カステルフランコ・ヴェネト Castelfranco Veneto は、人口33,234人(2015年12月31日現在)のヴェネト州トレヴィーゾ県にあるコムーネです。
12世紀頃、都市国家だったトレヴィーゾがパドヴァとヴェネツィアに対抗するために、1195年から1199年に建設された要塞が起源の町です。カステルフランコ・ヴェネトの要塞は、パドヴァの前線基地と築かれたチッタデッラの要塞と対峙することになりました。
しかし、トレヴィーゾもパドヴァもやがてヴェネツィア共和国の領土となり、築かれた2つの要塞都市も要塞としての役目を終えることになりました。
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FS駅に到着しました。


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大体2年毎に来てますが、その目的は一つです。この町に生まれたジョルジョーネがドゥオーモに残した素晴らしい祭壇画を見るためです。


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駅舎の時計が壊れていました。


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この日のお宿に向かいました。
パドヴァ、ヴェネツィア、トレヴィーゾから近いので、それらを起点に日帰りが可能ですが、折角来たからにはジョルジョーネの作品を何度も見て心行くまで堪能したいので、泊まることにしてます。


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ところが、一回だけ全く無為に終わったことがあります。
ドゥオーモの祭壇画だから油断してはいけないのです。ジョルジョーネの祭壇画が貸し出されていたのです。


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この日は快晴、非常に清々しい一日でした。


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歴史的建造物


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Villa Revedin Balascoです。


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中庭が公園になってますが、公開されるのは夏場だったと思います。


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駅から延びる道を左折してチェントロに向かう道に入りました。


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この町の住民は富裕層が多いと聞いたことがあります。


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橋の両端に立つモニュメントは市域を表します。


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橋の下を流れるのは小川です。


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使用されていないと思われる古い建物です。


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サン・ジャコモ教会


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道路の突き当りに見えるのは市の塔です。


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市の塔に向かって左にある建物がこの日のお宿です。


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この町の宿泊施設が限られるので、泊まるとすれば必ずこのホテルになります。


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チェックインは午後3時以降のホテルですが、この日は部屋に入ることが出来ました。大きな荷物を部屋に入れ、身軽になったので、早速ドゥオーモに向かいました。


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かってヴェネツィア領だったことを示す「有翼のライオン像」


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塔の中に壁に掲げられている「聖母子」


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塔を潜りました。


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城壁内から見た「市の塔」です。


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市の塔から伸びるメインの通りです。


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写真左先がドゥオーモ広場です。


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ドゥオーモです。


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中に入りました。


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ありました、ジョルジョーネの祭壇画が。


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昔は写真不可でしたが、5年ほど前からノーフラッシュならば写真OKとなりました。


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この日は3回見ました。翌朝にも見ました。
ドゥオーモに付いては、後日「古寺巡礼」で取り上げる予定です。


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広場を挟んで、ドゥオーモの対面にあるのが市庁舎です。


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ドゥオーモ広場


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次はジョルジョーネの家博物館です。


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「ジョルジョーネの家」と称されていますが、ジョルジョーネの生家ではなく、ペリッツァ—リ家の邸宅でした。ドゥオーモの祭壇画の制作をこの邸宅内で行ったとされてます。


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博物館の展示の実態はMuseo Civicoのそれであって、ジョルジョーネに関する展示は少ないのです。


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入館しました。


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ジョルジョーネの作品が沢山並んでいると誤解して入館する人が多いそうです。


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ジョルジョーネは元々寡作な上に若死にしたので、残された作品が少ないのですが、現在、非常に評価が高く、また人気があるので、彼の作品が貸し出されることは滅多にありません。


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ジョルジョーネが生きていた、同時代の数々のものが展示されてます。


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ジョルジョーネについて書かれた本


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美術的にはパラッツォの壁に描かれたフレスコ画や数点の彫刻が見どころでしょう。


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15世紀のヴェネトの無名彫刻家の「天使」(15世紀第1四半世紀)


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壁のところどころにフレスコ画が残されてます。


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16世紀末のヴェネトの無名画家に拠る作品


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別のコーナーです。


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こちらの方は陶器類の展示になります。


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私のあとに入館した3人組は数分いただけでいなくなりました。「つまらない」と言ってました。


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「ジョルジョーネの家」という名称に魅かれて入館すると妙なことになります。


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私も「面白い」とは言い兼ねます。


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外に出ました。


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(つづく)