イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ: パヴィア

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パヴィア大聖堂、Cattedrale di Santo Stefano e Santa Maria Assuntaです。
ヴァチカンのサン・ピエトロ大寺院、パンテオン、フィレンツェ大聖堂に次いで、イタリアで4番目に大きい聖堂です。


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この地には、後に司教座教会となる、6‐7世紀に建設されたサント・ステファノとサンタ・マリア・デル・ポポロの双子の教会がありました。


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建物の老朽化と規模拡大のために、再建されることになり、1488年、クリストフォロ・ロッキの設計によって建設工事が開始されましたが、創建間もない時期にジョヴァンニ・アントニオ・アマーデオとジャン・ジャコモ・ドルチェブオーノに建築家が変更となりました。
1521年に一応の完成を見ましたが、クーポラやファサードは未完成のまま19世紀に至りました。
設計者がブラマンテやレオナルド・ダ・ヴィンチの弟子だったので両者の影響を受けた建物になってます。


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高さ97mのクーポラは漸く1885年に完成しました。
最終的に工事が終わったのは1930年でした。


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建設工事が長年に渡ったため、場所によって新旧混在している箇所があります。


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この場所が問題の箇所です。勿論、遺跡ではありません。崩落した塔がありました。
この場所に、1330年に建てられ、1583年に高さを増した、鐘楼を兼ねた市の塔Torre Civicoがありました。構造上、強度の問題を抱えていましたが、1989年3月17日に大崩落してしまいました。
崩落時に大聖堂の建物に損傷を与えましたが、大聖堂の建物と市の塔が互いの強度上のバランスを保っていたようで、それだけに留まらず大聖堂の構造強度自体にも深刻な影響を与えることが分かり、その使用が危険とされました。
そのため、大聖堂の大規模修復工事が行われるようになり、2012年10月に工事が完成したのです。その間、大聖堂は立ち入り禁止となっていました。


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聖堂内に入りました。
驚きました!
市の塔崩落以前の聖堂内は、ルネサンス様式の薄暗く堂々とした造りでしたから。


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明るくて全てが新しいのです。


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変わらないのは三廊式、ギリシャ十字形の基本構造くらいです。


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変わらないのは外観だけ?


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うろ覚えですが、以前のクーポラの方が断然よかった!


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味気ない主祭壇と後陣


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左翼廊の礼拝堂でミサが行われていました。


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後陣の装飾


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新造されたものでしょうね。


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オリジナルのものを出来るだけ生かそうとの発想はなかったように思います。


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説教壇


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構造上の強度不足だったので、オリジナルのものを使用したくても出来なかった可能性がありそうです。


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アレッサンドロ・サウリ礼拝堂


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このような修復は予想していなかったので戸惑いました。


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ロザリオの聖母礼拝堂


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ベルナルディーノ・ガッディの「ロザリオの聖母」(1532)


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サンティッシモ・トリニータ礼拝堂


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サン・ジョヴァンニ・バッティスタ礼拝堂


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サクロ・クオーレ礼拝堂


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聖家族礼拝堂


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ジュゼッペ・カルサーナ・ディ・ベルガモの「聖家族」(1887)


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ダニエーレ・クレスピの作品(17世紀)


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イル・チェラーノの作品(17世紀)


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洗礼盤


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(おわり)

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サン・テオドーロ聖堂です。


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752年のパヴィアの記録に、この地にあった教会の存在が初めて記され、それ以降の記録に引き続き載せられています。当初は、聖アグネスを奉献するサンタグネス教会と呼ばれていましたが、1000年頃までに奉献する聖人が聖テオドーロに変更され、教会の名称がサン・テオドーロ教会に改められました。


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奉献する聖人および教会名称の変更ですが、創建以来、教会の傍を流れるティチーノ川の漁民や川で働く人々の侵攻を次第に集めるようになり、778年に没したパヴィア司教聖テオドーロが漁民たちの守護聖人になったことに基づきます。


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12世紀半ばに教区教会に昇格することになり、1185年から1220年にかけて建設されたロマネスク様式の二代目の建物が現在の姿の原形となってます。


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その後、1510年と1692‐1693年の修復を経て現在の姿となりました。


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後陣


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ファサードは16世紀に行われた修復後のものです。


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ルネッタ上にフレスコ画があったとされてます。


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ファサード側の入り口から聖堂内に入りました。


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三廊式、ロマネスク様式の内部です。


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左側廊方向


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右側廊方向


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主祭壇下に聖テオドーロの遺体が安置されてます。


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後陣のフレスコ画はぺリン・デル・ヴァーガによって制作されました。


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「聖母子と聖アグネスと聖アガタ」


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制作者不明


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説教壇の装飾


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クリプタの入り口


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クリプタに下りました。


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内陣に戻りました。


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フレスコ画は、ベルナルディーノ・ランツァーニの「聖テオドーロの生涯」(1514)


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聖テオドーロの生涯がどのようであったのか知らないので、各場面の意味が分かりません。


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こちらはベルナルディーノ・ランツァーニの「聖アグネスの生涯」(1522)


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ベルナルディーノ・チェチェーリの「獄中の聖アガタに面会する聖ピエトロ」


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1998年に見つかったモザイク


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モザイクは初代の建物にあったとされてます。


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カルロ・サッキ(1616‐1701)の「マギの礼拝」


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パヴィアの街が描かれたフレスコ画はベルナルディーノ・ランツァーニの作品です。


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こちらのフレスコ画もベルナルディーノ・ランツァーニの作品です。


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聖水盤


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柱や壁に古いフレスコ画が残されてます。


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これらは13世紀に描かれたとされてます。


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制作者は不明です。


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ぺリン・デル・ヴァーガの作品


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外に出ました。
(おわり)


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オルソーラ・マッダレーナ・カッチャの「聖母子と天使」


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アントニオ・ブスカ(ミラノ、1625‐1684)の「聖トッマーゾの不信」


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アンドレア・ランツァーニ(ミラノ、1641‐1712)の「幼きキリストとパドヴァの聖アントニオと天使」


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ルイージ・スカラムッチャ(ペルージャ、1616‐ミラノ、1680)の「受胎告知」


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ヴィンチェンツォ・アングイニャーノ(ミラノで17世紀に活動)の「聖アグネスの施し」


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ダニエーレ・クレスピと弟子の「病人を治すキリスト」


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アントニオ・ザンキ(エステ、1631‐ヴェネツィア、1722)の「二人の兵士」


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グレゴリオ・ラッザリーニ(ヴェネツィア、1655‐ロヴィーゴ、1730)の「聖セバスティアーノの殉教」


