イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: ウルビーノ

P1130042
ウルビーノはイタリア中世そのままの宝石の様な町です。


P1130043
その美しさはイタリア有数でしょうね。


P1130133


P1130136
ローマ広場に行ってみるか。


P1130140
広場にラッファエッロ像があります。


P1130141
サン・ジョヴァンニ・バッティスタとサン・ジュゼッペの祈祷所が閉鎖されていたので、その分だけ時間が余り気味でした。


P1130142
小さな町なので、丸2日の滞在は少し長く感じます。


P1130143
ラッファエッロ通りを上りました。


P1130144
車の下で日向ぼっこのニャーゴ


P1130146
旧ミゼリコルディア病院


P1130147
細い道を道草


P1130148
ティモテオ・ヴィティー(ウルビーノ、1469‐1523)は、盛期ルネサンスにウルビーノで活動した画家です。
ボローニャでフランチェスコ・フランチャに師事した後、ウルビーノに戻り、1494年にジョヴァンニ・サンティが没して空席となっていたウルビーノ公の宮廷画家に1495年に就任したのですが、ジョヴァンニの死後、困っていたジョヴァンニ・サンティ工房を助けると共に、ラッファエッロの面倒を見たのです。


P1130152
ティモテオの生家、工房などティモテオ所縁の建物が通りにあると思ったのですが、見つかりませんでした。
ティモテオはラファエッロの才能を見抜き、援助を惜しみませんでした。それどころか、その画風はラッファエッロの強い影響を受けたものに変わったのです。


P1130150
裁判所はラッファエッロ通りに面してます。


P1130151
建物が途切れているのが見えますが、そこが広場です。


P1130160
ローマ広場


P1130153
広場の中心に立つラッファエッロのモニュメント


P1130156
広場の見どころはこれだけです。


P1130161
通りを下りました。


P1130162
かなりの急坂です。


P1130165
この後、「ラファエロの生家」美術館に入館しました。


P1130170
美術館に付いては、既に詳しく触れました。


P1130167


P1130265
一旦ホテルに戻り、自室で一休み。自室から撮った写真です。


P1130266
30分ほど休憩して、町歩きを再開しました。


P1130264


P1130268
見慣れた写真ばかりが続きます。見慣れた光景、作品などを見るためにイタリアに行くのですから、これで良いのです。


P1130269


P1130272
ドゥオーモ


P1130274


P1130279


P1130280
サン・ドメニコ教会


P1130283


P1130284


P1130292



P1130297
次はサンタ・キアーラ教会です。


P1130300
サンタ・キアーラはサン・ドメニコの裏手にあります。


P1130301
サンタ・キアーラ教会です。


P1130324
幸運にも開いていました。


P1130303
見どころはフレスコ画です。


P1130305


P1130306
これらのフレスコ画は、ピエトロ・ダ・コルトーナとチーロ・フェッリによって1668年に制作されました。


P1130309


P1130311


P1130314
観ることが出来て良かった!


P1130328
ここでは、宗教活動は行われていません。


P1130330


P1130331
外に出ました。


P1130332
次は何処に行こうか?


P1130333
そうだ、サン・ガエターノ祈祷所に行かなくては!


P1130335
危うくサン・ガエターノ祈祷所を忘れる所でした。
ここはサン・ドメニコ教会の後陣です。


P1130345
後陣の隅に小さな礼拝堂が設けられてます。


P1130346
これがサン・ガエターノ祈祷所です。


P1130337
保護のガラスが邪魔して写真写りが悪いですが、中にフレスコ画があります。


P1130342
素晴らしいフレスコ画です。


P1130339
ウルビーノに行ったら、この作品を見逃さないでください。


P1130343
物覚えが悪くなって困ります。


P1130344
そうは言っても、スーパーに行けば、レジに行く前に自分が買ったものの総支払額が末尾の円まで間違えずに分かります。消費税課税前の総額に8%をかける前の金額でも大丈夫です。


P1130347
この通りの名称が分かりません。


P1130348


P1130349


P1130350
次はサン・バルトロ教会です。


P1130351
この下を潜ります。


P1130352
この教会の前に出ます。


P1130354
この教会は全然分かりません。


P1130357
教会の建物にこの標識があるので、この教会がサン・バルトロ教会と思っていた時がありますが、違います。ご存知の方、教えて頂ければ幸いです。
私が行った時、開いていたことがありません。


P1130358
通りを下ります。


P1130359
サン・バルトロ教会の鐘楼が見えます。


P1130363
サン・バルトロ教会です。


P1130360
残念乍ら閉まっていました。


P1130370
ここまで来たからには門に行ってみましょう。


P1130371
サン・バルトロ門です。


P1130372
車の通行は難しそうです。


P1130378
門を潜って城壁外に出ました。


P1130377
遠くにサン・ベルナルディーノ教会が見えました。


P1130373
くっきりと見えました。


P1130376


P1130381
教会まで相当に遠そうに見えたので、行かなくて良かったと思いました。


P1130379


P1130380
城壁外から見たサン・バルトロ門です。


P1130383
門を潜って城壁内に戻りました。


P1130386
次はFortezzaです。


P1130390
サン・バルトロ門からFortezzaまで、町を縦断する格好になります。


P1130391
坂を上りました。


P1130402
Fortezza Albornozです。


P1130401
中に入ったことがありません。


P1130403
ウルビーノで最も高い所にあるので、ここからの眺めを目当てで来る人が殆どです。


P1130399


P1130410


P1130392


P1130398


P1130400
サン・ベルナルディーノ教会が見えます。


P1130404


P1130409


P1130414
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。


P1130420
(おわり)






P1120960
18世紀に建てられた建物は、ルネサンス期の建物と調和することを全体に建てられたウルビーノです。


P1120961
そのため、全ての建造物が良く調和して、城壁内はルネサンス期そのままが残されている感じがします。


P1120962
こういった雰囲気が大好きです。


P1120963
素朴な街角の聖母子


P1120964
マッツォーニ通りに面して建つサン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会を拝観する予定でした。


P1120965
果たして開いているか?


P1120967
前夜に引き続き閉まっていました。


P1120969
教会のHPでOrariを調べますが、その情報が当てにならないことが多いのです。


P1120968
地元の信者さんがミサの時間が分かれば良いのであって、わざわざHPでOrariを調べる信者さんは多分いないと思われるので、例え違った情報をHP上に掲載しても実害がないのでしょう。


P1120966
仕方がありません、次の機会に期待しましょう。


P1120970
スタッラッチェ通りを上りました。


P1120972
道路を挟んで向かいに建つ二つの建物を結ぶ通路?それとも部屋?


P1120971
この先を進めばドゥカーレ宮殿の下に出ます。


P1120973


P1120974
視界が急に開けます。


P1120975
ガリバルディ通りの柱廊


P1120977
見上げるとドゥカーレ宮殿が聳えてます。


P1120976
ガリバルディ通りから見下ろすと、下にあるのがBorgo Mercataleです。


P1120980


P1120978
Fortezza Albornoz


P1120979


P1120981
この辺りでは、通りの名称がマッテオッティ通りに変わります。


P1120982
清々しい朝の空気が実の心地よかったことを覚えてます。


P1120984
城壁沿いの道を歩きました。


P1120985
この時点では、サン・ベルナルディーノ教会に行くつもりでした。


P1120986


P1120987
サンタゴスティーノ修道院でしょうか?


P1120988
サッフィ通りです。そのまま真っ直ぐ進めばドゥカーレ宮殿、ドゥオーモに出ます。


P1120989


P1120993
サンタ・キアーラ修道院


P1120991
修道院は廃止されて、その建物は図書館として使用されてます。


P1120995
図書館は開館していましたが、教会への扉は施錠されていました。


P1120997
聖キアーラの生涯を描いたフレスコ画がある筈です。


P1120999
修道院はかなり広いのです。


P1120996


P1120998
Via delle Mura


P1130001
サン・ベルナルディーノ教会に行くべきか、随分迷いました。


P1130002
朝もやの中に霞んでいるサン・ベルナルディーノ教会です。


P1130004
モンテフェルトロ家代々の墓があるサン・ベルナルディーノ教会ですが、城壁から直線距離で2.5㎞あります。


P1130006
折角教会に行っても、空いているかどうかは不明です。


P1130007
城壁から下の道へと下り、更に坂を上る必要があります。行ってみて閉まっていることもあるので、結局、行くのを断念しました。


P1130008
Via delle Muraを進みました。


P1130010


P1130012
絶好の街歩き日和でした。


P1130013
次はサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会です。


P1130014
フィアンカーレ通り?


