐ先にあります。
Via Moffa di Lisio
サン・ジョヴァンニ・デコッラート教会です。
1588年、慈悲の同信会Compagnia della Misericordia、またはBattuti Neriが設立されました。設立された同信会によって、1591年に建設された教会です。
囚人と死刑を宣告された人々を支援し、死刑執行された人々を埋葬する役割を果たすために同信会が設立されたのです。
バットゥーティ・ネリ教会とも呼ばれてます。非常にシンプルな構造をしています。
中に入りました。
単廊式、ラテン十字形の内部です。
外観と比べて内部が少し華美な装飾が施されているのは、死刑となった人々とその家族への、せめてもの、はなむけからと言われてます。
身廊天井
主祭壇
後陣の装飾は、建築家で画家でもあり、彫刻家だったジョヴェナーレ・ボエット(フォッサーノ、1604-1678)の作品です。
フレスコ装飾もジョヴェナーレ・ボエット(フォッサーノ、1604-1678)によるものです。
主祭壇画は「聖ジョヴァンニ・バッティスタの斬首」
ジャン・クラレット(ブリュッセル?、1599-サヴィリアーノ、1678)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタの斬首」
詳細不知
ピエトロ・パオロ・オペルティ(ブラ、1704-1793)の「磔刑像を崇める聖ドメニコ」
ピエトロ・パオロ・オペルティ(ブラ、1704-1793)の「天上の聖母子と聖女」
アゴスティーノ・コットレンゴ(ブラ、1794-1853)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタの誕生」
アゴスティーノ・コットレンゴ(ブラ、1704-1793)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタの弁明」
アゴスティーノ・コットレンゴ(ブラ、1794-1853)の「キリストの洗礼」
アゴスティーノ・コットレンゴ(ブラ、1794-1853)の「聖ジョヴァンニ・バッティスタの説教」
詳細不知
ジョヴェナーレ・ボエット(フォッサーノ、1604-1678)の天井フレスコ画
詳細不知
詳細不知
祭壇前から見た出入口方向
祭壇に一礼してから外に出ます。
外に出ました。
(つづく)
コメント