ウルビーノはイタリア中世そのままの宝石の様な町です。
その美しさはイタリア有数でしょうね。
ローマ広場に行ってみるか。
広場にラッファエッロ像があります。
サン・ジョヴァンニ・バッティスタとサン・ジュゼッペの祈祷所が閉鎖されていたので、その分だけ時間が余り気味でした。
小さな町なので、丸2日の滞在は少し長く感じます。
ラッファエッロ通りを上りました。
車の下で日向ぼっこのニャーゴ
旧ミゼリコルディア病院
細い道を道草
ティモテオ・ヴィティー(ウルビーノ、1469‐1523)は、盛期ルネサンスにウルビーノで活動した画家です。
ボローニャでフランチェスコ・フランチャに師事した後、ウルビーノに戻り、1494年にジョヴァンニ・サンティが没して空席となっていたウルビーノ公の宮廷画家に1495年に就任したのですが、ジョヴァンニの死後、困っていたジョヴァンニ・サンティ工房を助けると共に、ラッファエッロの面倒を見たのです。
ティモテオの生家、工房などティモテオ所縁の建物が通りにあると思ったのですが、見つかりませんでした。
ティモテオはラファエッロの才能を見抜き、援助を惜しみませんでした。それどころか、その画風はラッファエッロの強い影響を受けたものに変わったのです。
裁判所はラッファエッロ通りに面してます。
建物が途切れているのが見えますが、そこが広場です。
ローマ広場
広場の中心に立つラッファエッロのモニュメント
広場の見どころはこれだけです。
通りを下りました。
かなりの急坂です。
この後、「ラファエロの生家」美術館に入館しました。
美術館に付いては、既に詳しく触れました。
一旦ホテルに戻り、自室で一休み。自室から撮った写真です。
30分ほど休憩して、町歩きを再開しました。
見慣れた写真ばかりが続きます。見慣れた光景、作品などを見るためにイタリアに行くのですから、これで良いのです。
ドゥオーモ
サン・ドメニコ教会
次はサンタ・キアーラ教会です。
サンタ・キアーラはサン・ドメニコの裏手にあります。
サンタ・キアーラ教会です。
幸運にも開いていました。
見どころはフレスコ画です。
これらのフレスコ画は、ピエトロ・ダ・コルトーナとチーロ・フェッリによって1668年に制作されました。
観ることが出来て良かった!
ここでは、宗教活動は行われていません。
外に出ました。
次は何処に行こうか?
そうだ、サン・ガエターノ祈祷所に行かなくては!
危うくサン・ガエターノ祈祷所を忘れる所でした。
ここはサン・ドメニコ教会の後陣です。
後陣の隅に小さな礼拝堂が設けられてます。
これがサン・ガエターノ祈祷所です。
保護のガラスが邪魔して写真写りが悪いですが、中にフレスコ画があります。
素晴らしいフレスコ画です。
ウルビーノに行ったら、この作品を見逃さないでください。
物覚えが悪くなって困ります。
そうは言っても、スーパーに行けば、レジに行く前に自分が買ったものの総支払額が末尾の円まで間違えずに分かります。消費税課税前の総額に8%をかける前の金額でも大丈夫です。
この通りの名称が分かりません。
次はサン・バルトロ教会です。
この下を潜ります。
この教会の前に出ます。
この教会は全然分かりません。
教会の建物にこの標識があるので、この教会がサン・バルトロ教会と思っていた時がありますが、違います。ご存知の方、教えて頂ければ幸いです。
私が行った時、開いていたことがありません。
通りを下ります。
サン・バルトロ教会の鐘楼が見えます。
サン・バルトロ教会です。
残念乍ら閉まっていました。
ここまで来たからには門に行ってみましょう。
サン・バルトロ門です。
車の通行は難しそうです。
門を潜って城壁外に出ました。
遠くにサン・ベルナルディーノ教会が見えました。
くっきりと見えました。
教会まで相当に遠そうに見えたので、行かなくて良かったと思いました。
城壁外から見たサン・バルトロ門です。
門を潜って城壁内に戻りました。
次はFortezzaです。
サン・バルトロ門からFortezzaまで、町を縦断する格好になります。
坂を上りました。
Fortezza Albornozです。
中に入ったことがありません。
ウルビーノで最も高い所にあるので、ここからの眺めを目当てで来る人が殆どです。
サン・ベルナルディーノ教会が見えます。
キリがないので、この辺で終わりにしましょう。
(おわり)