P1130015


P1130016
ヌオーヴァ通りでしょうね。


P1130018
サン・フランチェスコ教会が見えてます。


P1130019
ウルビーノは案内板が充実しています。それを見れば、地図なしでも自由に歩くことが出来ます。


P1130020
バッティスティ通りに出ました。


P1130021
調べましたが、これが何なのか、分かりませんでした。


P1130022


P1130024
通りの先に門がありますが、門の隣に目指す教会があります。


P1130025
ラヴァジーネ門


P1130026
サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会です。


P1130028
予感通り閉まっていました。


P1130029
街の中心の教会しか開いていないようです。


P1130030
門の外は駐車場になってます。


P1130031
次はサンタンドレア・アポストロ教会です。


P1130032
ドウセ閉まっているんだろう←私の独り言


P1130033
写真右の教会です。


P1130041
サンタンドレア・アポストロ教会です。


P1130035
予想通り閉まっていました。


P1130038
この様子では、既に教会機能を停止した可能性がありそうです。


P1130039
老朽化が進んでいます。最近、扉が開けられた形跡がありません。


P1130040
住民の数に比べて、教会の数が多過ぎるように思えます。機能停止の教会が増えてくるのは仕方がないと思います。


P1130036


P1130037
(つづく)

P1120869
日が沈みました。


P1120873
ウルビーノの黄昏時です。


P1120874
マッツィーニ通りを下り、広場に行ってみることにしました。


P1120876
サン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会が開いていれば拝観するつもりでした。


P1120878
教会は閉まっていました。


P1120879
スタッラッチェ通りです。通りの突き当りがドゥカーレ宮殿になります。


P1120881
ヴァルボーナ門


P1120882
門を潜って広場に出ました。


P1120883
Borgo Mercatale


P1120885
城壁が続いてます。


P1120886
中世がそっくりそのまま残ってます。


P1120887
ドゥカーレ宮殿とドゥオーモ


P1120889
単に広場に来ただけで、他にやることが特にありません。


P1120891
街並みを楽しむ、それだけで良いのです。


P1120884
城壁外から見た門です。


P1120896
門を潜って再び城壁内に入りました。


P1120897


P1120898
この道を上るのはシンドイです。


P1120899
夕飯を何処で食べるか、適当な店を物色しながら歩きました。お気に入りの店がありますが、生憎この日は定休日でした。


P1120900


P1120901
ウルビーノに来ると落ち着きます。外国に支配された影響が残る南イタリア、シチリアに行くと何となく違和感を感じてしまいます。


P1120902


P1120904
足の向くままにドゥオーモの方に行ってみることに。


P1120905


P1120908
ドゥオーモはまだ開いていました。


P1120562
チョットだけ拝観しました。


P1120909


P1120907
国立美術館は閉館しました。


P1120912
サン・ドメニコ教会から明かりが漏れてません。


P1120913


P1120915
サン・ドメニコ教会も開いていました。


P1120921
中に入ってビックリ!


P1120922
明かりが点いていたのは数か所だけ。


P1120923


P1120924


P1120925
暗い中で、ここだけが幻想的で目立ちました。


P1120926
周りが暗いと映えます。


P1120919
外に出ました。


P1120920


P1120928
先ほどよりも暗さが増してきました。


P1120929
午後6時を過ぎばかりでした。


P1120931
まだ夕食には早過ぎます、未だ店が開く時間ではありません。


P1120933
仕方がないので、一旦ホテルに戻って一休みすることにしました。


P1120935
このような時に、この日のお宿はあり難い場所にあります。


P1120936
ここから100mほどですから。


P1120937
サン・フランチェスコ教会の扉が閉じられました。


P1120938


P1120871
ホテルに戻りました。この日の、この後は省略します。


P1120939
私の部屋にありました。


P1120943
翌朝です。


P1120941
朝食前の散歩です。


P1120944


P1120945
天気が良さそうなので安心しました。


P1120946


P1120947
行楽地のホテルの朝食は8時からが普通ですが、これが困ります。早寝早起き型人間なので。


P1120949
前夜、ここで夕食を食べました。


P1120950


P1120951
8時になったので、漸く飯にありつけそうです。ホテルに戻りました。


P1120952
朝食後、直ぐに行ったのは、気になっていた2つの祈祷所でした。
サン・ジョヴァンニ祈祷所は修復工事中でした。


P1120953
サン・ジュゼッペ祈祷所も修復工事中でした。


P1120954


P1120956
この日は両祈祷所とも閉鎖されていました。


P1120957
2つとも同時に工事をすることもないと思いましたが、仕方がありません。


P1120958
次の機会を楽しみしました。


P1120959
(つづく)


P1120752
時間が余ったので、国立マルケ美術館に行くことにしました。


P1120753
傑作の前に立つと、何度見ても飽きることがないばかりか、多くの場合、新しい発見があるのです。


P1120754
もう夕方ですが、閉館まで2時間強の時間があります。


P1120755



P1120756
この辺の所はコメントや説明は不要でしょう。


P1120757
胸がわくわくします。


P1120767
美術館の入り口


P1120768



P1120759
考古学部門が少しあります。


P1120760


P1120761


P1120762


P1120764


P1120765


P1120766
美術館に付いては、別個に詳しく書いたので、このくらいで止めておきましょう。


P1120770
外に出たら、快晴でした。


P1120771
入館前は空一面が黒い雲に覆われていたのが嘘のようでした。


P1120772
この時のドゥカーレ宮殿はあちこちで修復工事が行われていました。


P1120773
この先、何年経っても、この光景は変わらないと思います。


P1120774
次はサン・フランチェスコ教会の拝観です。


P1120775
写真右はPalazzo Comunaleです。


P1120777
市庁舎北側のファサード


P1120776
その前に立っているのが、サン・クレスチェンティーノのモニュメントです。


P1120779


P1120780


P1120863
サン・フランチェスコ教会です。


P1120866
存命中の聖フランチェスコ(1182‐1226)がウルビーノを訪れたのを機に、フランチェスコ会の活動が盛んになったとされてます。その死の2年後の1228年、現在、サント・スプリト教会がある地にフランチェスコ会修道院が建てられましたが、それが前身とされてます。
13世紀後半になると、現在地に移転することになり、13世紀後半に創建され、14世紀初頭に完成したロマネスク・ゴシック様式の建物が現在の姿の原型です。


P1120864
当時の修道院と教会は菜園を有する広大な敷地と大規模な建物から成っていましたが、19世紀初めのナポレオン侵攻によって修道院活動が停止され、兵舎として使用されたり、ウルビーノがイタリア王国に併合された際、駐屯地として使用されたことに伴い、宗教活動が縮小され、1868年に建物の多くはウルビーノの市当局の所有となりました。市当局所有部分は現在、住宅、郵便局、美術学校の校舎になってます。


P1120865
柱廊が特徴です。


P1120859
三廊式、ラテン十字形、バロック様式の内部です。


P1120858
1723年から1751年にかけて内装の大規模な改修工事が行われ、バロック様式の内部になりました。1751年に改めて献堂式が執り行われたそうです。


P1120861


P1120856
左側廊


P1120860


P1120857
右側廊


P1120781
外観と隔たりを感じさせる内部です。


P1120805
主祭壇


P1120806


P1120807
主祭壇画は、フェデリーコ・バロッチ(1535‐1612)の「アッシジの許し」(1571‐81)


P1120811
左翼廊の礼拝堂


P1120812


P1120813
ジュゼッペ・パッセーリの「聖プロセッソと聖マルティニアーノを洗礼する聖ピエトロ」


P1120818


P1120819
詳細不明の「ピエタ」


P1120820
ヤコポとロレンツォのサリンベーニ兄弟によるフレスコ画断片が残されてます。


P1120822


P1120823


P1120821
制作者不詳の「磔刑像」(16世紀)


P1120827
「ロレートの聖母」


P1120831
アンブロージョ・ケルミ・ダ・ヴェネツィアの「マギの礼拝」(1759)


P1120833
アレッサンドロ・リエーラの「エマオの晩餐」(18世紀)


P1120836
この「聖母子」は大事されてます。


P1120838
オッタヴィアーノ・ネッリ・ダ・グッビオ(1370‐1444)の「聖母子」(15世紀前半)


P1120845


P1120847
ヤコポ・サリンベーニとロレンツォ・サリンベーニの「磔刑」(15世紀)


P1120849


P1120850
制作者不明の「無原罪の聖母」(18世紀)


P1120854
チェーザレ・マッジェーリの「三位一体と聖人たち」(1611)


P1120786


P1120788
ジュゼッペ・ラッティー・ダ・サヴォーナの「San Giuseppe da Copertino」(1777)


P1120797
詳細不明


P1120799


P1120800


P1120802
アンドレア・プロカッチーニの「百人隊長のコルネリオを洗礼する聖ピエトロ」


P1120804
外に出ることにしました。


P1120867
(つづく)

P1120496
ウルビーノのVia Raffaello です。


P1120499
この通りにあるのがラファエロの生家で、内部は美術館になっていて見学できるようになってます。


P1120498
ラファエロの父ジョヴァンニ・サンティはウルビーノ公に仕える宮廷画家でしたが、1460年に、この建物に住むようになり、1483年4月6日に息子ラファエロがこの建物で誕生しました。


P1120497
随分前に最初に入館した時よりも展示作品が増えて、美術館としての機能が増したように思います。
Raffaello はラッファエッロと表記したいのですが、「ラファエロの生家」としているガイドブックが多いようなので、それに従いました。


P1130171
ラッファエッロの「聖母子」(1498)


P1130172
ラッファエッリーノ・デル・コッレの「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


P1130175
ティモテオ・ヴィティー?の「ピエタのキリスト」


P1130177
トスカーナの無名芸術家の「聖母子」(テラコッタ)


P1130179
レオポルド・コストーリの「ラッファエッロのブロンズ胸像」(1877c)


P1130181
ジョヴァンニ・サンティの「大天使ラッファエーレとトビアス」


P1130183
ジョヴァンニ・サンティの「聖ロッコ」


P1130185
ジュリオ・ロマーノ?の「聖家族と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ」


P1130187
ジョヴァンニ・サンティの「聖セバスティアーノの殉教」


P1130188
ラッファエッロの「エゼキエーレの幻視」
これは真作でしょうか? それとも画家本人による複製画でしょうか?美術館サイドではコピーとは記されていません。
フィレンツェのパラティーナ美術館にある作品が真作であることは間違いないと思います。


