スポレートは、人口37,948人(2020年5月31日現在)のウンブリア州ペルージャ県にあるコムーネです。
古代に築かれた古い町ですが、さらに570年、ロンゴバルド人によって建国され、1198年まで続いたスポレート公国の首都だったことから見所豊富です。
前泊地はアンコーナでした。列車でスポレートに向かいました。
車中は空いてました。
ほぼ定時にスポレートに到着しました。
駅名だけを記した表示です。
スポレート駅の駅舎
徒歩で、この日のお宿に向かいました。
この日のお宿です。お気に入りのホテルです。
大きな荷物をホテルに預かって貰い、身軽になって外出しました。旧市街の中心までエスカレーターで上るのが簡単ですが、この日は徒歩にしました。
Via Porta Fugaを進みます。
Porta Fugaです。
紀元前3世紀には存在していた門です。現在の門は12世紀末に再建されたものです。
門の上に碑文があります。
紀元前217年、ハンニバルに率いられたカルタゴ軍が門を破壊して町に侵入しようとした時、門の上から高温に熱された油をカルタゴ兵士に投じて、町を防いだことが碑文に記されてます。
門を潜りました。
門の近くに塔があります。
高さ45.5メートルの油の塔 Torre dell'Olioです。
1155年の記録に、その存在が記されているそうです。現在の塔は、13世紀に再建されたものです。
塔は民有で非公開となってます。
15世紀から16世紀に建設されたPalazzo Vigiliです。
広場に出ました。
Piazza Torre dell’Olioです。
広場から塔が見えます。
Torre dell’Olioは現存する塔では、町で最も高い塔です。
狭い道を通ります。
狭い道に面している店。
劇場です。
1854年から1864年に建設されたTeatro Nuova Gian Carlo Menottiです。
この日の公演はなし。
ジュストロ通りです。
通りのアーチを潜ると街角の聖母子がありました。
ローマ時代の遺跡です。
ローマ劇場を中心に国立考古学博物館となってます。
サンタガタ教会です。
サンタガタ修道院だった建物が国立考古学博物館になってます。
サンタガタ教会の隣に博物館の入り口があります。
入館しました。
ローマ劇場
国立考古学博物館については既に紹介済です。
考古学博物館としての定番展示物です。
サンタガタ修道院だった建物にあるフレスコ画ですが、その詳細が分かりません。
(つづく)
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