ロッカ・マッジョーレに入りました。
ローマ時代に築かれ、神聖ローマ帝国の支配下にあった時に拡張され、同帝国から派遣された代官によって監視塔の役目を果たしていました。アッシジが自治都市になったのを機に、一旦は取り壊されました。
14世紀、アッシジが教皇庁の支配を受けるようになると、要塞は再建されました。1460年に中央に塔が建てられた姿が現在まで残されてます。
大要塞は博物館として公開されてます。(入館有料)
博物館の入り口です。
かなり面白いものが展示されてます。
貞操帯が展示されてます。女性用は前に見たことがありますが、男性用貞操帯の実物を見るのは初めて。
金属製の道具類の展示が多かった。
ただ、この博物館における展示のコンセプトが良く分かりません。
庶民用の道具、武具、拷問用器具類とか、金属製ならばなんでもござれの展示。
歯医者用に器具がありましたがゾッとしますね。(これではありません) 見ただけで歯が痛くなりました。
日本の弓とは比較にならないくらいの破壊力がある石弓です。
アッシジのお祭りの写真が展示されてます。
ゴチャゴチャ言わないで、展示物を単純に眺めるのが良いと思います。
塔に向かいます。
ここから通路に入ります。
要塞の高い塔は2つありますが、その2つを結ぶ通路です。ここを通るのも一興でお勧めです。
2つのうち、高い方の塔に上ります。
塔の上に出ました。
塔の上からのパノラマが素晴らしい!
低い方の塔にも上ることが出来ます。
サンタ・キアーラ聖堂
サント・ステファノ教会?
マアマアの天気に恵まれた。
2つの塔を結ぶ通路の上です。
博物館の展示はオマケのようなもので、パノラマを楽しむ博物館と思った方が無難でしょう。
アッシジの最高地点はここだと実感できます。
サン・フランチェスコ聖堂
ヌオーヴァ門が写ってます。
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂が見えます。
再び通路を通って低い方の塔に向かいました。
低い方の塔からの景観は高い方とほぼ同じなので、写真掲載を省略します。
塔から要塞内に出ました。
パノラマを十分楽しみました。
天気が良い日ならば、ここは必訪でしょうね。
要塞から下る途中に見えるドゥオーモ
サンタ・キアーラ聖堂
上から見下ろすと街の位置関係が良く分かります。
日本ならば、送電線や鉄塔が見えたりして?
小要塞がよく見えました。
上ってきた道を今度は下ります。
アッシジ散歩には体力が必要と痛感。
平坦な道に、実はそう見えるだけで坂道、戻りました。
一旦、ホテルに戻ります。
門が見えてきましたが、門の手前にホテルがあります。
ホテルに戻りました。
シャワーを浴び、一休みしてから再び外出しました。
夏至近くなので、午後8時過ぎでも十分明るいのです。
小さな祈祷所
この壁に少しは知られたフレスコ画があります。
これです。
残念ながらかなり修復されてます。
地元アッシジの画家ジャコモ・マリネッリ(1595‐1676以降没)の「聖母子」
この辺に来たのは訳があります。
家並みが何となく湾曲しているようです。
ローマ劇場の跡の上に建てられた家々です。
ドローンを使って上空から写真を撮れば劇場の楕円形が分かると思います。
昔、初めてアッシジに来た時、地図にローマ劇場と記されていたので、この辺に来たのですが、劇場の遺跡らしきものが見当たらず道を間違えたと思ったのです。
そろそろ夕食の時間です。
「晩食」は午後9時からでした。
夕食付のホテルです。
翌朝です。
自室のベランダから。
(おわり)
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