P1130190
ジョヴァンニ・サンティの「聖ピエトロに聖体を授けるキリスト」


P1130193
ジョヴァン・フランチェスコ・ダ・リミニの「聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリ」


P1130195
フランドルの無名画家の「聖ピエトロと聖パオロ」


P1130197
オルランド・メルリーニの「聖母戴冠と聖人たち」


P1130199
ブラマンテの素描


P1130200
ブラマンテの素描


P1130201
ラッファエッロの素描


P1130202
ラッファエッロの「聖母子」


P1130205
無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノと天使」


P1130206
陶器類が展示されてます。


P1130207


P1130208


P1130209
一家の部屋


P1130210
一家が居住していた部屋の暖炉


P1130211


P1130213
ブラマンテ?の「聖母子」


P1130215
無名画家の「ラッファエッロ作『聖母子と聖ジョヴァンニーノ』の複製画」


P1130217
無名画家の「ラッファエッロ作『聖母子と聖人たち』の複製画」


P1130218
階上に向かいました。


P1130220
ラッファエッロの「自画像」ですが・・・・・
複製画とは記されていません。でも、私は真作ではないと思います。


P1130222
ジョヴァンニ・ビアンキーニの「ラッファエッロ作『聖母子と聖アンナと聖ジョヴァンニーノ』の複製画」


P1130223
無名画家の「ウルビーノの聖職者たち」


P1130226
無名画家の「慈悲の聖母」


P1130227
肖像画が並んでますが、作品の説明表示がありません。


P1130228


P1130230
木組み細工


P1130232
無名彫刻家の「ラッファエッロ像」


P1130235
ラッファエッロの「自画像」
複製画の場合、コピーと明記されています。「コピー」の表示がないので真作でしょう。


P1130237
ラッファエッロの「自画像」


P1130240
クラウディオ・リドルフォの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P1130242
アントニオ・ヴィヴァリーニの「紳士の肖像」


P1130243
ウルビーノの無名画家の「貴婦人の肖像」


P1130245
無名彫刻家の「フェデリーコ3世・ダ・モンテフェルトロの胸像」


P1130246
無名彫刻家の「ラッファエッロの胸像」


P1130248
エミリアの無名画家の「聖ジローラモ」


P1130250
ヤコポ・バッサーノの「羊飼いの礼拝」


P1130251
ウルビーノの無名画家の「聖母子と聖フランチェスカ・ロマーナ」


P1130254
コッレッジョの「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


P1130256
アントニオ・ヴィヴァリーニの「ご訪問」


P1130258
クリストフォロ・ビアンキの「キリストの変容」(1878)


P1130260
クレスチェンティーノ・グリフォーニの「男の肖像」(1832c)


P1130261
その他に様々な展示物があります。


P1130263
近代画もあります。


P1130264
外に出ました。


P1130169
ラッファエッロの生家前にいたニャーゴ
(おわり)

P2070312
次の部屋です。


P2070313
上階の第5室です。


P2070315
クラウディオ・リドルフォ(ヴェローナ、1570‐コリナルド、1644)の「聖母の寺院への出現」


P2070318
クラウディオ・リドルフォとジローラモ・チャルディエーリ(ウルビーノ、1593‐1680)の「聖母子」


P2070321
タッデオ・ズッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1529‐ローマ、1566)の「死せるキリスト」


P2070324
フェデリーコ・ズッカリ(サンタンジェロ・イン・ヴァード、1539‐アンコーナ、1609)の「Porta Virtutis」


P2070327
クラウディオ・リドルフォの「洗礼者聖ジョヴァンニの誕生」


P2070330
クラウディオ・リドルフォの「天上の聖母子と聖フランチェスコと聖ルチアと聖キアーラ」


P2070332
次の部屋です。


P2070333
上階の第6室です。


P2070334
フェデリーコ・バロッチ派画家の「フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレ2世の肖像」(17世紀?)


P2070337
フェデリーコ・バロッチ派画家の「リヴィア・フェルトリア・デッラ・ローヴェレ?の肖像」(17世紀?)


P2070340
クラウディオ・リドルフォの「フェリーチェ・チオーリの肖像」


P2070343


P2070344
オランダの画家は私の検討対象外です。


P2070346
フェデリーコ・バロッチ派画家の「紳士の肖像」(17世紀?)


P2070349
フェデリーコ・バロッチ工房の「フェデリーコ・バロッチの肖像」(17世紀)


P2070352
フェデリーコ・バロッチ派画家の「ルクレツィア・デステ?の肖像」(17世紀?)


P2070355
クラウディオ・リドルフォに帰属する「紳士の肖像」


P2070357
階上の第7室です。


P2070359
ガエターノ・ラピス(カーリ、1706‐ローマ、1773)の「クロリンダの洗礼」


P2070361
ガエターノ・ラピスの「心中を試みるアルミダ」


P2070365
ガエターノ・ラピスの「リナルドをもてなすアルミダ」


P2070367
ガエターノ・ラピスの「タンクレディの夢」


P2070371
ガエターノ・ラピスの「リナルドを殺すアルミダ」


P2070373
次の部屋です。


P2070374
階上の第8室です。


P2070376
ドメニキーノ(ボローニャ、1581‐ナポリ、1641)のフレスコ画の下絵


P2070379
アンニーバレ・カッラッチ(ボローニャ、1560‐ローマ、1609)の「バッカスの勝利のフレスコ画カルトーネ」(1597‐1600)


P2070382
次の部屋です。


P2070381
階上の第9室です。


P2070383
陶器類が展示されてます。


P2070386


P2070387


P2070388
次の部屋です。


P2070389
階上の第10室です。


P2070390
クラウディオ・リドルフォの「コンコルディア(注:ギリシャ神話の女神)」


P2070393
クラウディオ・リドルフォの「ウェスタの巫女」


P2070397
クラウディオ・リドルフォの「知性の寓意」


P2070400
クラウディオ・リドルフォの「フェデリーコ・ウバルド」


P2070403
クラウディオ・リドルフォの「愛の寓意」


P2070406
クラウディオ・リドルフォの「フェデリーコ・ウバルドの洗礼」


P2070408


P2070409


P2070410
階上の展示はこれで終わりです。
美術館を後にする前にもう一度傑作を見ました。


P2070144


P2060928


P2060926


P2060937


P2070411
以前はルーカ・シニョレッリの作品が展示されていたと思いましたが、今回はありませんでした。


P2070414
(おわり)

P1120715
広場の名称と雰囲気がこれほど合致している所は珍しいと思います。


P1120723
Piazza del Rinascimento、つまりルネサンス広場という訳です。


P1120713
広場を挟んで、ドゥカーレ宮殿のほぼ向かいに建っているのがサン・ドメニコ教会です。


P1120707
1362年創建、1365年に完成したゴシック様式の教会です。奉献式は1365年に執り行われました。


P1120708
ゴシック様式と簡単に書きましたが、正確には箇所によってゴシック様式、ルネサンス様式で建設された部分アあるので、両様式の折衷された建物というのが正しいと思います。
何故なら、ファサードとファサード前の階段は、ルネサンス様式で1449年から1454年にかけて建設されたからです。


P1120700
入り口柱下部の装飾


P1120701
向かって右の柱


P1120702
一見の価値があるファサードです。


P1120703


P1120704


P1120705


P1120709
ルネッタは、ルーカ・デッラ・ロッビアの彩釉テラコッタ「聖母子と聖ドメニコとアクイーノの聖トッマーゾと聖アルベルト・マーニョと聖ピエトロ・マルティ―レ」(1451)です。


P1120710
現在、ルネッタ上にあるものは複製です。


P2060556
本物の写真です。
教会向かいの国立マルケ美術館で展示されてます。


P1120711
「永遠の父」


P1120699
この教会は大体開いてます。


P1120647
単廊式の内部です。


P1120652
非常に新しく且つ明るく見えますが、それには二つの理由があります。


P1120689
外観をそのままに、1729年から1732年にかけて、内部だけフィリッポ・バリジョーニの設計、工事監督によってバロック様式に改築されたのが第一の理由です。


P1120688
第二の理由は、1950年から1960年にかけて行われた修復工事の際、古いフレスコ画は塗り潰されと共に、内部全面が白く塗装されたからです。
と言うことで、中に入った途端、味気ないが第一感となります。しかし、それでも美術的には見る価値があるのです。


P1120667
主祭壇


P1120661
主祭壇画は、ジョヴァンニ・コンカの「聖母子と聖ドメニコとシエナの聖カテリーナと聖ローザ」


P1120670
誰の彩色磔刑像でしょうか?
修復のされ過ぎ感が否めませんが、傑作でしょう。


P1120694
これが面白い!