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フェデリーコ・ビアンキ(ミラノ、1635c‐1719)の「ニオベの子供たちの虐殺」
ニオベの話を知らないと理解が難しい作品です。


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ローザ・ダ・ティヴォリ(1655‐1706)の「家畜がいる風景」


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ローザ・ダ・ティヴォリの「家畜がいる風景」


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フィリッポ・アッビアーティ(ミラノ、1643‐1715)の「十字架を担ぐキリスト」


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ジラルド・ダ・ローディ(ローディで18世紀前半活動)の「果物の静物画」


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無名画家の「壮大な建物がある風景」(17世紀末‐18世紀初頭)


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無名画家の「ローマ時代の風景」


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アレッサンドロ・マニャースコ(ジェノヴァ、1667‐1749)の「兵士の埋葬」


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アレッサンドロ・マニャースコの「戦死者の弔い」


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ニコラ・マリンコニーコ(ナポリ、1663‐1721)の「パリスの判決」


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ジュゼッペ・バッザーニ(マントヴァ、1690‐1769)の「福音書記者聖ジョヴァンニと聖ピエトロ」


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ジュゼッペ・バッザーニの「Saul folgorato sulla via di Damasco」


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ジュゼッペ・アントニオ・ビアンカ(1703‐1757)の「聖家族」


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ファービオ・チェルーティ(1688‐1761)の「旅人と家畜がいる風景」


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ゲラルド・ポーリ(フィレンツェ、1676‐ピサ、1739)の「1525年2月24日のパヴィア戦争」


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マウロ・ピチェナルディ(クレマ、1735‐ベルガモ、1809)の「聖母の誕生」


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アントニオ・バレストラ(ヴェローナ、1666‐1740)の「聖母子」


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ジュゼッペ・アントニオ・ビアンカの「年老いた聖母」


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ヴェネトの無名画家の「田舎の風景」(18世紀前半)


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ヴェネトの無名画家の「田舎の風景」(18世紀前半)


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ジョルジョ・ドゥランティ(ブレーシャ、1683‐1755)の「アヒルと子アヒル」


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フランチェスコ・ズッカレッリ(ピティリアーノ、1702‐フィレンツェ、1788)の「羊飼いと家畜がいる風景」


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アンドレア・ウルバーニ(ヴェネツィア、1711‐パドヴァ、1798)の「冬の風景」


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アンドレア・ウルバーニに帰属する「遺跡がある風景」


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アンドレア・ウルバーニに帰属する「遺跡がある風景」


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アンドレア・ウルバーニに帰属する「橋がある風景」


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ポンぺオ・バトーニ(ルッカ、1708‐ローマ、1787)の「スザンナの水浴」


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ポンぺオ・バトーニの「ジュゼッペ・ポッツォボネッリ枢機卿の肖像」


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フランチェスコ・ビアンキ(ミラノ、1635c‐1706)の「受胎告知」


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ピエトロ・アントニオ・マガッティ(ヴァレーゼ、1691‐1767)の「聖ジローラモの幻視」
おなじみの聖ジローラモではありません。聖ジローラモは二人いました。


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ピエトロ・アントニオ・マガッティの「聖クィリコと聖ジュリッタの殉教」


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ロンバルドの無名画家(ジャコモ・パラヴィチーニ?)の「聖アガタの殉教」


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疲れました。


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(おわり)



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広い展示室です。


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カミッロ・プロカッチーニ(ボローニャ、1551c‐ミラノ、1629)の「寺院への聖母の出現」


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ヤコポ・キメンティ・ダ・エンポーリ(フィレンツェ、1551‐1640)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの殉教と昇天」


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ジローラモ・キニョーリ(ミラノで17世紀前半活動)の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」


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カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネの「聖マルタとマルシーリアの聖ラッザーロ司教とマグダラのマリアと聖マルチェッラ」


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ジュリオ・チェーザレ・プロカッチーニ工房の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(1524)


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カミッロ・プロカッチーニの「Ritorno del figliol prodigo」


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モラッツォーネ(モラッツォーネ、1573‐1626)の「マギの礼拝」


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17世紀のロンバルドの無名画家の「荊刑のキリストと聖母とマグダラのマリア」


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アンジェロ・リーギ(1595‐1605活動)の「ベアータ・シビッリーナと天使」(1599c)


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制作者不詳の「ダニエーレ・クレスピ作『Il rinnegamento di Pietro』の複製画」


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ダニエーレ・クレスピ(1598c‐1630)に帰属する「聖アンドレア・アポストロ」


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フランドルの無名画家の「楽園」(17世紀初め)


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ロンバルドの無名画家の「幼きキリストと聖ジュゼッペ」(17世紀中頃)


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カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネ工房の「聖ロザリア」


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カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネの「エジプトへの逃避途中の休息」


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17世紀中頃の無名画家の「静物画」


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17世紀中頃の無名画家の「静物画」


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Ambito di Jan Van Kessel の「静物画」


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Ambito di Jan Van Kessel の「静物画」


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Maniera di Jan Bruegel il Vecchio の「天国」


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カミッロ・プロカッチーニの「マギの礼拝」


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フランチェスコ・カイロ(ミラノ、1607‐1665)のアルテミジア」


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フランチェスコ・カイロの「悔悛のマグダラのマリア」


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フランチェスコ・カイロの「女性」


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カルロ・コルナーラ(ミラノ、1605c‐1673)の「マグダラのマリア」


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カルロ・チェレーザ(サン・ジョヴァンニ・ビアンコ、1609‐ベルガモ、1679)の「ご訪問」


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カルロ・チェレーザの「ご誕生」


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ミッコ・スパダリーノ(ナポリ、1609c‐1675)の「ディアナとアッテオーネ」


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ミッコ・スパダリーノの「ヴィーナスとアドーネ」


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オルソーラ・マッダレーナ・カッチャ(モンカルヴォ、1596‐1676)の「聖母の誕生」


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オルソーラ・マッダレーナ・カッチャの「アレッサンドリアの聖カテリーナ」


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ロンバルドの無名画家の「フェルトーレのベアート・ベルナルディーノの奇跡」(17世紀中頃)


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エルコーレ・プロカッチーニ・イル・ジョーヴァネ(ミラノ、1596‐1676)の「聖パオロの落下」


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ロンバルドの無名画家の「幼きキリストと聖ジュゼッペ」(17世紀中頃)


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カルロ・サッキ(パヴィア、1616‐1707)に帰属する「聖ピエトロ」


