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街の中心に向かいます。


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旧サン・フランチェスコ修道院教会だった場所に来ました。


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Largo San Francescoです。


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この辺がファブリアーノの中心地になります。


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カリタ祈祷所に向かいます。


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カリタ祈祷所の入り口です。
14世紀のゴシック様式のポータルは、サンタントニオ・フォリ・レ・ムーラ修道院のものでした。


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1542年、カマルドリ派ベネデット会修道士によってConfraternita della Caritaが設立されました。カリタ同信会は裕福で知られていましたが、1587年、サン・フランチェスコ修道院が保有していた現在地に購入してカリタ祈祷所の建設に取り掛かり、1597年に完成しました。


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祈祷所のファサード


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祈祷所内部から見た入り口です。


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カリタ祈祷所の内部です。


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1742年の地震によって、祈祷所内部は大損傷を受けました。その後に殆ど再建に近い形で復元されたのが現在の姿の原形になってます。


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度々地震に見舞われ被害を受けましたが、20世紀後半に大修復工事が行われ、建物は市立図書館の一部として一般公開されるようになりました。
1997年の地震によって内部が一部崩落してしまいました。21世紀担って大掛かりな修復工事が行われ、現在は結婚式場や会議室として使用されてます。


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ご覧のように内部に沢山の絵画があります。


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これらの絵画は、フィリッポ・ベッリーニ(ウルビーノ、1550c-マチェラータ、1603/1604)によって1598年から1602年に制作されました。


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フィリッポ・ベッリーニは、フェデリーコ・バロッチの強い影響を受けた画風でした。


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フィリッポ・ベッリーニは、画料について不満を持ち、度々制作を中断したそうです。


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これらのフィリッポ・ベッリーニの作品は、ナポレオン軍の接収を免れました。その理由は、どうやら低評価でフランスに持ち去る必要がないと判断されたからのようです。


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コムーネ広場に向かいます。


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市庁舎です。


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市庁舎の時計塔


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コムーネ広場です。


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広場に下ります。


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広場に下りました。


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広場は閑散としていました。


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観光に尽力しているファブリアーノですが、肝心の観光客は私一人のようでした。


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(つづく)