P1120696


P1120656
この教会の祭壇画に対する考え方がユニークです。
ジャン・ドメニコの「チゴリ作『障碍者を治癒する聖ピエトロ』の複製画」(1718)


P1120659
ジュゼッペ・ナシーニの「チェーザレ・クレスタ作『聖ピエトロの逆さ磔』の複製画」(1716)


P1120680
ルイージ・ヴァンヴィレッリの「ドメニキーノ作『聖セバスティアーノの殉教』の複製画」(1726)


P1120685
ルイージ・ヴァンヴィレッリの「ドメニキーノ作『聖ジローラモの最後の聖体拝領』の複製画」(1728)
私が不思議に思うのは、今日まで名前が残る画家に対して、有名画家作品の複製画制作を態々依頼したのか、と言う点です。


P1120673
フランチェスコ・ヴァンニの「天使」
これは複製画ではありません。


P1120677
フランチェスコ・ヴァンニの「天使」


P1120691
詳細不明


P1120692


P1120678
出入口方向


P1120697
外に出ました。


P1120714
教会の前の広場に立つオベリスクは、古代エジプト第26王朝、558‐568B.C.のものです。1737年、教皇クレメンテ11世がウルビーノに訪れた記念に立てられたそうです。


P1120717
粗削りな感じがするドゥカーレ宮殿の壁です。


P1120721


P1120716
リナシメント広場の先にあるサッフィ通りを歩きました。


P1120724


P1120725
サッフィ通りを進めば城壁に出ます。


P1120726
下り坂になってます。


P1120727
サンタ・カテリーナ教会でしょうか?


P1120729


P1120730
城壁はもう直ぐです。


P1120731
城壁から視界が開けます。


P1120732
城壁からの眺め


P1120733


P1120736
サン・ベルナルディーノ教会が遠くに見えました。ここから約2.5㎞離れてます。この日の翌日、行ってみようと考えていました。


P1120738
サッフィ通りを戻りました。


P1120739
細い道が魅力です。


P1120740


P1120742
ウルビーノの大学生の多くが居住している場所です。


P1120743
Via del Soccorso


P1120744


P1120745
この先にサン・ジローラモ教会がありますがパス。


P1120746


P1120747
どの道を歩いてもルネサンスの香りがします。


P1120748


P1120749
同じところを何度も行き来しました。


P1120750


P1120751
(つづく)

P2070179
次の部屋です。


P2070180
第28室です。


P2070181
一見の価値がある天井装飾です。


P2070183
フェデリーコ・ブランダーニ(ウルビーノ、1522‐1575)の「聖ロレンツォ」
衣裳の細かい彫刻が精緻極まりない。


P2070186
フェデリーコ・ブランダーニの「キアーラの聖母」


P2070188
ジョヴァン・バッティスタ・デッラ・ポルタ(ポルレッツァ、1542‐1597)?の「モーゼ」


P2070191
ピエトロ・トッリジャーノ(フィレンツェ、1472‐?、1528)の「聖母子」


P2070194
ジローラモ・ジェンガ(ウルビーノ、1476‐1551)の「聖アンブロージョの説教を聞く聖アゴスティーノ」


P2070197
ジローラモ・ジェンガの「聖ドメニコと聖フランチェスコの邂逅」


P2070199
1階の展示は以上で終わりです。


P2070200
展示は更に階上で続きます。


P2070201
上階の第1室です。


P2070202
16世紀後半の無名彫刻家の「傭兵隊長の胸像」


P2070204
16世紀後半の無名彫刻家の「トルクアート・タッソの胸像」


P2070206
次の部屋です。ここにはフェデリーコ・バロッチの作品のみが展示されてます。


P2070207
上階の第2室です。
入館者の多くは1階の作品を見て終わりのようでした。私が2階にいたとき、他の入館者の姿を見かけることがありませんでした。


P2070209
フェデリーコ・バロッチ(ウルビーノ、1535‐1612)の「聖母子と福音書記者聖ジョヴァンニ」


P2070212
フェデリーコ・バロッチの「聖母子と聖シモーネと聖タッデオと寄進者」


P2070215
フェデリーコ・バロッチの「無原罪の御宿り」


P2070218
フェデリーコ・バロッチの「磔刑」


P2070222
フェデリーコ・バロッチの「キリストの埋葬」


P2070225
フェデリーコ・バロッチの「アッシジの許し」


P2070228
フェデリーコ・バロッチの「聖ロレンツォ」


P2070232
フェデリーコ・バロッチの「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


P2070235
フェデリーコ・バロッチの「紳士の肖像」


P2070238
フェデリーコ・バロッチの「ご訪問」


P2070241
フェデリーコ・バロッチの「永遠の父と二天使」


P2070243
次の部屋です。


P2070244
上階の第3室です。


P2070246
アンドレア・リッリ(アンコーナ、1570c‐ローマ?、1631)の「聖ロッコ」


P2070249
アンドレア・リッリの「聖フランチェスコとマルカの聖ジャコモ」


P2070252
アンドレア・リッリの「聖フランチェスコと聖ボナヴェントゥーラとパドヴァの聖アントニオとベアート・レオーネ」


P2070255
シモーネ・デ・マジストリスとソレンツィオ・デ・マジストリスの「天上の聖母子と聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニと寄進者」


P2070259
17世紀のウルビーノの無名画家の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


P2070262
17世紀のバロック様式無名画家の「受胎告知」


P2070265
アレッサンドロ・ヴィターリ’ウルビーノ、1590‐1630)?の「獄中の聖アガタ」


P2070268
ベネデット・マリーニ(ウルビーノ、1590‐1627)の「ピエタ」


P2070271
アンドレア・ボスコーリ(フィレンツェ、1560c‐1607)の「最後の晩餐」


P2070273
次の部屋です。


P2070274
上階の第4室です。


P2070276
サッソフェッラート(サッソフェッラート、1609‐ローマ、1685)の「磔刑」


P2070279
オラツィオ・ジェンティレスキ(ピサ、1563‐ロンドン、1637)の「聖母子と聖フランチェスカ・ロマーナ」


P2070283
サッソフェッラートの「聖母子」


P2070285
サッソフェッラートの裾絵
どの祭壇画の裾絵なのか、その辺の表示がありません。


P2070287
「受胎告知」


P2070289
「マギの礼拝」


P2070292
「寺院への出現(割礼?)」


P2070296
サッソフェッラートの「ロザリオの聖母」


P2070299
ポマランチョ(ポマランチェ、1551‐ローマ、1626)の「聖母子」


P2070302
ジョヴァン・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「聖ヴィットーレ」


P2070305
シモーネ・カンタリーニ(ペーザロ、1612‐ヴェローナ、1648)の「守護天使」


P2070307


P2070308


P2070310
17世紀のジェノヴァ派無名画家(オラツィオ・デ・フェッラーリの作品?)の「ヤコブ」
(つづく)

P1120488
Borgo Mercataleのバスターミナルに到着しました。


P1120489
ウルビーノに来たのだ、と実感させる街並みです。


P1120490
マッツィーニ通りを上ってホテルに向かいました。


P1120491
写真では中々分かりませんが、かなりの坂です。


P1120492
何時ものように、このホテルに泊まりました。


P1120493
荷物をホテルに置いて身軽になったので、早速外出しました。


P1120494
サンタ・マルゲリータ通り


P1120495
ラッファエッロ通りに出ました。


P1120497
ラッファエッロの家の見学は後回しにしました。


P1120499
美術ファンには必見でしょう。


P1120498
レプッブリカ広場に向かいました。


P1120496


P1120500


P1120501
教皇ベネデット13世の噴水


P1120502
ルネサンスの香りが漂う家並みです。


P1120503
通りを歩くだけでも地元の人たちの家並みの保存に対する愛着が感じられます。


P1120504
サン・フランチェスコ広場


P1120505
サン・フランチェスコ教会


P1120507
レプッブリカ広場


P1120506
Palazzo del Legato Alba


P1120509
この広場がチェントロの中心でしょう。


P1120511
Via Vittorio Veneto


P1120512
突き当りの建物は市庁舎です。


P1120513
市庁舎の壁にある「聖母子」


P1120514
少し前まではガリバルディ通りと呼ばれていたと思います。


P1120515
ちょっと寄り道をしました。


P1120516
Via Valerio


P1120517
Museo della Cittaは空振り、開いていませんでした。


P1120639
Museo Diocesanoはどうでしょうか。


P1120640
Museo Diocesanoも空振り、開いていませんでした。


P1120518
最近、入館したことがありません。


P1120643
ドゥオーモ


P1120636
ウルビーノ―ウルバニア―サンタンジェロ・イン・ヴァ—ド大司教区の大司教座が置かれており、正式名はCattedrale Metropolitana di Santa Maria Assuntaといいます。


P1120633
ウルビーノに司教座が置かれるようになった時、司教座教会は城壁外にありましたが、1021年、この地に教会が建設され司教座が置かれるようになりました。
15世紀、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ公がパトロンになって、建物が再建され、1604年に完成しました。


P1120632
1789年1月12日、ウルビーノを襲った大地震によって、クーポラが崩落、その他の建物も大被害を受けたので、直ぐに再建工事が開始され、1801年に完成した、三代目となる新古典様式の建物が現在のドゥオーモの姿となってます。


P1120630
残念ながら、見るべき価値があるとは言えない外観です。


P1120519
三廊式、ラテン十字形、新古典様式の内部です。


P1120521


P1120626
左側廊


P1120520


P1120625
右側廊


P1120622
天井


P1120523
クラウディオ・リドルフォ通称イル・ヴェロネーゼ(ヴェローナ、1570c‐コリナルド、1644)の「聖なる家の引っ越しと聖アンドレア」(1630‐40)


P1120526
フェデリーコ・バロッチ(ウルビーノ、1535‐1612)の「聖セバスティアーノの殉教」(1557‐58)


P1120533
フェデリーコ・バロッチの「五聖人(聖チェチリア、福音書記者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖パオロ、アレッサンドリアの聖カテリーナ)」