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カルロ・サッキに帰属する「司教聖人」


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ジョヴァン・バッティスタ・カルローネ(ジェノヴァ、1603‐1683)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの殉教」


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アントニオ・マリア・ルッゲーリ(ミラノ、1700‐1728記録)の「宗教の奇跡」


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アントニオ・マリア・ルッゲーリに帰属する「アジルルフォの洗礼」


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ドメニコ・ピオラの領域の「マグダラのマリア」
(つづく)

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ベルナルディーノ・リチーニオ(1489‐1549)の「赤い服を着た女の肖像」(1540)


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ベルガもの無名画家(フランチェスコ・テルツィ?)「ティロル伯爵フェルディナンド2世の肖像」(16世紀後半)


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ロンバルドの無名画家の「老人の肖像」(16世紀後半)


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ジローラモ・デル・サント(パドヴァ、1509‐1561記録)の「ピエトロ・ベンボ枢機卿の肖像」(16世紀前半)


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制作者不詳の「ジョヴァンニ・ダ・モンテ作『聖パオロの落下』の複製画」(16世紀後半)


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ヴェネトの無名画家の「男の肖像」(16世紀前半)


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ヴェネトの無名画家の「貴婦人の肖像」(16世紀前半)


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ドメニコ・ブルサソルツィ(ヴェローナ、1515c‐1567)の「甲冑の男の肖像」(16世紀後半)


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ナポリの無名画家の「キリストの鞭打ち」(16世紀末)


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ラッタンツィオ・ガンバラ(ブレーシャ、1530c‐1574c)の「女の頭」(1560c)


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エミリアの無名画家の「聖パオロ」(16世紀中頃)


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ボニファッチョ・ヴェロネーゼ工房の「シピオーネの自制」(16世紀)


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テオドーロ・ゲーシ(マントヴァ、1536?‐1601)の「羊飼いの礼拝」(1570c)


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次の部屋です。


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パオロ・フェリナーティ(ヴェローナ、1524‐1606)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」(1603)


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パオロ・ヴェロネーゼ(ヴェローナ、1528‐ヴェネツィア、1588)の「悔悛の聖ジローラモ」(16世紀後半)


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パルマ・イル・ジョーヴァネ(ヴェネツィア、1544‐1628)の「聖母と聖フランチェスコと聖キアーラ」(16世紀末‐17世紀初頭)


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ヴェネトの無名画家の「聖人たちがいる風景」(16世紀後半)


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ヴェネトの無名画家の「救世主」(16世紀後半)


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ピエトロ・マローネの領域の「復活したキリストと聖ピエトロと聖パオロ」(1590‐1600c)


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ピエトロ・マリア・バニャトーレ(オルツィヌオーヴィ、1548c‐ブレーシャ、1627c)の「L'Uomo dei dolori e un angelo con gli strumenti della passione」(1585‐95)


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ジョヴァンニ・アンブロージョ・フィジーノ(ミラノ、1553‐1608)の「ジュピターとユーノーとイーオー」(1599‐1600)


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トスカーナの無名画家(ドメニコ・ベッカフーミの領域?)の「La Carita?」(16世紀中頃)


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ルーカ・カンビアーソ(モネーリア、1527‐マドリッド、1585)に帰属する「聖母子と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1550‐60c)


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イシドーロ・ビアンキ(カンピオーネ、1581‐1662)の「キリストの昇天」(17世紀中頃)


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クレモナの無名画家の「最後の晩餐」(16世紀第4四半世紀)


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クレモナの無名画家の「寺院への出現」(16世紀後半)


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ジョヴァンニ・バッティスタ・トロッティ通称イル・マラッソ(クレモナ、1555‐パルマ、1619)の「園のキリスト」(1585)


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ドメニコ・カンパニョーラ(ヴェネツィア、1500以前ーパドヴァ、1564)の「ピエタと大天使ミケーレと聖クリストフォロ」(1512‐15c)


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カミッロ・プロカッチーニの領域の「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(17世紀初頭)


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制作者不詳の「イル・チェラーノ作『聖フランチェスコ』の複製画」(17世紀初め)


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制作者不詳の「イル・チェラーノ作『黙示録の騎士』の複製画」


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ロンバルドの無名画家の「ニコロ・アルベルガーティ枢機卿の肖像」(17世紀前半)


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カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネ(ミラノ、1609‐1661)の「高貴な女性の肖像」


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カルロ・フランチェスコ・ヌヴォローネの「聖アポッロニア」


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パルマ・イル・ジョーヴァネ工房の「受胎告知」


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クレモナの無名画家の「マギの礼拝」(16世紀第4四半世紀)


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カミッロ・プロカッチーニの領域の「羊飼いの礼拝」(17世紀中頃)


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オルテンシオ・クレスピ(ロマニャーノ、1577‐ミラノ、1620)の「聖アガタ」(1616)


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イル・チェラーノ(ロマニャーノ、1573‐ミラノ、1632)の「聖母子と聖ピエトロと聖ブルーノ」(1631‐33c)


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逆光ですが、パヴィア大聖堂の模型です。


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パヴィア大聖堂の模型


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パヴィア大聖堂の改築提案の模型
(つづく)

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ベネデット・ルスコーニ通称ディアナ(ヴェネツィア、1460c‐1525)の「聖母子」


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バルトロメオ・モンターニャ(ヴィチェンツァ、1449c‐1523)の「聖家族」(15世紀末‐16世紀初頭)


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クレモナの無名画家の「聖ロッコ」(1530‐40c)


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ロンバルドの無名画家の「聖ジローラモ」(1520‐30c)


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ガロファロ(フェッラーラ、1481c‐1559)の「聖母の結婚」(1505‐08c)


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ロレンツォ・コスタと工房に帰属する「死せるキリストへの哀悼」(1505‐06c)


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ピエトロ・グラッモルセオ(カザーレ・モンフェッラート、1521‐1531記録)の「聖フランチェスコ」(16世紀第2四半世紀)


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プセウド・ジャンピエトリーノBの「アレッサンドリアの聖カテリーナの殉教」(1545c)
ジャンピエトリーノがいて、プセウド(偽)・ジャンピエトリーノがいて、プセウド・ジャンピエトリーノAがいて、ジャンピエトリーノBがいるのです。


P2050110
ヴェルチェッリの無名画家の「十字架の下にいる幼きキリストを崇める聖人たち」(16世紀前半)


P2050114
ローディの無名画家(ジローラモ・メレグーロ?)の「十字架を担ぐキリスト」(16世紀初め)


