コルトーナは、人口21,404人(2020年8月31日現在)のトスカーナ州アレッツォ県にあるコムーネで、丘上に旧市街があります。
私が大好きなルカ・シニョレッリ(コルトーナ、1450c-1523)所縁の地なので、殆ど毎年のように訪れてます。
前泊地はペルージャでした。
ペルージャ駅に到着しました。
ペルージャ駅前の噴水
ペルージャの旧市街からコルトーナの旧市街に行くのは、結構大変です。
ペルージャからカムーチャ・コルトーナまで列車で向かいました。
理由不明の遅れ30分でカムーチャ駅に到着しました。
旧市街の入り口にある広場に行くバスがあり、多少の列車遅れならば接続を待ってくれることがありますが、30分遅れでは流石に無理というもの。
幸運にもタクシーが駅前にいたので、タクシーでホテルに向かいました。
この日のお宿です。旧市街の中心にあって便利なので、このホテルに泊まることにしてます。
チェックインを済ませて早速外に出ました。
バスで来るはずだったので、バス停があるサンタゴスティーノ門まで戻ります。
サンタゴスティーノ門です。
サンタゴスティーノ門を潜ってグエルファ通りに入りました。
門を入った所に土産物屋が出てました。
先ず、サンタゴスティーノ修道院です。
サンタゴスティーノ修道院の入り口です。
こちらはサンタゴスティーノ教会です。
1273年に遡るサンタゴスティーノ教会です。1481年と1681年の2回の改造を経て、現在の姿になりました。
教会は活動を停止して市の所有となり、建物は修復されて市のコンベンションセンターとして使用されてます。
修道院に入ります。
サンタゴスティーノ修道院は、14世紀に建設されて、17世紀に大規模な改造を受けました。
キオストロ
修道院だった建物は学校として使用されてます。
キオストロにある古井戸(14世紀)
キオストロ回廊の壁のルネッタに描かれたフレスコ画が見所です。
フレスコ画のテーマは「聖アゴスティーノの生涯の物語」です。
既に15世紀に描かれたフレスコ画があったようですが、劣化したので、17世紀に行われた修道院の大規模改造の際に改めて描き直されたようです。
フレスコ画の制作者は、ジュゼッペ・グゥアスパリーニ・ディ・ウンベルティデで、1669年に制作されました。
制作者のジュゼッペ・グゥアスパリーニ・ディ・ウンベルティデについては全く分からないようで、残されている作品も、この修道院のフレスコ画だけです。
外に出ます。
サンタゴスティーノ教会修道院の鐘楼
(つづく)
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