P1120537
ルドヴィーコ・ヴィヴァリーニ(?‐1649)の「磔刑」(1610‐20)


P1120542
ルドヴィーコ・ヴィヴァリーニの「聖母子と聖ジローラモと聖エウセビオと聖キアーラ」(17世紀前半)


P1120544
詳細不明


P1120560
主祭壇


P1120561
後陣の装飾


P1120563
主祭壇画はChristopher Unterberger (1732-1798) の「天上の聖母と聖クレスチェンティーノとベアート・マイナルド司教」


P1120564
クーポラ


P1120565
クーポラの四隅のフレスコ画は、ドメニコ・コルヴィとジュゼッペ・カデスの2人による四福音書記者です。
 


P1120567


P1120570
ジャン・バッティスタ・ウルビネッリの「マギの礼拝」


P1120573
フェデリーコ・バロッチの「最後の晩餐」


P1120580
左翼廊


P1120581


P1120585
ポンぺオ・バトーニの「聖母子」


P1120588
カルロ・フィネッリ(カッラーラ、1785‐ローマ、1853)の「ラッファエッロ・サンツィオ」(1847)


P1120592
アゴスティーノ・コルナッキーニ(ペーシャ、1685‐ローマ、1780)の「教皇クレメンテ11世」(1710)


P1120597
ラッファエッロ・モッタ・ダ・レッジョ(1550‐1578記録)の「受胎告知」(1550)


P1120601
クラウディオ・リドルフォ通称イル・ヴェロネーゼの「聖カルロ・ボッロメーオ」(1636‐39)


P1120604
パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1548‐1628)の「十字架を担ぐエラクリオ皇帝」(1619)


P1120611
アントニオ・ヴィヴァリーニ(ウルビーノ、1560‐1620)の「ご訪問」


P1120614
アントニオ・トレンタノ—ヴェ(リミニ、1742c‐カッラーラ、1812)の「キリストの洗礼」


P1120552
詳細不明


P1120548


P1120549


P1120627
17世紀前半の無名彫刻家の「聖ピエトロ」(1623‐35)


P1120559


P1120637
外に出ました。


P1120641
(つづく)

P2070029
次の部屋です。


P2070034
タペストリーの部屋って、変な臭いがしませんか? 饐えたような臭いが苦手です。


P2070030
第22室になります。


P2070032


P2070033


P2070037


P2070038


P2070040


P2070041


P2070043


P2070044


P2070045
有翼のライオン


P2070048


P2070049


P2070051


P2070052


P2070054


P2070055


P2070056
次の部屋です。


P2070057
第23室になります。


P2070059
ジョヴァンニ・サンティ(コルボルドーロ、1439以前生まれ‐ウルビーノ、1494)の「受胎告知」(1485)


P2070063
ジョヴァンニ・サンティの「ピエタ」


P2070066
ジョヴァンニ・サンティの「死せるキリスト」
ジョヴァンニはラッファエッロの父です。


P2070070
ジョヴァンニ・サンティの「聖レジーナ」


P2070073
ジョヴァンニ・サンティの「聖母子と聖人たちとブッフィ家の人々」


P2070078
ジョヴァンニ・サンティの「ピエタのキリストを支える二天使」


P2070080
15世紀後半のウルビーノの無名画家(Maestro dello Stendardo di San Giovanni )の「洗礼者聖ジョヴァンニの説教」


P2070083
15世紀後半のウルビーノの無名画家(Maestro dello Stendardo di San Giovanni)の「キリストの洗礼」


P2070086
ジョヴァンニ・サンティの「六聖人(聖ジャコモ、聖グイダ・タッデオ、聖フィリッポ、福音書記者聖ジョヴァンニ、聖マッテオ、聖パオロ)」


P2070088
次の部屋です。


P2070089
第24室です。


P2070092
ティモテオ・ヴィティー(ウルビーノ、1470‐1523)の「聖母子」(1518‐20)


P2070095
15世紀第3四半世紀のフィレンツェの無名彫刻家の「ローマ皇帝の頭像」


P2070099


P2070100


P2070101
次の部屋です。


P2070102
第25室です。


P2070104
ロレンツォ・ロット(ヴェネツィア、1480‐ロレート、1556)の「聖ロッコ」(1549)


P2070108
ベルト・ディ・ジョヴァンニ(ペルージャ、1488‐1529記録)の「聖母の物語の裾絵」


P2070109
「聖母の誕生」


P2070115
「チントラの聖母と聖トッマーゾ」


P2070117
「聖母の結婚」


P2070112
ティツィアーノの「キリストの復活」


P2070122
ティモテオ・ヴィティーの「マグダラのマリア」


P2070127
ティツィアーノの「最後の晩餐」


P2070130
ティモテオ・ヴィティーの「聖トッマーゾ・ベケットと聖マルティーノとジョヴァン・ピエトロ・アッリヴァベーネ司教とグイドゥバルド公」


P2070134
ヴィンチェンツォ・パガーニ(モンテルッビアーノ、1490c‐1568)の「受胎告知」


P2070139
ヴィンチェンツォ・パガーニの「天上の聖母子と聖マルティーノと大天使ミケーレと聖ジョルジョ」


P2070141
第26室はラッファエッロの部屋です。


P2070142
人が絶えることがありません。


P2070146
ラッファエッロ・サンツィオ(ウルビーノ、1483‐ローマ、1526)の「貴婦人の肖像」(1505‐09)


P2070148
これは何のため?


P2070143


P2070152
ラッファエッロの「聖カテリーナ」


P2070155
その裏面ですが、何が描かれているのか、サッパリ分かりません。


P2070156
次の部屋です。


P2070157
第27室になります。


P2070159
ペッレグリーノ・ティバルディ(プーリア・ディ・ヴァルソルダ、1527‐ミラノ、1597)の「ご訪問」


P2070162


P2070163


P2070165
ラッファエッリーノ・デル・コッレ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1495c‐1566)の「聖母子」


P2070170
エルコーレ・ロマッツァーニ(アルチェーヴィア、1535c‐1598)の「十字架降下」


P2070172


P2070174


P2070177
ラッファエッリーノ・デル・コッレの「救援の聖母と洗礼者聖ジョヴァンニと聖クリストフォロ」
Let's call it a day.
(To be continued)

P2060932
次の部屋です。


P2060935
第15室になります。


P2060936
この作品「理想都市」も有名です。


P2060938
一時期、ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品とされていた時代があり、その後、ルチアーノ・ラウラーナの作品とされていました。


P2060939
現在では、ピエロ作もラウラーナ作の両説は否定されてます。


P2060940
「理想都市」の模型が妙なところにあります。


P2060942
次の部屋です。


P2060944
第16室です。


P2060943
この部屋も有名ですが、他の人たちの鑑賞の邪魔になるので、写真を撮るのは後にしました。


P2060946


P2060950


P2060948
この作品も有名です。


P2060954
第17室です。


P2060951
この部屋はフェデリーコ公の書斎です。


P2060952
見事な寄木細工の扉です。


P2060953


P2060955
グイドゥバルドの礼拝堂


P2060962
礼拝堂のストゥッコ装飾も見どころです。


P2060956


P2060957
ニッコロ・フランジパーネ(フリウリ、1553‐1597記録)の「聖母子」


P2060961
ニッコロ・フランジパーネの「聖フランチェスコ」
向かって右に「大天使ミケーレ」があるのですが、角度的に写真が撮れない位置にあります。


P2060963
書斎の壁面は寄木細工で埋め尽くされてます。


P2060964
これはよく読めません。


P2060965
寄木細工の原画の一部はボッティチェッリによると言われてます。(この部分がそうであるかは不明)


P2060966
当時のモンテフェルトロ家宮廷の文化の高さを伝える寄木細工と思います。


P2060967


P2060968


P2060969
ピエロ・デッラ・フランチェスカの作品がある部屋、「理想都市」がある部屋、パオロ・ウッチェッロの作品ッがある部屋、それにこの寄木細工がある部屋がウルビーノ観光の白眉でしょう。


P2060970
芸術の質は、その土地の繁栄度に比例します。


P2060971


P2060972


P2060973


P2060974


P2060975


P2060976


P2060977


P2060978


P2060979


P2060980
次の部屋です。


P2060981
第19室です。


P2060982
窓越しの眺め


P2060984


P2060985


P2060988


P2060989


P2060990
次の部屋です。


P2060991
第20室です。


P2060992
ここにも寄木細工の扉があります。


P2060993


P2060994


P2060995


P2060996


P2060997


P2060998
カッソーネ


P2060999
寄木細工で出来てます。


P2070001


P2070002
先ほどは混雑していたので、鑑賞を後回しにした第18室に戻りました。


P2070004
暖炉の上を飾るキューピッドの図柄から別名「天使の間」と言われてます。


P2070005
ドメニコ・ロッセッリの作品です。


P2070006
この彫刻は女性でしょうね。


P2070007
写真上の作品の説明板です。幼き洗礼者聖ジョヴァンニーノとは思えません。


P2070009
バルトロメオ・デッラ・ガッタ(フィレンツェ、1448‐アレッツォ、1502)に帰属する「祈るキリスト」


P2070025
これも有名な作品です。上部の主パネルと裾絵の制作者が異なります。


P2070022


P2070013
裾絵はパオロ・ウッチェッロ(フィレンツェ、1397‐1475)によって描かれました。


P2070014
画題は「オスティアの奇跡」です。


P2070015
縦41㎝×横351㎝の作品です。


P2070017
横長なので、写真を数枚に分割して撮りました。


P2070018


P2070020


P2070021


P2070027
この部屋にも寄木細工の扉があります。


P2070028
Why don't we call it a day?
(To be continued)


