

教会が建っている場所には、エトルリア人やローマ人の遺跡があったそうです。1016年以前にベアート・ボーノによって建設された、聖ミケーレに捧げられたベネデット会修道院教会が前身で、1016年に文書に初めて記載されました。

1105年から1111年の間にカマルドリ修道会の所有となり、その所有は1782年まで続きました。1783年から世俗的な管理となり現在に至ってます。

現在の建物構造の原形は13世紀から14世紀初頭にかけて行われた一連の拡張と改修の結果と言われてます。
ファサードはフラ・グリエルモ・アニェッリによって建設されたとされてます。

1944年に爆撃を受けて、建物の多くが戦後に再建されました。現在の姿は1989年から1990年に行われた最終修復の結果です。

メインポータル上にタベルナコロがあります。

タベルナコロの彫刻は、ルーポ・ディ・フランチェスコ(ピサ、13世紀から14世紀)の「聖母子と天使と修道院長」(14世紀)のコピーです。
本物はサン・マッテオ国立美術館にあります。


修道院の扉

メインポータル

左ポータル

右ポータル

右ポータル上ルネッタ

三廊式、ロマネスク様式の内部です。

左側廊

右側廊

聖水盤

中央礼拝堂


ルネッタの聖ミケーレのフレスコ画

フレスコ断片

聖ミケーレ

カウンターファサード

扉が開いていることが少ない教会です。

教会巡りを続けました。





(つづく)
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