アンニーバレ・カッラッチなどのボローニャ派画家たちの人気が日本ではあまりないのは何故でしょうか?
ヴァザーリの「マルタとマリアの家のキリスト」(1540)
ヴァザーリの「聖グレゴリオ・マーニョの晩餐」(1540)
カミッロ・プロカッチーニの「羊飼いの礼拝」(1584)
バルトロメオ・パッセロッチの「聖母の教会への出現」(1583‐84)
ロレンツォ・サバティーニの「聖母被昇天(1569‐70)
ラヴィーニア・フォンターナの「パオラの聖フランチェスコ(1590)
ラヴィーニア・フォンターナの「ゴッツァディーニ家の人々」(1583)
ラヴィーニア・フォンターナの「祭事のために横臥する幼児」(1583c)
デニス・カルヴァートの「キリストの鞭打ち」(1575‐80c)
プロスペーロ・フォンターナの「キリストの埋葬」(1548‐49c)
オラツィオ・サマッチーニ(ボローニャ、1532‐1577)の「聖母戴冠と聖人たち」(1575c)
バルトロメオ・チェージ(ボローニャ、1556‐1629)の「天上の聖母子と聖ドメニコと聖アゴスティーノと聖フィリッポ・ベニッツィ」(1594‐95c)
バルトロメオ・チェージの「聖アンナの無原罪の御宿りで受肉する聖母」(1593‐95c)
プロスペーロ・フォンターナ(ボローニャ、1512‐1597)の「マギの礼拝」(1569c)
グイド・レーニの「キリストの鞭打ち」(1640c)
グイド・レーニの「聖フランチェスコに顕現する聖母子」(1640c)
写っているのは監視の係員です。
展示の最終コーナーにやってきました。
バルダッサッレ・ガラニーノ(ボローニャで17世紀前半に活動)の「天上の聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖フランチェスコ」(1602)
アントニオ・カッラッチ(ヴェネツィア、1583‐ローマ、1616)の「エウロパの強奪」(1602‐05)
アンニーバレ・カッラッチの「洗礼者聖ジョヴァンニのいる風景」(1594‐95c)
ドメニキーノの「シルヴィアの裸体を盗み見る好色な男がいる風景(1615‐20c)
フランチェスコ・アルバーニの「ヴィーナスの化粧」(1605‐10c)
展示作品数が最も多いのが最終展示コーナーです。
ピエトロ・ファッチーニ(ボローニャ、1562‐1602c)の「受胎告知」(1601c)
ピエトロ・ファッチーニの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖人たち」(1601c)
ルチオ・マッザーリ(ボローニャ、1569‐1633)の「浪費娘の帰還」(1614)
アレッサンドロ・ティアリーニの「高貴な女性とその娘の肖像」
アレッサンドロ・ティアリーニの「高貴な男とその息子の肖像」
アレッサンドロ・ティアリーニの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1620‐22c)
ジョヴァン・ジャコモ・セメンティ(ボローニャ、1583‐ローマ、1640c)の「聖エウジェニアの殉教」(1612‐13c)
ジャコモ・カヴェドーニ(サッスオーロ、1577‐ボローニャ、1660)の「天上の聖母子と聖アローと聖ペトロニオ」(1614)
ジョヴァンニ・ランフランコの「ライオンを八つ裂きにするサムソン」(1632‐33c)
アレッサンドロ・ティアリーニの「聖母の嘆き」(1635‐40)
マステッレッタの「貧者に施す聖母」(1610‐12c)
アレッサンドロ・ティアリーニの「嘆き」(1617)
ジョヴァンニ・アンドレア・シラーニ(ボローニャ、1610‐1670)の「芸術の寓意」(1660c)
スパダリーノの「ピエトロの拒否」(1610‐15c)
グイド・カニャッチの「ユディト」(1640‐45c)
マステッレッタの「エジプトへの逃避途中の休息」(1616c)
グエルチーノの「雀の聖母」(1615-16c)
グエルチーノの「聖セバスティアーノの傷の治療」(1619)
グエルチーノの「シビッラ」(1619c)
全展示作品の写真撮影は難しいですね。
ジョヴァンニ・アンドレア・シラーニの「聖母の教会への出現」(1643c)
グエルチーノの「聖ジュゼッペ」(1648‐49c)
ピエル・フランチェスコ・チッタディーニ(ミラノ、1616‐ボローニャ、1681)の「聖ピエトロ・チェレスティーノ」(1640c)
グエルチーノの「天上の聖母子を崇める聖ブルーノ」(1647)
グエルチーノの「洗礼者聖ジョヴァンニ」(1644)
グエルチーノの「ヴェローナの聖ピエトロ」(1646-47c)
ドメニキーノの「ヴェローナの聖ピエトロの殉教」(1619‐21c)
(つづく)
コメント
コメント一覧 (2)
いま、ボローニャ国立絵画館のお撮りになられた全ての作品を見終えました。たくさんの撮影、お疲れさまでした。中でも監視の係員の女性が入ってしまった写真、そういうこともあるなぁ(どいてください、とは言いにくいため)と、写真撮影のご苦労を偲びました。
ピエトロ・ファッチーニ(ボローニャ、1562‐1602c)の「受胎告知」(1601c)
これが気に入りましたが(構図がおもしろいと思いました)、先だっても述べたとおり、この最終室のころには頭が疲れてしまい、この作品があったかどうかさえ覚えていません。再訪して今度こそきちんと対峙したいと思いました。
ボローニャには合計すると8泊ほども滞在したのですが、暑さ(最高気温38度)と体調不良のために歩き回ることができませんでした。次回は季節を選び、また体調も整えて必ず再訪します。そのときのために、まだ記憶が薄れないうちに他の美術館のページも訪問させていただきます。ありがとうございます。
前に述べたように、国立美術館は、展示作品数に対して十分な開館時間ではないので、全部を見ることは土台無理な話なのです。じっくり鑑賞するには2日見ておく必要があろうかと思います。
美術的にボローニャは見所が豊富なので、例え1週間いたとしても飽きることがないと思います。
モーツァルト所縁の地であり、秀逸なオペラ座があるので、是非音楽も楽しんでください。