P2060773
美術館の展示作品の質は、その美術館がある街の繁栄さに比例すると思います。


P2060775
ジローラモ・ディ・ベンヴェヌート(シエナ、1470‐1524)の「聖母子と聖バルトロメオと聖ビアージョ」


P2060779
ヴィットーレ・クリヴェッリ(ヴェネツィア、1440c‐フェルモ?、1501c)?の「マルカの聖ジャコモ」


P2060781
コーラ・デル・アマトリーチェ(アマトリーチェ、1480c‐アスコリ、1547以降没)の「マルカの聖ジャコモ」


P2060784
次の展示室です。


P2060785
第9室になります。


P2060787
ジョヴァンニ・バロンツィオ(リミニ?、14世紀前半に活動)の「マチェラータのサン・フランチェスコ教会のポリッティコ」(1345)


P2060790
この展示室を素通りする人が多かったのは何故でしょうか?無視しても良さそうな作品ばかりと判断したのであれば、見解の相違と言うよりほか有りません。


P2060793
Maestro di Verucchio (14世紀前半活動)の「彩色磔刑像」


P2060797
Maestro dell'Incoronazione di Bellpuig (14世紀活動)の「聖母子」


P2060801
ピエトロ・ダ・リミニ(リミニ、1324‐1338記録)の「彩色磔刑像」


P2060803
次の部屋です。


P2060804
第10室です。


P2060806
フランチェスコ・ダ・リミニに帰属する「磔刑と受胎告知をされる聖母」(14世紀前半)


P2060808
Maestro dell'Incoronazione di Urbino (14世紀前半活動)の「彩色磔刑像」


P2060812
プッチョ・ディ・シモーネ(フィレンツェ、1343/1346-1362c記録)の「聖母子と四聖人(聖ベネデット、アレッサンドリアの聖カテリーナ、聖ロムアルド、トロサの聖ルドヴィーコ)」


P2060814
Maestro dell'Incoronazione di Urbino の「聖母戴冠と磔刑と聖キアーラと聖フランチェスコと二殉教聖女」


P2060817
次の部屋です。


P2060818
第11室です。


P2060820
ロレンツォ・サリンベーニ(サン・セヴェリーノ・マルケ、1374‐1416以降没)のチェルキア?の「聖キアーラ」


P2060824
アッレグレット・ヌーツィ(ファブリアーノ、1315c‐1373c)の「玉座の聖母子」


P2060828
ピエトロ・アレマンノ(オーストリア、1475以降生まれ‐アスコリ、1498)の「聖母子と天使たち」


P2060830
ジョヴァンニ・アントニオ・ダ・ペーザロ(ペーザロ、1462‐1511記録)の「玉座の聖母子」
この作品は表裏二面に描かれており、こちらは表です。下の作品が裏面ですが、この美術館ではそれぞれ別に展示されてます。


P2060835
裏面の「磔刑」
これもジョヴァンニ・アントニオ・ダ・ペーザロの作品です。


P2060838
オリヴッチョ・ディ・チッカレッロ・ダ・カメリーノ(アンコーナ、1388‐1439記録)の「受胎告知」(1396c)


P2060843
15世紀初めのマルケの無名画家?の「多翼祭壇画」


P2060845
中央の「授乳の聖母」


P2060846
左右は聖ベネデットの物語の4場面が描かれてます。


P2060849
向かって右


P2060851
裾絵の「割礼」


P2060853
「磔刑」


P2060855
「聖霊降臨」


P2060858
バルトロメオ・ディ・トッマーゾ(フォリーニョ、1408/1411-1454以降没)の「聖母子と四聖人(洗礼者聖ジョヴァンニ、マグダラのマリア、聖クリストフォロ、聖ドメニコ)」


P2060861
バルトロメオ・ディ・トッマーゾの「聖フランチェスコ」


P2060864
アルカンジェロ・ディ・コーラ(カメリーノ、1416‐1429記録)の「聖母子と聖痕を受ける聖フランチェスコと聖アントニオ・アバーテと聖バルトロメオと磔刑と聖クリストフォロ」


P2060866
次の部屋です。


P2060867
第12室


P2060869
ジョヴァンニ・ベッリーニ?の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖アンナ」
これはジョヴァンニ・ベッリーニの作品ではないと思います。


P2060873
ロレンツォ・ダレッサンドロ(サン・セヴェリーノ・マルケ、1440/1445-1503)の「キリストの洗礼」


P2060878
ジローラモ・ディ・サンタクローチェ(サンタクローチェ、1480‐ヴェネツィア、1556)?の「聖母子と聖ジョルジョと聖キアーラと聖ポンテフィーチェと聖フランチェスコ」


P2060882
マルコ・バサイティ(ヴェネツィア?、1470c‐1520c)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖女」


P2060885
ヴィットーレ・クリヴェッリ?の「ピエタのキリスト」


P2060889
アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ?又はヤコポ・ダ・ヴァレンツァ?の「聖母子」


P2060891
アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ(ヴェネツィア、1446‐1503以降没)の「聖母子と四聖人」


P2060894
中央パネル


P2060896
「聖フランチェスコ」、「聖ピエトロ」


P2060898
「聖パオロ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」


P2060900
この展示室に来たくてウルビーノに来ます。


P2060901


P2060916
第14室です。


P2060917
混雑しているので、写真を撮るのが大変です。


P2060919


P2060902


P2060906
ピエロ・デッラ・フランチェスカ(ボルゴ・サン・セポルクロ、1415c‐1492)の「セニガッリアの聖母」


P2060905


P2060930
これもあります。


P2060912
ピエロ・デッラ・フランチェスカの「鞭打ち」
縦58㎝×横81㎝


P2060910
カメリーノの無名彫刻家の「慈悲の聖母」


P2060920
次の部屋です。


P2060922
第13室


P2060921
天井の装飾


P2060923


P2060924
(つづく)



P2060613
次の部屋です。


P2060614
第5室になります。


P2060621
アンドレア・ディ・バルトロ(シエナ、1389‐1428)の「洗礼者聖ジョヴァンニ」と「大天使ミケーレ」


P2060620


P2060617


P2060625
15世紀後半のアブルッツォの無名彫刻家の「受胎告知」


P2060629


P2060626


P2060633
アントニオ・アルベルティ・ダ・フェッラーラ(フェッラーラ、1390/1400-1449c) の「聖母子と四聖人」


P2060636
中央の「聖母子」


P2060639
左の「アレッサンドリアの聖カテリーナと聖ジョルジョ」


P2060635
右の「聖アゴスティーノと聖ジローラモ」


P2060642
フラ・マルティーノ・アンジェリ(サンタ・ヴィットリア・イン・モンテナーロ、1438‐1448記録)の「玉座の聖母子と聖セバスティアーノと聖ビアージョ」


P2060645
次の展示室です。


P2060646
第6室


P2060648
アントニオ・アルベルティ・ダ・フェッラーラの「磔刑」


P2060650


P2060652
15世紀の北欧の無名彫刻家の「聖母子」


P2060657
アントニオ・アルベルティ・ダ・フェッラーラの「磔刑」


P2060661
ジョヴァンニ・アントニオ・ダ・ペーザロ(ペーザロ、1462‐1511記録)の「聖母子と聖人たちのポリッティコ」


P2060669
「玉座の聖母子」


P2060670
左の「聖ジローラモ」と「聖ベネデット」


P2060673
右の「聖ステファノ」と「聖エレーナ」


P2060675
中央上の「永遠の父なる神」と「磔刑」


P2060677
左上の「聖ゲラルド」と「聖ピエトロ」


P2060679
右上の「聖アルベルト」と「聖パオロ」


P2060680
裾絵


P2060683


P2060665
アントニオ・アルベルティ・ダ・フェッラーラの「聖アガタ」


P2060701
アントニオ・アルベルティ・ダ・フェッラーラの「聖母子と聖人たちのポリッティコ」(1439)