P2050117
はて、どこかで見たような・・・・・
ロンバルドの無名画家の「レオナルド・ダ・ヴィンチ作『岩窟の聖母』の複製画」(1530c)
この作品の裏にマルコ・ドッジョーノ(レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子)の署名と1510年と書かれていますが、16世紀後半頃に書き加えられたとしてマルコ作説は否定されてます。


P2050123
ロンバルドの無名画家の「女の肖像」


P2050128
ロンバルドの無名画家の「医者チェーザレ・デ・ミーリオの肖像」(1501)


P2050131
ジャンピエトリーノ工房の「マグダラのマリア」(16世紀前半)


P2050135
プセウド・フランチェスコ・ナポレターノ(ミラノ?で16世紀第1四半世紀活動)の「聖母子」(16世紀第1四半世紀)


P2050138
チェーザレ・マーニ(1511から存在確認‐ミラノ、1534)の「聖母子」(16世紀前半)


P2050141
ベルナルディーノ・ルイーニ(ルイーノ?、1480c‐1532)の「髭の男」


P2050144
ベルナルディーノ・ルイーニの「女性らしい女」(1521‐23)


P2050149
パヴィアの無名画家の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニと聖ジローラモと寄進者」(1515‐20c)


P2050152
ピエモンテの無名画家の「ロレートの聖母と聖人たち」(1530‐40c)


P2050155
次の部屋です。


P2050157
ミラノの無名画家の「園の祈り」(16世紀第4四半世紀)


P2050162
トスカーナの無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(16世紀初め)


P2050165
パヴィアの無名画家の「聖家族」(16世紀)


P2050169
Maestro di San Miniatoの「聖母子」(15世紀後半)


P2050173
イタリアの無名画家の「アンドレア・デル・サルト作『聖母子と聖ジョヴァンニーノ』の複製画」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2050178
ロレンツォ・ディ・クレディ工房の「幼きキリストを崇拝する聖母と聖ジョヴァンニーノ」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2050181
ラッファエッリーノ・デル・コッレ派画家の「聖セバスティアーノ」(16世紀前半)


P2050185
Hans Sebald Beham (Norimberga, 1500- Francoforte, 1550) の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚と聖バルバラ」(1517)


P2050188
オランダの無名画家の「祈る聖母」(16世紀前半)


P2050193
アンヴェルサ流画家(Jan Wellens de Cock?)の「嘆きの聖母」(16世紀第1四半世紀)


P2050195
フランドルの無名画家(Joachim Patinier の領域)の「三聖人(聖ジローラモ、聖ピエトロ、ウンゲリアの聖エリザベッタ)のトリッティコ」


P2050204
Jean Clouet 工房の「フランチェスコ1世・ディ・ヴァロアの肖像」(16世紀第1四半世紀)


P2050207
Frans Pourbus il Giovaneの領域の「アンナ・ボレーナ」(1620‐25)


P2050210
フランドル?の無名画家の「聖母子と聖アンナ」


P2050215
Maestro dell'Adorazione di Anversa の「聖アンブロージョ」(16世紀前半)


P2050217
ライン地方の無名画家の「ユダの接吻」(15世紀後半)、「キリストの埋葬」(15世紀後半)


P2050219
フランドルの無名画家の「荊刑のキリスト」(16世紀前半)


P2050221
フランドルの無名画家の「Rogier van der Weyden 作『聖母子』の複製画」(1570以降)


P2050224
Adam Elsheimer (1578-1610) の「聖母子と聖人たちと信者」(1600‐10c)


P2050227
パオロ・ヴェロネーゼ工房の「四聖人」(1584‐86)


P2050233
ルーカ・モンベッロ(1518c‐1594c)の「聖母子と司教聖人と聖ロッコ」(16世紀中頃)


P2050238
ヴェネトの無名画家の「紳士の肖像」(16世紀中頃)


P2050241
モレット(ブレーシャ、1493c‐1554)の「本を持つ男の肖像」(16世紀前半)
(つづく)

P2040916
パヴィアの無名画家の「聖フラチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ」(15世紀末)


P2040920
ロンバルドの無名画家の「聖母子」(1480c)


P2040923
詳細不明(作品の説明プレートが見当たらず)


P2040925
Maestro d'Arco (フラ・バッティスタ・スパニョーリ通称バッティスタ・モントヴァーノ)?の「シエナの聖ベルナルディーノと聖ジローラモ」


P2040929
Maestro d'Arco の「聖パオロとパドヴァの聖アントニオ」


P2040932
ロンバルド?の無名画家の「祈る女性」(15世紀第3四半世紀)


P2040935
ジャコミーノ・ヴィスマーラ(ローディ、1460‐1505記録)の「キリストの埋葬」(15世紀第4四半世紀)


P2040940
アントネッロ・ダ・メッシーナ(メッシーナ、1457から記録、1479没)の「男の肖像」(15世紀中頃)


P2040946
Hugo van der Goes (Grad, 1440c- Audergem, 1482)の「聖母子」(15世紀)


P2040949
ジョヴァンニ・ベッリーニ(ヴェネツィア、1430c‐1516)の「聖母子」(1455c)


P2040954
アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ(ヴェネツィア、1446c‐1504c)の「聖フランチェスコと洗礼者聖ジョヴァンニ」(1478‐80)


P2040959
ガンドルフィーノ・ダ・ロレートの「マギの礼拝」(1508c)


P2040962
フロリアーノ・フェッラモーラ(ブレーシャで1478から記録、1528没)の「幼きキリストへの崇拝」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2040965
ベルナルディーノ・ファーゾロ(パヴィア、1482c‐ジェノヴァ、1526以降没)の「幼きキリストへの崇拝」(1521)


P2040969
マンテーニャ派画家の「玉座の聖母子と聖人たち」(15世紀末)


P2040973
デフェンデンテ・フェッラーリ(キヴァッソ、1480c‐トリノ、1539)の「磔刑」(1510‐20c)


P2040978
次の部屋です。


P2040980
ジョヴァンニ・ピエトロ・デ・ドナーティとジョヴァンニ・アンブロージョ・デ・ドナーティの「パヴィアのサン・フランチェスコ教会の扉」(16世紀第1四半世紀)


P2040984
ヴィンチェンツォ・フォッパ(ブレーシャ、1427c‐1515c)の「聖母子と聖人たち」
パヴィアの旧サン・トッマーゾ修道院(現在はパヴィア大学の学舎として使用されてます)にあった作品です。


P2040987
パヴィアの無名彫刻家の「磔刑」(1490‐1500c)


