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聖三位一体教会、サンティッシマ・トリニタ教会です。


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ドゥオーモの隣に位置する、この場所に1459年に建設されたサン・セバスティアーノ礼拝堂がありました。
17世紀初頭、聖三位一体同信会は、サン・セバスティアーノ礼拝堂を取り壊し、その上に新教会の建設を決めました。そうして、1626年に創建されたのがバロック様式のサンティッシマ・トリニタ教会です。最終的な建物の完成は1750年でしたが、奉献式は後陣と内陣が一応の完成を見た1631年に行われました。


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現在のファサードは、地元の建築家二コラ・モッゾの設計によって1956年に再建された二代目のものです。


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1630年に建設された鐘楼です。


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ファサードに柱廊が設けられてます。


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入口扉上ルネッタの浮彫


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「三位一体」


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柱廊天井のフレスコ


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中に入りました。


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単廊式、バロック様式の内部です。


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左右に煌びやかに装飾された礼拝堂があります。


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スタッコ彫刻とフレスコ画で壁が埋め尽くされてます。


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Presbiterio


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主祭壇が有名です。


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ジョヴァンニ・アントニオ・ヴァ―リオ・ディ・ぺッティネンゴ(ビエッラ、1660-1697)の主祭壇(1682-84)


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巧緻な彫刻


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高く評価されていたジョヴァンニ・アントニオ・ヴァ―リオでしたが、病弱のため、37歳の若さで没してしまいました。そのため、残された作品は僅か数点に終わりました。


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ヴィンチェンツォ・コスタンティーノ(ピエモンテ、17世紀前半活動)の「三位一体」(1640)


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アントニオ・チャンチャ・ペッローネ(カプリエーレ、ビエッラ、1822-1890)の「カルヴァリオへの上り」(1865)


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ヴィンチェンツォ・コスタンティーノ(ピエモンテ、17世紀前半活動)の「受胎告知」(1640)


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17世紀のピエモンテの逸名彫刻家作「磔刑像」


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ヴィンチェンツォ・コスタンティーノ(ピエモンテ、17世紀前半活動)の「エジプトへの逃避」(1640)


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詳細不知


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カウンターファサードにオルガンがあります。


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アントニオ・チャンチャ・ペッローネ(カプリーレ、ビエッラ、1822-1890)の「聖母被昇天」(1865)


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アントニオ・チャンチャ・ペッローネの作品


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アンセルモ・アラシ―ナ(1585-1650)の「ロレートの聖母と聖人たち」


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詳細不知


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アンセルモ・アラシ―ナ(1585-1650)の「キリストの誕生」(1640)


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アンセルモ・アラシ―ナ(1585-1650)の「割礼」(1640)


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アンセルモ・アラシ―ナ(1585-1650)の「マギの礼拝」(1640)


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ジョヴァンニ・フランチェスコ・アラシ―ナ(1611-1664)の「キリストの神殿奉献」(1640)
ジョヴァンニ・フランチェスコはアンセルモの息子でしょうか?


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17世紀のピエモンテの逸名画家作「聖母戴冠」


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アンセルモ・アラシ―ナ(1585-1650)の「父なる神」(1641)


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もう一度祭壇を見てから外に出ます。


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後陣の先にドゥオーモがあります。


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ドゥオーモの洗礼堂です。
(つづく)