P2060697
中央の「聖母子」


P2060691
中央上の「キリストの復活」


P2060686
左下の「聖ピエトロ」、「洗礼者聖ジョヴァンニ」、「聖フランチェスコ」


P2060689
左上の「トローサの聖ルドヴィーコ」、「聖ドメニコ」、「聖キアーラ」


P2060692
右下の「聖ジローラモ」「聖ドナート?」、「聖パオロ」


P2060695
右上の「アレッサンドリアの聖カテリーナ」、「パドヴァの聖アントニオ」、「司教聖人」


P2060702
次の部屋です。


P2060704
表示がありませんが、第7室と思います。


P2060703
他の展示室とは少し趣が違う作品が並んでます。


P2060706
17世紀の無名画家の「聖家族の晩餐」


P2060708
マステッレッタ(ボローニャ、1575‐1655)の「エジプトへの逃避途中の休息」


P2060711
ジョヴァン・フランチェスコ・グエッリエーリ(フォッソンブローネ、1589‐ペーザロ、1657)の「獄中の聖ピエトロ」


P2060713
ジョヴァン・フランチェスコ・グエッリエーリの「クレオパトラ」


P2060717
バルトロメオ・スケドーニ(モデナ、1570‐パルマ、1615)の「ウンゲリアの聖エリザベッタの施し」


P2060722
グエルチーノ(チェント、1591‐ボローニャ、1666)の「聖セバスティアーノ」


P2060724
オラツィオ・ジェンティレスキ(ピサ、1563‐ロンドン、1639)の「ダヴィデ」


P2060728
Jusepe De Ribera (Valencia, 1598- Napoli, 1652) の「哲学者」


P2060731
グイド・レーニ(ボローニャ、1575‐1642)の「ダヴィデ」


P2060735
ピエトロ・リッキ通称ルッケーゼ(ルッカ、1606‐ウーディネ、1675)の「ルクレツィア」


P2060737
ジョヴァンニ・ランフランコ(パルマ、1582‐ローマ、1647)の「アンジェリカを解放するルッジェーロ」


P2060740
バッティステッロ(ナポリ、1578‐1635)の「ロトと娘たち」


P2060743
マッティア・プレティ(カタンツァーロ、1613‐ヴァレッタ、1699)の「イサクの犠牲」


P2060748
サルヴァトーレ・ローザ(ナポリ、1615‐ローマ、1673)の「プラトンのアカデミー」


P2060750


P2060754
ジョヴァンニ・アンジェロ・ダントニオ・ダ・ボロニョーラの「受胎告知」


P2060758
シモーネ・デイ・クローチフィッシ(ボローニャ、1355‐1399活動)の「ウミルタの聖母」


P2060762
バルナーバ・ダ・モデナ(モデナ、1325/30c-1383以降没)の「ピエタのキリスト」


P2060765
ヴィターレ・ダ・ボローニャ(ボローニャ、1345‐1359活動)の領域の「聖母子」


P2060768
14世紀前半のヴェネトの無名画家の「聖母子と天使たちと磔刑」


P2060771
プセウド・ヤコピーノ・ディ・フランチェスコ(ボローニャで14世紀前半に活動)の「授乳の聖母」
(つづく)

971
モンテフェルトロ家の名君フェデリーコ公によって建設されたドゥカーレ宮殿です。


957
城壁に面した部分に建てられたふたつの塔が特徴です。


P1120889
傭兵隊長として武勇の誉れが高かったフェデリーコですが、単に武勇に留まることなく文化や芸術などにも力を入れたことで知られ、ピエロ・デッラ・フランチェスカを筆頭に数多の芸術家がフェデリーコ公を慕ってウルビーノに集まりました。


P1130392
現在、ドゥカーレ宮殿は国立マルケ美術館が置かれ、宮殿内部とフェデリーコ公時代に制作された傑作美術品などを鑑賞できます。


P2060519
展示作品数は多いと言えませんが、作品の質の高さでは定評があります。


P2070413
宮殿の入り口はメルカターレ広場の一角に設けられてます。


P2070412
美術館の入り口


P2060520
展示室は階上にあります。


P2060521
モンテフェルトロ家の紋章


P2060522


P2060523


P2060524
展示室の入り口


P2060528
第1室です。


P2060547


P2060529
第1室の天井


P2060526
15世紀末のマルケの無名芸術家の「聖母子」


P2060531
アゴスティーノ・ディ・ドゥッチョ(フィレンツェ、1418‐1481以降没)の「聖母の頭」


P2060534
15世紀末のマルケの無名彫刻家の「フェデリーコ・ディ・モンテフェルトロ」


P2060537
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニ(シエナ、1439‐1502)に帰属する「バッティスタ・スフォルツァ」


P2060539
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニに帰属する「グイドゥバルド1世?」


P2060541
フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニに帰属する「フェデリーコ・ディ・モンテフェルトロとオッタヴィアーノ・ウバルディーニ」


P2060544
暖炉ですね。


P2060545


P2060548
Maestro della Madonne di Marmo (Tommaso Fiamberti ?)の「聖母子」(15世紀末)


P2060550
Maestro della Madonne di Marmo (Tommaso Fiamberti?)の「聖母子」(15世紀末)


P2060551
Maestro della Madonne di Marmo (Tommaso Fiamberti ?)の「聖母子と天使たち」(15世紀末)


P2060553
Maestro della Madonne di Marmo (Tommaso Fiamberti ?) の「聖母子」


P2060556
ルーカ・デッラ・ロッビア(フィレンツェ、1399/1400-1482)の「聖母子と四聖人(聖ドメニコ、聖トッマーゾ、聖アルベルト・マーニョ、聖ピエトロ・マルティ―レ)」


P2060558
これは何でしょうか?


P2060559
その説明版


P2060560
ミケーレ・ディ・ジョヴァンニ・ダ・フィエゾレ通称イル・グレコ(1418-1452以降没)の「聖母子と天使たち」


P2060562
15世紀末のトスカーナ派無名彫刻の「紋章を持つプットたち」


P2060564
ミケーレ・ディ・ジョヴァンニ・ダ・フィエゾレ通称イル・グレコの「紋章を持つプットたち」


P2060546
第2室に向かう入口の装飾


P2060567
第2室


P2060566
部屋の壁にフレスコ画が描かれてます。


P2060568


P2060569


P2060570


P2060571


P2060572


P2060573
第3室です。


P2060574


P2060579
フェデリーコ公の寝室です。


P2060580


P2060582
寝室内部の装飾


P2060576
フラ・カルネヴァーレ(ウルビーノ、1416以前生まれ‐1484c)の「磔刑」


P2060583
第4室です。


P2060584


P2060587
ニコラ・ディ・マエストロ・アントニオ(アンコーナ、1472‐1510記録)の「受胎告知と聖ジョヴァンニ・グアルベルトと聖ベネデット」


P2060591
15世紀後半のマルケの無名芸術家の「彩色磔刑像」


P2060595
ジョヴァンニ・ボッカッティ(カメリーノ、1424c‐1490以降没)の「磔刑」


P2060598
ジョヴァンニ・ボッカッティの「聖サヴィーノの物語」


P2060602
ジローラモ・ディ・ジョヴァンニ・ダ・カメリーノ(カメリーノ、1424c‐1490以降没)の「授乳の聖母」


P2060606
ジョヴァンニ・アンジェロ・ダントニオ・ダ・ボロニョーラ(カメリーノ、1444‐1476記録)の「聖母子と天使たち」


P2060610
ジローラモ・ディ・ジョヴァンニ・ダ・カメリーノの「磔刑と聖母と福音書記者聖ジョヴァンニ」
(つづく)


P2060482
次に来るのは何時になるだろうかと思いながら2つの祈祷所を後にしました。


P2060483
今回(何時もそうですが)、ウルビーノに来た最大の目的である国立美術館に向かいました。


P2060484
マッツィーニ通り


P2060485
この町の中心地なので、何度も行ったり来たりします。


P2060486
写真右はPalazzo del Collegio Raffaello


P2060487
サン・フランチェスコ教会


P2060489
レプッブリカ広場


P2060488
Via Vittorio Veneto


P2060490
この先に国立美術館となっているドゥカーレ宮殿があります。


P2060491
ルネサンスを満喫出来る家並みです。


P2060492
突き当りの建物の名前を失念してしまいましたが、有名です。


P2060493
建物前に大天使ミケーレ像が立ってます。


P1120513
壁の「聖母子」のモザイク


P2060494
ドゥオーモです。


P2060510
ウルビーノに司教座が置かれたのは9世頃と言われてますが、当時は城壁外にあったそうです。


P2060497
この地に司教座教会が建てられたのは1021年のことでした。


P2060496
名君フェデリーコ・モンテフェルトロ公の時代に再建された建物は1789年の大地震によって崩落してしまいました。


P2060498
簡単に拝観しました。
ご覧のように新しく見えます。大地震後に新古典様式で1801年に完成した三代目の建物なので、それは当然です。


P2060500
後でゆっくりと拝観したので、詳細は後で触れることにします。


P2060501


P2060502
古い祭壇画も残されてます。


P2060504
古い教会がそのまま現代まで残るというのは、稀有なことであることがよく分かるドゥオーモです。


P2060505
外に出たら、多少天気が持ち直してきたようです。


P2060506
観光案内所に行って、各見どころの開館時間などを確認しました。


P2060507
ドゥオーモの左横にあるグロッタ祈祷所は閉まっていました。


P2060508
サン・ドメニコ教会


P2060509
広場の中央に立つObelisco Egiziano


P2060513
サン・ドメニコ教会を拝観しました。


P2060514
後ほど詳しく触れることにします。


P2060515


P2060516
ここも新しく見えます。


P2060517


P2060518
次はいよいよ国立美術館です。


P2070413
この日は作品の写真を撮ることにほぼ専念しました。翌日の午前中にも入館しましたが、この時はカメラを持たずに鑑賞に専念しました。


P2070412


P2060703


P2060918
かなり混雑していました。


P2070142


P2070143


P2070414
大満足で外に出ました。


P2070415
国立美術館の展示作品については、別に詳しく触れることにします。


P2070416
日差しが出てきました。


P2070418
残念ながら、Museo Diocesanoは休館中でした。


P2070419
美術館は疲れます。


P2070420
集中して根を詰めるので、体力的に条件が厳しくなる一方です。


P2070421
ブラブラ歩きを続けました。


P2070422


P2070423


P2070424


P2070426
ラッファエッロの家は後回しです。


P2070427


P2070430


P2070428


P1120492
ホテルに戻って一休みしました。
(つづく)

今回は、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所とサン・ジュゼッペ祈祷所です。2つの祈祷所は僅か20mほどしか離れいない場所にあります。
P2060402
サン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所の続きです。
写真右の扉が入り口です。拝観は有料です、確か€2だったと思います。