P2040991
アンヴェルサの無名画家の「十字架降下」(1550c)


P2040994
ベルゴニョーネ(ミラノ、1481‐1521記録)の「十字架を担ぐキリストとパヴィア修道院の修道士たち」(1491‐97)
パヴィア修道院にあった作品です。


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ロンバルドの無名彫刻家の「受胎告知」(15世紀中頃)


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ジローラモ・モチェット(ムラーノ、1654‐1531)の「アマレチーティの戦い」


P2050007
パヴィアの無名画家の「サン・ラッザーロのトリッティコ」(1491‐1505)
パヴィアのサン・ラッザーロ教会にあった作品です。
この作品の出来から考えると、制作者の名前が残っていそうなものです。


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裾絵


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ヴェネトの無名画家の「聖母子とマグダラのマリアとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(1500‐10c)


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ロンバルドの無名画家(ベルナルディーノ・ベルゴニョーネ?)の「幼きキリストへの崇拝」(1490‐95)


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マッテオ・デッラ・キエーザ(ロサーテ?、1460c‐ローティ、1519)の「幼きキリストへの崇拝」(1500‐10c)


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ロンバルドとピエモンテで活動した無名画家の「ご誕生」(15世紀末‐16世紀初頭)


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ジョヴァンニ・マンスエーティ(ヴェネツィア、1485‐1526記録)の「聖母子と洗礼者聖ジョヴァンニとアレッサンドリアの聖カテリーナと2信者」(15世紀末‐16世紀初頭)


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制作者不詳の「ジョヴァンニ・ベッリーニ作『割礼』の複製画」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2050046
次の部屋です。


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私一人で独占でしたが、悲しむべきことです。


P2050050
パルマの無名画家の「天使」(16世紀前半)


P2050054
コッレッジョ(コッレッジョ、1489‐1534)の「聖家族と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1510c)
これを見ただけでコッレッジョスタイルの作品と分かります。


P2050058
ヴェネトの無名画家の「田舎の演奏会」(16世紀中頃)


P2050061
チーマ・ダ・コネリアーノ(コネリアーノ、1459c‐1517c)の「福音書記者聖ジョヴァンニ」(15世紀末)


P2050064
ベルナルディーノ・パレンツァーノ(パレンツォ、1450c‐パドヴァ、1500?)の「ローマ時代の戦い」(15世紀後半)


P2050069
ラッザーロ・バスティアーニ工房の「永遠なる父とキリストと聖母」(15世紀)


P2050072
ジョヴァンニ・フランチェスコ・カロート(ヴェローナ、1480c‐1555以降没)の「聖母子」(16世紀前半)


P2050076
ヴェネトの無名画家の「聖家族と聖ジョヴァンニーノ」(16世紀前半)
(つづく)

P2040795
絵画館に入りました。


P2040797
絵画館になっている部屋の天井


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広い部屋です。


P2040771
グアリエント・ダルポ(パドヴァ、1338‐1370記録)の「ケルビーノ」(14世紀中頃)


P2040774
グアリエント・ダルポの「キリストの洗礼」(14世紀中頃)


P2040777
ヴェローナの無名画家の「聖マルゲリータ」(14世紀)


P2040780
ヤコポ・デル・カゼンティーノ(フィレンツェ、1297‐1358活動)の「磔刑」(14世紀前半)


P2040783
ヤコポ・デル・カゼンティーノの「聖フィリッポと聖ジャコモ」(14世紀前半)、「聖痕を受ける聖フランチェスコ」(14世紀前半)


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無名画家の「最後の晩餐」(14世紀初め)


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スピネッロ・アレティーノ(アレッツォ、1346c‐1410)の「祈る洗礼者聖ジョヴァンニ」(1380‐90c)


P2040792
ジョッテスキ画家の「聖母子」(14世紀中頃)


P2040796


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部屋の一部


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ジョヴァンニ・ピエトロ・ダ・ピサの「聖アガタ」は修復中でした。


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ヴェネツィアの無名画家の「聖母戴冠のトリッティコ」(14世紀)


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シモーネ・ディ・フィリッポ通称シモーネ・クローチフィッシ(ボローニャ、1355‐1399記録)の「聖母戴冠」


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Maestro di Montefiore Concaに帰属する「磔刑と聖人たちのトリッティコ」(1330‐40c)


P2040820
ピサの無名画家の「ピエタ」(14世紀後半)


P2040822
この作品は修復中でした。


P2040824
ヴェネトの無名画家の「玉座の聖母子」(18世紀末)


P2040826
19世紀初頭に制作されたイコン


P2040830
ミケリーノ・モリナーリ通称ミケリーノ・ダ・ベソッツォ(1388‐1450記録)?の「死せるキリスト」(14世紀末‐15世紀前半)


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フィレンツェの無名画家の「最後の晩餐前のキリスト」(15世紀第2四半世紀)


P2040838
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(ファブリアーノ、1370c‐ローマ、1427)の「聖母子と聖フランチェスコと聖キアーラ」(14世紀末)


P2040842
ミケーレ・ジャンボノ(ヴェネツィア、1390c‐1462)の「ヴェロニカ」(15世紀中頃)


P2040844
ヤコベッロ・ディ・ボノーモ(ヴェネツィア、1375‐1385活動)の「司教座の聖アゴスティーノの2寄進者」(1340c)


P2040850
Maestro di Andriola de Barrachisの「死せるキリスト」(15世紀第4四半世紀)


P2040853
Maestro di Andriola de Barrachisの「玉座の聖母子と2音楽天使と修道女たち」(15世紀第4四半世紀)


P2040858
トスカーナの無名画家の「玉座の聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナとマグダラのマリア」(15世紀中頃)


P2040862
パドヴァの無名画家の「聖ジャコモ・ミノーレと聖フィリッポ」(1440‐50c)


P2040866
ロンバルドの無名画家の「教会博士たち」(1430‐35c)


P2040870
ロンバルドの無名画家の「嘆きの聖母」(1410‐20c)


P2040874
ベルナルディーノ・ゼナレ(トレヴィーリオ、1460c‐ミラノ、1526)の「聖母子とアレッサンドリアの聖カテリーナとマグダラのマリア」(1490‐1500c)


P2040878
パヴィアの無名画家の「聖母子と聖ルチアと聖アポッロニア」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2040881
ジョヴァンニ・アンブロージョ・べヴィラクヮア通称リベラーレ(ミラノ?、1474‐1512記録)の「幼きキリストを崇拝する聖母」(15世紀末‐16世紀初頭)


