
見かければ必ず写真を撮ってしまいます。

サン・クリストフォロ教会はこの日も閉まっていました。近頃、開いていたことがありません。

ジロラモ・デル・パッキア、マルティーノ・ディ・バルトロなどの祭壇画を見たいと思ってますが、希望が叶うことは何時のことでしょうか?

常時開く教会ならまだしも、何時開くか分からない教会にある傑作や秀作は美術館に移動して欲しいと思います。折角目的の教会や修道院に行っても、扉が閉まっていて、「はい、残念でした」では困りますから。

1417年から1444年にかけて建設されたLoggia della Mercanziaです。ホテルに転用された時代もありましたが、今では何時でも扉が閉まってます。

カンポ広場に面したお店で何か軽いものを食べるつもりです。午後は国立美術館に行くので、しっかりと鑑賞するためにアルコールは控えるつもりでした。

シエナにいる限り、特に用事がなくても毎日来てしまうカンポ広場です。




このお店でピザを食べました。控えるつもりのアルコール類を飲んでしまいました。お味は普通、お値段はお高い。観光客用の広場に面した店ですから、その辺は仕方がありません。


前日に入館したので、この日は予定していませんでしたが、フラフラと誘われるように市立美術館に入館してしまいました。

市立美術館だけの切符を買いました。



好みの作品だけを見て、30分ほどで出てきました。

流石に塔には上りませんでした。

十二分に満足しました。



名物のパリオですが、競馬をするには少し狭い気がします。競馬としてのパリオでは、アスティの方が広場が広いので、追い込みが決まる場合があって迫力があります。

見る所は何時も同じです。

何時も同じ所に行き、同じものを見る、その為にイタリアに来てるし、シエナに来てるのです。




ペットボトルに給水しました。


次はパラッツォ・キージ・サラチーニです。

カンポ広場の直ぐ近くにパラッツォがあります。

ここです。

中は美術館になってます。

中庭天井のフレスコ画


中庭

中庭にある古井戸

要塞のような頑丈な造りの建物です。


中庭まで入る人が殆どで、入館する人は意外にも少なかったようでした。


切符売り場
この時は、館内は写真禁止でした。

Maestro dell'Osservanzaの作品
外部サイトから作品画像を拝借しました。

ソドマの寓意画
展示作品は多いとは言えませんが、展示作品の質は非常に高いと思います。

かなり大きな建物です。

ロッジアにあったものです。

ジュリオ3世像

誰によって描かれた「聖母子」でしょうか?

外に出ました。

美術ファンにはお勧めのパラッツォです。

ここまで来たならば、ドゥオーモに寄るのが自然というもの。

拝観はしません。


未完成に終わった部分

財政難で拡大を諦めたそうです。

シエナを代表する建物です。



ここはパスしました。


「寺院への出現」

ここにもあります。


次はいよいよ国立美術館です。

ドゥオーモからは目と鼻の先にあります。



国立美術館です。

入館の際、写真券を買えば写真撮影が随分前から可能でした。

展示作品の紹介は項を改めて触れることにします。

美術館の窓越しからの眺めです。



傑作ばかりです。

シエナ派絵画を満喫して外に出ました。

サン・ピエトロ教会は閉まっていました。

(つづく)
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