サン・シメオーネのキオストロ回廊です。
現存するサン・シメオーネのキオストロ回廊は1458年から1480年に建設されました。
後期ゴシック様式の柱廊です。
柱廊の壁ルネッタにフレスコ画があります。
15世紀後半にフランドルの画家数名によって制作されたと帰属されてます。
ルネッタのフレスコ画のテーマは、聖シメオーネの生涯の物語となってます。
天井に修道士、司教が描かれてます。
これもフランドルの画家数名の作品です。
色褪せてはっきり見えない所は、当初、教皇が描かれていたそうです。
暇そうに立っている人は、この日のガイドさんです。客が私一人で、私が熱心に見て回るので、その間、暇を持て余したようでした。
サン・シメオーネのキオストロ
サン・シメオーネの柱廊から修道院修士会堂 Sala del Capitoloに入りました。
1007年、テダルド・ディ・カノッサ伯爵(?-1012)によって創建された修道院の一部が残されてます。
最初に建設された建物の土台
ロマネスク様式の建物でした。
20世紀に修復された柱頭
1458年から1459年に改造されたクロスヴォールトです。
(つづく)
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