P2040886
フランチェスコ・ダ・ヴェルツァーテ(ジェノヴァとリグーリアで1465‐1500記録)の「聖ヴィンチェンツォ・フェッレール」(15世紀第4四半世紀)


P2040890
パヴィアの無名画家の「玉座の聖母子」(15世紀後半)


P2040893
ロンバルドの無名画家の「音楽天使、永遠なる父」(15世紀後半)


P2040896
パヴィアの無名画家の「フランチェスコ1世・スフォルツァ」(1490‐1500c)


P2040901
パヴィアの無名画家の「男の肖像のトンド」(1490‐1500c)
以下2点の作品も同じです。


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ロンバルドの無名画家の「寺院からの商人たちの追放」(15世紀末)


P2040913
ロンバルドの無名画家の「マギの礼拝」(15世紀末)
(つづく)



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次の部屋です。


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次の部屋です。


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天井の装飾


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次の部屋です。


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アクセサリーなどが展示されてます。


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小物類


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この先は何故か施錠されていて、先に進めませんでした。
この日、入館者は私一人だったので省エネ?


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考古学部門はこれで終わりでした。


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何処の博物館だった忘れましたが、切符売り場で「何処を見たいのか」と聞かれ、○○と○○と答えると、その場所だけ扉を開けて点灯してくれました。
全部を見たいわけではなかったので、非常に良いシステムと感心しました。


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全体の案内図が目立たない場所にひっそりとありました。博物館の入り口に置かれていると親切でよいと思いましたが、この場所ではね。


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Sezione Romanica e Rinascimentaleが閉まっていました。
ここは見たかったので残念でした。


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最近、閉まっていることが多いのは何故でしょうか?
省エネ?
それにしても入館者が少な過ぎます。


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ルネッタのシノピエ


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フレスコ断片


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一階はこれで終わりのようです。


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二階のPinacotecaに向かいました。


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二階の柱廊です。


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Museo del Risorgimentoも閉まっていました。


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二階からの眺め


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二階で開いていたのはPinacotecaだけでした。


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写真二階の左奥にPinacotecaの入り口があります。


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写真の突き当りの手前が絵画館の入り口になります。


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切符売り場に係員がいただけで、それ以外の場所で係員の姿を見ることはありませんでした。


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次回から絵画館の展示になります。
(つづく)

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一回の次の展示室に向かいました。


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カステッロの回廊天井にフレスコ画の痕跡がありました。


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次は考古学博物館、ロンゴバルド・セッションです。


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上に掲載した写真の展示物の説明板です。(以下同じ)


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僅かに残っているフレスコ画


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入館者を見かけることは滅多にありません。


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次の展示室です。


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展示室天井の装飾


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展示室天井の装飾


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次の展示室です。


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展示室天井の装飾


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P2040712
(つづく)

P2040530
パヴィア修道院へと繋がる広大なヴェルナヴォーラ狩猟公園の南端に当たるこの地に、ミラノの名族ヴィスコンティ家の専制僭主ガレアッツォ2世・ヴィスコンティの命によって、1360年から1366年に建設された城です。


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建築家ベルナルド・ダ・ヴェネツィアが設計したとの説があります。


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1525年、有名なパヴィアの戦いで狩猟公園は戦場となり、1527年のフランス軍の砲撃によって、城は大きな被害を受けてしまいました。


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その後、破壊された城は放置されていましたが、1920年代から1930年代に復元され、パヴィア市の所有になりました。しかし、破壊の程度が大きかった北の部分は復元されませんでした。
第二次世界大戦後、城は市立博物館として整備公開されるようになり、現在に至ってます。


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城の内部や中庭で展示会やコンサートなどが行われています。


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切符売り場は写真右側にあります。


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博物館は、Pinacoteca、Museo Archelogico e Sala Logobarda、Sezioni dei Medioevale e Rinascimentaleなど全部で6つの部門からなってます。


P2040541
ざっと見るだけなら半日で十分ですが、じっくり見ようとすると一日はかかります。自分の興味に合わせて効率よく見て回るのがお勧めです。


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こちらの入り口は図書館と事務室用です。


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建設された当時の城は中庭を囲んでほぼ正方形でしたが、北側の部分がパヴィア戦争によって大きく破壊されてしまい、その後も復元されなかったので、現在はコの字形となってます。


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1527年のフランス軍の砲撃によって大きく破壊され、その後、復元されずに残された城の北側部分です。


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城自体も見る価値があります。


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無造作に遺跡からの発掘物が置かれてます。


P2040548
絵画と彫刻を中心に展示作品の紹介を行っていきましょう。


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先ずSala Mostreです。


P2040554
ジャンピエトリーノ(ミラノで1515‐1540活動)の「この人を見よと聖母」


P2040557
アンブロージョ・べヴィラクヮア(ミラノ、1481‐1512記録)の「カルヴァリオへの途」


P2040560
マルコ・ドッジョーノ(オッジョーノ、1470c‐ミラノ、1524)の「聖家族」(1505c)


P2040565
フランチェスコ・ナポレターノ(ナポリ、1470c‐ヴェネツィア、1501)の「聖母子」(1500c)


P2040569
プセウド・フランチェスコ・ナポレターノ(ミラノで16世紀初めに活動)の「聖母子」
プセウドとは偽という意味です。フランチェスコ・ナポレターノと非常に画風が似ていて、二人の作品帰属に混乱が生じていましたが、その後、いろいろな事由によって、二人の作品の帰属が明確になった場合、プセウドをつけて区別するのです。プセウド・フランチェスコ・ナポレターノとは、フランチェスコ・ナポレターノに似た画風の無名画家と捉えても良いでしょうね。


P2040572
ジャコモ・ライボリーニ(1484c‐1557c)の「聖母子」


P2040575
イル・フランチャまたはジャコモ・フランチャと呼ばれることがあります。


P2040579
フランチェスコ・フランチャ派無名画家の「砂漠の聖ジローラモ」


P2040584
フランチェスコ・フランチャ派無名画家の「聖母子と聖セバスティアーノ」


P2040589
ジュリオ・カンピ(1507‐1573)の「荊刑のキリスト」


P2040592
ジョルジョ・ヴァザーリ工房の「十字架を担ぐキリスト」


P2040596
ジュゼッペ・ダネーディ通称イル・モンタルト(1618‐1688)の「善き天使と悪天使」


P2040601
ヴィットーレ・ゲスランディ通称フラ・ガルガーリオ(1655‐1743)の「若き芸術家」


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ヴィットーレ・ゲスランディ通称フラ・ガルガーリオの「若き画家」


