

Palazzo della Carovanaの続きです。

ファサードの彫刻


ピエトロ・タッカ(カッラーラ、1577-フィレンツェ、1640)の「コジモ2世の胸像」(1633c)

リドルフォ・シリガッティ(フィレンツェ、1553-1608)の「コジモ1世の胸像」(1590-96c)

リドルフォ・シリガッティ(フィレンツェ、1553-1608)の「フランチェスコ1世の胸像」(1690-96c)


ジョヴァンニ・バッティスタ・フォッジーニ(フィレンツェ、1652-1725)の「フェルディナンド2世の胸像」(1681-82c)


ジョヴァンニ・バッティスタ・フォッジーニ(フィレンツェ、1652-1725)の「コジモ3世の胸像」(1718)



中庭に入ります。

中庭です。


中庭の井戸

次は写真右端の建物です。

Palazzo del Collegio Puteanoです。

Palazzo del Collegio PuteanoはPalazo dell’Orologioに向かって左にあります。

この場所には3つの別々の建物が建っていましたが、1594年から1598年にかけて、3つの建物を一つにする改造工事によって出来ました。

1605年、当時のピサ大司教がサント・ステファノ騎士団に与えました。それから直ぐの17世紀初頭にピエモンテからの学生を受け入れるために建物が使用されるようになりました。

ファサードにフレスコ装飾があります。



ファサードの紋章

Palazzo del Collegio Puteanoに隣接して教会があります。

サン・ロッコ教会です。教会と思わないで通り過ぎそうです。

1028年の文書に記録されているサン・ピエトロ・イン・コルテヴェッキア教会が前身です。1575年に現在の姿にほぼ近い形に改造されましたが、それを機に教会の名称が変更されたそうです。
1782年に活動中止しましたが、1899年に聖別されて現在に至ってます。

単廊式の小さな教会です。

主祭壇
(つづく)