P2060404


P2060470
入った時は、拝観者が少なかったのですが、高校生のグループがやってきました。混雑を避けるために、磔刑の横にある扉から別室に入りました。


P2060408


P2060409
テレンツィオ・テレンツィ通称ロンドリーナ(1575‐1621)は、フェデリーコ・バロッチに師事した後、ルネサンス後期にローマで活動した画家です。ラッファエッロの影響を受けた画風が特徴です。


P2060410
ドメニコ・バルビアーニの「磔刑」(1628)


P2060413
その別室からの眺めが中々のものです。


P2060414
天気がパッとしなかったのが残念でした。


P2060417
マルケのフェデリーコ・バロッチの追随者による「洗礼者聖ジョヴァンニ」(16世紀)


P2060441
グループの一行が立ち去ったので、祈祷所内に戻り、ゆっくりと鑑賞しました。


P2060445
これらのフレスコ画は、(その1)で触れたように、ロレンツォとヤコポのサリンベーニ兄弟によって1416年に制作されたものです。


P2060420
フレスコ画のテーマは、洗礼者聖ジョヴァンニの生涯です。


P2060422


P2060424


P2060426


P2060428


P2060431
剥離落剝した部分の補筆は行われてません。


P2060435


P2060437


P2060440
祭壇


P2060448
ファサードの裏側


P2060450


P2060452


P2060454


P2060457
天井も修復されたと思います。


P2060459
左壁に設けられた礼拝堂です。


P2060460


P2060462
祭壇前飾り


P2060467


P2060464


P1130056


P2060469


P2060471
左側壁


P2060472
右側壁


P2060473
このご夫婦は大変熱心に鑑賞していました。


P2060476
外に出ました。


P2060477
次はサン・ジュゼッペ祈祷所です。


P2060480
1503年創建、1515年に完成したサン・ジュゼッペ祈祷所ですが、主祭壇周辺の湿気が高く、痛みが激しくなったので、1682年から1689年に再建された建物が現在の姿となってます。


P2060479
ここも拝観有料です。


P1130067
このプレセーペが有名です。


P1130069
スタッコで作られてます。


P1130070
製作者は、地元の彫刻家フェデリーコ・ブランダーニ(ウルビーノ、1520-1574)です。


P1130114
プレセーペの前にフェデリーコ・ブランダーニの胸像が置かれてます。


P1130115


P1130071


P1130072


P1130117


P1130118


P1130120


P1130121


P1130122


P1130073
次は聖具室です。


P1130074
写真左のキャビネットが有名です。


P1130075
18世紀前半に制作されました。


P1130084
キャビネットに描かれた風景画は、アレッシス・デ・マルキス(ナポリ、1684-ペルージャ、1752)の作品です。アレッシスは、ローマ、ウルビーノで活動した画家です。


P1130085


P1130086


P1130076
肖像画が4点並んでます。


P1130077


P1130078


P1130079


P1130080


P1130081


P1130082


P1130083


P1130087
ドメニコ・ロセッリの「聖母子の浮彫り
次は堂内です。


P1130088
単廊式、バロック様式の堂内です。


P1130090
左側壁


P1130089
右側壁


P1130091
カルロ・ロンカッリによるフレスコ画


P1130092


P1130093


P1130095


P1130097
聖歌隊席とオルガン


P1130109


P1130098


P1130096
ジュゼッペ・リローニの「聖ジュゼッペ」


P1130100
マウリツイオ・スバラニーニ(ウルビーノ、1706‐1748)の「聖母子」


P1130102
カルロ・ロンカッリの「聖母の結婚」


P1130106
カルロ・ロンカッリの「聖ジュゼッペの死」


P1130110
カルロ・ロンカッリの「エジプトへの逃避」


P1130104
カルロ・ロンカッリの「ご誕生」


P2060481
外に出ました。2つのオラトリオは美術ファンにとっての必訪地でしょうね。
(つづく)

P2060339
ウルビーノは、人口15,014人(2016年6月30日現在)のマルケ州ペーザロ・ウルビーノ県の県都です。
この日(2016年5月末)は、ペーザロからバスでウルビーノに向かいました。


P2070441
FS駅横にあるペーザロのバスターミナル


P2060340
ペーザロからウルビーノまで、バスで1時間ほどかかります。


P2060343
途中殆ど寝てたので、ウルビーノに到着してビックリ。ウルビーノに来たと思わず、間違って別の場所に来たかと思いました。


P2060341
乗ってきたバスがペーザロに戻りますが、念のため、その行き先確認をしました。それによって、ここが新設されたウルビーノのバスターミナルであることが分かりました。
でも、新バスターミナルがウルビーノに何処にあるのか、サッパリ分かりませんでした。


P1120888
ウルビーノはピエロ・デッラ・フランチェスカ所縁の地ですから、大体2年毎に来ているので、地図なしでも歩けると思っていました。
従来のバスターミナルはここ(メルカターレ広場)でした。ここに到着するものと思ってました。


P1120884
ヴァルボーナ門からチェントロに入るのが従来でした。


P1120897
この通りを上って行く。今回も同じと思っていました。


P2060342
ここから城壁まで登れるようです。


P2070435
エレベーターに乗りました。直通エレベーターはないようです。


P2070436
途中階にスーパーがありますが、その階でエレベーターを乗り換えるようになってます。


P2070437
エスカレーターも完備されてます。


P2070438
バスターミナルがゼロ階、城壁の場所が6階(日本の7階)になります。


P2060346
ここに出ました。


P2060345
下を見下ろしました。


P2060344
見たことがある門ですが、門の名前も分からず、その場所も見当が付きません。


P2060347
ホテルまでは地図なしで行けると思っていたので、感が狂いました。


P2060348
サンタ・ルチア門です。新バスターミナルは旧バスターミナルの丁度反対側にあることになります。


P2060350
門を潜って城壁内に入りました。


P2060371
ブラマンテ通りと書いてある標識を見て、初めて自分の居場所が分かりました。やれやれ


P2060349
ブラマンテ通りを真っ直ぐ進めば中心地に行くことが出来ます。


P2060351
ドゥオーモの鐘楼が見えているので安心しました。


P2060352
道は一旦下ってから上ります。


P2060354
ブラマンテ通りなので、この教会がサント・スピリト教会であることが直ぐに分かりました。


P2060355
誰の像でしょうか?


P2060356
大きな荷物がありましたが、扉が開いていたので拝観を強行しました。


P2060359
単廊式の、ごく普通の内部です。


P2060360
翼廊がなく長方形をしています。


P2060361


P2060362


P2060368


P2060364
主祭壇画


P2060366
出入り口


P2060370
外に出たら、小雨が降りだしていました。


P2060372
植物園に未だ入ったことがありません。


P2060373


P2060375
町の中心に出ました。


P2060389
先ずホテルに向かいました。


P2060390
何時も同じホテルに泊まってます。


P2060392
大きな荷物から解放され、身軽になったので、早速町歩きの開始です。


P2060393


P2060391
かなりの坂を下りました。


P2060377
先ず、サン・フランチェスコ教会の拝観です。


P2060378
古くて非常に風格がある教会です。


P2060383
ただ、私としては、最近行われた修復が気になる所です。


P2060385
修復によって、味が薄れたことは否めません。


P2060386
長い年月を経れば劣化するのは当然。だから修復は必至です。


P2060387
白い壁になって明るくなって良かったですね←皮肉です。
全てを塗りつぶす必要があったのですか?


P2060388
外に出ました。


P2060379
レプッブリカ広場


P2060381


P2060380
以前は、この通りの下にバスターミナルがありました。


P2060395
次はサン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所とサン・ジュゼッペ祈祷所です。


P2060396
2014年に来た時、二つの祈祷所とも修復工事が行われていました。


P2060397
修復後に来るのは、今回が初めてでした。修復の具合がどのようになっているのか、興味津々です。二つの祈祷所に行くことが、今回の旅の目的の一つでした。


P2060398
サン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所が見えてきました。


P2060398
以前とは見違えるようです。


P2060478
その手前にあるサン・ジュゼッペ祈祷所の修復も完全に終わっていました。


P2060400
サン・ジュゼッペ祈祷所の拝観を後回しにして、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所の拝観です。


P2060401
1365年創建のゴシック様式の建物が新しそうに見えます。


P2060441
内部のフレスコ画の修復も完全に終わっていました。
2014年はどうであったか、ですが、以下に載せましょう。


P1130125
サン・ジュゼッペ祈祷所は修復中でしたが、公開していました。


P1130126
サン・ジョヴァンニ・バッティスタ祈祷所も修復工事の真っ最中でした。


P1130130
中のフレスコ画も修復作業中なので、非公開と言われました。


P1130044
中に入れて欲しいと頼み込んだら、邪魔をしないという条件で入れてくれました。
成程、フレスコ画の修復作業の真っ最中でした。


P1130052
フレスコ画の修復をフレスコ画法でやるのは無理です。


P1130053
修復箇所を直接絵の具で塗って修復するので、どうしても修復後の色調が色鮮やかになるきらいがあります。


P1130061
この辺はほぼ終了のようです。


P1130062
これらのフレスコ画は、ロレンツォとヤコポのサリンベーニ兄弟によって1416年に制作されました。


P1130054


P1130063


P1130064


P1130065


P1130066


P1130058
(つづく)

↑このページのトップヘ