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ベルナルド・ストロッツィ(1581c‐1644)の「キリストの逮捕」


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ジョヴァンニ・パオロ・パニーニの「エジプトへの逃避途中の休息」


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クレモナの無名画家の「ジョヴァンニ・バッティスタ・フルガの肖像」(16世紀末)


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ケルビーノ・コルニエンティ(1816‐1860)の「ヴィンチェンツォ・フルガの肖像」


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レオナルド・バッザーロ(1853‐1937)の「若い女性」


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ルイージ・コンコーニ(1852‐1917)の「若い女性」


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ダニエーレ・ランツォーニ(1843‐1899)の「画家アキッーレ・トッミネッティの肖像」


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ジョヴァンニ・セガンティーニ(1858‐1899)の「果物」


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トランクィッロ・クレモナ(1837‐1878)の「ピルジョルジョ・カルティの肖像」


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フェデリーコ・ファルッフィーニ(1833‐1869)の「自画像」


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ジョヴァンニ・カルノヴァーリ通称イル・ピッチョ(1804‐1873)の「サラマーチェとエルマクロディト」
この部屋の展示はこれで終わりです。


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(つづく)

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昼食が終わり、いよいよ市立美術館です。


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外観の印象とあまりにもかけ離れた聖堂内部に対して、驚きを通り越して呆れてしまいました。元の姿を尊重して、それにできる限り近い形で修復するのが最近のやり方と思っていましたが・・・・・


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北に向かって真っすぐに約7,8分歩けば、市立美術館が置かれているカステッロに出ます。


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ヴィチェンツァのイコンの美術館を思い出させるインテーザ・サンパオロ銀行支店でした。


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イタリアの美術品で「個人所有」とされている中で、最も多いのが銀行所有だそうです。


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ヴィットリア広場


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中心部から少し外れただけで、辺りは落ち着いた雰囲気に変わります。


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ここもパヴィア大学です。


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サン・マッテオ病院だった建物が学舎として使用されてます。


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旧病院の会議室にガウデンツィオ・フェッラーリのフレスコ画があるらしい。


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病院内に設けられた礼拝堂にロンバルディアの画家たちによる作品があるようです。


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見ないで通り過ぎました。これから行く市立美術館の展示作品の多さは半端ではないので、ガツガツする必要がないのです。


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Museo Civicoに行けば、その街の繁栄度が大体分かるというものです。


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カステッロがある交差点に着きました。


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カステッロの周囲は公園になってます。


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ガレアッツォ・ヴィスコンティ2世によって、1360年から1366年にかけて建設されたカステッロです。


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現在、ここはパヴィア市立美術館として公開されてます。


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入館しました。


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この美術館を見るのは大変です。


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城そのものの見学に始まって、考古学部門、絵画部門、個人収集家が集めた絵画等の展示など、その範囲が多岐にわたる上に、展示作品数がとても多いのです。


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市立美術館については、項を改めて詳しく触れることにします。


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写真撮影が解禁されてから初めての入館でした。


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1階の考古学部門の展示


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2階に上りました。


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一回目は写真を撮ることに専念しました。


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写真を撮ることと鑑賞は両立しません。


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全ての展示室にもう一度行って、今度はカメラをカバンの中に入れて鑑賞に専念しました。


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これらの写真は鑑賞専念時のものではありません。


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全てが終わった時、日がすっかり傾いていました。


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参ったなあ、すっかり疲れたよ。


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約6時間、美術館にいました。


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こんなことは何時までも出来ません。


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(おわり)






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次はクリプタです。


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三人の聖人の遺体が安置されてます。


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クリプタの歴史は9‐12世紀に遡ると言われてます。


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中世以前、聖遺物が祭壇の下になければ聖体拝領が出来ないことになっていました。キリスト教の宗教活動の基本中の基本が聖体拝領ですから、各教会は聖遺物を必死で求めたのです。換言すれば、聖遺物がなければ教会自体が存在出来なったのです。
そのような事情から、聖遺物には妙なものや、現実にはありえないもの、果てはでっち上げたものなどが存在したのです。
キリストが十字架に架けられた時に使用された釘が、聖遺物として20本以上あるなんて有り得ない話ですが、それがまかり通るのが宗教なのでしょうね。


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聖人の遺体は聖遺物の最たるものです。それが三体もあるのですから、それだけでこの聖堂の重みを感じることが出来るというわけです。



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9世紀のフレスコ画


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内陣に戻りました。


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13世紀のフレスコ画


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12世紀のフレスコ画


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バルディーノ・ダ・スルソの「聖家族」(1476)


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パヴィアの無名画家の「聖母子と聖シーロ司教」


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アントニオ・マリア・モローゾの「ロザリオの聖母」(1714)


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ジョヴァンニ・サンティの「ピエタ」


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礼拝堂のフレスコ画はパヴィアの画家パオロ・バルボッティによって19世紀に描かれました。


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グリエルモ・カッチャ通称イル・モンカルヴォの「聖母子と聖セバスティアーノと聖ロッコ」(1605)


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ベルナルディーノ・カーニのフレスコ画(16世紀)


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右側廊


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左側廊


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ピエトリ・ダ・プレマの「聖母子と聖アンナ」(17世紀)


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グリエルモ・カッチャの「聖ルチアの殉教」(16世紀)


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詳細不明


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「磔刑」(12世紀)


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ベルナルディーノ・チチェーリ(1650‐1718)の「磔刑」


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パヴィアで必見に教会を一つ挙げるとすれば、ここでしょうね。


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(おわり)


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サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂です。
7世紀のロンゴバルド王国の記録に、この教会の存在が記されていることから、6世紀頃には既に存在していたと推定されてます。
ロンゴバルド王の戴冠式が行われたことでも有名です。


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1004年、最初の建物は火災によって消失してしまいました。
現在の建物は、11世紀に再建され、1117年の地震による大きな被害を受けた箇所をさらに再建して、1155年に完成したロマネスク様式の建物が原型となってます。


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砂岩を使った重厚なファサード


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長い間の風化によって劣化したので、19世紀に大掛かりな修復が行われました。


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19世紀の修復はオリジナルな形を損なわないように工事が行われました。


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中央扉上の装飾


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写真手前のものがオリジナルです。


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向かって左の扉上の装飾


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向かって右の扉が通常開けられます。


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右扉上の装飾は19世紀に修復された箇所です。


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聖堂内部に入りました。


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三廊式、ラテン十字形、ロマネスク様式の内部です。


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19世紀に行われた修復の結果、新しくなった箇所がかなり認められます。


