イタリア芸術を楽しむ

イタリアの魅力を味わい尽くすには、一生に何度旅をすれば足りるだろう。芸術の宝庫にして、歴史の生きた証であるイタリア。 惹き付けて止まない絵画、彫刻、歴史的建造物、オペラなど、芸術の宝庫であるイタリアを楽しむブログです。 記事は一日に一つアップしています。記事の見方ですが、例えば「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その4)」は2017年10月20日にアップしました。各記事にカレンダーが表示されてますが、カレンダー上の2017年10月21日をクリックして頂ければ「ボルゲーゼ美術館の展示作品(その5)」になります。(その3)は2017年10月20日となります。 BY:シニョレッリ

カテゴリ:美術館 > グロッセート、マレンマ博物館

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シエナの無名画家の「玉座の聖母子」(14世紀末)


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ヴェッキエッタ工房の「聖アンドレア」(15世紀)


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ピエトロ・ディ・ドメニコ(シエナ、1457‐1502)の「ピエタのキリストと2聖人」


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アンドレア・ディ・ニッコロ(シエナ、1440‐1514c)の「ピエタのキリスト」(15世紀末)


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フィレンツェ派無名画家の「聖母子と聖オノフリオ」(15世紀後半)


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フィレンツェ派無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」(15世紀)


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トスカーナの無名画家の「聖母子とシエナの聖カテリーナとアレッサンドリアの聖カテリーナ」(16世紀初め)


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チゴリの「ピエタ」(1599c)


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ジローラモ・ディ・べンヴェヌート(シエナ、1470‐1524)の「聖母子と聖ジローラモとシエナの聖ベルナルディーノ」(16世紀初め)


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ネロッチョ・ディ・バルトロメオ・ランディ工房の「聖母子とマグダラのマリアと聖ジローラモ」(15世紀末)


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サセッタ(シエナ、1423‐1450記録)の「聖母子」(1440‐50c)


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硝子板に反射するので別方向から撮ってみました。


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サーノ・ディ・ピエトロ(シエナ、1406‐1481)と工房の「聖母子」(15世紀後半)


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シエナの無名彫刻家の「聖フランチェスコ」(16世紀)


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トスカーナの無名彫刻家の「聖フランチェスコ」(16‐17世紀)


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バルトロメオ・ネローニ(シエナ、1505‐1571)の「ピエタ」
この作品を含めて四部作になってます。以下3点もバルトロメオの作品です。


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「聖ゲラルド」


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「祈る聖母」


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「聖フランチェスコ」


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17世紀の無名画家の「アンドレア・デル・サルト作『聖家族』のコピー画」


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16世紀のトスカーナの無名画家の「聖母子とシエナの聖カテリーナと聖ルチア」


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セバスティアーノ・フェッリ工房の「聖母子ととアレッサンドリアの聖カテリーナと聖カルロ・ボッロメオ」(17世紀前半)


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ジョヴァン・バッティスタ・パッジ(ジェノヴァ、1554‐1627)の「アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚」


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シエナの無名画家の「斬首された洗礼者聖ジョヴァンニの首」(17世紀末‐18世紀初め)
この作品を含めて四連画となってます。以下3点の写真も同じ画家の作品です。


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「砂漠の洗礼者聖ジョヴァンニ」


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「ピエタのキリスト」


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「聖母と四信者」


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17世紀の無名画家の「チゴリ作『聖ステファノの殉教』のコピー画」


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ジャチント・ジミニャーノ(ピストイア、1606‐ローマ、1681)の「カルミネの聖母と聖人たち」(1648)


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シエナの無名画家の「フランチェスコ・ヴァンニ作『シエナの聖カテリーナ』のコピー画」(17世紀)
以下3点も同じ画家によるフランチェスコ・ヴァンニ作品の複製画です。


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「大天使聖ミケーレ」


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「ピエタのキリスト」


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「聖母被昇天と二信者」


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シエナの無名画家の「ジャコッベを祝福するイサク」(17世紀末)


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制作者不明の「磔刑」(18世紀)


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小作品が数点あります。


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ジョヴァンニ・アントニオ・マッツォーリ(シエナ、1639‐1714)の「キリストの復活」(1692)


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トッマーゾ・レーディ(シエナ、1602‐1657)の「父なる神」(1648‐49)


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バルトロメオ・マッツォーリ(シエナ、1674‐1748)の「天使」(1708‐09)


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ジョヴァンニ・アントニオ・マッツォーリの「ケルビーニ」(1708‐09)


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法衣


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聖具類


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彩色楽譜


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考古学部門展示が混在しています。


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ライオン像は教会にあったものでしょう。


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場違いのような展示物です。


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アントニオ・サルヴェッティ(コッレ・ディ・ヴァル・デルザ、1854‐1931)の「アントニオ・カンペッリの肖像」
アントニオ・カンペッリはこの博物館の館長です。