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後陣への立ち入りが禁止されてます。


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中央礼拝堂


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15世紀に描かれた後陣のフレスコ画「聖母戴冠」


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祭壇


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祭壇前飾りの箇所に描かれたフレスコ画


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クリプタが見えます。


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レーニョ・ディ・ジャコモとジョヴァンニ・アンジェロ・デル・マイーのの作品(15世紀)


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床のモザイク


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(つづく)



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サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂です。


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ロンゴバルド王の戴冠式が行われた歴史ある教会です。


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見どころが多い教会です。


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この聖堂については、後程、古寺巡礼で詳しく取り上げる予定です。


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クリプタ


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Casa della Canonica


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次はドゥオーモです。


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パヴィアに来たからには、ドゥオーモの前にサン・トッマーゾ教会に寄り道しないといけません。


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サン・トッマーゾ教会修道院は、すでに宗教活動を停止しています。サン・ミケーレ・マッジョーレ聖堂のすぐ近くにあります。


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この道の突き当りが教会です。


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修道院だった建物です。


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旧サン・トッマーゾ教会の後陣


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ファサード側に回ります。


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旧サン・トッマーゾ教会修道院はパヴィア大学の学舎として使用されてます。


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ヴィンチェンツォ・フォッパの作品がサン・トッマーゾ教会の祭壇を飾っていましたが、現在はカステッロのMuseo Civicoで展示されてます。


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教会修道院だった建物を使用しているイタリアの大学が多いですね。


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学生がいました。当然ですね。


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大学とともに発展したパヴィアです。


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パヴィア大学の偏差値は?


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こちらも修道院だった建物です。


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MITと比べて上? 下?


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ドゥオーモに向かいました。


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2012年、修復工事によって長らく閉鎖されていたドゥオーモが漸く工事終了したとの報道を知り、パヴィアに来たのですが、工事終了したものの奉献式前には一般非公開だったのです。


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工事終了後のドゥオーモを拝観するのは、この日が初めてでした。


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ドゥオーモのクーポラ


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ヴィットリア広場


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12世紀に建設されたブロレット


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ここで一休みしました。


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ファサード側に回ります。


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重厚なファサード


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中に入ってびっくり仰天!!


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何かも新しくなって、明るい堂内です。


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修復前と同じなのは祭壇を飾る祭壇画くらい?


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ドゥオーモについては、後で古寺巡礼で詳しく取り上げます。


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外観と全然合わない内部と思います。


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青空市が開催されていたドゥオーモ広場


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Museo Civicoで相当時間がかかりそうだったので、少し早かったけれど昼食を食べることにしました。


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(つづく)



パヴィアは、人口72,636人(2016年11月30日現在)のロンバルディア州パヴィア県の県都です。
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この日、ミラノ中央駅発アレッサンドリア行きの普通列車でパヴィアに向かいました。


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乗車約30分でパヴィア駅に到着しました。


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ミラノから近いので、ミラノからの日帰り遠足で十分ですが、見どころが多いのでじっくり見るためには泊まった方が良いと思います。


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ミラノ・コレクション開催期間中のミラノのホテル料金が馬鹿高くなるので、それを避ける意味もあってパヴィアに泊まることにしたのです。


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この日のお宿は駅から100mくらいのここです。
午前9時とチェックインには早過ぎる時間でしたが、前夜に空室があったようで、部屋に入室可能と言われました。しかし、荷物を預けただけで先を急ぎました。
市立美術館の展示作品の多さに対応する必要があるからです。


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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通り


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ミネルヴァ広場


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広場の中心に立つミネルヴァ像


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ミネルヴァ広場がチェントロの入り口です。


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学校だったと思います。


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ティチーノ川方向に向かいました。
大体の予定は、サン・テオドーロ教会、コぺルト橋、サン・ミケーレ教会、ドゥオーモ、昼食、カステッロ(市立美術館)、サン・ピエトロ教会を巡ることでした。修道院はパス


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先ず、サン・テオドーロ教会に行きました。


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サンタゴスティーノ教会です。
この教会は何時も閉まっているので拝観したことがありません。
大きな教会は別として、中小の教会では専任の聖職者がいることは稀です。一人の聖職者がいくつかの教会を兼任していることが多く、普段開かない教会が多くなるそうです。


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川に向かっているので、道は緩やかな下り坂になってます。


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ベルナルディーノ通りから左折してサンタ・マリゲリータ通りに入ります。


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サンタ・マルゲリータ通り


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4年振りのパヴィアなので、道を覚えているのか少々不安でしたが、全く大丈夫でした。


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あのフレスコ画も覚えていました。


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今のところ、認知症とは全く無縁です。これから、どうなるか分かりませんが。


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建物下をくぐると、Via Porta Pertusiと通りの名称が変わります。


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この建物の左手に進むとサン・テオドーロ教会があります。


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感だけを頼りにここまで来ましたが、間違っていませんでした。


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サン・テオドーロ教会の後陣です。


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古い歴史があるロマネスク様式の教会です。


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創建時は聖アグネスに奉献する教会でしたが、ティチーノ川で漁をする人々や船で生活する人々から信仰を集めたので、漁業の守護聖人である聖テオドーロに献ずる教会に改められ、それと同時に教会の名称も変更されたそうです。


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この教会については、古寺巡礼で改めて詳しく触れる予定です。


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美術ファンにとっては見逃せません。


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見どころが沢山あります。


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17世紀に建設されたCasa Sfondriniです。


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中庭を囲む柱廊の壁に描かれたフレスコ画が見たかったのですが、中庭に出る扉が施錠されていました。


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川に向かいました。


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川は教会のすぐ傍にあります。


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少し遠回りしてコぺルト橋に直接行くことにしました。


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右に進み、次の交差点を左に折れると橋に出ます。


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左手正面が橋です。


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コぺルト橋です。


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橋を渡りました。


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橋の上から見た上流方向


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下流方向


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橋の写真を撮るために川沿いの遊歩道を歩きました。


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この場所に最初に橋を架けられたのはアウグストクス帝時代のことでした。


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屋根付きの橋となったのは14世紀でした。


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14世紀の橋は、途中何度か修復されたものの、20世紀まで健在でしたが、1944年9月の連合国の爆撃によって崩落してしまいました。
現在の橋は、14世紀のオリジナルの設計図を基に戦後の1449年から1951年に再建されたものです。


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橋の見学は終わりです。


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Corso Strada Nuova


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この道を真っすぐ進むとCastello Visconteoに出ます。


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次はサン・ミケーレ教会です。


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(つづく)

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