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制作者不明の「聖母子」(15‐16世紀)


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ロレンツォ・ディ・クリストファノ・ルスティーチ(シエナ、1596‐1638)の「磔刑」(1627)


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中々見応えがありました。


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(おわり)



P1050681グロッセートは、人口82,269人(2016年9月30日現在)のトスカーナ州グロッセート県の県都です。トスカーナ州南部とラツィオ州北西部の、いわゆるマレンマ地方の中心都市です。


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グロッセートのチェントロにあるサン・フランチェスコ教会です。


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サン・フランチェスコ教会の鐘楼と後陣です。写真右手前に写っている建物に博物館があります。


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神学校だった建物です。


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この建物が博物館です。


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簡単にマレンマ博物館と書きましたが、正式名称は御覧の通りです。マレンマ博物館の芸術部門と教区博物館は一体化して展示されています。


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紙に記されて開館時間が表示されてますが、このような場合、要注意です。紙にタイプしたものは、変更が簡単ですから。


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博物館が面している広場にある像は、13世紀の散文作家アンドレア・ダ・グロッセートのものです。


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入館しました。


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最初は考古学部門です。


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ヴォルテッラからキウージまでの遺跡からの発掘物が展示されてます。


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エトルリアの遺跡から発掘物が古いものからほぼ年代順に新しいものへと展示されてます。


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各地の博物館の考古学部門を見ているうちに、説明文を見なくても大体分かるようになってきました。


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彫刻断片


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エトルリア時代の壺


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エトルリア関係の紹介はこの辺で終わりにします。


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次はローマ時代のものです。


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ローマ時代のものも、古いものからほぼ年代順に展示されています。
誰の頭像か、特定されてません。(紀元前4世紀)


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ローマ時代の頭像(紀元前1世紀)


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特定されていない頭像


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誰なのか、特定されていません。(紀元前1世紀)


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ゲルマニクス?像(20‐50c)


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紀元前1世紀


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ローマ時代の住居


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古代ローマ時代と言っても、約800年の長さです。


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この博物館の考古学部門は非常に充実しています。


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絵画・彫刻部門の作品紹介に移ります。


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アレッサンドロ・カソラーリ(メンサーノ、1552‐シエナ、1606)の「磔刑」(1583)


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アストルフォ・ペトラッツィ(シエナ、1580‐1653)の「光悦の聖ジローラモ」


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17世紀の無名画家の「祈るキリスト」


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ベルナルディーノ・メイ(シエナ、1612‐ローマ、1676)の「聖チェチリア」


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16世紀末の無名画家の「この人を見よ」


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17世紀の無名画家の「悔悛の聖ジローラモ」


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17世紀の無名画家の「ドメニコ・ベッカフーミ作『悔悛の聖ジローラモ』のコピー画」


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左右の制作者が異なります。
向かって左は、Maestro dell'Osservanzaの「聖ジローラモ」(1450‐60c)
向かって右は、サーノ・ディ・ピエトロの「聖アントニオ・アバーテ」


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サンティ・ディ・ティートの「聖母子と聖エリザベッタと聖ジョヴァンニーノ」(1601)


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19世紀の無名画家の「聖ロレンツォ」


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ルイージ・カルツィ(ピストイア、1638‐ローマ、1721)の「聖ピオ5世」(1712)


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17世紀後半のシエナの無名画家の「キリストの鞭打ち」


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18世紀の無名画家の「羊飼いの礼拝」


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18世紀のボローニャ派無名画家の「アガルとイシマエル」


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18世紀のボローニャ派無名画家の「井戸のレベッカ」


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シエナの無名画家の「聖母子」(16世紀)


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17‐18世紀の無名画家の「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」


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17‐18世紀の無名画家の「マギの礼拝」


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16世紀の無名彫刻家の「受胎告知を受ける聖母」


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グイド・ダ・シエナと工房の「最後の審判」(13世紀)


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ウゴリーノ・ダ・ネーリオの「大天使聖ミケーレ」(14世紀)


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バルトロメオ・ブルガリーニ(シエナ、1337‐1378記録)の「玉座の聖母子」(1370c)


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シエナの無名画家の「磔刑」(14世紀前半)


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シモーネ・マルティーニ工房の「聖母子」(14世紀前半)


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シエナ派無名画家の「聖母子」(14世紀末‐15世紀初め)


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ジョヴァンニ・ディ・二コラに帰属する「聖母子」(14世紀)


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シエナの無名彫刻家の「磔刑」(15世紀初め)
(つづく)


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